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憑物語
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憑物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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雑談のような言葉遊び、蕩けるような色気、メタ会話などは文体の総集編のようにも感じる。原点回帰したうえで、物語そのものを俯瞰し、その矛盾をさらけだす。 だけど、ちょっとテンポわるいです。この本で速読すると、抽出したい情報にもよりますが、序盤は数秒で1ページ読めます。言葉遊びはスベると白けるという標本にするのがおすすめ。 いままでのストーリーを総括したうえで、状況の変化が告げられる。化物語シリーズに起承転結があるものならば、憑物語は転。オチに向けた前フリ、終わりの始まりだ。 けど、それほど衝撃的な展開はない。しかし、物語展開は手堅く、続きは読みたくなる。 まったりと暇つぶしをしたいときに無難な本。 涙腺を酷使することもなく、腹筋を痛める心配もなく、感動して夜眠れなくなることもない、安心して読める本です。 ☆ ☆ ☆ 「こうはならないでね。おにいちゃん。人間はこうなってしまえば―おしまいだ」 ある意味、解催眠のような本だ。 | ||||
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今回のシリーズは主人公の大人への成長が読み取れる話でした 前半はファイア シスターズとの雑談から始まり、アニメ化、都条令などメタ要素満載、その他言葉遊びで西尾維新ワールドを存分に展開していました、しかしその中にも、主人公が兄として将来の妹達の身を案じている場面がよく見られ、主人公の成長が見られます。 しかし、半分とは言わないものの三分の一以上がこの雑談ですので、流石に少し読んでいて辛い事は否めません。(雑談では偽シリーズが火憐メインであるのに対して憑物語は月火がメインです) 後半はシリアスな方向に移行して「対価」と「成長」などを軸に物語が展開していき、少し暗めのストーリーとなっています、けれど、鬱展開というよりは主人公の精神的成長による冷静さからくるものなので読んでいてとても楽しいです。 結末は最近のシリーズによくある、さらっとしたつくりになっています。 もう少し本編にページ数を割いて、他のキャラクターの出番を増やして貰えるといいのですが…(あと値段) 100%終演に向かう物語りだけあって、今までの伏線の再提示などもあり、非常に次回が気になる展開となっています | ||||
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この巻はまさにタイトルの通り終わりの始まりのような作品です。 今までセカンドシーズンは1巻でその話は区切りがつき次の巻ではまた新たなお話といった内容でしたが 憑物語は物語シリーズの終焉に向けての序章といった感じです。 この話は主人公が行ってきた行為がどれだけの影響をどれだけの範囲に突き付けていたのかを思い知らされることになる物語です。 自分が良かれと思ってやっていたこと…それは本当に正しいことだったのか… 主人公の視点に立てばそれは正しいことなのかもしれないが ある人物、ある視点から鑑みると主人公の行為はあやまちだったのでは?と自分も考えさせられました。 主人公の身に起こる変化やこの町の霊的不安定、さまざまな問題が山積する中果たしてどう始末をつけていくのかとても楽しみです。 ファイナルシーズン第1巻としてはその名に恥じぬ次巻へのつなぎとなっています。 終物語がとても楽しみです。 | ||||
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この巻は物語シリーズ最終章の最初の巻です。 盛り上がりに若干欠けるものの、阿良々木くんの語りによる雑談、得も知れぬ現象への不安、自らの行いを振り返ったりと、次の巻ないし次の次の巻への綺麗なつなぎになっていると思います。 この巻を最終の序章であり、話はこれからだと思う方は満足できるでしょう。 そうでない方は、この巻は伏線を散りばめ、物語の終幕への準備をしていると考えれば良いのではないかと思います。 | ||||
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忍が相手ならまだ許されるか?というレベルだったはずのシャンプレイ再び。 しかも今回はボディーシャンプレイ付きで、もはや何か性風俗のサービスの範疇。 イチャイチャではないけど、中高生にもなった兄妹が風呂に入るとか、妹属性を嫌悪している人はドン引きでしょう。 全作アニメ化の気がしたけど、忍の入浴、火憐の歯磨きに並ぶ都条例への宣戦布告になりそうな。 まぁ、ヒロイン達が舞台を降りていく中、いつまでも変わらず日常の掛け合いをしてくれるファイア・シスターズは安心感があります。 前置きが長くなりましたが、本編は最終章のプロローグという感じで、他作に比較すると続編が前提にある展開です。 アリャリャ木さんが語り部の話としては雑談パートも少なめで、クライマックスに向けてシリアス度を高めている感じ。 サブタイトル「よつぎドール」の名が示すとおり、脇キャラ的ポジションだった斧乃木ちゃんが何やら意味ありげな存在感を高めます。 早く続きが読みたいけど、2012年内は今作で打ち止めかな? 来年(?)の「傷物語」劇場公開辺りに合わせて完結させてくるのかもしれない・・・ | ||||
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正直物語シリーズ最大と言って良いくらい引き伸ばしを感じさせられるエピソードでした。それでも作品としては纏まっているのは流石なんですが、ファイナルの一発目はもう少しガツンとくる話を期待してました。 アララギくんも成長し、落ち着いた描写が多く見られました。忍野のように誰かを見守る脇役的キャラの過渡期を見せられている感じ。 彼は主人公をやるには大人になりすぎたのかもしれません。やっぱり終わりが近いんだなあと感慨深くなりました。 そして他作品のスケジュールの関係で年内完結は難しそうなため、この何とも言えない気分のまま終物語を待つことになりそうです。 | ||||
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西尾先生の趣味に対してとやかく言う権利は ないのでしょうが… 普通に面白かったです。雑談もありますが いつも通りって感じです。 語りも含めての原点回帰かなと思います。 それとぼんやりと やるべきことが 決まってきたような気がします。 レビュー書いといて何ですが レビューは気にせず読むのがいいと思います。 | ||||
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他のレビュワーの方も語っておられるとおり「普通の」、「いつもの」、「物語」シリーズの 新刊であってそれ以上でもそれ以下でも無いという印象。 「楽しめる/楽しめない」、「面白い/面白くない」で言えば、そこそこに楽しめるし、読み終わった後 「面白かった」とも思えます この本を手に取ろうという人はたぶん既刊は、少なくとも「物語」シリーズの既刊はほとんど 読んでおられる方がほとんどでしょうし、そういう読者がイメージする「物語」シリーズからは 外れてはいないです。むしろ、語り手が巻毎に入れ替わった第二シーズンよりかは、余程 「化物語〜偽物語」の第一シーズンのイメージには近いかと(語り手も暦に戻っていますし)。 「ノリ」も妙に地の文が多くて少々くどかったり、語り手によっては妙にテンションが低かった 第二シーズンよりは、良くも悪くもノリは暦が語り手で「悪ノリ」部分が多かった第一シーズンに近いです (暦が普通に月日とお風呂に入ったり、裸同然の月日をハグしたり、バレて火燐に本気の蹴りを食らったりする程度) ただ、ファイナルシーズンと銘打って「残り三巻」と強調されていた事で読む前に期待値を上げすぎると 「あれ?こんなもの?」と思うぐらいあっさりと、特にオチの部分があっさりしていてクライマックスが 大いに盛り上がった「猫物語」あたりと比べると拍子抜けするような感じは否めません。また、第二シーズンで 最大の謎とされた「学習塾炎上事件」についても全く触れられていないのでその辺りを期待して読む人にも 肩透かし感があるかもしれません トータルで言えば本当に普通の、読者が慣れ親しんだ「物語」シリーズの新刊であったかと思います | ||||
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最終章と謳っている割には物語が進まず、ストーリーという点ではイマイチ盛り上がりに欠けるというのが正直な印象。しかし、暦自身に起きる取り返しのつかない変化を素直に受け入れたり、終盤で余接が起こす行動に怒りを覚えるもそれを抑えるなど、初期の暦のように感情的にならなくなった。このように今回の物語では今までとは違い、成長した暦が描かれていた話であると思う。 ストーリーがあまり進まなかったが、確実に終わりに向かいつつあることは読み取れる。残り二冊でどのような物語を用意してくるのか、楽しみにして待ちたいと思う。 | ||||
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これがファイナルシーズン終章と考えるといささか不満が残りますが 序章と考えると普通におもしろいと思います 言葉遊びもあったし雑談は普通に楽しめます 伏線の確認ちゃんともあったので いいまとまり方だったと思います 他のレビューをみてるとではあまりいい印象を持ってない人がいますが 早く読んで評価が低いってちょっと不満がありますね そんなにおもしろくないなら必死に読まなければいいのにというのが 正直な気持ちです ともかく僕は星は4.5ぐらいのおもしろさと感じましたが 4ではなく5にしたのは次への期待をこめてです 早く続きが読みたいなぁ | ||||
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