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陰陽師 天鼓ノ巻



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【この小説が収録されている参考書籍】
陰陽師 天鼓ノ巻
陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫)

陰陽師 天鼓ノ巻の評価: 4.32/5点 レビュー 25件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(5pt)

最高!

平安の豊かな世界が、匂いから耳からも伝わってくる。いつ読んでも飽きないストーリー。日本の季節を感じるのに最適な読み物です。
陰陽師 天鼓ノ巻Amazon書評・レビュー:陰陽師 天鼓ノ巻より
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No.19:
(4pt)

無事何事も無く届きました

無事何事も無く届きました。
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No.18:
(5pt)

綺麗な本

古本なのにたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきありがとうございました。
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No.17:
(5pt)

期待通りです

わたしは、夢枕獏のファンです。期待に違わず、面白くて一気に読み終えました。
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No.16:
(4pt)

よかったです

好きな作品でシリーズで購入しています。思ったときに購入できるのがいいです。
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No.15:
(4pt)

パターン破りの変則的な展開が多め

まだまだ続くよ『陰陽師』シリーズ、全8編収録。
「晴明も博雅もこれまで通りです」とはあとがきの著者のコメントですが、本書では怪異をただ楽しく見物するだけで終わってしまったり、博雅自身が怪異に襲われたり、物語が始まった時点ですでに晴明が解決に乗り出していたり、パターン破りの変則的な展開が多くて、ワンパターンに陥るまいとする夢枕獏先生の職人芸が堪能できます。
琵琶法師の蝉丸の出番が今回は何だか多め。収録作中では「紛い菩薩」「鏡童子」がなかなかであります。
読み心地の楽しいひとときを過ごさせてもらえる一冊。
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No.14:
(5pt)

包装もよく、本も綺麗でした。

包装も価格もよく、本も綺麗でした。納得のいく買い物が出来ました。
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No.13:
(5pt)

やはり間違いなし

このシリーズは発売されるのが待ち遠しい本です。
今回も満足する内容でした。
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No.12:
(5pt)

さくさく読めます

ライトな文章が小川のせせらぎのようにサラサラ読めて、読んだ後は脳みそ洗い流してくれたかのようなさっぱり感。
陰陽師シリーズ、大好きです。
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No.11:
(4pt)

二人の掛け合いが面白い。

この巻も面白く読ませてもらいました。以前劇画版と並行して読んでましたがどちらで読んでもそれぞれでシーンや表情が浮かんでたことを思い出しました。
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No.10:
(4pt)

言葉の響きが好き

この方の描かれる奇々怪々なお話の数々もさることながら、「人物」が面白くてずっと読み続けているシリーズです。  晴明然り、博雅然り。 そして、今巻は蝉丸本といってもいいのではないかと思うくらい、蝉丸があちこちで活躍しています。  博雅の笛と蝉丸の琵琶が呼応する場面も雰囲気があっていいですし、蝉丸の妻が登場する、「逆髪の女」のお話もよかったです。 それに、「ものまね博雅」もなかなかユーモラスなお話で、この後どうなったのか続きが読みたいなー、と思いました。  全体の雰囲気は初期の頃に比べるとダーク度は薄くなったのかなと思うけれど、その分人間臭さが出ていて好きです。  この方の作品を読んでいると、鬼や仏や荒神さえも人と変わらない何かがあるというか、全てが世の一部であり、流れの一部であるように思えてきます。 量も多すぎず少なすぎずで、読みやすいです。
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No.9:
(5pt)

楽しい

陰陽師が好きな人は楽しい本です。
文字数が少ないので簡単に読めます。
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No.8:
(5pt)

満足

はやくとどいて、しょうひんもきれいでした。まんぞくしました。
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No.7:
(5pt)

陰陽師夢枕貘さんの最新刊やっぱりなんとも“ほろほろ”と楽しくなる世界かなぁ!

楽しみにしていた夢枕貘さんの陰陽師最新刊でした。これまでの既刊の作品と同様、期待どおり、“ほろほろ”という言葉がぴったりの作品です。阿部清明と彼の親友源経雅の微妙な間合いが何とも言えない不可思議な、そして具体的な事実関係は無いものの、男同士の好意と交流にややなまめかしい色合いが見え隠れする独特の世界観が感じられる作品に仕上がっています。
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No.6:
(5pt)

お勧め出来る1冊です

この陰陽師シリーズは、全部読んでます。人の暮らしと、怨霊世界が存在する時代・・・・。登場人物すべてが、魅力的な作品ですので、是非とも一冊読んでみて下さい。お勧め出来るシリーズです。
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No.5:
(5pt)

琵琶に、笛に、

我も参ぜんと、鼓を打った次第です。

天上のカミナリの子が。

べおむべおむ
ほろろころろ
てんてててん
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No.4:
(5pt)

「では、明日にでもゆこうか」

「では、明日にでもゆこうか」
「うむ」
「ゆこう」
「ゆこう」

晴明と博雅、二人の会話。屋敷の庭の風情。晴明の唱える呪に、博雅の笛、蝉丸の琵琶に誘われるように現出する鬼や神達。文字を追うこと数行のうちに、私もまたいつものようにその世界に深く入り込み、晴明と博雅が酌み交わす酒の匂いをかぎ、季節の移ろいを共にする。桜、菊。蜜虫が二人の杯に注ぐ酒の音すら聞こえてくるようだ。

回を重ねても、話の起承転結はあまり変わらない。それがいい。
安心して文字を追えばいい。いつもと変わらない晴明と博雅が、そこにいるから。
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No.3:
(5pt)

ゆっくり,ゆったり,雅な気分で

陰陽師「安倍晴明」とその友「源博雅」が都の闇に挑むシリーズで,今回は8話の短編から成っています。

シリーズも巻を重ねていますが,基本的に話の展開の型は決まっています。
しかし,読み手にとっては,世の常ならざるものに出逢える歓びが,その‘ワンパターンさ’を補って余りあるのです。

今回の特色は,盲目の琵琶法師「蝉丸」にまつわる話が中核をなすことです。
「逆髪の女」で謎が解き明かされています。

このシリーズは「ミステリー」に分類することも可能だと思いますが,一般にミステリーを読む際は,往々にして犯人や結末を早く知りたくなる衝動に駆られます。
しかし,本シリーズでは,そのような衝動を感じることはあまりなく,むしろ,もっとあやかしの世界に浸っていたい気分になります。それは,かつては存在していたが現在は失われてしまった「闇」に対するある種の憧れからでしょうか。あるいは,清明と博雅の限りなく雅やかで,かつ深遠なやり取りの世界―これはもはや彼らの創り出した「結界」とも言うべきものではないでしょうか―に取り込まれてしまいたいという願望の表れでしょうか。

毎回,ゆったりした気分にさせてくれるシリーズです。
また,清明の屋敷の庭に繁る四季折々の草花も,個人的には楽しみな描写です。春先の清々しい花の香り,夏のむっとするような生命力に満ちた草いきれ,秋の露に濡れた草花から立ちこめるしっとりとした芳香―。
このような庭を愛でながらゆっくり酒を味わいたい,そんな気分にさせてくれることも本シリーズを読む楽しみの一つです。
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No.2:
(4pt)

晴明と博雅のやりとりの雅やかな味わい。よいですねぇ。

春は桜あるいは藤の花が、秋には菊の花が咲き、匂う安倍晴明(あべのせいめい)の屋敷の庭。簀子(すのこ)の上に座した晴明と源 博雅(みなもとのひろまさ)が、酒を飲みながら言葉を交わすうちに、「ゆこう」「ゆこう」そういうことになって、平安の世の都の怪異に出会う話を収めた連作短篇集。『陰陽師 夜光杯ノ巻』以来となる、二年半ぶりのシリーズ最新刊。相変わらずのゆったりと雅やかで、ほろほろと親しみながら頁をめくってゆくことのできる心地よい空気感。もったいないけれど、あっという間に八つの収録作品を読んでしまいました。

 今回は、盲目の琵琶法師、蝉丸(せみまる)が登場する作品が多かったですね。彼が弾く琵琶の音(ね)が、月明かりと花の香のあわいに嫋嫋(じょうじょう)と響く中、博雅の吹く葉二(はふたつ)の笛が、ほろりころりと和する調べの美しさ、合奏の酔い心地。何とも言えず、良いですねぇ。このふたりの妙音にもうひとりの楽器が絡んでトリオとなり、満月が冴え返る秋の天に三つの楽の音が溶け合い、響き合う作品に魅せられました。「霹靂神(はたたがみ)」の一篇。十頁ほどの掌編ですが、これ、よかったなあ。

 初出掲載は、以下のとおり。
 「瓶博士」「器(うつわ)」「紛い菩薩(まがいぼさつ)」「炎情観音」「霹靂神」「逆髪の女」「ものまね博雅」が、『オール讀物』の2008年2月号〜2009年6月号にかけての掲載。最後の「鏡童子(かがみどうじ)」が、『京都宵―異形コレクション (光文社文庫)』所収の作品。

 これからも、ずっと続いていってほしいシリーズ。次の巻をまた、楽しみに待つことにしましょう。
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No.1:
(4pt)

晴明と博雅のやりとりの雅やかな味わい。よいですねぇ。

春は桜あるいは藤の花が、秋には菊の花が咲き、匂う安倍晴明(あべのせいめい)の屋敷の庭。簀子(すのこ)の上に座した晴明と源 博雅(みなもとのひろまさ)が、酒を飲みながら言葉を交わすうちに、「ゆこう」「ゆこう」そういうことになって、平安の世の都の怪異に出会う話を収めた連作短篇集。『陰陽師 夜光杯ノ巻』以来となる、二年半ぶりのシリーズ最新刊。相変わらずのゆったりと雅やかで、ほろほろと親しみながら頁をめくってゆくことのできる心地よい空気感。もったいないけれど、あっという間に八つの収録作品を読んでしまいました。

 今回は、盲目の琵琶法師、蝉丸(せみまる)が登場する作品が多かったですね。彼が弾く琵琶の音(ね)が、月明かりと花の香のあわいに嫋嫋(じょうじょう)と響く中、博雅の吹く葉二(はふたつ)の笛が、ほろりころりと和する調べの美しさ、合奏の酔い心地。何とも言えず、良いですねぇ。このふたりの妙音にもうひとりの楽器が絡んでトリオとなり、満月が冴え返る秋の天に三つの楽の音が溶け合い、響き合う作品に魅せられました。「霹靂神(はたたがみ)」の一篇。十頁ほどの掌編ですが、これ、よかったなあ。

 初出掲載は、以下のとおり。
 「瓶博士」「器(うつわ)」「紛い菩薩(まがいぼさつ)」「炎情観音」「霹靂神」「逆髪の女」「ものまね博雅」が、『オール讀物』の2008年2月号〜2009年6月号にかけての掲載。最後の「鏡童子(かがみどうじ)」が、『京都宵―異形コレクション (光文社文庫)』所収の作品。

 これからも、ずっと続いていってほしいシリーズ。次の巻をまた、楽しみに待つことにしましょう。
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