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(短編集)
6時間後に君は死ぬ
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6時間後に君は死ぬの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
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「13階段」がちょっと好きな感じと違ったので、 以来この作家の作品は読んでいなかったのですが、 何気なく読んだこの本に、いい意味で期待を裏切られました。 5編からなる連作短編。 最初の1話は推理小説仕立てですが、 2〜4話目はちょっと不思議なやさしいお話。 3話目「恋をしてはいけない日」が特によかった。 多くの女性が理想として挙げるような恋人が描かれています。 でも彼の正体は。。。 いずれも若い女性が主人公で、前向きになれるお話。 特に、かなえたい夢を持っている方にお勧めです。 | ||||
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「六時間後に君は死ぬ」明日25歳になる美緒は、ナンパで声をかけてきたと思われた青年に自分の死の予告を受ける。真面目で誠実そうな青年の言うことに心当たりがあった彼女は「自分を殺そうとする人物」を探し出そうとしはじめる。 唐突に予知のビジョンが見えてしまう青年「圭史」の周りで起こった出来事の短編集。 圭史は脇役で、それぞれの短編で健気で一生懸命な女性達が主人公です。 彼女達が自分の人生をしっかりと生きようと生活している様子が描かれていて読んでいて気持ちの良いお話ばかり。 いろいろな困難にあっても、行動することでそれを打破していこうとする姿に元気付けられます。 面白い本でした。 | ||||
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表題のってドラマ化されてたのかー一言でいうと、長編の高野和明さんほどの勢いがないけど、全体的にあたたかい話で私はスキです。のんびり時間があいたときにぺらぺらめくって読むといい本。ハラハラはしないけど、まったり読むにはいい本。表題の「3時間後に僕は死ぬ」がきて、そこにでてくる人物がちょこちょこからんでくるお話。非日常的なことがおきるけど、主人公たちがみんなよく考えることを感じている。夢をおいかけてはいるけど現実は厳しくお金がなく希望が縮んでしまう生活をおくっていたり…努力しているけど報われず一緒に頑張っているコの失敗を願ってしまったり…頑張ったって、それが叶うわけじゃない。あきらめようか、でもまだ頑張れる気がする…すぐ隣を歩いているかのような人たちです。人として誰もが感じてしまうつらいこととか、妬んでしまうこととか、あるある、そうだよね…と思えるので、自分におきかえやすかった。「恋をしてはいけない日」が好きだけど、最後恋をしてよかったという言葉がほしかったかな。現実うまくいかないけど、前を向いて歩いてみようかな…と思う主人公たちを応援したくなります。高野和明さんの本が好きだー!と興奮して読むと、あれ?と思ってしまうかも。実際ラストは予想できるし、短編だからもちろんうんと短い。けど読みやすいし、1つ1つ雰囲気が違ってよい話だし、素敵な短編集だと思います。 | ||||
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高野和明が見つけたヒューマニズム路線の本で、名作「幽霊人名救助隊」の延長線上にある話である。作品はどれもややシナリオ的で書きすぎの感が否めない。ただ、悪い本ではないし、読みやすくて新幹線本にはもってこいだろう。しかし、「幽霊人名救助隊」を超えられずにいる。今後、どんな手で来るのか、次回作に期待したい。「幽霊人名救助隊」が未読の方は、ぜひそちらをおすすめする。 | ||||
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世にも奇妙な物語みたいな短編小説。 ドキドキする展開があったり、 心暖まる話があったりで、中々面白い本でした。 | ||||
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安いストーリーに安い文体、通勤電車で暇つぶしに読むのにちょうどいい。 | ||||
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他人の未来を予知することができる青年・圭史。 彼の言葉を聞いた人々は、それをどう受け止め、どう生きていくのか。 「運命」を変えることはできるのか。 長編かと思っていたら、短編連作集だった。 同じテーマを扱っていながら、一編一編かなり雰囲気が違う。 表題作の「6時間後に君は死ぬ」と「3時間後に僕は死ぬ」は、設定を生かしたカウントダウン・ミステリー。 正直、このふたつは安易すぎてちょっと物足りなかった。 それよりも、間に挟まっている3編が良かった。 心温まるお話。 予知能力は、引き立て役でしかない。 なるほど、こういう使い方もあるのか。 特に、「恋をしてはいけない日」と「ドールハウスのダンサー」が良かった。 「運命」を突きつけられても、なお努力し、懸命に生きる姿に心打たれました。 | ||||
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まず、長編小説かと思って買ったが、短編集だった。 いずれも、未来を断片的に見ることのできる少年と、主人公の女性の物語。 小説のタイトルでもある「6時間後に君は死ぬ」は、内容的にあまり良くないが、その他の作品には、面白いものもある。ただ、短編集だからか、予想外の展開であったり、思わぬ伏線、というのはあまりなかった。 | ||||
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不足しているミステリ要素を、ファンタジー要素で穴埋めして作られた連作ライトノベルです。 文章はクセがなく平易で読みやすいので、さらさらと読み進むことができます。 話の展開もクセがなく安直ですので、さらさらと先が読めてゆきます。期待を裏切りません。 短編集ながら画一的な構成のため、読み進むほどに、先の展開がさらに見えやすくなります。 この「自分が予言者になったかのような感覚」が作者の狙いなのでしょう。してやられました。 | ||||
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ミステリ好きの方がこの作品を読むと、短編な上に話がうまく行きすぎて深みがない・・・と評価しそうな作品です。 確かに「6時間後に〜」も「3時間後に〜」もありふれた設定の短編でもあるので、最初にうがって読み始めれば結末も大した事なく感じるかも しれません。むしろTV用の脚本に近く、スラスラ読めます。そこがこの作品の美点でもあると思いますが。 僕はむしろ「時の魔法使い」「恋をしてはいけない日」の2点が心温まる作品として気に入りました。 | ||||
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高野氏の大ファンで全て読んでいますが、今回は短編なんですね。 読んだ感想は、短編で少しテンションダウンと言うこともありますが、微妙でした。 最初のタイトルと最後のタイトルが、1話として映像化もされている様ですが、正直期待した程ではありませんでした。 全ての話が急展開で、もっと長ければ評価が変わると思うのですが・・・。 | ||||
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他人の未来の一面を見ることができる男に左右されながらも懸命に生きようとする人間を描いた短編集。どの話もおもしろかったが、「時の魔法使い」が特におもしろかった。将来は脚本家を目指して、プロットライターとしてお金に困りながら厳しい生活をしている未来。未来は9歳の時にかくれんぼをしたまま眠ってしまい、丸1日分の記憶が欠落していた。幸福だった子供時代を思い出して故郷に帰ることにしたが、そこで思いがけない出会いがあり、将来への希望を取り戻していく。心温まる話でとても勇気付けられた。何度はね返されても希望さえ持っていれば夢の扉を叩き続ける決心をした未来を応援したくなった。 | ||||
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高野さんの本を読んだのは初めてでしたが、作品の発想、構成共にとても面白く、一気に読みました。あまりの面白さに家族や友人にも無理貸ししましたが、返ってくる感想はみんな好意的で、どの世代にも受け入れられたようですよ。ただ、残念なのは文庫が発売されていない事。手軽に持ち歩けるとうれしいのですが。 | ||||
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表紙、中身ともにほぼ新商品と変わりなく気持ちよく手にすることができました。 また利用したいと思います。 | ||||
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元デート嬢の女性がある日突然若い男性から「6時間後に死ぬ」と予言される。 彼のほかの予言が事から・・・ 未来を読める男性を描いた表題作とその続編、そして短編集である。 非常に読みやすくそして読んだ後もさわやかである。 甘ったるいところもなきにしもあらずだが、あまりハードな小説は読みたくないときにお勧めの作品。文章が軽妙でそして無駄がない。いい書き手である。 すっきりしたストーリーはドラマになりそうだと思っていたらもうすでに映像化されていた。今度はそのドラマも見てみようと思う。 | ||||
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ちょっとオカルトチックな話。 オムニバス形式なんですが、どうもこれ、伊坂さんを意識したんじゃないかと思わせるような内容です。 伊坂さんを意識して書いて、そこそこ面白く書けるんだから実力のあるかただと思います。 ただ、夢を追う人間が、結局あまりにハッピーすぎるラストに持っていくのは、ちょっと厳しいかも。現実は夢やぶれて、どうにもならなく、貧困生活だと思うけど、夢やぶれても、つぎのあまりに幸運なできごとがやってきます。 そこらへんが、ちょっとついていけませんが、総じて面白い内容だったと思います。 | ||||
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高野作品中の「最悪」 少女漫画の妄想みたいだった。 もっと構想練って書いて欲しい。 才能枯渇? | ||||
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表題作と最後の「3時間後に僕は死ぬ」は連作集としての体裁を整えるためのタイムリミット・サスペンスという感じで普通に面白い作品というくらいだったが、間に挟まった3編は、先の見えない現状に不満や不安を抱く人間を主人公とし、成功しなくても、努力が報われなくても人生は失敗ではないというメッセージにあふれた優しい作風の佳作です。「努力」「不屈の精神」「成功」ばかりを評価する風潮にあって、普通の人の普通の幸せを慈しむようなこういう作品は貴重です。 | ||||
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高野さんの作品は久しぶりだったので、張り切って手にしました。 タイトルはちょっと読者をあおった感じでいまいちですが、 中身は良かったです。 正直言って1話目の表題作を読んだ段階では、 ”この本はあんまり期待できないかも・・”と思ったのですが、 2作目の「時の魔法使い」でやられました。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、 後半の二人の女の子のやりとりは、 鼻の奥がツーンとしました。 誰しも人生をやり直す事が出来たらと、一度は思うでしょうが、 いざ、その場面になったら迷うものなのですね。 年を重ねてやり直したいことが増えてきた方には、 この切ない気持ちを分かってもらえると思います。 高野さんのデビュー作のファンの方には、 軽く感じる作品かもしれませんが、 わたしは、明るくて前向きなこの本が好きです。 | ||||
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タイトルを見て、そそられるものがあったので読んでみたら、短編集の一タイトルであった。タイトルのまま長編として続くものと思っていたので、期待はあっさり裏切られた。 本短編集の中で、他の著者による数年前に喝采を浴びたものがベースとなり、著者が脚色したものも含まれていたので、これは明らかにガッカリである。 残念ですが、これが著者の実力なのでしょう。 | ||||
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