ペンギン・ハイウェイ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ペンギン・ハイウェイの評価:

4.10/5点 レビュー 225件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全444件 401〜420 21/23ページ
No.44
(4pt)

新境地?森見ワールド健在!

「夜は短し〜」からはじまって,作者の作品は大方読んでいる。
京都×ヘタレ(けなし言葉に非ず,親しみを込めて呼んでいる)にさんざん浸った後で,
最新作の本作に辿り着いた。帯に「新境地を開く最新長編」とある。
確かに京都を舞台にヘタレが登場する旧来の作風とは一線を画す,新しい内容だ。
だいいち,京都(または関西圏)ではない。
かつ,どうしようもないヘタレも登場しない。
難解な言い回しも登場しない。
とにかく,主人公の少年に行動力があり,常人の動作を逸脱していないという点で,新しい。
描き出される主人公のほのかな恋心が,粘着質でないのが新しい。
しかし,一方で,氏の独特の世界(森見ワールド)は,少しすました顔をして,
おしゃれな衣装をまとって,確かに本作にも登場しているのだ。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.43
(2pt)

なんだかなぁ

この人の作品を読むと、なぜか「鴨川ホルモー」の万城目氏などを思い浮かべてしまう。
よく考えてみると、両者とも異次元や動物などをメインに持ってきながら、どこにも寓意性や必然性などが感じられないのだ。
『吾輩は猫である』と比べるのは夏目漱石に失礼かも知れないが、
ああいった面白さやシニカルなものもなく、読者の対象は実は子供ではないのかとさえ思えてしまう。

さらには小学生とも思えないような大人の思考や文章で書かれていて、
こう言った点でも「アルジャーノンに花束を」みたいに優れた創作とは思えない。

もちろん子供らしい視点もないことはないが、それをメインで愉しめるものではなく、
かといってSFを十二分に堪能するといった作品でもなく、どこか半 端な冗長文章で構成されたいかにも現代小説か。
ついでながら、表紙のよさと中身とは関係がないと思うのだが。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.42
(2pt)

虚構なら虚構なりの読ませ方があるのではないか!

小説は、フィクション、あるいは虚構の世界だということは十分分かって読んでいる。その作品の論理や範疇に従って、「そのつもり」で読むのだ。 そういう意味で言えば、本書は作品の持つ世界観があいまいで、どうも納得がいかない。 ペンギンを生み出す「お姉さん」と、そのペンギンや身の回りで起こるさまざまなことを研究しまくる「ぼく」。本書にペンギンや変な生き物(シロナガスクジラに似ていて人の手足の生えた犬みたいなの)、光を曲げたり時空間をゆがめたりする球体「海」が出てくる必然がどこにあるのか? その謎が作品のロジックで解明されて、納得できるのであれば何の問題がないのだが、この尻切れトンボのような結末では、なぁーんだ!単なる思いつきで書いた本かよ〜と思ってしまう。 ファンタジーとも言えない。 森見のこの試みは失敗だったのではないかとおもう。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.41
(2pt)

虚構なら虚構なりの読ませ方があるのではないか!

小説は、フィクション、あるいは虚構の世界だということは十分分かって読んでいる。その作品の論理や範疇に従って、「そのつもり」で読むのだ。 そういう意味で言えば、本書は作品の持つ世界観があいまいで、どうも納得がいかない。 ペンギンを生み出す「お姉さん」と、そのペンギンや身の回りで起こるさまざまなことを研究しまくる「ぼく」。本書にペンギンや変な生き物(シロナガスクジラに似ていて人の手足の生えた犬みたいなの)、光を曲げたり時空間をゆがめたりする球体「海」が出てくる必然がどこにあるのか? その謎が作品のロジックで解明されて、納得できるのであれば何の問題がないのだが、この尻切れトンボのような結末では、なぁーんだ!単なる思いつきで書いた本かよ〜と思ってしまう。 ファンタジーとも言えない。 森見のこの試みは失敗だったのではないかとおもう。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.40
(3pt)

僕にとっては時間を作ってまで読みたいカテゴリーではなく

「夜よ短し歩けよ乙女」以来、2冊目の森見作品。表紙ジャケ買いした。
ファンタジー、お伽噺。
しかも、何かを暗示しているわけでもなく、イメージしているわけでもなく。
純粋に文学、物語としてのおもしろさを描こうとしたものだが
う〜〜ん、何というのか
僕には、今読みたいスタイルじゃないなあと。
作り話として、楽しく読むことはできたのだけど
それ以上ではなかった。
時間を作ってまで、読みたいカテゴリー、スタイルではなかった感じです。
こういうのは、こういうので
ありだとは思うんだけど。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.39
(3pt)

僕にとっては時間を作ってまで読みたいカテゴリーではなく

「夜よ短し歩けよ乙女」以来、2冊目の森見作品。表紙ジャケ買いした。
ファンタジー、お伽噺。
しかも、何かを暗示しているわけでもなく、イメージしているわけでもなく。
純粋に文学、物語としてのおもしろさを描こうとしたものだが
う〜〜ん、何というのか
僕には、今読みたいスタイルじゃないなあと。
作り話として、楽しく読むことはできたのだけど
それ以上ではなかった。
時間を作ってまで、読みたいカテゴリー、スタイルではなかった感じです。
こういうのは、こういうので
ありだとは思うんだけど。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.38
(4pt)

森見流児童文学?

森見さんは好きでずっと読んでいるのですが、実は正直、京都&さえない大学生、という設定には少し飽きてきてました。

今回の主人公は少年で、舞台も新興住宅地といった感じで、いつもと違う設定となっています。設定は違っても、特有の語り口、風変わりな事件など、彼の世界観は十分に出ています。

森見さんは好きだけど、いつも同じ話に見えてしまうと思っている方には、特におすすめです。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.37
(4pt)

森見流児童文学?

森見さんは好きでずっと読んでいるのですが、実は正直、京都&さえない大学生、という設定には少し飽きてきてました。

今回の主人公は少年で、舞台も新興住宅地といった感じで、いつもと違う設定となっています。設定は違っても、特有の語り口、風変わりな事件など、彼の世界観は十分に出ています。

森見さんは好きだけど、いつも同じ話に見えてしまうと思っている方には、特におすすめです。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.36
(5pt)

女性は謎である

街に突如出没するペンギン。
主人公の少年の心を占めるのは、
毎日、父の帰りを待つ間の子守役をしてくれるお姉さん。
不思議な現象に次々と遭遇する少年は、
これにはお姉さんが関係しているのではないかと疑い始めます。
そのお姉さんが少年に語りかけます。
「私という謎を解いてごらん」と。

かのジクムント・フロイト曰く
”「女性」は「男性」にとっての謎である。
「男性」は謎を解こうとする知性であり、
「女性」にとっては自身が謎そのものである。”
たぶん、もりみーもこう言いたかったのではないかしら...

とてもさわやかな読後感に脱帽です。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.35
(5pt)

女性は謎である

街に突如出没するペンギン。
主人公の少年の心を占めるのは、
毎日、父の帰りを待つ間の子守役をしてくれるお姉さん。
不思議な現象に次々と遭遇する少年は、
これにはお姉さんが関係しているのではないかと疑い始めます。
そのお姉さんが少年に語りかけます。
「私という謎を解いてごらん」と。

かのジクムント・フロイト曰く
”「女性」は「男性」にとっての謎である。
「男性」は謎を解こうとする知性であり、
「女性」にとっては自身が謎そのものである。”
たぶん、もりみーもこう言いたかったのではないかしら...

とてもさわやかな読後感に脱帽です。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.34
(5pt)

「すてきな物語」を読みたい人に。泣きたくなるほどきれいな夜明けを見たい人に。

どこかで読んだ短い書評だけを頼りに読んでみた。

素直に、とてもおもしろい物語だった。

小説とは物語であり、物語とは現実ではないからこそ、おもしろい。

でも、何もかも現実から離れてしまうと、理解するとっかかりがなくなってしまうから、小説家は何かを現実のアンカー(いかり=接続部)にして、物語を進める。

郊外の街並みであったり、かわいいペンギンであったり、甘いものを食べ過ぎると虫歯になって歯医者のおねえさんに指を口に突っ込まれたり。

でも、リアルなアンカーは、やがて存在感が揺らいでいき、現実の中に物語が進入してきて、読むものを楽しませる。

そんな、物語を読む楽しさがたっぷりつまったこの本は、夏の夜中に読んで、暑くなりそうな1日がはじまる明け方に読み終わるのが最高かも。

アマゾンの書評にもいろいろな観点からの指摘があるけれど、僕は少年時代に戻っておねいさんに鯉をしてしまいたくなった。(by paco@<おとなの社会科>)
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.33
(5pt)

「すてきな物語」を読みたい人に。泣きたくなるほどきれいな夜明けを見たい人に。

どこかで読んだ短い書評だけを頼りに読んでみた。

素直に、とてもおもしろい物語だった。

小説とは物語であり、物語とは現実ではないからこそ、おもしろい。

でも、何もかも現実から離れてしまうと、理解するとっかかりがなくなってしまうから、小説家は何かを現実のアンカー(いかり=接続部)にして、物語を進める。

郊外の街並みであったり、かわいいペンギンであったり、甘いものを食べ過ぎると虫歯になって歯医者のおねえさんに指を口に突っ込まれたり。

でも、リアルなアンカーは、やがて存在感が揺らいでいき、現実の中に物語が進入してきて、読むものを楽しませる。

そんな、物語を読む楽しさがたっぷりつまったこの本は、夏の夜中に読んで、暑くなりそうな1日がはじまる明け方に読み終わるのが最高かも。

アマゾンの書評にもいろいろな観点からの指摘があるけれど、僕は少年時代に戻っておねいさんに鯉をしてしまいたくなった。(by paco@<おとなの社会科>)
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.32
(5pt)

ビリッときました。

10年ぶりにビリッと私の琴線に触れる作品に出会いました。
森見さんの作品は他のも読んでいましたが…これが一番好きです。ジュブナイルもの、児童文学って感じです。
キャラも素晴らしいし、私にとって非の打ち所の無い作品です。
私はあるアニメとすごくイメージかぶりました。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.31
(5pt)

ビリッときました。

10年ぶりにビリッと私の琴線に触れる作品に出会いました。
森見さんの作品は他のも読んでいましたが…これが一番好きです。ジュブナイルもの、児童文学って感じです。
キャラも素晴らしいし、私にとって非の打ち所の無い作品です。
私はあるアニメとすごくイメージかぶりました。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.30
(3pt)

デジャブー

話としては面白かったのですが、ちょっと翻訳調な文体で、昔読んだ村上春樹やポール・オースターを強烈に思い出しました。もう少し新鮮味のある話が読みたかったというか、あまりワクワクはしませんでした。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.29
(3pt)

デジャブー

話としては面白かったのですが、ちょっと翻訳調な文体で、昔読んだ村上春樹やポール・オースターを強烈に思い出しました。もう少し新鮮味のある話が読みたかったというか、あまりワクワクはしませんでした。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.28
(4pt)

今までの作品とはかなり毛色が異なるけど、とても心温まるファンタジーでした

ファンタジーはファンタジーなんだけど、今までの彼の作品とはかなり毛色が異なる作品。
今までは、京都を舞台にした大学生を主人公としたものが多かったが、今回は、小学生の男子が主人公。こまっしゃくれた少年なんだけど、どこか憎めなくて、彼が、歯科医院に勤めるお姉さんが生み出すペンギンの謎を解き明かしていく。森見氏らしいユーモアは満載なんだけど、以前のハチャメチャぶりは影を潜めていて、昔からのファンはちょっと物足りないかもしれない。
でも、こういう落ち着いたのもいいかもしれない。探究心旺盛な少年と彼の友人たちがペンギンや不思議な「海」という現象の謎を解き明かそうと、さまざまな冒険を繰り返していく様子は、冒険を夢見ていた少年時代を思い起こさせ、とても温かい気持ちになる。ラストはちょっと切ないけど、それもまた少年物としてはいい。とても気持ちのいい読後感のある小説だった。
いろいろなジャンルにチャレンジしようとしている彼の姿勢は評価すべきだ。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.27
(5pt)

夏休みの読書感想文でもいけるかもしれない。

森見さんといえば「童貞文学」というイメージでしたが、
今作は帯にもあるとおり「新境地」と言えるでしょう。

森見さんもインタヴューでお話されてましたが、
「恋文の技術」に登場した、主人公が家庭教師をしている
「見込みのある少年」のイメージを膨らませた感じのお話です。

今までの主な読者ターゲットは大学生、だったと思いますが、
今作はさらにヤングアダルト層も楽しんで読める仕上がりです。
クラスに君臨する「ジャイアン」的いじめっ子への立ち向かい方も実に爽快。

小学生のくせに迷いが無く、向上心のかたまり、おっぱい大好きな主人公に
ヤングアダルト世代はきっと勇気付けられるはず!!

そして「ファンタジーノベル大賞」受賞者の名に恥じず
ファンタジー小説としても成功しています。

けっこう分厚い本だったけど、一気読み!!
☆5つです!
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.26
(4pt)

今までの作品とはかなり毛色が異なるけど、とても心温まるファンタジーでした

ファンタジーはファンタジーなんだけど、今までの彼の作品とはかなり毛色が異なる作品。
今までは、京都を舞台にした大学生を主人公としたものが多かったが、今回は、小学生の男子が主人公。こまっしゃくれた少年なんだけど、どこか憎めなくて、彼が、歯科医院に勤めるお姉さんが生み出すペンギンの謎を解き明かしていく。森見氏らしいユーモアは満載なんだけど、以前のハチャメチャぶりは影を潜めていて、昔からのファンはちょっと物足りないかもしれない。
でも、こういう落ち着いたのもいいかもしれない。探究心旺盛な少年と彼の友人たちがペンギンや不思議な「海」という現象の謎を解き明かそうと、さまざまな冒険を繰り返していく様子は、冒険を夢見ていた少年時代を思い起こさせ、とても温かい気持ちになる。ラストはちょっと切ないけど、それもまた少年物としてはいい。とても気持ちのいい読後感のある小説だった。
いろいろなジャンルにチャレンジしようとしている彼の姿勢は評価すべきだ。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.25
(5pt)

夏休みの読書感想文でもいけるかもしれない。

森見さんといえば「童貞文学」というイメージでしたが、
今作は帯にもあるとおり「新境地」と言えるでしょう。

森見さんもインタヴューでお話されてましたが、
「恋文の技術」に登場した、主人公が家庭教師をしている
「見込みのある少年」のイメージを膨らませた感じのお話です。

今までの主な読者ターゲットは大学生、だったと思いますが、
今作はさらにヤングアダルト層も楽しんで読める仕上がりです。
クラスに君臨する「ジャイアン」的いじめっ子への立ち向かい方も実に爽快。

小学生のくせに迷いが無く、向上心のかたまり、おっぱい大好きな主人公に
ヤングアダルト世代はきっと勇気付けられるはず!!

そして「ファンタジーノベル大賞」受賞者の名に恥じず
ファンタジー小説としても成功しています。

けっこう分厚い本だったけど、一気読み!!
☆5つです!
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612