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フリーター、家を買う。
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フリーター、家を買う。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 21~40 2/5ページ
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中・高生が読めば、仕事や社会についての勉強にもなるし、履歴書や面接の参考にもなるかもしれません。フリーターがどうやって家を買うのかと思いましたが、やはりね・・・。それなりに面白く読みましたが、一通り人生経験を積んでしまった方にはちょっと物足りないかも知れません。私も積んでしまったもので・・・☆四つ。 | ||||
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ドラマは観てない上での感想です。 普段、何気なく働いて、救給料頂いてっていうサイクルに慣れがちですが、働く目的や意味を再認識させてくれる話でした。 後半はほっこりする場面もあり、読んでよかったと思える一冊です。 | ||||
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著者の作品を初めて読みましたが、読みやすい本でした。 フリーターのサクセスストーリーです。 一皮も二皮も剥けてデキる会社員になっていく様を傍で感じることができて楽しかったです。 最後にちょっとした浮いた話も出てきて、最初の頃の主人公からは想像できないくらいの成長っぷり。 まさに地獄からの這い上がり、といった感じで読後の印象はとてもよかったです。 母親の鬱病、偏屈な父親の描写が苦しく感じる時もありましたが、 それがあったからこそうまくいった時の喜びが大きく、読み手もうれしく感じるのではないかと思います。 個人的に一番ヒットしたセリフは、作業長の「ワープロとテプラならあるぞ」でした。 テプラ、現場じゃ大切ですよね。 3時間くらいあれば読み終えられるので、少し長めの映画を見るくらいの軽い気持ちでどうぞ。 ☆4つです。 | ||||
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謎の人物有川さんの作品。 自衛隊ものから、ラブコメ、おっさん、部活動。 そのレパートリーの広さたるや、只者ではありません。 この作品。すでにドラマ化されており、また有川さんかあ。と、結構 人気があるのにもかかわらず、食わず嫌いをしておりました。 とある今どきの若者。 中堅私立大学文系卒業。就職はしたものの長続きせず、フリーター。 父親は国立理系から一軒家を安く借りられるほどの企業の経理担当。 お姉さんが一人。嫁ぎ先は名古屋の病院経営をする若手医師。そんな 絵にかいたような家庭の、お母さん。 絵に描いたような家族ドラマ。父親のワンマンさ、古臭さ。そして母親の 苦悩。発病。 一念発起する若者の闘い。それは、一体どんなものか。 確かに、突込みが甘い作品があるのは確かです。県庁とか、おっさん なんかは、明らかに突込みが足りないし、落としどころがちょっとね。と 思います。 しかし、時折見せる阪急電車なんかでの感性の豊かさ、表現力。植物 図鑑のほっこり感。 この作品、私の意表をついて、思わぬ拾い物。 こんなしっかりした若者を描いてくれるとは。自分がしっかりすれば、 父親も光りだす。母親も改善する。新しい家はどんなもの? 100点。 自分も一人の良からぬ若者であることを差し置いて、こんなに心動かされる 自分にむしろマイナス20点。 飽きもせず、最後のラブコメがちょっと邪魔かな。でも良好。 こんな風にならなきゃいかんねん。 | ||||
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さすが有川浩という感じで一気に読みました。気持ちよく泣けました! | ||||
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たかが小説、されど小説。ドラッカーを題材にした女子マネージャ^ー本や漫画が流行りましたけど、この本も単なるご都合主義の小説と考えるか、就職するとは何か?家族を守るとは何か?を知るための基礎的な教科書と見るかで評価が変わるような気がします。 『従業員数100人以下、月収16万~20万:ただし正社員採用。昇給ほかその他の手当付き』が実は恵まれた契約内容だとか馬鹿にしていた職種すら採用されない厳しさ(甘さ)とかを身につまされる内容で読み手に訴えてきます。 働くということに挫折し、甘えきっていた主人公が成長していく課程で、面接される側と面接する側の両方の視点が書かれています。私はこの部分は好きで何度も読み返しますが、もし私が今の会社をリストラされたりして就職活動することになれば改めて読み直そうと思います。 親に甘えきっていた時期を過ごした経験がある方なら一度読まれることをオススメします。感動します。自分も頑張ろうと思えるはずです。 | ||||
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「フリーター、家を買う。」のドラマは好きで毎週見ていたので、 原作読んでも今更かな?と思いましたが、読んでみたら、ドラマの方は 前半部分をだいぶふくらませたものだということがわかりました。 あの名台詞も名シーンも原作には出てこないのでびっくり。 とはいえ、こちらも面白かったです。 主人公が前半本当にダメ人間。実家でゲームばっかりして 「うるせぇ、俺のメシ早く持ってこいよ!」と怒鳴るような奴。 主人公の親父も「うつ病なんて甘えだろうが!」と怒鳴るような奴。 げげーっ最悪だー!お母さんうつ病にもなるわー! というような家庭環境から、主人公が一念発起して就職する前半までは 本当に面白かったです。 ところが一転後半は、主人公が急に 正しい敬語ではきはきと要点を押さえた会話を上司とかわし、 社内インフラを整え、倉庫整理をこなし、有用な部下を雇い、 その部下とキスして「今のノーカン!」と言いだします。 なんじゃこの展開!てかこいつ誰? お母さんどこ行った? 極めつけは、もう一人の部下サイドから見た二人の恋物語。 「なんて重い言葉を交わすんだろう」「太刀打ちできないやり取り」 とか、急に恋を神格化しだしてくるこの展開何?キモ・・・ とか思っちゃいました。 そー考えるとやはり前半だけでドラマを終えた脚本化は 英断だったと思います。 | ||||
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息子の読後感想文用に購入しました。 日頃、本を読まない息子は、 以前テレビ放映があったため、 原作と少し違うとかといった感想を言いながら 一気に読んだようです。 これが、1円で読めたなんて、サイコーです。 | ||||
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普通、若い男が家を買うのであれば、その動機が結婚のためだったり、ライバルに負けたくないというプライドだったりするんですけど、そこをうつ病の母親のためとしたところに本書の成功要因がある。 ぐうたらフリーターが心を入れ替え、努力するなんて青春小説の王道ですけど、読者を飽きさせないよう色々な手を尽くしたと思います。 前半はそれでいいんですけど、後半は。。。。 他の方が仰っているように新入社員はそんなに仕事できないし、任せて貰えないし。 親会社がチャチャ入れてきて、頓挫するんだろーなー、と思って読んでましたけど、そんな描写もない。 最後はドリカム目線の生ぬるい恋愛ドラマになって終了。 なんじゃそりゃーという感じです。 実際、主人公家買ってないしね。親のローンと自分の貯金と姉ちゃんからの借金合わせての購入だし。 (僕はお金が足りなくなって、社長以下社員のみんなが安く家を建ててくれるというオチだと思って読んでました。) ただ、新卒就職に失敗したっていう人は沢山いると思うんですね。 全国に何百万人もいるであろうそういう人々を勇気づけるという意味ではとても良い本です。 | ||||
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鬱病になった母親の治療のため、家を引っ越すことを計画する主人公誠治。 貯金・就職・父親との確執を通じて、大きく成長していく物語。 有川作品らしい恋愛面はかなり控えめに描かれているが、 実に気持ち良く、楽しく読める作風は相変わらず。 読後もすがすがしい気持ちになれる良作小説。 有川作品未読の方にもお勧め。 | ||||
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家族が本当に一つにまとまるまでのお話。男って・・・・と思いながら、知らず知らずに主人公とその父を応援してしまいます。 | ||||
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本のレビューなのに、最初に本作を原作にしたドラマの話をする。 読んでいて最初に思ったのは、「随分、ドラマは思い切ったことをしていたんだな」ということだ。 基本的な構造は同じなのだけど、人物構成や設定などがかなり違ったものになっていて少しビックリした。 どうしても、原作つき作品は「手抜き」と思ってしまうので、まだ読んでいないものが実写化される場合、基本的には見てから読むという順番にすることにしている。 だけど、読み終えたとき、「これなら先に読んでもよかったかもしれない」と思った。 ドラマの話が長くなってしまった。ここからは本のことを書く。 誠治の成長ストーリーももちろん見ごたえがあるけれど、同じくらい見ごたえがあったのは、父・誠一の変化だろう。 読んでいて誠一のことを悪く思う人は、恐らく10人中10人に近いと思うけれど、彼のことを100%否定することができる人はたぶんいない。 素直になれず、つい見栄を張ってしまう、弱い者には厳しく、強いものには弱くという人は、たぶんゴロゴロいると思う。 だからこそ、彼の変化から学べることは多くあるんじゃないだろうか。 本作を読んで気に入った人には、乃南アサ『ニサッタ、ニサッタ』を、解説の重松清さんの「ハッピーエンドとは・・・」に続く言葉に共感した人には山本幸久『凸凹デイズ』をお勧めする。 きっと心に残る作品の一つになるだろう。 | ||||
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読書が好きな作家さんなのだな、と思いました。読者が気持ちよく楽しく本を読める作品作り、そんなサービス心に溢れた作品です。主人公の抱えているテーマは重いものですが、全体に明るく歯切れもよく、最後まで主人公に寄り添って作品を読み進めることが出来ました。 | ||||
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大卒後、わずか3ヶ月で仕事を辞め、アルバイトを転々としながら親のスネをかじって暮す武誠治。 しかし母が重度の鬱病と診断されたのを機に、夜間の工事現場のアルバイトをしながら就職活動に奔走します。 紆余曲折ありながらもやがて理想的な就職を勝ち取った誠治は母の回復のために家を買い、引越しすることを決意し―。というストーリー。 ダメ人間だった誠治が一念発起し、母のために、また父の顔も立てながら崩壊寸前の一家を救おうと成長していく展開に引き込まれました。 誠治が働くようになってから、母の発病も、崩壊寸前の家庭も、自分が気づかなかった。間に合わなかった。 と深く反省します。 取り返しのつかない苦い思い。経験したくないことではありますが、経験したからこそ今がある。 あとがきで著者も書いていますが、自身の経験に即してもそう前向きに捉えていこうと思える作品でした。 | ||||
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有川浩の図書館戦争、クジラの彼を読んで有川浩に興味を持って読み始めた。題名もなかなか面白いので。 読んだ感想としては、まあよくある展開パターンではあったが、サクサクと読める。なので気楽に読みたいという方にはオススメしやすい。主人公が心機一転頑張っていき、ハッピーエンドでおわる展開が好きな方は楽しみやすいはずです。あとは主人公の家族以外にいい人が多すぎるのには個人的には「いやいや、こんないい人ばかりいないだろ。」と個人的にはツッコミを入れて置きたい。 個人的にちょっと苦手なのは登場キャラの心変わりするの早すぎだろう、と思った。主人公視点で話が進んでいくので、しょうがないけども・・特に後半で登場人物の心境の動きをもう少し意識して書いてたらもう少し評価が変わっていたと思う。 この作品は就職を控えている人や、学生の人にぜひとも読んでもらいたい。 | ||||
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読み始めたら止まらなくなる! おもしろかった!!! ラノベなんだけど、ラノベしか読めない人には読めないラノベって言うのかな… おもしろくて読みやすく、かつ深い話でした!!! ただ1つ引っかかるのが、タイトルが「フリーター、家を買う。」なのに実際に家を買うときには就職して(つまり『元フリーター』になって)しかも親と2世代ローンで買うってところですかねぇ… ちょっと予想と違う騙された感じがしなくもなかったですw でもそれはそれで相当面白いので読んでみることをおすすめします!!! | ||||
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この方の作品は、個人的にすべて好き。 今回も成長していく主人公の姿を暖かく見守りつつ ページを進めた。 ちょっと重たいテーマも絡んでいるが、サクサク読める。 周囲で読んだ人の反応も、けっこう好評だった。 | ||||
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視野が狭くなっている主人公が必至で頑張って何かを成し遂げるという 過程を見るのがとても楽しい一冊。 こういう暮らしをしている人いっぱいいるんだろうな、という感じの主人公です。 この家族の核は間違いなくしっかりもののお姉ちゃん。 こういう人が身近にいるといないじゃ大違いです。 ほんのはじめと最後で、主人公の人格が全く違っているのが印象的でした。 | ||||
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ドラマも面白かったけど(なぜか最終回は未視聴…)小説もとっても面白い!主人公の誠治の成長っぷりと、その後のきびきび働く姿がもー格好よくて仕方ないです。これ本当に二階でゴロゴロしてて飯は母ちゃんに部屋まで運ばせてそれを姉ちゃんに思いっきり怒られた人と同一人物なの?てくらい格好いい。 なんというか、この格好良さってのは過去の駄目な自分に思いっきり後悔を抱いているからなんだろうなぁ、と。後悔を知っている人は強いよ。 有川先生本人の経験を元にしているからか、就職活動の様子がかなり生々しく、そしてそんな誠治の元にやってきた後輩二人は作者の「憧れの姿」というだけあって、なんかもう思いっきり共感します。有川みたくなりたいなぁと俺も思ってしまうし、千葉さんみたく強い信念を持った人もカッコいい。 家庭問題もそうだけど、仕事の問題も多くの人が「あるよなぁ」とうなずいてしまうエピソードに溢れています。そしてそんな中がんばる主人公の姿に勇気づけられます。 「バカで怠惰な自分を取り繕うのはバカで怠惰であることよりもカッコ悪い」 作者あとがきにある言葉です。この物語を読んだ後にその意味をかみ締めて見てください。 | ||||
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ドラマの原作ということで何となく敬遠していましたが、読んでみると思っていた以上によかったです。 モラトリアムにひたってる子供(以前の私を含む・・・)に、責任を持つ大人になるとはどういうことかを わかりやすく伝える方法の一つにできると思いました。 ちなみに、以前の私ならば姉に自分を同一化していたことでしょうが、今は一見どうしようもないように映る父親にも いきどおりを感じつつも共感する部分を覚えるようになった私というものは、成長したのか、甘くずるくなったのか・・・。 | ||||
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