(短編集)

春、バーニーズで

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評判

春、バーニーズでの評価:

3.91/5点 レビュー 34件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 1〜20 1/4ページ
No.66
(4pt)

誰もが体験するであろう日常を思い出させる軽快なタッチ。

吉田の軽妙な筆力、ついあの日の事を思い出させてくれる。そんな作品。「最後の息子」を読んだ後に読むのをお勧め。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.65
(4pt)

誰もが体験するであろう日常を思い出させる軽快なタッチ。

吉田の軽妙な筆力、ついあの日の事を思い出させてくれる。そんな作品。「最後の息子」を読んだ後に読むのをお勧め。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.64
(4pt)

誰もが体験するであろう日常を思い出させる軽快なタッチ。

吉田の軽妙な筆力、ついあの日の事を思い出させてくれる。そんな作品。「最後の息子」を読んだ後に読むのをお勧め。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.63
(5pt)

映像作品より自分は好き

素敵な内容
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.62
(5pt)

映像作品より自分は好き

素敵な内容
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.61
(5pt)

映像作品より自分は好き

素敵な内容
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.60
(5pt)

吉田修一ファンにおすすめ

平凡だが幸せな日常を過ごす主人公。簡単に人には言えないような過去を抱きながらも、それを受け入れつつ毎日を消費している彼だけど、ふと「今とは違う人生があったのでは…」という考えに取り憑かれ、日常から逃避する様子が極めて自然に、さり気なく書かれている。このような「さり気なさ」が吉田修一の凄さだと思います。誰しもが抱いたことのある日常からの逃避を求める気持ちや、ふと襲ってくる一抹のセンチメンタルな感情が刺激されます。

個人的に、最終章の楽園が大好き。明確に誰とは書かないので読者はさまざまな解釈ができます。私も、かつて心を通じ合ったものの、今では別の時間を過ごしている誰かに思いを馳せてしまいました。

ホントに吉田修一はすごい作家です…。良質な読書体験が味わえました。ありがとうございます。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.59
(5pt)

吉田修一ファンにおすすめ

平凡だが幸せな日常を過ごす主人公。簡単に人には言えないような過去を抱きながらも、それを受け入れつつ毎日を消費している彼だけど、ふと「今とは違う人生があったのでは…」という考えに取り憑かれ、日常から逃避する様子が極めて自然に、さり気なく書かれている。このような「さり気なさ」が吉田修一の凄さだと思います。誰しもが抱いたことのある日常からの逃避を求める気持ちや、ふと襲ってくる一抹のセンチメンタルな感情が刺激されます。

個人的に、最終章の楽園が大好き。明確に誰とは書かないので読者はさまざまな解釈ができます。私も、かつて心を通じ合ったものの、今では別の時間を過ごしている誰かに思いを馳せてしまいました。

ホントに吉田修一はすごい作家です…。良質な読書体験が味わえました。ありがとうございます。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.58
(5pt)

吉田修一ファンにおすすめ

平凡だが幸せな日常を過ごす主人公。簡単に人には言えないような過去を抱きながらも、それを受け入れつつ毎日を消費している彼だけど、ふと「今とは違う人生があったのでは…」という考えに取り憑かれ、日常から逃避する様子が極めて自然に、さり気なく書かれている。このような「さり気なさ」が吉田修一の凄さだと思います。誰しもが抱いたことのある日常からの逃避を求める気持ちや、ふと襲ってくる一抹のセンチメンタルな感情が刺激されます。

個人的に、最終章の楽園が大好き。明確に誰とは書かないので読者はさまざまな解釈ができます。私も、かつて心を通じ合ったものの、今では別の時間を過ごしている誰かに思いを馳せてしまいました。

ホントに吉田修一はすごい作家です…。良質な読書体験が味わえました。ありがとうございます。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.57
(4pt)

美しい装丁、印象的な写真、完成度の高い本

ということで、前康輔さんのモノクロ写真入りの本で大変美しい作りになっています。所有欲が掻き立てられます(kindleではなく文庫を買いました)。

同じ登場人物による連作短編集になっていて、どこから読んでもいいのですが、ゆるい繋がりもあって、全体としてひとつの雰囲気を作っています。その雰囲気というのは「人との偶然の出会い、そして別れ。いつか、その出会いを思い出す」ことによって作られるもので、ひとことで言うならば「せつなさ」でしょうね。「いつ、どこで」を表すタイトルは、その後に続くはずの「誰と」「何を」を暗示しているようです。「誰と」が邂逅と別離、「何を」がその人との思い出につながります。本の作りの良さと相まって、「せつなさ」は「美しさ」である、ということを訴えかけているように感じました。

星は5つ付けたいところですが、最後の2章「パーキングエリア」と「楽園」がいただけません。作為的になりすぎていて、私の好みではありませんでした。

ところで、このタイトル。『去年マリエンバードで』『あの頃、ペニーレインと』を彷彿とさせますね。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.56
(4pt)

美しい装丁、印象的な写真、完成度の高い本

ということで、前康輔さんのモノクロ写真入りの本で大変美しい作りになっています。所有欲が掻き立てられます(kindleではなく文庫を買いました)。

同じ登場人物による連作短編集になっていて、どこから読んでもいいのですが、ゆるい繋がりもあって、全体としてひとつの雰囲気を作っています。その雰囲気というのは「人との偶然の出会い、そして別れ。いつか、その出会いを思い出す」ことによって作られるもので、ひとことで言うならば「せつなさ」でしょうね。「いつ、どこで」を表すタイトルは、その後に続くはずの「誰と」「何を」を暗示しているようです。「誰と」が邂逅と別離、「何を」がその人との思い出につながります。本の作りの良さと相まって、「せつなさ」は「美しさ」である、ということを訴えかけているように感じました。

星は5つ付けたいところですが、最後の2章「パーキングエリア」と「楽園」がいただけません。作為的になりすぎていて、私の好みではありませんでした。

ところで、このタイトル。『去年マリエンバードで』『あの頃、ペニーレインと』を彷彿とさせますね。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.55
(4pt)

美しい装丁、印象的な写真、完成度の高い本

ということで、前康輔さんのモノクロ写真入りの本で大変美しい作りになっています。所有欲が掻き立てられます(kindleではなく文庫を買いました)。

同じ登場人物による連作短編集になっていて、どこから読んでもいいのですが、ゆるい繋がりもあって、全体としてひとつの雰囲気を作っています。その雰囲気というのは「人との偶然の出会い、そして別れ。いつか、その出会いを思い出す」ことによって作られるもので、ひとことで言うならば「せつなさ」でしょうね。「いつ、どこで」を表すタイトルは、その後に続くはずの「誰と」「何を」を暗示しているようです。「誰と」が邂逅と別離、「何を」がその人との思い出につながります。本の作りの良さと相まって、「せつなさ」は「美しさ」である、ということを訴えかけているように感じました。

星は5つ付けたいところですが、最後の2章「パーキングエリア」と「楽園」がいただけません。作為的になりすぎていて、私の好みではありませんでした。

ところで、このタイトル。『去年マリエンバードで』『あの頃、ペニーレインと』を彷彿とさせますね。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.54
(4pt)

小粋な作品

思うに、村上春樹よりずっと吉田修一の方がお洒落ではないだろうか。
プラス吉田ワールドには、足に地の着いた切なさが在る。
ウィットに富んだ会話に、ゾクっとするスリル。クールで身近なサスペンスと、どこかバタ臭いヒューマンドラマが同居し
読後に残る余韻も深い。
やはりこの作家の魅力は未知数だ。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.53
(4pt)

小粋な作品

思うに、村上春樹よりずっと吉田修一の方がお洒落ではないだろうか。
プラス吉田ワールドには、足に地の着いた切なさが在る。
ウィットに富んだ会話に、ゾクっとするスリル。クールで身近なサスペンスと、どこかバタ臭いヒューマンドラマが同居し
読後に残る余韻も深い。
やはりこの作家の魅力は未知数だ。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.52
(4pt)

小粋な作品

思うに、村上春樹よりずっと吉田修一の方がお洒落ではないだろうか。
プラス吉田ワールドには、足に地の着いた切なさが在る。
ウィットに富んだ会話に、ゾクっとするスリル。クールで身近なサスペンスと、どこかバタ臭いヒューマンドラマが同居し
読後に残る余韻も深い。
やはりこの作家の魅力は未知数だ。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.51
(4pt)

モラトリアム男の別の人生

『春、バーニーズで』は、『最後の息子』の登場人物 筒井が主役の連作短編集である。『最後の息子』の筒井は、新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲していた。閻魔ちゃんに愛想をつかされるように、金をくすねたり、足蹴にしたりで気を引く、なんとも物哀しさが漂う自堕落でモラトリアムな男だった。

10年後の筒井は、会社に務め、子連れの女性 瞳と結婚し、まっとうな人生を歩んでいるようだ。多少のぎくしゃくはあるとして、連れ子の文樹とも、瞳の母とも上手くいっているし、幸福とよべる日々を過ごしているのだ。

本短編集の「春、バーニーズで」、「パパが電車をおりるころ」、「夫婦の悪戯」は、筒井の目から見た日常が活写されている。10年前に比べると、あまりに平々凡々たる日々。そんな中にも、違う人生が、染みのように影を落としていくようだ。

「春、バーニーズで」の再会した閻魔ちゃん、「パパが電車をおりるころ」のマックで隣り合わせた女性、「夫婦の悪戯」のはからずも告白してしまった男性との同棲生活。ついに「パーキングエリア」で筒井は、出勤途中、誰にも行方を告げずにふらりと遠出をしてしまう。別な生き方があったことにふと思いいたり、今のレールから外れてみたくなる というところだろうか。このあたりの感情的な動きは、「最後の息子」を読んでいた方がわかりやすい。最後の短編「楽園」では、”二つの時間を同時に過ごしている”ことを楽園として示唆している。

本短編集は、モノクロ写真のページが挿入されていて、フォトブックのような体裁だ。筒井が見たり、感じたりするものを表しているのかな。筒井の揺れ動いている感情を、つかむことはできると思う。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.50
(4pt)

モラトリアム男の別の人生

『春、バーニーズで』は、『最後の息子』の登場人物 筒井が主役の連作短編集である。『最後の息子』の筒井は、新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲していた。閻魔ちゃんに愛想をつかされるように、金をくすねたり、足蹴にしたりで気を引く、なんとも物哀しさが漂う自堕落でモラトリアムな男だった。

10年後の筒井は、会社に務め、子連れの女性 瞳と結婚し、まっとうな人生を歩んでいるようだ。多少のぎくしゃくはあるとして、連れ子の文樹とも、瞳の母とも上手くいっているし、幸福とよべる日々を過ごしているのだ。

本短編集の「春、バーニーズで」、「パパが電車をおりるころ」、「夫婦の悪戯」は、筒井の目から見た日常が活写されている。10年前に比べると、あまりに平々凡々たる日々。そんな中にも、違う人生が、染みのように影を落としていくようだ。

「春、バーニーズで」の再会した閻魔ちゃん、「パパが電車をおりるころ」のマックで隣り合わせた女性、「夫婦の悪戯」のはからずも告白してしまった男性との同棲生活。ついに「パーキングエリア」で筒井は、出勤途中、誰にも行方を告げずにふらりと遠出をしてしまう。別な生き方があったことにふと思いいたり、今のレールから外れてみたくなる というところだろうか。このあたりの感情的な動きは、「最後の息子」を読んでいた方がわかりやすい。最後の短編「楽園」では、”二つの時間を同時に過ごしている”ことを楽園として示唆している。

本短編集は、モノクロ写真のページが挿入されていて、フォトブックのような体裁だ。筒井が見たり、感じたりするものを表しているのかな。筒井の揺れ動いている感情を、つかむことはできると思う。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.49
(4pt)

モラトリアム男の別の人生

『春、バーニーズで』は、『最後の息子』の登場人物 筒井が主役の連作短編集である。『最後の息子』の筒井は、新宿のオカマ閻魔ちゃんと同棲していた。閻魔ちゃんに愛想をつかされるように、金をくすねたり、足蹴にしたりで気を引く、なんとも物哀しさが漂う自堕落でモラトリアムな男だった。

10年後の筒井は、会社に務め、子連れの女性 瞳と結婚し、まっとうな人生を歩んでいるようだ。多少のぎくしゃくはあるとして、連れ子の文樹とも、瞳の母とも上手くいっているし、幸福とよべる日々を過ごしているのだ。

本短編集の「春、バーニーズで」、「パパが電車をおりるころ」、「夫婦の悪戯」は、筒井の目から見た日常が活写されている。10年前に比べると、あまりに平々凡々たる日々。そんな中にも、違う人生が、染みのように影を落としていくようだ。

「春、バーニーズで」の再会した閻魔ちゃん、「パパが電車をおりるころ」のマックで隣り合わせた女性、「夫婦の悪戯」のはからずも告白してしまった男性との同棲生活。ついに「パーキングエリア」で筒井は、出勤途中、誰にも行方を告げずにふらりと遠出をしてしまう。別な生き方があったことにふと思いいたり、今のレールから外れてみたくなる というところだろうか。このあたりの感情的な動きは、「最後の息子」を読んでいた方がわかりやすい。最後の短編「楽園」では、”二つの時間を同時に過ごしている”ことを楽園として示唆している。

本短編集は、モノクロ写真のページが挿入されていて、フォトブックのような体裁だ。筒井が見たり、感じたりするものを表しているのかな。筒井の揺れ動いている感情を、つかむことはできると思う。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.48
(5pt)

とても好きな作品。

映画を観てとてもよかったので原作も読みたくなり購入。映画が原作の世界観をそのままに作られていることを確認できた。原作は、どこか読み手を突き放すような乾いた文体の中に、胸がヒリヒリするようなフレーズが溶け込んでいる。この感じ、すごく好き。間に挟み込まれた写真も気分を盛り上げる。この作品を読んで吉田修一さんの他の著作も気になり、次々読み始めているところ。でもいまのところ、バーニーズを超える作品はない。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.47
(5pt)

とても好きな作品。

映画を観てとてもよかったので原作も読みたくなり購入。映画が原作の世界観をそのままに作られていることを確認できた。原作は、どこか読み手を突き放すような乾いた文体の中に、胸がヒリヒリするようなフレーズが溶け込んでいる。この感じ、すごく好き。間に挟み込まれた写真も気分を盛り上げる。この作品を読んで吉田修一さんの他の著作も気になり、次々読み始めているところ。でもいまのところ、バーニーズを超える作品はない。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU