(短編集)

春、バーニーズで

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評判

春、バーニーズでの評価:

3.91/5点 レビュー 34件。 C ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全104件 21〜40 2/6ページ
No.84
(4pt)

小粋な作品

思うに、村上春樹よりずっと吉田修一の方がお洒落ではないだろうか。
プラス吉田ワールドには、足に地の着いた切なさが在る。
ウィットに富んだ会話に、ゾクっとするスリル。クールで身近なサスペンスと、どこかバタ臭いヒューマンドラマが同居し
読後に残る余韻も深い。
やはりこの作家の魅力は未知数だ。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.83
(4pt)

小粋な作品

思うに、村上春樹よりずっと吉田修一の方がお洒落ではないだろうか。
プラス吉田ワールドには、足に地の着いた切なさが在る。
ウィットに富んだ会話に、ゾクっとするスリル。クールで身近なサスペンスと、どこかバタ臭いヒューマンドラマが同居し
読後に残る余韻も深い。
やはりこの作家の魅力は未知数だ。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.82
(4pt)

小粋な作品

思うに、村上春樹よりずっと吉田修一の方がお洒落ではないだろうか。
プラス吉田ワールドには、足に地の着いた切なさが在る。
ウィットに富んだ会話に、ゾクっとするスリル。クールで身近なサスペンスと、どこかバタ臭いヒューマンドラマが同居し
読後に残る余韻も深い。
やはりこの作家の魅力は未知数だ。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.81
(4pt)

モラトリアム男の別の人生

『春、バーニーズで』は、『最後の息子』の登場人物 筒井が主役の連作短編集である。『最後の息子』の筒井は、新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲していた。閻魔ちゃんに愛想をつかされるように、金をくすねたり、足蹴にしたりで気を引く、なんとも物哀しさが漂う自堕落でモラトリアムな男だった。

10年後の筒井は、会社に務め、子連れの女性 瞳と結婚し、まっとうな人生を歩んでいるようだ。多少のぎくしゃくはあるとして、連れ子の文樹とも、瞳の母とも上手くいっているし、幸福とよべる日々を過ごしているのだ。

本短編集の「春、バーニーズで」、「パパが電車をおりるころ」、「夫婦の悪戯」は、筒井の目から見た日常が活写されている。10年前に比べると、あまりに平々凡々たる日々。そんな中にも、違う人生が、染みのように影を落としていくようだ。

「春、バーニーズで」の再会した閻魔ちゃん、「パパが電車をおりるころ」のマックで隣り合わせた女性、「夫婦の悪戯」のはからずも告白してしまった男性との同棲生活。ついに「パーキングエリア」で筒井は、出勤途中、誰にも行方を告げずにふらりと遠出をしてしまう。別な生き方があったことにふと思いいたり、今のレールから外れてみたくなる というところだろうか。このあたりの感情的な動きは、「最後の息子」を読んでいた方がわかりやすい。最後の短編「楽園」では、”二つの時間を同時に過ごしている”ことを楽園として示唆している。

本短編集は、モノクロ写真のページが挿入されていて、フォトブックのような体裁だ。筒井が見たり、感じたりするものを表しているのかな。筒井の揺れ動いている感情を、つかむことはできると思う。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.80
(4pt)

モラトリアム男の別の人生

『春、バーニーズで』は、『最後の息子』の登場人物 筒井が主役の連作短編集である。『最後の息子』の筒井は、新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲していた。閻魔ちゃんに愛想をつかされるように、金をくすねたり、足蹴にしたりで気を引く、なんとも物哀しさが漂う自堕落でモラトリアムな男だった。

10年後の筒井は、会社に務め、子連れの女性 瞳と結婚し、まっとうな人生を歩んでいるようだ。多少のぎくしゃくはあるとして、連れ子の文樹とも、瞳の母とも上手くいっているし、幸福とよべる日々を過ごしているのだ。

本短編集の「春、バーニーズで」、「パパが電車をおりるころ」、「夫婦の悪戯」は、筒井の目から見た日常が活写されている。10年前に比べると、あまりに平々凡々たる日々。そんな中にも、違う人生が、染みのように影を落としていくようだ。

「春、バーニーズで」の再会した閻魔ちゃん、「パパが電車をおりるころ」のマックで隣り合わせた女性、「夫婦の悪戯」のはからずも告白してしまった男性との同棲生活。ついに「パーキングエリア」で筒井は、出勤途中、誰にも行方を告げずにふらりと遠出をしてしまう。別な生き方があったことにふと思いいたり、今のレールから外れてみたくなる というところだろうか。このあたりの感情的な動きは、「最後の息子」を読んでいた方がわかりやすい。最後の短編「楽園」では、”二つの時間を同時に過ごしている”ことを楽園として示唆している。

本短編集は、モノクロ写真のページが挿入されていて、フォトブックのような体裁だ。筒井が見たり、感じたりするものを表しているのかな。筒井の揺れ動いている感情を、つかむことはできると思う。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.79
(4pt)

モラトリアム男の別の人生

『春、バーニーズで』は、『最後の息子』の登場人物 筒井が主役の連作短編集である。『最後の息子』の筒井は、新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲していた。閻魔ちゃんに愛想をつかされるように、金をくすねたり、足蹴にしたりで気を引く、なんとも物哀しさが漂う自堕落でモラトリアムな男だった。

10年後の筒井は、会社に務め、子連れの女性 瞳と結婚し、まっとうな人生を歩んでいるようだ。多少のぎくしゃくはあるとして、連れ子の文樹とも、瞳の母とも上手くいっているし、幸福とよべる日々を過ごしているのだ。

本短編集の「春、バーニーズで」、「パパが電車をおりるころ」、「夫婦の悪戯」は、筒井の目から見た日常が活写されている。10年前に比べると、あまりに平々凡々たる日々。そんな中にも、違う人生が、染みのように影を落としていくようだ。

「春、バーニーズで」の再会した閻魔ちゃん、「パパが電車をおりるころ」のマックで隣り合わせた女性、「夫婦の悪戯」のはからずも告白してしまった男性との同棲生活。ついに「パーキングエリア」で筒井は、出勤途中、誰にも行方を告げずにふらりと遠出をしてしまう。別な生き方があったことにふと思いいたり、今のレールから外れてみたくなる というところだろうか。このあたりの感情的な動きは、「最後の息子」を読んでいた方がわかりやすい。最後の短編「楽園」では、”二つの時間を同時に過ごしている”ことを楽園として示唆している。

本短編集は、モノクロ写真のページが挿入されていて、フォトブックのような体裁だ。筒井が見たり、感じたりするものを表しているのかな。筒井の揺れ動いている感情を、つかむことはできると思う。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.78
(5pt)

とても好きな作品。

映画を観てとてもよかったので原作も読みたくなり購入。映画が原作の世界観をそのままに作られていることを確認できた。原作は、どこか読み手を突き放すような乾いた文体の中に、胸がヒリヒリするようなフレーズが溶け込んでいる。この感じ、すごく好き。間に挟み込まれた写真も気分を盛り上げる。この作品を読んで吉田修一さんの他の著作も気になり、次々読み始めているところ。でもいまのところ、バーニーズを超える作品はない。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.77
(5pt)

とても好きな作品。

映画を観てとてもよかったので原作も読みたくなり購入。映画が原作の世界観をそのままに作られていることを確認できた。原作は、どこか読み手を突き放すような乾いた文体の中に、胸がヒリヒリするようなフレーズが溶け込んでいる。この感じ、すごく好き。間に挟み込まれた写真も気分を盛り上げる。この作品を読んで吉田修一さんの他の著作も気になり、次々読み始めているところ。でもいまのところ、バーニーズを超える作品はない。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.76
(5pt)

とても好きな作品。

映画を観てとてもよかったので原作も読みたくなり購入。映画が原作の世界観をそのままに作られていることを確認できた。原作は、どこか読み手を突き放すような乾いた文体の中に、胸がヒリヒリするようなフレーズが溶け込んでいる。この感じ、すごく好き。間に挟み込まれた写真も気分を盛り上げる。この作品を読んで吉田修一さんの他の著作も気になり、次々読み始めているところ。でもいまのところ、バーニーズを超える作品はない。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.75
(3pt)

ありえないリアリティーでさすが!

デビュー作の主人公のその後を描いたものだが、すでにして懐かしく感じさせるのは巧みさゆえか? ハンドルを反対に切ってしまったゆえに、そのまま失踪してしまう男の心理が、いつもながらのありえないリアリティーでさすが! しかし、そのラストのキレは予想通りだといえ、ほっとさせる。ラストエピソードは、長さのために入れたのかもしれないが、この話には不要。面白いが……
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.74
(3pt)

ありえないリアリティーでさすが!

デビュー作の主人公のその後を描いたものだが、すでにして懐かしく感じさせるのは巧みさゆえか? ハンドルを反対に切ってしまったゆえに、そのまま失踪してしまう男の心理が、いつもながらのありえないリアリティーでさすが! しかし、そのラストのキレは予想通りだといえ、ほっとさせる。ラストエピソードは、長さのために入れたのかもしれないが、この話には不要。面白いが……
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.73
(3pt)

ありえないリアリティーでさすが!

デビュー作の主人公のその後を描いたものだが、すでにして懐かしく感じさせるのは巧みさゆえか? ハンドルを反対に切ってしまったゆえに、そのまま失踪してしまう男の心理が、いつもながらのありえないリアリティーでさすが! しかし、そのラストのキレは予想通りだといえ、ほっとさせる。ラストエピソードは、長さのために入れたのかもしれないが、この話には不要。面白いが……
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.72
(3pt)

最後の息子のその後

妻と幼い息子を連れた主人公は、むかし一緒に暮らしていたその人と、偶然バーニーズで再会する。

氏のデビュー作である「最後の息子」における主人公のその後が綴られています。

「…なんていうのかな、二つの時間を同時に過ごしてるみたいなんだ」
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.71
(3pt)

最後の息子のその後

妻と幼い息子を連れた主人公は、むかし一緒に暮らしていたその人と、偶然バーニーズで再会する。

氏のデビュー作である「最後の息子」における主人公のその後が綴られています。

「…なんていうのかな、二つの時間を同時に過ごしてるみたいなんだ」
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.70
(3pt)

最後の息子のその後

妻と幼い息子を連れた主人公は、むかし一緒に暮らしていたその人と、偶然バーニーズで再会する。

氏のデビュー作である「最後の息子」における主人公のその後が綴られています。

「…なんていうのかな、二つの時間を同時に過ごしてるみたいなんだ」
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.69
(3pt)

タイトル買い

散逸する社内での思考が描かれていて

うまいなと思わせる(2作目)

短編と短編が連なり、軌道に乗り始めてきた時に、

突如おわる。

どういう構成???

この作品の価値は
すばらしい
タイトルにあると思う
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.68
(3pt)

タイトル買い

散逸する社内での思考が描かれていて

うまいなと思わせる(2作目)

短編と短編が連なり、軌道に乗り始めてきた時に、

突如おわる。

どういう構成???

この作品の価値は
すばらしい
タイトルにあると思う
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.67
(3pt)

タイトル買い

散逸する社内での思考が描かれていて

うまいなと思わせる(2作目)

短編と短編が連なり、軌道に乗り始めてきた時に、

突如おわる。

どういう構成???

この作品の価値は
すばらしい
タイトルにあると思う
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.66
(3pt)

せつない

人生を生きていく中で、ときおり本道から外れて横道にそれそうになるときが、誰しもあると思う.

この本の主人公筒井は本道からそれないように、きちんとまじめに生きようとしている.
妻の瞳と向き合い、血のつながらない子供の文樹とも向き合い、日々を過ごしている.
だが、どこかで横道にそれる勇気がない自分をいくじがないように感じている.

かつていっしょに棲んでいた相手とバーニーズでばったり会ったり、夫婦で嘘つき遊びをしてみたり、通勤途中に衝動的に日光にむかってみたり、、.
日常の中のふとした瞬間にその気持ちが見え隠れする.

読み進むうち、特に後半から、筒井のそんな気持ちがしんみりと伝わってきて切ない気持ちになる.
私にもあるよ、そんな時が!と筒井を励ましたくなってしまう自分がいた.
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.65
(3pt)

せつない

人生を生きていく中で、ときおり本道から外れて横道にそれそうになるときが、誰しもあると思う.

この本の主人公筒井は本道からそれないように、きちんとまじめに生きようとしている.
妻の瞳と向き合い、血のつながらない子供の文樹とも向き合い、日々を過ごしている.
だが、どこかで横道にそれる勇気がない自分をいくじがないように感じている.

かつていっしょに棲んでいた相手とバーニーズでばったり会ったり、夫婦で嘘つき遊びをしてみたり、通勤途中に衝動的に日光にむかってみたり、、.
日常の中のふとした瞬間にその気持ちが見え隠れする.

読み進むうち、特に後半から、筒井のそんな気持ちがしんみりと伝わってきて切ない気持ちになる.
私にもあるよ、そんな時が!と筒井を励ましたくなってしまう自分がいた.
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU