■スポンサードリンク


逆風の街: 横浜みなとみらい署暴力犯係



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
逆風の街
逆風の街―横浜みなとみらい署暴力犯係 (徳間文庫)

逆風の街: 横浜みなとみらい署暴力犯係の評価: 4.27/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.27pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
<<12
No.2:
(4pt)

意外や意外、イメージを裏切る真面目な暴力犯係

警察小説が好きな方はご存じかと思いますが、捜査四課とか暴対といったいわゆる<対ヤクザ>のお仕事をされている面々は、彼ら自身もヤクザと見分けがつかないような風貌で、半ばヤクザと<持ちつ持たれつ>の関係にあるというのが、一般のイメージ。

しかしこの小説の主人公は、意外にも極めてまっとうな神経の持ち主で、ヤクザを<必要悪>などとは夢にも思っていない。

自らの不注意もあって闇金融から借金を重ね、強引な取り立てに逆上して自分から手を出してしまい、ヤクザに付け狙われる中年男。<自業自得>ともいえるこの男を、主人公は本気で守ろうとします。取り立てにきた男と暴力団の不可解な関係を捜査していくうちに、なぜか警察内部からも横やりが入るのですが、大暴れするでもなく、大見えを着るでもなく、淡々と捜査を進めていきます。

超人的なキャラクターが出てこないし、、派手な銃撃戦やカーチェイスがありません。警察VS暴力団ものにありがちな<爽快感>はありませんが、ねばり強く彼らを追うという主人公たちの姿に好感が持てる、佳作といったところでしょうか。警察小説好きならば、買って損はないと思います。
逆風の街Amazon書評・レビュー:逆風の街より
4198617740
No.1:
(5pt)

横浜を舞台としたマル暴物語

暴力犯係の刑事・諸橋はヤクザを許せぬ正義漢。部下たちとともに、諸橋はとある悪徳金融業者を追いつめるが、そこには秘密が隠されていた……。今野敏らしいテンポの良い作品で、主人公・諸橋と城島のコンビの存在感も良く、横浜を舞台としたマル暴物語として面白く読むことができました。
逆風の街Amazon書評・レビュー:逆風の街より
4198617740

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!