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夢を売る男
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夢を売る男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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この世界では本当にこんな事がおこなわれているのかな-と思った。でもあり得るよなーとも思った。 少し前に知り合いのお父さんが本を出すとか言っていて凄いなーと思っていたけど、ひょっとしてこのパターンなんかなーと・・・ 軽い内容で読みやすかった。 | ||||
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百田さんの小説、毎度毎度、内容がカメレオンのように七変化で、毎回毎回、楽しみです。 この小説も、レビュー通り大変、面白かったです。 | ||||
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「夢を売る男」で出版業界の話 ってことで、相当期待しました。勝手に。 物語はそれなりに面白いが、その夢を売る男の中身は、 ちょっとサギっぽい感じ。 決して詐欺ではないともいえるかもしれないが、 普通の素人からみたら詐欺ですよね。 そこがちょっと期待はづれ。 夢を売る男は、本物であってほしかった。 本物の出版人であってほしかった。そういう意味で期待はづれ。 でも小説の物語と登場人物たちの会話と心理は 面白く、リアルな点も多く、勉強になった。 読み物として、小説としても楽しむことはできました。 ハラハラする場面も多かった。 自費出版と共同出版、そして商業出版といった境目がはっきりしない グレーなイメージがある出版業界への警鐘ではないか? と、業界に片足突っ込んでる自分からみたら、考えさせられる点が 多々ある内容。 百田さんの作家としての姿勢が、ここにも一つは表れているのではないか? | ||||
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作者が一作毎に作風を変えるという噂は聞いていたが、これ程までとは思わなかった。「永遠の0」とは全く異なった味を堪能出来る。ブログや(例えばAmazonの)ネット・レビューで"自意識過剰"となった現代人を題材にして、出版業界の仕組みについて丹念に解説した書と言える。筒井「大いなる助走」の様なプロの作家側から見た怒涛の如き出版業界(「**賞」選考委員会)批判ではなく、"自意識過剰"なアマに焦点を置いている所が笑える。自分の胸に突き刺さる描写も幾つかあり、苦笑した。 しかし、「永遠の0」で売れるまでは、作者もこうした"自意識過剰"なアマの1人だった筈。本作中に実名(ペンネーム)が出て来る有名作家が書く作品よりも、自分が書く作品の方が面白い筈、という信念がなければ現在の作者はあるまい。その雌伏の時代をこうまで客観的(自虐的)に振り返れる作者の度量の広さを感じた。「プロとアマの差は売れるか売れないか」という至言も出て来る。「夢を売る」商売に乗ってはイケないという戒めと共に、読者に夢を与えてくれる作品にもなっている。Amazonのレビュアーの方達には必読の書か ? | ||||
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小説家をここまで馬鹿にした本は始めて読みました。 どこの世界も同じで、この業界で食べて行ける人は一握りなんですね。 私もここ30年間小説らしい小説を読んでいないことに気がつきました。 片付けやダイエットなどのハウツー本や趣味の占いの本を10冊程度購入しただけです。 最近の『情熱大陸』を見て、百田尚樹の小説を1冊買って、後は図書館で借りまくって読んでいます。 この本を読んで小説家になる夢を捨てた人も多いと思いますよ。 | ||||
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出版社丸栄社の牛河原は、敏腕編集者として忙しい日々を送っていた。彼のもとには、 自分の本を出版したいと思う人たちが訪ねてくる。彼らの欲求を満たし、かつ会社の 利益につながる方法とは? 「自分の本を出版したい。」 そう思う人たちに、牛河原は言葉巧みにジョイント・プレス方式を持ちかける。それは、 出版費用を出版社と著者とで分け合う方式だ。けれど、著者が支払う額は丸栄社に多大な 利益をもたらす。それほど高額だ。自費出版よりかなり高い。だが、牛河原に巧妙に プライドをくすぐられた人たちは、ためらいもなく支払う。自意識過剰な人たちのなんと 多いことか!最初、丸栄社は暴利をむさぼる会社かと思った。でも、読んでみると一概に そうとは言い切れないところがある。出版費用はかなり取られるが、出版した人たちは ほとんどが満足しているのだ。売れる売れないではない。自分の書いたものを認めて評価 してくれて、出版にまでこぎつけてくれた人がいた。そのことだけで充分なのだ。悪人かと 思った牛河原は、本の出版に情熱を傾ける、熱い熱い男だったのだ。彼の語る出版にかける 思いはなかなかのものだ。中には「百田某」という作家を痛烈に批判している個所もあり、 思わず笑ってしまったが。 今、出版業界は電子書籍の登場で大きく変わろうとしている。本を読む人の数も減っている。 いったいこの先どうなるのか・・・。この本を読みながら、そんな思いにもとらわれた。 詐欺まがいの話あり、人情味あふれる話あり、笑える話あり、とにかく楽しめる作品だった。 | ||||
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まだ読んでません。好きな作者なので楽しみです。時間を作り読みたいです。 | ||||
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話としてはおもしろいけどワンパターン。 夢を見る登場人物たちが出てくるのだが、ほとんどおんなじ結末っていうか・・・ 短編集とかにして一人の人物にもっとフォーカスして物語に深みを出せばよかったと思う。 題材としてはおもしろくてよかった。 | ||||
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主人公牛河原の口を借りて既存の小説家や出版システムに対する著者の思いを言いたい放題。 どこまで真実に迫っているのかわからないが、 小説家も出版社も想像以上に大変だなというのが素直な感想でした。 特に何かが心に残るという類の本ではないですが、 軽い感じでテンポよく話が進むので、気晴らしに読むにはよい本です。 | ||||
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にクスッと笑ってしまいました。この先、百田さん、加筆、修正したくならないのか、よけいなお世話的心配をしてしまいます。この後、どんな小説を書くのかも心配になります。 | ||||
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著者が得意の業界裏話小説。 マルサの女・平成の出版社バ-ジョン。 | ||||
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「永遠の0」を読んで本当に久しぶりに小説を読んで感動した。読んで心からよかったと思える作品は久しぶりであった。そんな百田尚樹さんの著書をたまたま立ち寄った本屋で見つけて購入。 結論からいうとまあまあ面白いし、おそらく著者も肩の力を抜いて書いたと思われるように一気に読めた。「出版業界の裏話」がテーマである。人間というのは、いかに自分が特別な存在であると思っているか、そしてそれを周りにわかってもらいたいと考えているか。かく言う自分もamazonnにレビューをせっせと書いている時点でそんな人間の一人なのでしょうが。(笑)「夢を売る男」の夢がない、現実が描かれている本です。ちょっとした移動時間、空き時間にお勧めです。 | ||||
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話の内容は違いますが、東野圭吾氏の「歪笑小説」の2番煎じな感がします。 「歪笑小説」に出たような内容が結構出てきて苦笑してしまいました。 | ||||
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出版業界を暴露するような内容。 他の方が内容については書かれているので割愛しますが、出版業界の裏側を知らない普通の私たちにとっては衝撃的な内容満載です。 これが本当なのかフィクションなのかはおいておいて、純粋にエンターテイメントの小説と考えれば面白いです。 厚みもそこまででなく、文章も小難しくないのでさっさと読めて、暴露本を読んでいるような面白さがあります。 主人公の編集長もずっと出版業を割りきって考えている営業マンのようなスタンスで描かれていて、じゃあ人間としてどうなのかという部分を考えると好感が持てない描き方をしておきながら、最後の最後の一言が、彼に対する読者の見方をガラリと覆すどんでん返しもあって、読後感も爽やか。 最後のひっくり返しは予想できなかった分、やられた!と思いました。 ……が、じゃあハードカバーの値段分の価値があったかというと微妙なところ。 面白さだけを求めるのならば、価値はあると思います。 でもそこに考えさせられる深い何かを求めるのならば、微妙。 何を読み手が求めるかで評価がかわってくる作品だったと思います。 個人的には「永遠のゼロ」などよりははるかに落ちる作品だけど、「モンスター」よりは上、と感じました。 | ||||
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著者がTwitterで出版業界を敵にした、とか もう本出せなくなる、とか言っていたので、 どれだけのことを書いたのだろうと気になって読んでみた。 (著者のステマかもしれないが・・) 「永遠のゼロ」の著者、百田尚樹が 出版不況の中、お客を読者から著者に変えて 商売を展開する編集者を主人公に、出版業界の裏側を描く。 出版社が著者に金を出させることで、 本が売れなくても、出版社が儲ける仕組みになっている。 なんとひどい話か、というトーンで話が進んでいたが、 読んでいる途中、どうも違和感が。 夢を叶える為に喜んで金を出しているのだから、 それほど悪いことではないのではないか。 まぁ、騙すのはいかんか。 それでも、最後に主人公の編集者が見せる、 本作りへの想いの片鱗みたいなものに救いがある。 そこには、純粋に良い本作りだけをしていては、 食って行けなくなった切実な出版業界の事情が見え隠れする。 海賊とよばれた男 上 | ||||
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百田フリークとしては評価は少々厳しいですが、 安定した文章能力や物語の展開のレベルはかなりのものだと感じます。 出版業界から見た小説カ家志望者の滑稽さは自虐的かつ自戒を込めて 書かれた気がします。 賞取りレースでの出版社の工作など小説という形で 作者が皮肉っているのも判ります。 それでも個人的には彼は直木賞を取る実力の作家と思っています。 作中にさり気なく直に消える作家として自分の名前を登場させたり 出版社の社長の名前が自叙伝的小説「錨を上げよ」の主人公と同じ作田なのも 思わずニヤリとしてしまいますね。 但し作家や志望者と編集者と言う限定的な世界の物語ですから 大作を期待する読者には少々肩すかしを受けた気になるだろうと思えます。 色々なジャンルの色々な形態の本を書く中の秀作のひとつと考えれば それなりに楽しめるかと思います。 タイトルの「夢を売る男」は直接的には作家志望者への 出版社の男の意味でしょうが、 本が読まれなくなったこういう時代だからこそ 作家は読者に「夢を売る職業」だと作者は言いたかったと思いますね。 | ||||
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名作「永遠のゼロ」の著者、それに「本を出したいという夢につけ込む出版社」という題材に興味を惹かれ購入、読んでみましたが、正直な感想はわりに薄っぺらい駄作でした。著者がいつごろ本書を書いたのか興味あります。軽くは読めますが、出版界の内幕が分かるだけの小説でした。 | ||||
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