(短編集)

ビッグ・ドライバー

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評判

ビッグ・ドライバーの評価:

3.95/5点 レビュー 21件。 D ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(5pt)

ここに収められた作品には容赦がないが・・・けれどもそこには真実がある。

本書では、中短篇5編を含む、原著「Full Dark, No Stars」 から「Big Driver(ビック・ドライバー)」と「A Good Marriage(素晴らしき結婚生活)」の2作品を選んで、翻訳本「ビッグ・ドライバー」としたものである。キング自身も言っているように、ここに(原著)収められた中短篇には容赦がなく、非常に Harsh(過酷、残酷)な話である。特に、レイプされた女性作家の復讐を描いた表題作「ビッグ・ドライバー」のストーリーテリングは原著でも最高であると思う・・・前半、 描写がキツく(Harsh)読んでいくのが辛いほどであり、後半の展開がまたすごいのである。やはりキングの中篇は無駄がなく濃密で面白くHarshである。また、夫が殺人鬼であることに気づく貞淑な妻の恐怖譚「素晴らしき結婚生活」は、どんなに近くにいてどんなに長く連れ添っても、決して分からない部分というのが 誰の心にもある・・・でもそれが見えてしまった時にどうすれば・・・。これだけは最後にかすかな希望が感じられるかも。
キングの細部に亘る生々しさ、ひねった語り・・・確かに”暗く容赦のなき物語“であるが、名人芸による充実の1冊でしょう。
これはファンなら必読でしょう。

☆翻訳書「1922」は原著「Full Dark, No Stars」から『1922』と『Fair Extension』の翻訳を収録したものである。
ビッグ・ドライバー (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ビッグ・ドライバー (文春文庫)より
4167812185
No.1
(5pt)

漆黒の夜空

救いがたく、それでもなお人を魅了する物語集。
それが、1922と対なす本書…ビッグドライバー。

キング、やってくれたな。
しょっぱなからそう思わされた出だし。
長編では見られない異様に緊迫した感情とスピーディーな展開。

文句のつけようのない、素晴らしい中編だ。
過去作品で言えば、ブレッドジンジャーガールに匹敵するスリリングさがあるが後味の何とも言えない感じはこちらの方がある。

残酷な描写に抵抗感がある方は避けた方がよい。

しかし、巧い。
長編より、短編の方が最近のキングはノッている。
ビッグ・ドライバー (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ビッグ・ドライバー (文春文庫)より
4167812185