フラッシュフォワード

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評判

フラッシュフォワードの評価:

4.26/5点 レビュー 23件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21〜40 2/2ページ
No.20
(4pt)

ABCのドラマとは違った面白さ

ABCで放送された内容とは違う展開で、原作の方がより科学的な視点で書かれており興味を持って読むことができました。科学的な描写は表現力が豊かでとても説得力があります。深い知識を持って書かれたことが伺えます。ラストはかなり飛躍してしまった感じを受けましたが展開がスピーディーでハラハラします。この作者の別の小説も読んでみたくなりました。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.19
(4pt)

ABCのドラマとは違った面白さ

ABCで放送された内容とは違う展開で、原作の方がより科学的な視点で書かれており興味を持って読むことができました。科学的な描写は表現力が豊かでとても説得力があります。深い知識を持って書かれたことが伺えます。ラストはかなり飛躍してしまった感じを受けましたが展開がスピーディーでハラハラします。この作者の別の小説も読んでみたくなりました。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.18
(5pt)

LOSTの後、AXNでドラマ版を見ましたが

原作は全く異なっていたのですね!
ドラマはサスペンス要素が、原作はSF色が強いです。
どちらもそれぞれ楽しめました。
ドラマはシーズン1で打ち切りなんて消化不良な終わり方でしたが、
原作は完結しているので安心して読めます。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.17
(5pt)

LOSTの後、AXNでドラマ版を見ましたが

原作は全く異なっていたのですね!
ドラマはサスペンス要素が、原作はSF色が強いです。
どちらもそれぞれ楽しめました。
ドラマはシーズン1で打ち切りなんて消化不良な終わり方でしたが、
原作は完結しているので安心して読めます。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.16
(4pt)

TVを観たあとで、

ABCで放映されたドラマを観たあとに本を読んでみました。ドラマよりも難しい用語がおおく、SF小説好きにはたまらない作品だとおもいます。逆にSF小説好きでないと、難しい言葉に翻弄されるかもしれません。そんな方は、読み飛ばしてもいいのかも。
いずれにしても、ドラマとは違った部分も多いので一読する価値ありです。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.15
(4pt)

TVを観たあとで、

ABCで放映されたドラマを観たあとに本を読んでみました。ドラマよりも難しい用語がおおく、SF小説好きにはたまらない作品だとおもいます。逆にSF小説好きでないと、難しい言葉に翻弄されるかもしれません。そんな方は、読み飛ばしてもいいのかも。
いずれにしても、ドラマとは違った部分も多いので一読する価値ありです。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.14
(4pt)

SFの真骨頂!センス・オブ・ワンダーとミステリーの見事な合体

まず、面白い。

SFとミステリーの融合は、アシモフのお得意でしたが、
本作も、「フラッシュフォワード」という、人類が一斉に観るビジョン
があったとしたら・・という、アイデアを、量子力学の理論を駆使して、
いかにもありあそうな理屈で説明する、一級のエンターテインメント
に仕上がっています。

ラストの2031年の「その日」の章までは、途中、なんか、ダレる
ことも多いのですが、それはラストのどんでん返しの伏線。

CERNを舞台にした、もっともらしい、疑似タイムトラベルを、地球規模
人類規模の思考実験で展開した物語です。
まあ、国連で、再実験を訴えたり、妙に日本びいいきだったりするのも
鼻につくところも少なからずありますが、それは「物語」の面白さを
そこなうものではありません。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.13
(4pt)

SFの真骨頂!センス・オブ・ワンダーとミステリーの見事な合体

まず、面白い。

SFとミステリーの融合は、アシモフのお得意でしたが、
本作も、「フラッシュフォワード」という、人類が一斉に観るビジョン
があったとしたら・・という、アイデアを、量子力学の理論を駆使して、
いかにもありあそうな理屈で説明する、一級のエンターテインメント
に仕上がっています。

ラストの2031年の「その日」の章までは、途中、なんか、ダレる
ことも多いのですが、それはラストのどんでん返しの伏線。

CERNを舞台にした、もっともらしい、疑似タイムトラベルを、地球規模
人類規模の思考実験で展開した物語です。
まあ、国連で、再実験を訴えたり、妙に日本びいいきだったりするのも
鼻につくところも少なからずありますが、それは「物語」の面白さを
そこなうものではありません。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.12
(5pt)

ドラマを見てから読みました。

ドラマを見終わってからこちらの原作を読みました。
結論から言うと、読んでよかったです!

◆ドラマとの大きな違い
・主人公がロイド・シムコーとその相棒のテオ
・ロイド以外の人物はほとんど原作には出てこない
(マークもジャニスもケイコも出てこない。
 ロイドの相棒テオはサイモンぽいですが、ドラマでいうとディミトリ的境遇で
 ヴィジョンを見なかった為、自分の殺害を防ごうとする。テオの弟の名前がディミトリオスで、
 あだ名もディムでした。共通事項はこれくらいかな?)

フラッシュフォワードという現象に影響される人々という事以外、
原作とドラマはほとんど別の物語です。

が、どちらもおもしろい!
ドラマは主人公がFBI捜査官という事もあり、
「誰が、何の為にブラックアウトを起こしたか?」という謎解きメインですが、
原作は「誰が?何で?」は思ったよりあっさりとわかる。
どちらかというと未来を知った事で影響される人々の心情の描写、
うまくはられた伏線の回収がおもしろく読めました。

後半の456ページあたりからは、
一瞬どん引きしましたが…(笑)
そっちの方向にいっちゃうの?って。
けれど、読み進めて納得。
どん引きしていたせいか思わずウルウルしちゃいました。
(それでもエンディング間近は好みがわかれそうな気もします)

ものすごいSFしてますが、
読後の感想は「いのちっていいなぁ、愛っていいなぁ」でした(笑)

フラッシュフォワードのドラマ。
つづきが打ち切りになって寂しかった方も、
楽しめると思います♪(わたしがそう/涙)

ドラマではサイモン、ディミトリが好きだったので、
どことなく彼らを彷彿とさせる人物がいたのでさらによかったです。
(こっちがオリジナルなんでしょうけど☆)
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.11
(5pt)

ドラマを見てから読みました。

ドラマを見終わってからこちらの原作を読みました。
結論から言うと、読んでよかったです!

◆ドラマとの大きな違い
・主人公がロイド・シムコーとその相棒のテオ
・ロイド以外の人物はほとんど原作には出てこない
(マークもジャニスもケイコも出てこない。
 ロイドの相棒テオはサイモンぽいですが、ドラマでいうとディミトリ的境遇で
 ヴィジョンを見なかった為、自分の殺害を防ごうとする。テオの弟の名前がディミトリオスで、
 あだ名もディムでした。共通事項はこれくらいかな?)

フラッシュフォワードという現象に影響される人々という事以外、
原作とドラマはほとんど別の物語です。

が、どちらもおもしろい!
ドラマは主人公がFBI捜査官という事もあり、
「誰が、何の為にブラックアウトを起こしたか?」という謎解きメインですが、
原作は「誰が?何で?」は思ったよりあっさりとわかる。
どちらかというと未来を知った事で影響される人々の心情の描写、
うまくはられた伏線の回収がおもしろく読めました。

後半の456ページあたりからは、
一瞬どん引きしましたが…(笑)
そっちの方向にいっちゃうの?って。
けれど、読み進めて納得。
どん引きしていたせいか思わずウルウルしちゃいました。
(それでもエンディング間近は好みがわかれそうな気もします)

ものすごいSFしてますが、
読後の感想は「いのちっていいなぁ、愛っていいなぁ」でした(笑)

フラッシュフォワードのドラマ。
つづきが打ち切りになって寂しかった方も、
楽しめると思います♪(わたしがそう/涙)

ドラマではサイモン、ディミトリが好きだったので、
どことなく彼らを彷彿とさせる人物がいたのでさらによかったです。
(こっちがオリジナルなんでしょうけど☆)
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.10
(5pt)

果たして未来は変更可能なのか、それは読者に託される

2009年4月、ヨーロッパ素粒子研究所(CERN)で、ある大規模な実験が行なわれる。その瞬間に全世界の人々の意識が数分間だけ21年後の未来へと飛んでしまう。
 研究所の科学者であるロイドは、今の婚約者ミチコとは似ても似つかぬ女性との未来の生活を目の当たりにした。ミチコはといえば、今はまだ生まれていない自分の子どもをみつめている自分を発見する。
 一方、ロイドの同僚であるテオは、何ひとつ未来の自分を目にすることはなかった。それは21年後のその瞬間の直前に、彼が何者かによって殺害されていたからだった…。

 未来の自分をほんの一瞬だけ見てしまったとき、そしてそれが決して自分が期待するようなものではないと分かったときに、ひとはどういう行動に出るのでしょうか。
 未来は固定されて決して取り替えがきかないものであるのだから、これからの努力が実ることは決してないと諦念を抱くのか。
 それとも目にした未来はひとつの可能性でしかなく、これらからの行動次第でいくらでも変更がきくのだと考えて、より良い未来を志向して努力を継続するのか。

 タイム・トラベルSFではタイム・パラドクスをいかにキレイに整理できるかということが常に課題となりますが、このSF小説ではそれはあまり大きな問題ではないような気がします。
 むしろ、「諦念」と「努力」のはざまで、登場人物とともに読者自身がどちらを選択するべきなのか、その解を求めることこそが一番の課題のような気がします。
 
 ロイドとテオという主要人物二人に対して作者のロバート・J・ソウヤーは、「諦念」と「努力」それぞれにふさわしい結末を与えます。それを読んだときに何かが自分の中で生まれる気がする、そんな物語として私は十分堪能することができました。一気呵成に読めるエンターテインメント小説ですが、それだけのものとするには惜しい気がする一冊です。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.9
(5pt)

果たして未来は変更可能なのか、それは読者に託される

2009年4月、ヨーロッパ素粒子研究所(CERN)で、ある大規模な実験が行なわれる。その瞬間に全世界の人々の意識が数分間だけ21年後の未来へと飛んでしまう。
 研究所の科学者であるロイドは、今の婚約者ミチコとは似ても似つかぬ女性との未来の生活を目の当たりにした。ミチコはといえば、今はまだ生まれていない自分の子どもをみつめている自分を発見する。
 一方、ロイドの同僚であるテオは、何ひとつ未来の自分を目にすることはなかった。それは21年後のその瞬間の直前に、彼が何者かによって殺害されていたからだった…。

 未来の自分をほんの一瞬だけ見てしまったとき、そしてそれが決して自分が期待するようなものではないと分かったときに、ひとはどういう行動に出るのでしょうか。
 未来は固定されて決して取り替えがきかないものであるのだから、これからの努力が実ることは決してないと諦念を抱くのか。
 それとも目にした未来はひとつの可能性でしかなく、これらからの行動次第でいくらでも変更がきくのだと考えて、より良い未来を志向して努力を継続するのか。

 タイム・トラベルSFではタイム・パラドクスをいかにキレイに整理できるかということが常に課題となりますが、このSF小説ではそれはあまり大きな問題ではないような気がします。
 むしろ、「諦念」と「努力」のはざまで、登場人物とともに読者自身がどちらを選択するべきなのか、その解を求めることこそが一番の課題のような気がします。
 
 ロイドとテオという主要人物二人に対して作者のロバート・J・ソウヤーは、「諦念」と「努力」それぞれにふさわしい結末を与えます。それを読んだときに何かが自分の中で生まれる気がする、そんな物語として私は十分堪能することができました。一気呵成に読めるエンターテインメント小説ですが、それだけのものとするには惜しい気がする一冊です。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.8
(5pt)

深いです

最近再読しました。
おもしろい!1回目の印象より、深いです。

2001年にこの本を買って一度読んだときは、ふーん、科学実験の事故で意識が未来に
飛んじゃうんだ。普通にSFしてておもしろいね。って感じでした。
5〜6年経って、1読目よりはそれなりに人生経験を積んでから読んだら、
今回は、主人公たちの立場になって考えていろいろ考えさせられました。

最愛の人の娘を自分が指揮した実験が原因で亡くしてしまう。あるいは
自分が殺人事件で殺されることを知ってしまう。夢がかなわないことを知らされてしまう。
もし仮に自分がロイドの立場だったら、テオの立場だったら、
ミチコの立場だったら、とかいろいろ考えちゃうとSF的にだけじゃなくて
人間ドラマとしても深いものがありますよ。

事件の発端になってるヒッグス粒子も現在の時点ではまだ見つかってないようですね。
舞台になってるCERNのLHCって装置は今年から実験始めてるみたいで2009年までには
発見されるかもしれないですね。

ところどころに散りばめられてるミニ未来予想図もおもしろいです。
とくに2019年にアメリカの大統領がアフリカ系アメリカ人の男性だが、女性の大統領はまだでていない、とかの予想。
ソウヤーさんの予想は当たるのかな。外れるのかな。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.7
(5pt)

深いです

最近再読しました。
おもしろい!1回目の印象より、深いです。

2001年にこの本を買って一度読んだときは、ふーん、科学実験の事故で意識が未来に
飛んじゃうんだ。普通にSFしてておもしろいね。って感じでした。
5〜6年経って、1読目よりはそれなりに人生経験を積んでから読んだら、
今回は、主人公たちの立場になって考えていろいろ考えさせられました。

最愛の人の娘を自分が指揮した実験が原因で亡くしてしまう。あるいは
自分が殺人事件で殺されることを知ってしまう。夢がかなわないことを知らされてしまう。
もし仮に自分がロイドの立場だったら、テオの立場だったら、
ミチコの立場だったら、とかいろいろ考えちゃうとSF的にだけじゃなくて
人間ドラマとしても深いものがありますよ。

事件の発端になってるヒッグス粒子も現在の時点ではまだ見つかってないようですね。
舞台になってるCERNのLHCって装置は今年から実験始めてるみたいで2009年までには
発見されるかもしれないですね。

ところどころに散りばめられてるミニ未来予想図もおもしろいです。
とくに2019年にアメリカの大統領がアフリカ系アメリカ人の男性だが、女性の大統領はまだでていない、とかの予想。
ソウヤーさんの予想は当たるのかな。外れるのかな。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.6
(4pt)

交流理論の面白さだけでも、読む価値はある

量子力学SFと言うと、コペンハーゲン解釈に基づき、

並行世界の存在を認めるものが多いが、

本作はそれに反論する交流解釈が語られ、

私は胸の痞えが降りました。

「宇宙消失」に怒り狂った人は是非とも本作を読んで溜飲を下げて欲しい。

宇宙は唯一つしか存在しない。

観測者が観察出来る未来は、過去と同じように既に決定されているのだ!

主人公の科学者(理論担当)は、人間に自由意志なんて存在しないと

言いきってしまう。

別の選択の未来なんて存在しない。

唯一の未来に向けて、既に決定している選択を体験するのみであるのだ。

そんな主人公がヒッグス粒子発見の為に、

高エネルギーを発生させたその時、

世界中の人類の意識は21年後の未来の自分に

転移されていた。

2分弱で、現代に意識は戻るが、

飛行機、自動車等を操縦していた者は、

現代に帰った時、多くの者が事故死した。

現代に観察者がいたとしたら、全ての人類が2分間気絶したように

見えたであろう。

主人公は現在ラブラブファイヤーしている日本人娘と

結婚してない未来を体験してしまい、とまどうが、

生きていたのでマシである。

もう1人の主人公(金物担当)は、

未来のビジョンを見ずに、単に気絶しただけである。

そして、彼が殺害された未来を見たものも現れた。

未来は変更可能なのか?否か?
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.5
(4pt)

交流理論の面白さだけでも、読む価値はある

量子力学SFと言うと、コペンハーゲン解釈に基づき、

並行世界の存在を認めるものが多いが、

本作はそれに反論する交流解釈が語られ、

私は胸の痞えが降りました。

「宇宙消失」に怒り狂った人は是非とも本作を読んで溜飲を下げて欲しい。

宇宙は唯一つしか存在しない。

観測者が観察出来る未来は、過去と同じように既に決定されているのだ!

主人公の科学者(理論担当)は、人間に自由意志なんて存在しないと

言いきってしまう。

別の選択の未来なんて存在しない。

唯一の未来に向けて、既に決定している選択を体験するのみであるのだ。

そんな主人公がヒッグス粒子発見の為に、

高エネルギーを発生させたその時、

世界中の人類の意識は21年後の未来の自分に

転移されていた。

2分弱で、現代に意識は戻るが、

飛行機、自動車等を操縦していた者は、

現代に帰った時、多くの者が事故死した。

現代に観察者がいたとしたら、全ての人類が2分間気絶したように

見えたであろう。

主人公は現在ラブラブファイヤーしている日本人娘と

結婚してない未来を体験してしまい、とまどうが、

生きていたのでマシである。

もう1人の主人公(金物担当)は、

未来のビジョンを見ずに、単に気絶しただけである。

そして、彼が殺害された未来を見たものも現れた。

未来は変更可能なのか?否か?
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.4
(5pt)

良いです

未来が見えたら…というのはよくありますが、それが一瞬だけだったらどうなるか。

一瞬でも「見る」ことによって、世界の把握がそれまでと大きく変わってしまう、というアイデアは根本には量子力学があるのでしょう(実際作中でも触れられていますが)。けれど、別に知識は必要ありません。作品自体はシンプルなサスペンスと、内面の葛藤によっています。

シリアスですが、思わせぶりな重厚さを演出することもなく、良い小説を読んだなあという気にさせられる作品。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.3
(5pt)

良いです

未来が見えたら…というのはよくありますが、それが一瞬だけだったらどうなるか。

一瞬でも「見る」ことによって、世界の把握がそれまでと大きく変わってしまう、というアイデアは根本には量子力学があるのでしょう(実際作中でも触れられていますが)。けれど、別に知識は必要ありません。作品自体はシンプルなサスペンスと、内面の葛藤によっています。

シリアスですが、思わせぶりな重厚さを演出することもなく、良い小説を読んだなあという気にさせられる作品。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.2
(4pt)

ハードSFの傑作

2009年のヨーロッパ素粒子研究所が主な舞台.ヒッグス粒子(重力を媒介する素粒子,実在の理論が存在を予測している)を検出するために高エネルギー実験を行ったところ,なぜか全世界の人間の意識が21年後の本人の中に2分間だけ転移してしまうという現象が起きる.本書の題名はこの現象につけられた名前.実験のリーダーである中年と若手の2人の研究者のうち前者は結婚を控えていたが,未来の妻が現在の婚約者と異なっているために悩む.後者は転移中何も見なかったが,未来のニュースを見た人々の証言により21年後には殺されていることがわかる.なぜフラッシュフォワードが起きたのか?未来は不変なのか?といった問題の謎解きと,未来をかいま見てしまった人々の人間模様をソウヤーらしい道徳観を交えて描いた!!好著.やや長い物語だが一気に読める.
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.1
(4pt)

ハードSFの傑作

2009年のヨーロッパ素粒子研究所が主な舞台.ヒッグス粒子(重力を媒介する素粒子,実在の理論が存在を予測している)を検出するために高エネルギー実験を行ったところ,なぜか全世界の人間の意識が21年後の本人の中に2分間だけ転移してしまうという現象が起きる.本書の題名はこの現象につけられた名前.実験のリーダーである中年と若手の2人の研究者のうち前者は結婚を控えていたが,未来の妻が現在の婚約者と異なっているために悩む.後者は転移中何も見なかったが,未来のニュースを見た人々の証言により21年後には殺されていることがわかる.なぜフラッシュフォワードが起きたのか?未来は不変なのか?といった問題の謎解きと,未来をかいま見てしまった人々の人間模様をソウヤーらしい道徳観を交えて描いた!!好著.やや長い物語だが一気に読める.
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438