(短編集)

春、バーニーズで

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

春、バーニーズでの評価:

3.91/5点 レビュー 34件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全104件 81〜100 5/6ページ
No.24
(5pt)

読み手の生活の一部

すでに前のレビューでもあったが、最終章「楽園」。ここにこの小説のすべてが詰まっており、この最終章のためにそれまでの四章があるのだと思う。
 最終章に出てくる「彼女」とはすべての登場人物に当てはめることができると思う。妻の瞳も昔の彼女・美雪も、もちろんオカマの「その人」も。そしてそれ以外の誰でも、「彼女」に当てはまる。もっと言ってしまえば、最終章の「ぼく」とは主人公の筒井ではない。最後の「楽園」とは物語の一部ではなく、読み手の生活の一部なのだ。僕はこれを読んでそう思った。 上に、すべては最終章のためにある、というようなことを書いたがこれは他の四章をないがしろにしてよいというわけではない。むしろその四章に吉田氏の魅力が詰まっており、その四章がまさに「小説」なのだと思う。 人間同士の距離をうまく描く吉田修一氏、これぞ吉田修一の小説です。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.23
(5pt)

読み手の生活の一部

すでに前のレビューでもあったが、最終章「楽園」。ここにこの小説のすべてが詰まっており、この最終章のためにそれまでの四章があるのだと思う。
 最終章に出てくる「彼女」とはすべての登場人物に当てはめることができると思う。妻の瞳も昔の彼女・美雪も、もちろんオカマの「その人」も。そしてそれ以外の誰でも、「彼女」に当てはまる。もっと言ってしまえば、最終章の「ぼく」とは主人公の筒井ではない。最後の「楽園」とは物語の一部ではなく、読み手の生活の一部なのだ。僕はこれを読んでそう思った。 上に、すべては最終章のためにある、というようなことを書いたがこれは他の四章をないがしろにしてよいというわけではない。むしろその四章に吉田氏の魅力が詰まっており、その四章がまさに「小説」なのだと思う。 人間同士の距離をうまく描く吉田修一氏、これぞ吉田修一の小説です。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.22
(5pt)

読み手の生活の一部

すでに前のレビューでもあったが、最終章「楽園」。ここにこの小説のすべてが詰まっており、この最終章のためにそれまでの四章があるのだと思う。
 最終章に出てくる「彼女」とはすべての登場人物に当てはめることができると思う。妻の瞳も昔の彼女・美雪も、もちろんオカマの「その人」も。そしてそれ以外の誰でも、「彼女」に当てはまる。もっと言ってしまえば、最終章の「ぼく」とは主人公の筒井ではない。最後の「楽園」とは物語の一部ではなく、読み手の生活の一部なのだ。僕はこれを読んでそう思った。 上に、すべては最終章のためにある、というようなことを書いたがこれは他の四章をないがしろにしてよいというわけではない。むしろその四章に吉田氏の魅力が詰まっており、その四章がまさに「小説」なのだと思う。 人間同士の距離をうまく描く吉田修一氏、これぞ吉田修一の小説です。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.21
(5pt)

やばい!!やばい!!

書き直したのですが、批判される人も多いかと思いますが、
やばいです!!!吉田さんファンの自分には、ヒット~!!
って感じですね。はっきり言って、具体的にこの本は何を伝えたいのか、何を言いたいのかなんて分からないんです。。おいおいって
感じですが、吉田さんの本って大体そうじゃないですか??
あとはご想像~♪みたいな。そんな無責任な言い方ではありませんが。
でもこの、なんつーーか、アッサリ感がたまらない!!
こーーーーさらっとしてるというか。。。。
中学生のガキですが、これくらいで説明するのが精一杯かと。。。でも自分はこのアッサリ感と《だからと言って浅い話ではない!!》
さらっとした会話がたまらないのです!!もーーホントやばい!!
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.20
(5pt)

やばい!!やばい!!

書き直したのですが、批判される人も多いかと思いますが、
やばいです!!!吉田さんファンの自分には、ヒット~!!
って感じですね。はっきり言って、具体的にこの本は何を伝えたいのか、何を言いたいのかなんて分からないんです。。おいおいって
感じですが、吉田さんの本って大体そうじゃないですか??
あとはご想像~♪みたいな。そんな無責任な言い方ではありませんが。
でもこの、なんつーーか、アッサリ感がたまらない!!
こーーーーさらっとしてるというか。。。。
中学生のガキですが、これくらいで説明するのが精一杯かと。。。でも自分はこのアッサリ感と《だからと言って浅い話ではない!!》
さらっとした会話がたまらないのです!!もーーホントやばい!!
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.19
(5pt)

やばい!!やばい!!

書き直したのですが、批判される人も多いかと思いますが、
やばいです!!!吉田さんファンの自分には、ヒット~!!
って感じですね。はっきり言って、具体的にこの本は何を伝えたいのか、何を言いたいのかなんて分からないんです。。おいおいって
感じですが、吉田さんの本って大体そうじゃないですか??
あとはご想像~♪みたいな。そんな無責任な言い方ではありませんが。
でもこの、なんつーーか、アッサリ感がたまらない!!
こーーーーさらっとしてるというか。。。。
中学生のガキですが、これくらいで説明するのが精一杯かと。。。でも自分はこのアッサリ感と《だからと言って浅い話ではない!!》
さらっとした会話がたまらないのです!!もーーホントやばい!!
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.18
(5pt)

平凡なサラリーマンにも人生がある

主人公は世間的に見たら、30代妻子持ちのサラリーマンで個性を埋没される。
毎日満員電車に揉まれ、休日は家族サービスにいそしむ。
その外側だけ見てると、そこに非凡は存在しない。
しかし、彼にも過去にゲイと同棲したり、子供と一緒の時に若い女性とメールアドレス交換したり・・ちょっとした出来事はある。
それはもちろん妻にも何がしらある。
集団に埋没されてしまいそうな毎日のある日、主人公は見えない何かに急かされ無断欠勤してしまう。
携帯の電源を切った1日。
心がやっと落ち着いたとき、主人公はもとの生活に戻れるのか。
全体に妙に心かき乱されて、切なくなる作品。
没個性は、自分ではなく世間が押し付ける。
30代サラリーマンの見えない苦悩が、じわじわ染みてくるが、ラストで肩の荷が下りるので読後の爽快感あり。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.17
(5pt)

平凡なサラリーマンにも人生がある

主人公は世間的に見たら、30代妻子持ちのサラリーマンで個性を埋没される。
毎日満員電車に揉まれ、休日は家族サービスにいそしむ。
その外側だけ見てると、そこに非凡は存在しない。
しかし、彼にも過去にゲイと同棲したり、子供と一緒の時に若い女性とメールアドレス交換したり・・ちょっとした出来事はある。
それはもちろん妻にも何がしらある。
集団に埋没されてしまいそうな毎日のある日、主人公は見えない何かに急かされ無断欠勤してしまう。
携帯の電源を切った1日。
心がやっと落ち着いたとき、主人公はもとの生活に戻れるのか。
全体に妙に心かき乱されて、切なくなる作品。
没個性は、自分ではなく世間が押し付ける。
30代サラリーマンの見えない苦悩が、じわじわ染みてくるが、ラストで肩の荷が下りるので読後の爽快感あり。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.16
(5pt)

平凡なサラリーマンにも人生がある

主人公は世間的に見たら、30代妻子持ちのサラリーマンで個性を埋没される。
毎日満員電車に揉まれ、休日は家族サービスにいそしむ。
その外側だけ見てると、そこに非凡は存在しない。
しかし、彼にも過去にゲイと同棲したり、子供と一緒の時に若い女性とメールアドレス交換したり・・ちょっとした出来事はある。
それはもちろん妻にも何がしらある。
集団に埋没されてしまいそうな毎日のある日、主人公は見えない何かに急かされ無断欠勤してしまう。
携帯の電源を切った1日。
心がやっと落ち着いたとき、主人公はもとの生活に戻れるのか。
全体に妙に心かき乱されて、切なくなる作品。
没個性は、自分ではなく世間が押し付ける。
30代サラリーマンの見えない苦悩が、じわじわ染みてくるが、ラストで肩の荷が下りるので読後の爽快感あり。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.15
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.14
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.13
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.12
(4pt)

ベストではないけれど

この短編(と言いながら連結した中編)の一つ「パーキングエリア」のラストで号泣してしまいました。なんと温かいやさしさだろうと、誰でもいいので感謝したくなりました。個人的には「パレード」や「日曜日たち」が好きで、この小説がベストではないんですが、泣かされた小説は他にないので、してやられた気分と共に大きな讃辞を贈りたいです。吉田さんの職人気質の文体が好きです。普通の人を映画フィルムの人物のように、生々しい現実からひとつ昇華させたり、無意味に納得してしまう物語の完結の仕方も、だまされたようでも心地よいです。
すごくすごくオススメ!
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.11
(4pt)

ベストではないけれど

この短編(と言いながら連結した中編)の一つ「パーキングエリア」のラストで号泣してしまいました。なんと温かいやさしさだろうと、誰でもいいので感謝したくなりました。個人的には「パレード」や「日曜日たち」が好きで、この小説がベストではないんですが、泣かされた小説は他にないので、してやられた気分と共に大きな讃辞を贈りたいです。吉田さんの職人気質の文体が好きです。普通の人を映画フィルムの人物のように、生々しい現実からひとつ昇華させたり、無意味に納得してしまう物語の完結の仕方も、だまされたようでも心地よいです。
すごくすごくオススメ!
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.10
(4pt)

ベストではないけれど

この短編(と言いながら連結した中編)の一つ「パーキングエリア」のラストで号泣してしまいました。なんと温かいやさしさだろうと、誰でもいいので感謝したくなりました。個人的には「パレード」や「日曜日たち」が好きで、この小説がベストではないんですが、泣かされた小説は他にないので、してやられた気分と共に大きな讃辞を贈りたいです。吉田さんの職人気質の文体が好きです。普通の人を映画フィルムの人物のように、生々しい現実からひとつ昇華させたり、無意味に納得してしまう物語の完結の仕方も、だまされたようでも心地よいです。
すごくすごくオススメ!
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.9
(4pt)

好きです・・・

初めて吉田修一氏の作品を読んだのですが、
「はぁ?」なんてつっこみたくなるような微妙な可笑しさと品のよい色気があって気に入っちゃいました。
(「パーキングエリア」で主人公がやってしまったみたいな事、私も経験あります!)
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.8
(4pt)

好きです・・・

初めて吉田修一氏の作品を読んだのですが、
「はぁ?」なんてつっこみたくなるような微妙な可笑しさと品のよい色気があって気に入っちゃいました。
(「パーキングエリア」で主人公がやってしまったみたいな事、私も経験あります!)
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.7
(4pt)

好きです・・・

初めて吉田修一氏の作品を読んだのですが、
「はぁ?」なんてつっこみたくなるような微妙な可笑しさと品のよい色気があって気に入っちゃいました。
(「パーキングエリア」で主人公がやってしまったみたいな事、私も経験あります!)
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.6
(4pt)

穏やかな物語。

初めてこの作者の本を読みましたが、劇的な出来事が起こるわけでもなく、ハッピーエンドで終わるわけでもない、日常のひとコマの物語でした。
しかし、読み終えてからはなぜかココロ暖まる感じがする、そんな小説です。小説の終わりに『楽園』とい短編が掲載されているのですが、この話もとてもよかった。話が短い(もっと読みたかった)ので、☆ひとつ減らして4っつにしました。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.5
(5pt)

これぞ吉田修一

待ちに待った新作!!発売日前日に届き、その日に読み終わりました。
一見すると短編集のようだが、実は中編物である。
主人公は筒井、都心の会社に勤務する男性で、離婚経験のある妻、その
連れ子、そして義母と同居している。私が吉田作品で好きな点、それは何気ない日常を上手く切り取って作品にする作家であるからなのだが、今回の作品はそれが如実に表されている。どちらかというと、初期の作品(熱帯魚、パーク・ライフ)に近い作品といえるだろう。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802