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お眠り私の魂



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【この小説が収録されている参考書籍】
お眠り私の魂
裁判官―お眠り私の魂 (光文社文庫)

お眠り私の魂の評価: 2.40/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

裁判をめぐる問題の大きさを知る

本書は、主人公の裁判官が何人もの愛人に宛てた手紙を通じて、裁判官としての生の葛藤を描いた小説である。その葛藤とは、何者か(それは最高裁なのだが、表に現れることはない)によって裁判が統制されようとするのに対して、一人の裁判官が抱く葛藤である。 最高裁による人事上の支配を通じた裁判統制の具体的な描写はかなりリアルだが、あまり一般の人にとって興味を引くテーマとは思われない。それにもかかわらず作者が本書を著したのは、書かざるをえない強い衝動をおぼえたからに違いない。
 それほどまでに強い衝動を抱かせる裁判官の世界の問題の大きさを知る。
お眠り私の魂Amazon書評・レビュー:お眠り私の魂より
4334923380

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