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007/007は二度死ぬ
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【この小説が収録されている参考書籍】
007/007は二度死ぬの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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| Qの秘密兵器(リトルネリー)や スペクターのロケット基地が出て来る 映画版よりは流石に地味だが、ボンドが 日本人に化けたり忍者の格好をしたりと、 映画版と同じキッチュさが味わえる。 その点では、昔のボンド映画同様、 気楽に楽しめた。 と同時に、映画版最新作にして 最大の問題作とも言うべき 「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の要素も 実は入っていたりする。 日本趣味丸出しの宿敵ブロフェルドの アジトの様子や、ボンドガール (古臭い呼び方だが、敢えてそう呼ぶ)の お腹にボンドの……。 その意味で本作は「女王陛下の007」原作版と共に、 「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の原作とも言える。 | ||||
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| 最愛の新妻を惨殺され失意の底に落ちていた007をよみがえらせるため、Mは絶対不可能なミッションを遂行させるため彼を日本へ送り込む。 それは宇宙船を強奪して対立する2大国を戦争に導こうとするスペクターの巨大秘密基地の壊滅・・・ ・・・ではなく、毒草に彩られ、毒虫の蠢く夢幻城が聳え立つパノラマ島の粉砕と謎の城主の暗殺だった・・・ 映画のほうも異色だが、原作はもっと異色だった。映画から先に入った読者には地味な展開だが映画が華やかな観光旅行なら、原作は海外滞在記の趣がある。物語のすべての展開、描写に日本文化の考察が織り込まれているのに驚愕してしまう。特にミッション遂行にあたってお参りにいった六地蔵でボンドが触れる、土着信仰の経験の描写がいいですね。 当時としてはこれ以上ないほどに克明に描かれたリアルな日本で世界でもっとも有名なスーパースパイが活躍姿は、しかし、どことなく夢見心地で、「現世は夢、夜の夢こそ真」と詠んだ江戸川乱歩を感じてしまうのはわたしだけだろうか。大都会東京を人質にとり悪の地下帝国を築く「大暗室」とそれを陥落させる正義との攻防ははそこはかとなく007っぽい。あらためて映画を見ればロアルド・ダール脚本による映画のほうも忍者が屋根裏から落とした糸を通して毒殺するシーンがでてきて、これこそ乱歩直球であった。 安息の夢幻に漂いながら、その平和に身を委ねられない、007の業が哀愁を誘うラストが秀逸だ。 (すでに作られた映画もよいが、原作通りの映画化もしてほしいものだ。) | ||||
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| 久しぶりに読みたくなり購入しました。懐かしい思いでの作品です。状態もとても良かったです。 | ||||
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| 井上一夫の訳を思い出しながら本書を読むうちに、物語の世界に浸ってしまいました。 前作「女王陛下の007」がイアン・フレミング原作の白眉だけに、その続編の本作は当然暗く、映画と異なってアクションの連続とはなりません。ラスト手前で気球につかまって漂流するジェームズ・ボンドの姿が本作、いやジェームズ・ボンドの物語すべてを象徴しているように思えるのです。映画でしか007を知らない方は、この物悲しさについていけないかもしれません。しかし、このボンドがあったからこそ、挫折し再生する英雄として、ジェームズ・ボンドは今に残っていると言えるでしょう。 なおペーパーバックでは本書の表紙が気に入った方は急がれる方がいいでしょう。一番廉価です。米国アマゾンでは別の表紙のものしかありません。 | ||||
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| 82年の4刷モノを再読しましたが「黄金の銃をもつ男」が読みたくなる事請け合いの面白さですね。 この原作をよくぞオリンピックと万博間の最も勢いのあった頃の日本を舞台に映画化したものです。 悲願かつ大本命の「サンダーボール作戦」で007ブーム最高潮のすぐ後、コネリー・ボンド作でしたからねぇ。 ま、映画と違ってどうしちゃったのブロフェルド?ってな感じはあるものの、ボンドの記憶喪失やED危機にキッシーの妊娠まで、後期作品だけあって意外性に富んだ内容で楽しめました。 それにしても映画・原作双方、ボンドの日本人化は無理がありましたな。 | ||||
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| 日本が舞台のボンド作品 日本人から見ると ?? の箇所がいくつか出てきますが まあ ご愛嬌。 純粋にスパイアクションとして楽しめます。 | ||||
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| 種本は中根千恵の「タテ社会の人間関係」と三島由紀夫の「潮騒」ですが、一発で日本人を見抜いたフレミングの眼力には平伏するばかりです。しかしそんなことよりも、この異色作がもっている美しく不思議なフォークロア的要素に惹かれて何度も読み返してしまいます。 | ||||
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| 残念ながら、まだ映画は見た事が無く小説で楽しもうと買ったところ読んでいるうちに今度は映画を無性に見たくなってしまいました。 | ||||
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| 007映画で唯一見た事が無い”007は二度死ぬ”をとても知りたくなり、 この小説を読んで内容を知ろうと買ってみたら、読めば読むほどに映画の方を より見たくなってしまいました。 | ||||
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