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(短編集)
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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のんびり展開、京都、コーヒーに興味があれば評価は高いかも。はじめ読みやすかったのが、中盤から比喩と感情説明が目につきました。京都市内の土地勘が必要とされるトリックもあり、脳内で映像再現するには苦労します。 いっそ地図を付けて欲しかったです。 後半、どんでん返しとは言わずとも二転三転するところは想定内のものでしたが、読む速度を上げました。(単に、主人公の読み間違えが多い、とも言えますが)キャラの魅力、共感ポイントが薄く、全体のストーリーを追うつもりで、読み切りました。 執念に満ちた元カノがあっさり身を引くくらいの主人公だったので、元カノは賢い選択をしたな、が最後の感想です。ヒロインも論理的思考力がある割には行動は浅はかで、ある事件からのトラウマや回復も安易に見えてしまいます。 喩えるなら、アメリカンコーヒーみたいなアッサリ感のある中に酸っぱさが混じった感じでした。 | ||||
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読書録「珈琲店タレーランの事件簿 また会 えたなら、あなたの淹れた珈琲を」3 著者 岡崎琢磨 出版 宝島社文庫 p64より引用 “エスプレッソの本場イタリアでは、デミタ スカップを満たした少量のエスプレッソにたっ ぷり砂糖を溶かしたうえで、数口でさっと飲 んでしまうのが一般的だ。カプチーノにする などといったアレンジならともかく、ストレー トで飲まれることはほとんどない。” 目次より抜粋引用 “事件は二度目の来店で ビタースウィート・ブラック 乳白色にハートを秘める 盤上チェイス また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を” 京都の喫茶店を舞台とし、店のバリスタと 常連客を主人公とした長編小説。 第十回『このミステリーがすごい!』大賞最終 候補作品『また会えたなら、あなたの淹れた 珈琲を』改題・加筆修正版。 嫉妬深い彼女に、飲食店の床に投げられた 主人公。体を起こし、彼女を追いかける中、 一軒の喫茶店に心惹かれた…。 上記の引用は、エスプレッソの飲み方につ いて書かれた一節。 珈琲は家でインスタントくらいの私としては、 初めて聞く話でした。何でもそのままがいい というわけでもないのですね。 カフェ文化自体が田舎ではあまり馴染みが ないので、正直読んでいてもピンと来ないと ころがありました。街中で暮らしているか、 暮らしたことがある人なら、感情移入しやす く評価も高くなる作品ではないでしょうか。 もちろん、コーヒー好きであれば、より一層 楽しめるでしょう。 ーーーーー | ||||
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美星さんやアオヤマくんのキャラがまだ定まってないような。。 それから、謎解きとコーヒーはあまり関係ないんですね。 ただ、短編がたくさん入っていて、サクサク読めました。 この先に期待です。 | ||||
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「純喫茶タレーラン」を舞台に、コーヒーにまつわる薀蓄を織り交ぜながら、「日常の謎」をバリスタである切間美星が解決する短編集。ライトノベル風の軽い文章で、謎の内容もいたって軽い。読み進めていくと、美星の抱えている精神的な問題が明らかになっていき、後半になるとミスリードで読者を惑わす短編が続き、最終話では大きな秘密が明らかとなる連作短編集。「全然違うと思います」と「その謎、たいへんよく挽けました」が、美星の決めゼリフ。 「事件は二度目の来訪で」 物語の記述者である青山が「純喫茶タレーラン」を見つけ、バリスタの美星、その叔父藻川と出会うイントロの話。青山の傘が持ち去られ、赤の傘が残された謎。 「ビタースィート・ブラック」 青山が、親せきの小須田リカに恋人の浮気調査を依頼される話。ブラックコーヒーが飲めない男の部屋に飲みかけのブラックコーヒーがあった謎、恋人の真意を巡る謎。 「乳白色にハートを秘める」 青山が偶然知り合った少年との出来事を美星に語る話。美星は真相に気づき、突然駆け出していき、青山がその後を追う。語り口が二段階で工夫されている。 「盤上チェイス」 青山が元カノに出会って、逃げ出し、タレーランに駆け込むと、5分後に元カノがやってきた謎。京都の地名がいくつも出てくるが、地図が添付されていないので、状況がわかりにくい。真相は肩透かし。 「past,present,f*****?」 青山の雑貨店での体験が語られ、青山が欲しいと思ったが取り逃した商品を美星が直後にプレゼントした謎。美星の過去が初めて明らかとなる。最後に意外な人物が登場し、人物の役割が入れ替わる。 「Animals in closed room」 《幻の猿珈琲》を試飲するために、青山の自宅を訪問することになった美星。ペーパーフィルターを購入するために留守にしていた間に現れたプレゼントの謎。プレゼントが引き裂かれていた謎。タイトルをよく見ると、……。 「また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」 美星の過去の問題と関わりのある胡内波和の視点で物語は始まり、バリスタがアクシデントに遭う話。読者の勘違い、犯人の勘違いなど、ミスリードの連続。ある人物に関する秘密が明らかになる。青山は、美星との決別を決心する。 | ||||
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やはりこういった作品はヒロインの魅力が必要不可欠じゃないかと思う。 言い換えれば作者の人物造形の才覚が如実に表れる部分ではないだろうか。 性格・話し方・所作・外見など生き生きと表現し、読者の関心をとらえて離さない様なキャラクターでないといけない。 この本のヒロインである切間美星は、ちょっとキャラクターとしてあまり生きていないような気がした。 話の内容ももう少し余り面白いとは感じなかった。 あともう少しコーヒーの関連の知識が書かれててよかった気がする。 最後の方のどんでん返し的な部分は結構面白かった。 | ||||
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ずっと気になっていた作品。 日常の謎を京都にある珈琲店タレーランで解いていく、ライトミステリー。 200数十万部売り上げたと書いてあったので期待に胸を膨らませて読ませていただきました。 序盤から積み上げられてきた伏線や、所謂叙述トリックは面白かったです。 「ああ!そういう事だったのか」と見事に先入観で騙されたと思いました。 ただ他の方の感想にもあるようにいささか強引さがあり、言われなくても最初に疑問に思わない?と違和感がある箇所もチラホラ。 コーヒーに関する豆知識は多く細かいので、その量が逆にわかりにくくしてしまっているかなと思いました。 ライトノベルとして読めば主人公やヒロインのやりとりが微笑ましかったり、 全体的に明るい雰囲気の作品なので楽しめると思います。 最後の話は緊迫感や主人公がヒロインにある事を告げるシーン等読みごたえがある場面もありました。 青春ミステリ、ライトミステリをほとんど読んだことがない人にオススメしたいです。 逆にこの部類の名作を読んだ事がある人には少し物足りなさを感じるかもしれません。 個人的にマイナス点は、この京都・お店が舞台という日常ミステリーで大切な 「このお店に通ってみたい」「京都って良い所だな」という描写が今一つ足りない所です。 こういうお店や職業を舞台にしたミステリー小説はいくつか読んできましたが、 どの作品も「良い雰囲気だな、ここに通ってみたいな、この町が好きになった」と思わせてくれました。 が、この作品は「別に京都でなくてもいいじゃない?珈琲店である必要ないんじゃない?」と感じました。 地図を広げて「あと100メートル行けば●●です」「そこは学生がいっぱいいます」と淡々説明をされてるだけの印象で、 主人公の街やお店に対する気持ちや描写、またここに通いたいという店の良さあまり描かれておらず、感情移入できませんでした。 通いたい気持ちはバリスタと珈琲に惚れてるだけくらいしかなくて、二人の会話が中心の世界と言ったら印象は良いかもしれませんが、 逆に世界観が狭い…という感じでしょうか。惚れてる描写も曖昧というか気持ちを素直に表さない事が多いのが感情移入しづらい原因かもしれません。 せっかく京都・珈琲店が舞台であるのだから、そこを生かした良さを伝えられる描写があってもよかったのになって思いました。 それと会話。「え、そこでそういう返しする!?」と思わせる描写が多く、あんまり普通の会話がないと言いますか、 無理やり会話を引き延ばして、謎に導こうとしてる感じがして、読んでいて違和感がある箇所が多かったです。 主人公は物事を素直に受け止められないのか、変に何かを言い返さないと気がすまないのか、 正論等を言われても「それに関してはわかりました。しかし~」とその話題を続ける箇所が多いです。 その他の登場人物もよく考えると酷くて、ストーカー紛いの元恋人やいきなり無関係の男に怒鳴る従妹等、 ちょっとそれは人としてどうなの…と思う人が結構います。 最初にラノベとして読むなら良いと書いたのはこれが理由でもあります。 それでも全体的に見れば日常の謎や叙述トリックは面白かったですし、 続きあるならみたいなと最後には思わせてくれる作品だったので、☆3にしました。 | ||||
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最新刊5巻まで読んでの感想。 京都の珈琲店で働く美星と偶然店を訪れた青山との物語。 ちょっとした日常の謎と恋愛模様を交えたストーリーで最後は落ちるところにストンと落ちるので安定して読める。 引っかかるのはミステリーの部分だ。叙述トリックなど様々な手腕を見せてくれるのだが、強引さが勝って良さが生きない。 意図的に読む側を混乱させようとする構成は読みにくさにつながり、4巻、5巻とシリーズが進むにつれて粗が目立つ。 このシリーズは本格ミステリーには出せない軽やかさがあったはずだ。小手先の技よりも、心情や事件の背景を掘りさげるほうが謎もキャラクターも生きるのではないか。 キャラクター模様は変わらず楽しめるので、青山と美星の物語として読むのがいいだろう。 | ||||
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ミステリと言うより軽く読めるラノベとして、本屋でも山積みされるくらい売れてるらしいこの本を購入したのだが、期待以上でも以下でもない満足のいく内容で、実はさっき仕事帰りに第2巻を買って来た。ミステリとしては薄味過ぎるし、キャラミスと言う程キャラクターが立ってるとも思えなかったけど、とにかく読み易く気軽に読めるのがいいと思う。 さてそう思って冒頭画像を取得するためアマゾンに立ち寄ったら、さすが売れてるだけあって大量のレビューが。が、レビュー評価は妙に低いのでのぞいてみると酷評の山でビックリ。私は面白かったし(即続巻を買ったくらいで)不思議に思って読んでみると、文章が下手で読みにくく途中で挫折した、何て評が多くてますますビックリ。この人の文章確かに名文ではないけど、読み辛いとは毛ほども思わないけどね。内容が面白いかどうかは人それぞれだろうけど、「売れる」要素は間違いなく持っている作品であり、多くのレビューアーが言ってるような「買って損した」何て酷いレベルの本ではないよ。 少なくともこんな読み易い文章が苦痛で読めないのは、普段本を読み慣れてない人としか考えられないし、酷評をあえて公共の場に発表するのは「俺様って偉いだろ」と言う歪んだ自尊心の誇示に見えてしまう。本当に面白くなかったのなら無視すりゃいいので、わざわざweb上で公表するのは間違いなく自己満足だと私は思う。 あえてそんな事を言うのは、私自身がそういう傾向を持った人間だからわかるのだ。恥ずかしいから今はやらないけど、面白いと思ったものをほめるのが苦手で、上から目線の批判的コメントばかりしたくなるんだよね。とまあ見透かされるから、ネット上の発言には気を付けた方が良い。 お前が言うな、と言われたらおしまいだけど(笑) [・・・] | ||||
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前半日常系のミステリーでテンポが良く雰囲気もいいのでサクサク読めた、自分は皆が言うほどキャラの言い回しは気にならなかった。 ただミステリーを全面にして売るのは間違いと思う、テンポがいい反面謎が軽すぎる、トリックが雑で種明かしされても正直「ふーん」という感想しか出てこないです、あとコーヒーに関する豆知識が多い上にまあまあ細かく説明するので少し鬱陶しさを感じました と文句もありますが後半はなかなか良かったです(ミステリー小説として見なければ)雰囲気や言い回しはなかなか好きなので2巻に期待します。 | ||||
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ベースは面白かったです。 喫茶店、コーヒーの話、ちょっとした日常の謎解き、恋愛話などが混ざった、全体的に軽くて明るいお話です。 キリマンジャロ、ブルーマウンテン、トラジャ、モカ、コスタリカ、コナ、クリスタルマウンテン…色々な香り(笑)がとてもにぎやかに出てきて、作者のこのコーヒーに対するイメージがこうなんだろうな…というのを考えるとなかなか笑えました。 話のあらすじはシンプルなのですが、話が見えちゃわないように一生懸命ひねって細工をしている箇所がたくさんあって、その細かい工夫が面白いといえば面白いのですが、不自然さが目についてしまって気になった部分もありました。 あそこまでこねくり回さなくても、普通に作者の爽やかな書きぶりで通しても良かったのでは?という気がしますが、読み終わってもう一度振り返って「だからこういう表現だったのかぁ」と不自然でひっかかった部分が確認できるという意味では、2度楽しめるから、まぁそれなりに良いのかもしれませんが。 ただ、正直なところ、作者の持ち味は軽さと爽やかさじゃないかと思うので、あまり高尚なテイストを求めないほうが二兎を追わなくて良いんじゃないのかなぁと思いました。。。 | ||||
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京都の喫茶店のバリスタがコーヒー豆を挽きながら謎解きするという 小説の設定としては面白いと思った。 ただ、中身のストーリーや謎解きに無理くり感がたっぷりで、 かなり荒削りな印象を受けました。 けど、レビュー数を見るとなんだかんだで売れてるようですね。 | ||||
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書店で平積みされていて例の「古書店のやつ」の二匹目のドジョウ臭がぷんぷんしましたが読んでみました。 一話が短いのもありますが無理やりな謎と解決が少々気になります。登場人物の会話もなんだか現実味がなくて違和感があります。なんでだろうかと考えてみるといやみなどではなくて小説ではなくて少年コミックなど合う人物やエピソードと思えました。 京都が舞台です。京都が舞台の作品にありがちな京都の風情や情緒を紹介しつつもよそ者はに対する排他的な感情がにじんできます。書いている人は気づいていないかもしれませんが京都が舞台の小説ではもはやテンプレートな感じがします。 もうちょっと低い評価と考えていましたが最後のエピソードがよかった。本1冊分、短い話を積み上げて最後に発散した著者の努力に敬意を表します。 表紙が気に入られたら読んでみるのもよろしいかと。ぜひ最後まで。 機会があったら2巻も読みます。 あと、牛乳は、だめですよ。 | ||||
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他の方が書かれているよーに自分も途中で読むのを諦めるとこでした。だって文章が全くなじめないし頭に入らない言葉ばかりだし京都には何度も行ったけど全くもって風景が浮かばない!ここまでくると字を目で追うだけって感が否めませんでした。ビブリアを読んでる方なら尚更かと…。けどこちらのレビューで最後まで読めば違った印象を受けるみたいなことが書かれていたのでちょっと頑張って読んでみました!残念ながら文章や推理はなじめずに終わりましたが読んだかいはあった気はします(^-^)/でもやっぱりクレオ・コイルの珈琲ミステリにはかないませんでしたけど(苦笑) | ||||
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京都の喫茶店タレーランを舞台に、 バリスタの美星とその客青山とが、色々な謎を解明していく連作短編小説。 二人の中は、そして隠された真実は? 楽しめることは楽しめるが、謎は簡単なものが多く、 読者としては一本道をただ歩かされている感じがする。 内容は極めてビブリアに近いので、 ビブリアを楽しめた方であれば、安心して気軽に手軽に楽しめる作品。 | ||||
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本選びは、気になりつつ、どしようかなでやっと読むことが多いため、続編が出てからの読了です。基本的に海外の古典的なものを好んでいますが、そうですね。などとエラそうに構えながらそれほどの通でもないのですが、基本的に好きな世界感ではあると思いました。おじゃましますと入って、読了までそこに滞在できる。久しぶりに京都に行きたい、とか。ただ、ここを閲覧してやはりというか、主人公の「あのつぶやき(?)」が気になるという方がいらっしゃいますね。私もその点さえなければなあ、と思えてしまいました(続編でもそれは健在のようで。この一点だけでも好き嫌いがはっきり分かれそうです)。ともあれ主人公が「そうだったのね」というのに最後まで気づきませんでした(いわゆるミステリも小説のように読んでしまい、犯人など当てられた試しがないので)。個人的には内容で一番驚きがあったのは私、この点かもしれません。ヒロインもキュートなキャラクターだと思いました。かわいいカップル。私は彼女が好きですね。 | ||||
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京都のご当地ミステリー。京都の地理が良くわかっているのでとても楽しく読めた。(土地勘の無い人にとっては楽しみがちょっと薄れるかも)装丁がビブリア古書堂に似ているように、古本屋さんが喫茶店に変わっただけで雰囲気が良く似た軽めのミステリーになっている。読みやすい内容なので普段ビジネス書ばかり読んでいるような人にもオススメ。主人公のバリスタはタレントだったら誰がイメージがピッタリなんだろう? | ||||
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日常の中のちょっとした非日常を感じられる作品が好きな私は、表紙の雰囲気と冒頭をざっと読み、迷わず購入しました。 正直申しますと内容的にはイマイチでした。 美星バリスタの決めセリフには思わず苦笑いをしてしまったり 推理小説を期待して購入したのですが、あまり凝ってない推理内容。 このミステリーがすごい!大賞の審査員曰く、キャラクター造形に好感が持てたとコメントしているが むしろヒロインである美星バリスタや叔父の藻川氏からはあまり印象的な部分は見出せませんでした。 ただ、彼女が真顔でおやじギャグを言う様は私の心を少しくすぐりました。 しかし、内容が全体的に軽く推理も凝っていないのが幸いして、私は肩を凝る事なくすらすらと読み進めることが出来ました。 また、ちょっとした非日常的な雰囲気や主人公にはかなりの好感が持てた事もあってか、読み終えての感想は面白かったと私は思っています。 この小説は、推理小説好きの方や、凝っている内容が好きな方にはオススメ出来ません。 しかし、日ごろあまり小説を読まないが何か読んでみようと思っている方、推理も凝っている物よりあっさりしている方が好きな方、嗜好がライトノベル寄りのユーザーの方々には是非一度読んで頂きたい作品です、オススメします。 読みにくい文章で恐縮ですが、どなたかの参考になれば嬉しいです。 | ||||
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ビブリアと比較される事が多いようですが、どちらかと言うと某鑑定士シリーズに近いものを感じました。 あとがきによると、もともとミステリー色が薄かったようで、発行にあたり改稿を重ねミステリー色を加えていったそうです。 そのあたりの背景にミステリー作品としての評価が現れているのではと思います。 個人的には、それほど悪いとは思いませんでした。 むしろ、面白かったです。 綺麗に完結しているのですが、2巻目が出るようですね。 続編を前提に作られている展開ではなかったのですが大丈夫でしょうか。 売れたから安易に続編というのであれば残念な結果になるのは間違いないでしょう。 | ||||
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「珈琲」と「タレーラン」という文字に惹かれて買ってみた。 珈琲店に勤める人が主人公なのだろうとは思ったが、タレーラン というのは、あのフランス革命に登場するタレーランなのかどうか ・・・。 コーヒーに関する薀蓄話がコーヒー好きには楽しい。 一話完結の話が次々登場するのか、と思ったら、全体として 1つの物語になっている。ミステリー小説というほどたいした 謎解きや最後のどんでん返しで読者をあっと驚かせることはない が、推理小説などあまり読まない者にとっては、手軽に読めて 良い。 冒頭でいきなり主人公の男性が彼女に投げ飛ばされるので、 なにこれ?って思ったけれども、ああ、そういうことになるの か。 ときどき、ストーリーがわからなくなるが、わざとそんな 書き方をしているのか。でも、その書き方が成功しているとは 思えない。 | ||||
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なかなか面白かったです。 コーヒーにこだわりを持つ客と店主の喫茶店を舞台に展開するミステリです。 ミステリ部分は謎解きが強引でイマイチですが、登場人物と物語はよくできていると思います。 後半の展開は大変美味しゅうございました。 あと、コーヒー&ウンチク好きとしては、嬉しい知識をいっぱいいただきました。 ごちそうさまでした。 決め台詞(?)の「謎はすべて挽けました」だけはいただけません。 | ||||
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