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プラチナタウン
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プラチナタウンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 61~63 4/4ページ
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商社マンからひょんなことから町長になるという設定は ちょっと非現実的ではあるが、 商社内での人事がらみのことや地方の町の実情は 非常に分かりやすく書かれていると思う。 この本に書かれている内容をどこかで本当にやってみれば、 本当に町おこしにつながるのではないかと思う。 かなりおススメの作品です。 | ||||
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老人問題、地方の過疎化、雇用問題、古くからの商店街の衰退・・・今、地方が抱える多くの問題を多く含んでいます。 私の住んでる町もこんな感じだからこういう状況、よーくわかるけど、 それをすべて一つの施設建築で解決してしまおうというからすごいっ! こんなわかりやすい社会派小説なら私でも十分楽しめます。 表紙の二人の顔が作品すべてを物語ってます。見てくださいよ、彼らのいい表情(笑) バリバリの商社マンだった男が破たん寸前の故郷の町長となり、財政再建を目指す。 そこで目をつけた事業が「老人ホーム」。 とはいっても私たちがイメージするようなホームではなく、都会の富裕層をターゲットにした夢のような近代的老人ホーム。 老人が移り住むことで人口が増え、雇用も増え、税収もあがりいろんな意味でよい、と。 ・・・夢のような話です。 お金のある人しか入居できないという現実はリアルだけれど、 この事業によってこの町は老人だらけの町になってしまうのに暗さをまったく感じない。 展開が都合よすぎるのは気になるけど、明るい未来を感じさせてくれる作品でした。 | ||||
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これおもしろい!バリバリの商社マンが取締役を目前にした失策で取引先子会社へ左遷の危機。そこにふってわいた東北の地元町長への話。飼い殺しサラリーマンか破綻寸前の田舎町の長か。町長を選んだ男が町の再起を老人ホームにかける。老人集めて町起こし。 おもしろいのは登場人物たち。特に町役場にいる親友(クマケン)や町議会のドン(カマタケ)。彼らがしゃべる東北弁がたまりません。狙ったのでしょうけど、井上ひさし「吉里吉里人」のよう。町の財政破綻とか介護の崩壊とか深刻な話題がなぜか楽しくみえてくる。商社の組織、資金運用のノウハウ、地方財政、介護制度などをきちっと取材していることもわかる骨太の内容です。 ちょっと気になるのは、商社を辞めてきた町長がその商社と組んで億単位の事業をすれば、それこそ政治的に問題になるのではないかということと、建設する老人ホームがある程度以上の資金がないと入れないこと。お金がないと年も取れないのだと暗澹たる気持ちになります。 しかし、それらを補ってあまりある明るさが漂う小説です。元気になる。 | ||||
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