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(短編集)
暦物語
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暦物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 41~55 3/3ページ
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西尾維新の作品が好きで、もちろん物語シリーズも全て読んでいます。 その上で感じた事は、 西尾維新の文章力ってこんなもんだっけ? なんだか中身の無いラノベ作家の様なすかすかな文章になっている様な気がしました。 テンポがいいと言えば聞こえは良いのですが。。。 ちょっとこの巻はがっかりしました。 まさに、「突然」書かれた物語だったのでしょう。 | ||||
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各SSの「今回のオチ」を見ていくと 終章への下準備あるいは印象操作もしくは助走といった感じを受けました。 阿良々木君の結末に至る道の形容詞だけを並べたというか。 12話もあるので各話は短めで盛り上がりに欠けると感じる方もおられると思いますが いずれ刊行される終章とセットで見ると良いアシストになってるんじゃないかなと。 私個人としては第2期でよく見られた 無駄に冗長で若干ウザい中身の無い会話も抑え目で 本巻では逆に短いなら短いでちょっと物足りなかった感も感じたのも正直なところ。 でも、開始2Pまでの中二病(*)っぷりで一旦本を閉じるアクシデントwもありましたが 話が始まればすいすいと読みやすかったです。 *:元々の意味の方の「中二病」。 例:盗んだバイクで走り出す、真の友を探す等を中二以降になって真剣に悩む事。 今良く言われているのは奇行の酷い、只の痛い子で本当は中二病とは言いません。 私見で恐縮ですが、どんな良作品でも終われないものは 未練がましく趣が無いと思うところですので 終わりの始まり(ラノベ風w)としては良かったと思います。 | ||||
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各ヒロイン持ち回りで小エピソードの連続。ただ、各エピソードごとに前置きやらが入るので、案外、語り部であるところの暦との掛け合いパートは少なめになっている印象。 エピソード自体も、序盤のうちは物語未満の怪異小話で、憑物語から終物語に向けてクライマックスが盛り上がる中で敢えて刊行するほどのものなの?という感じ。ラノベのショートエピソード集に多く見られるキャラクターの魅力遊びとしては、短編過ぎて物足りない。中盤以降になると、ようやく本編の隙間を埋めるような、伏線らしきものが散りばめられていますが・・・。 とはいえ、ラスト1章、極端なことを言えばラスト1ページで少しくらい感じていた不満要素が全て吹き飛ぶほど興奮度マックスにもってくるんだからずるい。 基本的には各物語の間の日常?を描いた小品なので、「読みたい人は読めばいいんじゃないかな?」という所に落ち着けたいところですが、余弦・扇・伊豆湖の終末キャラの部分は見ておかないわけにはいかない不穏さが漂っていて、やはり化物語サーガのピースとしては欠かせないんでしょう。 というか、伊豆湖編は終物語のプロローグにすでに突入していますから・・・。さて肝心の終物語がいつなのか?巻末にも特に記載無かったし、2ndシーズンのクール間あたりか、傷物語公開時(公開はいつまで延びるんだろう)あたりにタイアップさせるのでしょうか。どちらにしろ待ち遠しい。 ただ、ショートショート作品はもう一度くらい読みたい。クライマックスを終え、平和が取り戻せるのか正直、現時点では想像ができませんが、ネタでも風刺でも自虐でもメタでもいいから、エピローグ的にでもトーク全開で一冊お頼みします。 | ||||
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最後の二本を終物語として書きだしたもののあとが続きませんでした。 なので、材料のそろっている過去編でお茶を濁しましたというのが丸わかり。 道どうこうのお題で全話のページ数を稼ぎ、すっきり感のない日常の謎を乱造して後日談へ。 人気キャラと掛け合いをやって、妹たちとチチ繰り合わせておけばいいんだろみたいな下心が見え見え。 本当にこの夏に終物語を出せるのですか?悲○伝シリーズのような自己満足も結構ですがまずは現行のシリーズを。 一年でも二年かかってもいいからこれまでをしっかりまとめる作品を書いてください。 | ||||
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これまでの話の続きが全く無いわけではないですが、全12話の短編中必読の話は最終話のみ。多くても2〜3話かなと感じました。 物語シリーズの掛け合いが好きな方には嬉しい一冊ですね。 僕は掛け合いも好きですが、本筋の話の続きが気になる人間なので少し退屈でした。 物語シリーズ構成要素の8割が会話劇なのは今に始まったことではありませんが。 しかしこの暦物語、短編の中には全く肉体的な動きのない話もチラホラあり、もし仮にアニメ化するとしたら大変だろうなと感じる一冊でした。 | ||||
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化物語、偽物語・・・・と続くストーリーの サイドお話によって物語を補完してる感じです。 いろいろなキャラクターたちが現れ、最後は衝撃の展開。。。 次が待ち遠しいですね | ||||
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いままでの時系列にあわせて短編集がなぞらえており、物語シリーズのエピソードを少しずつ思い出しながら読んでいくと面白くていいです。 自分は正直シリアスな展開よりぐだぐだしゃべっている話のほうが好きで終始楽しく読めました。 かといってすべてギャグで終わるかといえばそうでもなくほどよく真面目な話が見れてよかったです。 化物語の最初の時系列から進んでいくのでもういなくなってしまったキャラも見れてよかったです。 買って損するものではないと思います。 | ||||
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この本を読む前に既刊の「物語シリーズ」を全て読破しておくことは必須。 内容はみなさん書かれているように「連作短編集」。 傷物語で語られた「あの春休み」以降、阿良々木くんの4月から3月までが1ヶ月単位で12本のエピソードとして続いていく。 語り部は全て阿良々木くんで、1ヶ月ごとにヒロインが変わり、各話にサブタイトル(こよみ○○)が付いている。サブタイトルは多少の「ネタバレ」要素があるので各話のヒロインだけ紹介すると(まぁWikiには出てるけど)、 4月:羽川翼 5月:戦場ヶ原ひたぎ 6月:八九寺真宵 7月:神原駿河 8月:千石撫子 9月:阿良々木火憐 10月:阿良々木月火 11月:忍野扇 12月:忍野忍 1月:斧乃木 余接 2月:影縫 余弦 3月:臥煙 伊豆湖 影縫さんと臥煙さんをヒロインと呼ぶのは??だけど、この2人のお話、特に最終話は 「今回はライトミステリー要素の入ったショートストーリー集かぁ。まぁ西尾維新ってそういえば元々ミステリー作家だったよね。」 なんて気持ちで読み進めていたところに強烈なカウンターをくらう。 今までの時系列で語られなかった「裏側」を各キャラクターの「道」に対する人生観などと絡めながら話が進んでいく。 「あと2作で伏線全部回収できんのかなぁ」なんて思っていたところに、この「100%突然書かれた小説」が今までの物語シリーズのある程度の接着剤にはなったように思う。西尾維新の「計算」なのか「つじつまあわせ」かはわからないけど(笑) でも、せっかくある程度の伏線を回収したのに、最後にトンデモナイ伏線を新しく出してきて「出しっぱなし」でこの刊を終わらせるのは、西尾維新らしい。あと2作の物語がとても楽しみだ。 | ||||
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物語シリーズ14作目となるらしい本作ですが、本編を全12章の短編に区切っているため偽物語以降に見られるページ稼ぎのための(?)冗長で中身の薄い描写はほとんど無く化物語の時のようにテンポ良く読めました。また、キャラ同士の掛け合いも前作から時間をあけて余裕を持って書かれたためかとても面白くなっていました。特に第二話‘‘暦フラワー’’は戦場ヶ原の毒舌が余すところなく炸裂していて終始笑いっぱなしでした。ただ、一話毎のページ数が短いため各話どれも(11、12話を除いて)今一盛り上がりに欠け、起承転結の転が無い、そんな状態でありました。 少し批判こそ書いたもののもはや惰性で買い続けていた物語シリーズにしては久々に面白いといえる出来で、続きも気になり次回作への期待もこめて星4つの評価とさせていただきまし。 | ||||
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物語シリーズが終盤に突入するにあたって、主人公である暦がこの一年をどのように過ごしてきたのか。 その軌跡を、彼の日常に起きた小さな事件と共に追っていくというのが本書です。 具体的には一ヶ月刻みでの短編エピソードが一年分収められています。 それぞれに別々の事件が起こり、その内容は大半が些細なものですが中には重大なものも混ざっていて、さらにこれまで登場してきた女性陣が各月に順番に関わってくる、というものです。 この形式が作風に合っており、物語シリーズと言えば話の進行速度の緩い会話部分が内容の結構な部分を占めている印象がありますが(そしてそれも一種の魅力なのですが)、今回は短編であるため会話もほどほどにさっくり事件の解決へとシフトします。 これがなかなかテンポが良く、それが一冊にして十二話分あるため、いつもよりも大分満腹感がありました。 久々に見れるキャラクターもおり、月ごとにその前後に起きた事件についても軽く触れるため、物語シリーズを振り返るのにも丁度いいのではないでしょうか。 過去を振り返るだけではなく、最後には時系列では前巻を追い抜いて最終章への繋ぎとしても強烈な流れを見せてきます。 このまま最後まで一気に駆け抜けて欲しいところです。 | ||||
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物語シリーズの番外編となる連作短篇集。作者自身がコメントしている通り、シリーズを最初から省みるよすがに・・・しかならない作品が12本。但し、最後の1本は最終二部作への伏線、いや導入となっている。12本入りなのでそれなりに厚みがあるが、正直、内容は薄い。まあ、まだ正体がよく判らないキャラクター達に焦点を当てた最後の8話、11話、12話くらいが、それなりに興味を持って読めた。勿論、全体に暦と各ゲストヒロインの相変わらずな会話は楽しめるのだが、シリーズ全体からすると物足りない。 | ||||
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『はじまり』の4月から3月までを1ヶ月ごとに,全12話の連作短編集となる14冊目です. おなじみの掛け合いが中心も,くどさや極端なパロディは抑えめの前半は読みやすく, 怪異や怪談を絡めた日常の謎のような話が多めと,番外編的なエンタメ色の強い印象で, 各話に一人ずつヒロインを据えた構成も,一冊でいろいろと楽しめるおトク感があります. また,ただの過去作の裏側ではなく,その時期に起きていた別のエピソードが語られ, こちらは知っていても,この時の彼らは知らない『未来』へ触れているのもおもしろく, 過去の話だけに,今は退場しているあの男や少女の姿を見られるのもうれしいところです. そんな中,彼らや当時のことを思い返していると,懐かしさとともに新しい発見や疑問も…. かと思えば,明るめに見えた雰囲気は,半分を過ぎたあたりから少しずつ空気を変え, 明らかに続刊への布石だった最後の二話には,曖昧な不安がどんどん膨らんでいきます. そして,すぐに状況を理解できないまま迎える最終話は,さらなる驚きが用意されており, 何が起きたのか,鵜呑みにしてもいいものか,ここへ来て完結がさらに読めなくなりました. ただ,多くの話で取り入れられていた日常の謎については,いささかあっさりしており, あれこれ語りながら,パッと解決後の後日談に移ってしまうため,物足りなさが残ります. とはいえ,このあたりは謎解きではなく推理,つまり序盤で繰り広げられる雑談がメインで, テーマになぞらえた各話の冒頭も含め,あれらの中に完結へのヒントがあるのかもしれません. なお,各話(月)を飾ったイラストは,カラーのポストカードなり13年06月に発売の予定です. どのヒロインも遠目や逆に近目など,『顔』がハッキリと描かれていなかったのが印象的でした. | ||||
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本来出るはずの無かった今作暦物語は、主人公阿良々木暦が過ごした1年間を振り返るお話です。 1か月1ストーリーの短編集と打っていますが、ラストの3月に向けて話は連続しています。 とにかく今回は会話が軽快かつ軽妙で、化のころを思わせる掛け合いが非常に良かったです。 最近の西尾氏の作品は冗長気味になりかけていた節がありましたが今作はそれを払拭するほどのテンポの良さがありました。 1つ1つのエピソードも話が凝縮されており密度の濃い作品になっていると思います。 特に第4話の神原の話は今までの物語シリーズの中でも1、2を争う掛け合いの面白さです。 しかし2月、3月の話に行くにつれやはり物語はシリアスな方向へ進んでいきます。 そしてラストには衝撃を受けました。これは予想できませんでした。 一体西尾氏は物語シリーズをどうするつもりなのか…西尾氏本人に直接聞きたいものです(笑) | ||||
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阿良々木暦が、キスショットに出会ってからを1ヶ月ずつ振り返っていく短編集になっています。 が!…まさに怒涛の展開!一気に読めてしまう、いや読まずにはいられないので、時間に余裕を持って読み始められることをお勧めします。化物語のテンポの良さと、オチの良さが際立つ名作だとおもいます。単なる総集編と侮っていた自分にトドメをさすような衝撃のラスト!物語系初心者の方や迷ってる方は、買って損はないとおもいます。 | ||||
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どの作品からも読み取れるように、まさに西尾維新らしい作品。 最終章に突如現れたものの、毎回のように読者を魅了する内容になっている。 物語シリーズの愛読者ならばぜひ読んで欲しい作品です! | ||||
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