体育館の殺人

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

体育館の殺人の評価:

3.69/5点 レビュー 205件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 61〜70 4/4ページ
No.10
(3pt)

推理小説

高校の体育館で起こった殺人事件を、刑事を出し抜いて生徒が解決していくという物語です。
展開や内容自体は、昔ながらのオーソドックスな推理小説という感じを受けました。
良い意味で普通過ぎて懐かしさを感じる程です。
エピローグの展開の仕方は、今邑彩さんを意識されてるのかなと思いました。
体育館の殺人 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人 (創元推理文庫)より
4488443117
No.9
(3pt)

推理小説

高校の体育館で起こった殺人事件を、刑事を出し抜いて生徒が解決していくという物語です。
展開や内容自体は、昔ながらのオーソドックスな推理小説という感じを受けました。
良い意味で普通過ぎて懐かしさを感じる程です。
エピローグの展開の仕方は、今邑彩さんを意識されてるのかなと思いました。
体育館の殺人 Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人より
448802310X
No.8
(3pt)

※超ネタバレ注意。解決に対するひとつの疑問。

超ネタバレあるので改行でスペース開けています。

犯人はリアカーの中に隠れて密室の外に出た」っていう解決がなされるけれど、
これp75の十12行目(文庫版)にさ、

用具倉庫の前、渡り廊下の三メートルほど手前辺あたりに、農村で使われているような
大きなリアカーが置いてある。風で半ば剥がれた青いビニールシートから、演劇で使う
書割らしいものやタンスにテーブル、ダンボールにアンティーク調の椅子などがスペース
を余すことなく積み込まれているのが見て取れた。

ってあるじゃないですか。

「スペースを余すことなく積み込まれた」と形容してしまったリヤカーに犯人が隠れるっての云うのは、
なんかちょっと納得いかないなと思ってしまうのは、私がなにか勘違いをしてしまっているせいなのでしょうか。
どうしてもえ「え、スペースなかったんじゃないの? 四次元リアカーなの?」と思ってしまいます。

まあ「俺は、フェアプレイってのが嫌いなのさ」って云われてしまえばもうお手上げなのですけれど。
私の読み違いでしたら、それはもう恥ずかしいばかりです。
体育館の殺人 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人 (創元推理文庫)より
4488443117
No.7
(3pt)

※超ネタバレ注意。解決に対するひとつの疑問。

超ネタバレあるので改行でスペース開けています。

犯人はリアカーの中に隠れて密室の外に出た」っていう解決がなされるけれど、
これp75の十12行目(文庫版)にさ、

用具倉庫の前、渡り廊下の三メートルほど手前辺あたりに、農村で使われているような
大きなリアカーが置いてある。風で半ば剥がれた青いビニールシートから、演劇で使う
書割らしいものやタンスにテーブル、ダンボールにアンティーク調の椅子などがスペース
を余すことなく積み込まれているのが見て取れた。

ってあるじゃないですか。

「スペースを余すことなく積み込まれた」と形容してしまったリヤカーに犯人が隠れるっての云うのは、
なんかちょっと納得いかないなと思ってしまうのは、私がなにか勘違いをしてしまっているせいなのでしょうか。
どうしてもえ「え、スペースなかったんじゃないの? 四次元リアカーなの?」と思ってしまいます。

まあ「俺は、フェアプレイってのが嫌いなのさ」って云われてしまえばもうお手上げなのですけれど。
私の読み違いでしたら、それはもう恥ずかしいばかりです。
体育館の殺人 Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人より
448802310X
No.6
(3pt)

"国名シリーズ"の過程を健気に踏襲した爽やかな作品

本作によって、作者は"平成のエラリー・クイーン"と呼ばれた由だが、確かに真向勝負の爽やかな作品。探偵役が小さな事由(本作では黒い傘)を基にして、コツコツと状況証拠を積み重ねながら、真相に至るという"国名シリーズ"の過程を健気に踏襲している。<読者への挑戦状>を作中に挿入したり、体育館という限られた空間の中で起こる犯罪設定といい、国名シリーズの体裁・稚気そのままで微笑ましく思った。

舞台は高校だが、青春ミステリという訳ではない。アニメ・オタクの探偵役を登場させるための言い訳(?)の様にも映ったが、この探偵役がアニメ・オタクという設定は余り活きていない。物語にユーモア味を加え、読者にとって読み易い作品に仕上げようという意匠なのであろうか ? また、探偵役の論理構成は中々見事なものだが、犯人の立場から考えて見ると、動機が希薄な点には目を瞑るとしても、犯行計画が杜撰な点は残念に思った。結果的に密室状態になったとは言え、体育館の床上には運動部員が居る(少なくても居る可能性がある)のにも関わらず、(幕が降りているとは言え)ステージ上で殺人を犯すなんて無茶でしょう。緻密な推理が活きるためには、犯行計画も緻密でないとね。

このように様々な瑕疵があるものの、上述した通り、私は爽やかな印象を受けた。今の時代に本格ミステリを書こうとする作者の心意気を買いたいのである。犯人側の犯行計画をより緻密にする事によって、作品のレベルは更に上がると思う。今後、そうした高レベルの本格ミステリの発表を期待したい。
体育館の殺人 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人 (創元推理文庫)より
4488443117
No.5
(3pt)

"国名シリーズ"の過程を健気に踏襲した爽やかな作品

本作によって、作者は"平成のエラリー・クイーン"と呼ばれた由だが、確かに真向勝負の爽やかな作品。探偵役が小さな事由(本作では黒い傘)を基にして、コツコツと状況証拠を積み重ねながら、真相に至るという"国名シリーズ"の過程を健気に踏襲している。<読者への挑戦状>を作中に挿入したり、体育館という限られた空間の中で起こる犯罪設定といい、国名シリーズの体裁・稚気そのままで微笑ましく思った。

舞台は高校だが、青春ミステリという訳ではない。アニメ・オタクの探偵役を登場させるための言い訳(?)の様にも映ったが、この探偵役がアニメ・オタクという設定は余り活きていない。物語にユーモア味を加え、読者にとって読み易い作品に仕上げようという意匠なのであろうか ? また、探偵役の論理構成は中々見事なものだが、犯人の立場から考えて見ると、動機が希薄な点には目を瞑るとしても、犯行計画が杜撰な点は残念に思った。結果的に密室状態になったとは言え、体育館の床上には運動部員が居る(少なくても居る可能性がある)のにも関わらず、(幕が降りているとは言え)ステージ上で殺人を犯すなんて無茶でしょう。緻密な推理が活きるためには、犯行計画も緻密でないとね。

このように様々な瑕疵があるものの、上述した通り、私は爽やかな印象を受けた。今の時代に本格ミステリを書こうとする作者の心意気を買いたいのである。犯人側の犯行計画をより緻密にする事によって、作品のレベルは更に上がると思う。今後、そうした高レベルの本格ミステリの発表を期待したい。
体育館の殺人 Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人より
448802310X
No.4
(3pt)

理詰めで解決するのが本格推理だが……。

第22回鮎川哲也賞受賞作。しかも初の平成生まれの作家による作品。ということで
読んでみた。星は3つとしたが、出来ればもう少し辛く2.5くらいにしたいかな……。
 高校が舞台で、天才だがアニメオタクで変わり者の高校生裏染が探偵役。その裏染君が、
プロの警察を相手にして一歩も引かない、というか、警察を手玉に取ってしまう。という
設定は、いかにも安直だが、まあ、これは良しとしよう。作者も若いし、面白いキャラク
ター付けというのも作品には必要だから。
 体育館で殺人事件が起き、それを裏染君が実に論理的に解決する。だから、別に悪い
ところは何もない。これが現実世界だと、警察は高校生の勝手な行動を許可しないだろう
し、その指示に従うはずもない。だからリアリティの欠片もないのだが、この作品は元々
そういう設定だから、そこを低く評価した訳ではない。では、なぜ評価が辛いのか?
 端的に言えば、「論理的に解決しました。はい終わり」という、何の工夫もない構成が
気に入らない。もう少し読者を楽しませてくれないか。もう少し、読者の裏をかいたり、
ビックリさせてくれないものか。読後に感じたのは、ただただそのことだった。
 だから、ミステリーとしてはそれなりに出来ているし、それなりのおもしろさもある。
だが、この読後感では、作者の次の作品をまた読みたいとは思わないのだ。作者はまだ若い。
今後、成長して良い作品を提供してくれるだろうか? 静かに見守ってみたいと思う。
体育館の殺人 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人 (創元推理文庫)より
4488443117
No.3
(3pt)

理詰めで解決するのが本格推理だが……。

第22回鮎川哲也賞受賞作。しかも初の平成生まれの作家による作品。ということで
読んでみた。星は3つとしたが、出来ればもう少し辛く2.5くらいにしたいかな……。
 高校が舞台で、天才だがアニメオタクで変わり者の高校生裏染が探偵役。その裏染君が、
プロの警察を相手にして一歩も引かない、というか、警察を手玉に取ってしまう。という
設定は、いかにも安直だが、まあ、これは良しとしよう。作者も若いし、面白いキャラク
ター付けというのも作品には必要だから。
 体育館で殺人事件が起き、それを裏染君が実に論理的に解決する。だから、別に悪い
ところは何もない。これが現実世界だと、警察は高校生の勝手な行動を許可しないだろう
し、その指示に従うはずもない。だからリアリティの欠片もないのだが、この作品は元々
そういう設定だから、そこを低く評価した訳ではない。では、なぜ評価が辛いのか?
 端的に言えば、「論理的に解決しました。はい終わり」という、何の工夫もない構成が
気に入らない。もう少し読者を楽しませてくれないか。もう少し、読者の裏をかいたり、
ビックリさせてくれないものか。読後に感じたのは、ただただそのことだった。
 だから、ミステリーとしてはそれなりに出来ているし、それなりのおもしろさもある。
だが、この読後感では、作者の次の作品をまた読みたいとは思わないのだ。作者はまだ若い。
今後、成長して良い作品を提供してくれるだろうか? 静かに見守ってみたいと思う。
体育館の殺人 Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人より
448802310X
No.2
(3pt)

アニメオタクなのか?

アニメオタクの探偵ってどうなのかな。
そもそもアニメオタクの必要はあったのかな?

肝心の推理はまずまずって感じです。
しかし私が思っていた以上でも以下でもありませんでした。
それよりも殺人は本当に必要だったのか?
保健室の先生は迷探偵!? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)のように殺人がなくても面白い作品になったのではないでしょうか。

そして何より、天馬が語っていたこの言葉がすべてを表していると思います。
「俺は、フェアプレイってのが嫌いなのさ」

以上を踏まえて星3つ。
体育館の殺人 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人 (創元推理文庫)より
4488443117
No.1
(3pt)

アニメオタクなのか?

アニメオタクの探偵ってどうなのかな。
そもそもアニメオタクの必要はあったのかな?

肝心の推理はまずまずって感じです。
しかし私が思っていた以上でも以下でもありませんでした。
それよりも殺人は本当に必要だったのか?
保健室の先生は迷探偵!? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)ように殺人がなくても面白い作品になったのではないでしょうか。

そして何より、天馬が語っていたこの言葉がすべてを表していると思います。
「俺は、フェアプレイってのが嫌いなのさ」

以上を踏まえて星3つ。
体育館の殺人 Amazon書評・レビュー: 体育館の殺人より
448802310X