フラッシュフォワード

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評判

フラッシュフォワードの評価:

4.26/5点 レビュー 23件。 C ランク

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平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1〜20 1/2ページ
No.40
(4pt)

SF好きなら是非一読を。

尊敬する、ミステリー解説者の方がお気に入りの作品との事で読んでみました。元々SFものが好きではないので、⭐は一つ減らしましたが、好きな方なら⭐5つかもしれません。物理の実験の影響で未来を見てしまうというと良くある感じですが、全人類が見てしまうという点が興味深いです。また、原因となる実験自体は、現代でも、物理学の実験や医療で実際に行われているものの延長上にあり、更にこういう事が起こらないとも言い切れないものなので、少し怖くなります。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.39
(4pt)

SF好きなら是非一読を。

尊敬する、ミステリー解説者の方がお気に入りの作品との事で読んでみました。元々SFものが好きではないので、⭐は一つ減らしましたが、好きな方なら⭐5つかもしれません。物理の実験の影響で未来を見てしまうというと良くある感じですが、全人類が見てしまうという点が興味深いです。また、原因となる実験自体は、現代でも、物理学の実験や医療で実際に行われているものの延長上にあり、更にこういう事が起こらないとも言い切れないものなので、少し怖くなります。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.38
(5pt)

おもしろい!

シーズン1で打ち切りになったドラマがおもしろかったので読んで見たが、こちらもおもしろかった!
ドラマのことはほとんど覚えてないのだが、小説とは主人公からして違うし、話も別物だったと思う。
小説では2人の人物にスポットを当て、それぞれの受けたフラッシュフォワードによる影響、決断、行動を描いています。ミステリが好きなのでテオの話がおもしろかった。犯人も、なるほどね!と声に出してしまうような人物で良かった。
普段SFや翻訳物はほとんど読まないけれど、この本はおもしろかった。ミステリの翻訳物に挑戦するいい機会になった。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.37
(5pt)

おもしろい!

シーズン1で打ち切りになったドラマがおもしろかったので読んで見たが、こちらもおもしろかった!
ドラマのことはほとんど覚えてないのだが、小説とは主人公からして違うし、話も別物だったと思う。
小説では2人の人物にスポットを当て、それぞれの受けたフラッシュフォワードによる影響、決断、行動を描いています。ミステリが好きなのでテオの話がおもしろかった。犯人も、なるほどね!と声に出してしまうような人物で良かった。
普段SFや翻訳物はほとんど読まないけれど、この本はおもしろかった。ミステリの翻訳物に挑戦するいい機会になった。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.36
(4pt)

おもしろいけど、タッチがもの足りない

全人類の意識が2分間だけ30年後に飛んだフラッシュフォワード現象。未来はその通りになるのか? といった引きで物語は展開します。文体としては味がないので、ただどうなるか知りたくて読んだという感じですが、そこそこおもしろかった。理数系の部分は苦手なので読み流しつつ。有名作家のソウヤーなので、ほかのも気になりつつ、タッチに味がないのでちょっとすぐには手を出さないかも。翻訳者によったりするんだろうか。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.35
(4pt)

おもしろいけど、タッチがもの足りない

全人類の意識が2分間だけ30年後に飛んだフラッシュフォワード現象。未来はその通りになるのか? といった引きで物語は展開します。文体としては味がないので、ただどうなるか知りたくて読んだという感じですが、そこそこおもしろかった。理数系の部分は苦手なので読み流しつつ。有名作家のソウヤーなので、ほかのも気になりつつ、タッチに味がないのでちょっとすぐには手を出さないかも。翻訳者によったりするんだろうか。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.34
(4pt)

これは面白かった。どこが違うのかなあ

「スタープレックス」に対しては文句ばかり浮かんできたので、ちょっと心配しながら読み始めた本書でしたが、これは楽しめました。ストーリーの展開が気になってほとんど一気読みしたし、読後感も悪くありません。「スタープレックス」と同じ評価4ですが、十分面白かったと評価します。
 ストーリーは、あらすじに書かれているように、ヒッグス粒子を捜すための実験が失敗して、その代わりに全世界の人間の意識が2分間ほど21年後の世界に飛ばされてしまうというトンデモな事件の顛末の物語です。
 アイデアは単純(凄いけど)ですが、その物語を読者に納得させるためにリアリティを持たせようとしたらなかなか大変な設定です。
 作者は、登場人物の設定と想像力を働かせることで、それを可能にしています。
 今までに想定されたこともない未曽有の事態が起こった時、世界はどうなるのか?そして、それは、その後の社会にどのような影響を及ぼすのか?
 そして、それに付随して語られるのは、予想もしなかった結果が起こった時、科学者にどのような責任があるのか?さらに、作者の特徴でもある、主人公たちとパートナーの関係は、本作ではどのように描かれるのか?
 例によって、460ページほどの本編に、さまざまな情報が詰まっていますが、メインの話がはっきりしているので、関連して描かれる無数のエピソードにも無駄がなく感じられます。
 また、主人公の一人は、2分間だけ確認されているその21年後の世界で殺されていることがわかったため、それに対してどうすればよいかということもサスペンスを伴なう大きなテーマになっています。果たして未来は決まっているのか?それとも?
 そういう点で、ソウヤーらしさが一杯詰まった長編と言えると思います。
 そうそう、本文の中に、あの“ドナルド・トランプ”氏も登場します。名前だけですけれども。

 本書で、積読のソウヤーの3冊は終了。大昔に読んだ「ゴールデン・フリース」と「さよならダイノサウルス」も再読したいけれど他の積読本を読むのが優先かな。未所有のソウヤーを読むのはいつの日か?それこそ、永遠の人生が欲しい?
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.33
(4pt)

これは面白かった。どこが違うのかなあ

「スタープレックス」に対しては文句ばかり浮かんできたので、ちょっと心配しながら読み始めた本書でしたが、これは楽しめました。ストーリーの展開が気になってほとんど一気読みしたし、読後感も悪くありません。「スタープレックス」と同じ評価4ですが、十分面白かったと評価します。
 ストーリーは、あらすじに書かれているように、ヒッグス粒子を捜すための実験が失敗して、その代わりに全世界の人間の意識が2分間ほど21年後の世界に飛ばされてしまうというトンデモな事件の顛末の物語です。
 アイデアは単純(凄いけど)ですが、その物語を読者に納得させるためにリアリティを持たせようとしたらなかなか大変な設定です。
 作者は、登場人物の設定と想像力を働かせることで、それを可能にしています。
 今までに想定されたこともない未曽有の事態が起こった時、世界はどうなるのか?そして、それは、その後の社会にどのような影響を及ぼすのか?
 そして、それに付随して語られるのは、予想もしなかった結果が起こった時、科学者にどのような責任があるのか?さらに、作者の特徴でもある、主人公たちとパートナーの関係は、本作ではどのように描かれるのか?
 例によって、460ページほどの本編に、さまざまな情報が詰まっていますが、メインの話がはっきりしているので、関連して描かれる無数のエピソードにも無駄がなく感じられます。
 また、主人公の一人は、2分間だけ確認されているその21年後の世界で殺されていることがわかったため、それに対してどうすればよいかということもサスペンスを伴なう大きなテーマになっています。果たして未来は決まっているのか?それとも?
 そういう点で、ソウヤーらしさが一杯詰まった長編と言えると思います。
 そうそう、本文の中に、あの“ドナルド・トランプ”氏も登場します。名前だけですけれども。

 本書で、積読のソウヤーの3冊は終了。大昔に読んだ「ゴールデン・フリース」と「さよならダイノサウルス」も再読したいけれど他の積読本を読むのが優先かな。未所有のソウヤーを読むのはいつの日か?それこそ、永遠の人生が欲しい?
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.32
(5pt)

未来を見たいという人類の欲望がそのままSF作品になった

CERNの加速器を使った実験をした結果(正確には加速器だけが原因ではない)、地球全体に影響を与える事象が発生した。全人類が意識を失い、なぜか21年後の未来を2分間だけ垣間見てしまう事態(フラッシュフォワード)に陥る。未来は固定されているのか、自由意思で変えられるのか、まさしく地球全体を巻き込みながら物語は進む。米国でドラマ化されている(私は未視聴)が、確かに映像化すると映えそうな作品だ。この作品は、自分だったらどのように行動するか考えさせられる。さて、人類は勝手なもので、フラッシュフォワードが起こる条件が整った時に、意図的にフラッシュフォワードを発生させる。ここで、主人公のロイドが見た未来は神の領域とも思える驚くべきものだ。前半は淡々とした展開だったのが、一気にフィクションとしての面白い展開となる。やはりソウヤーは面白い。未訳の作品がまだまだあるので、早く出して欲しい。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.31
(5pt)

未来を見たいという人類の欲望がそのままSF作品になった

CERNの加速器を使った実験をした結果(正確には加速器だけが原因ではない)、地球全体に影響を与える事象が発生した。全人類が意識を失い、なぜか21年後の未来を2分間だけ垣間見てしまう事態(フラッシュフォワード)に陥る。未来は固定されているのか、自由意思で変えられるのか、まさしく地球全体を巻き込みながら物語は進む。米国でドラマ化されている(私は未視聴)が、確かに映像化すると映えそうな作品だ。この作品は、自分だったらどのように行動するか考えさせられる。さて、人類は勝手なもので、フラッシュフォワードが起こる条件が整った時に、意図的にフラッシュフォワードを発生させる。ここで、主人公のロイドが見た未来は神の領域とも思える驚くべきものだ。前半は淡々とした展開だったのが、一気にフィクションとしての面白い展開となる。やはりソウヤーは面白い。未訳の作品がまだまだあるので、早く出して欲しい。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.30
(4pt)

SFエンタメとして多くの読者を堪能させるソウヤーの中でも読みやすい一冊

一時期はまって読みまくっていたロバート・J・ソウヤー。今は新刊入手できるものはごく少なくなっていますが、ドラマ化の人気もあったのかこの作品は未だ入手可能のようです。

ドラマ化されたからといって、ソウヤーの作品としてベストというわけではないのですが...少なくとも、視覚イメージがわきやすく、そのイメージが誰にとっても抵抗(キモチワルイというような)がない、という点では随一です。他の多くの作品と異なり、恐竜もネアンデルタールもおかしな形状の宇宙人も出てこないので…

SFという分野の中では、ハードSFにも痛快活劇にも個人的にあまり興味がないのですが、その要素を持ちながらも、唯一に近いほど楽しんだのが私にとってはこの作家です。思弁やら世界観やら、どうしてもそういうものにこだわってSFを読みたがってしまうタイプの、ある意味頭でっかちと自覚しているような人間にとっても、エンターテインメントとして十分堪能できたのです。

特にこの作品は、先に書いた通り普通の人間模様に近い形でストーリーが進むため、多少の安易さに目をつぶれば非常に読みやすい作品です。このまま過去の人になってしまうのは惜しい作家だと思うので、SFエンタメの読書リストに加えておいてほしいと思います。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.29
(4pt)

SFエンタメとして多くの読者を堪能させるソウヤーの中でも読みやすい一冊

一時期はまって読みまくっていたロバート・J・ソウヤー。今は新刊入手できるものはごく少なくなっていますが、ドラマ化の人気もあったのかこの作品は未だ入手可能のようです。

ドラマ化されたからといって、ソウヤーの作品としてベストというわけではないのですが...少なくとも、視覚イメージがわきやすく、そのイメージが誰にとっても抵抗(キモチワルイというような)がない、という点では随一です。他の多くの作品と異なり、恐竜もネアンデルタールもおかしな形状の宇宙人も出てこないので…

SFという分野の中では、ハードSFにも痛快活劇にも個人的にあまり興味がないのですが、その要素を持ちながらも、唯一に近いほど楽しんだのが私にとってはこの作家です。思弁やら世界観やら、どうしてもそういうものにこだわってSFを読みたがってしまうタイプの、ある意味頭でっかちと自覚しているような人間にとっても、エンターテインメントとして十分堪能できたのです。

特にこの作品は、先に書いた通り普通の人間模様に近い形でストーリーが進むため、多少の安易さに目をつぶれば非常に読みやすい作品です。このまま過去の人になってしまうのは惜しい作家だと思うので、SFエンタメの読書リストに加えておいてほしいと思います。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.28
(5pt)

よかったです

欲しかった本が見つかってよかったです。
対応も早く、満足です。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.27
(5pt)

よかったです

欲しかった本が見つかってよかったです。
対応も早く、満足です。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.26
(5pt)

主人公たちはみんなの未来をどうしたのか?、その指摘の言葉が重いです

一種の「タイムマシンもの」である。
 「タイムマシンもの」と言うと、興味は、(1)タイムトリップの原理、(2)タイムパラドックスの解消、というところに尽きると思う。本作品ではそこに、(3)未来を垣間見てしまった人々と見損ねた人々の意識や行動はどうなるか、という要素を加えて新機軸を打ち出している。
 現実に存在するヨーロッパ素粒子研究所CERNに勤務する量子物理学者を主人公に持ってくることで、リアリティーのある描写が続く。日本人女性が登場することや、複数のカップルの恋愛・結婚・離婚がからんでくることもSFとしては珍しいふくらませ方だと思う(後者は、かなりアメリカンな味付け)。
 (1)はヒッグス粒子研究の実験と自然現象の相乗効果ということで理論的には片付けられてしまう。
 (2)のパラドックスは元々は無い。ビジョンとしての未来しか存在しておらず、しかも未来は変更可能だということが次々と反証が上げられていく。
 (3)についてが重要で、むしろ哲学的な内容になっている(主人公は哲学的考察をけなすシーンがあったりするのだが)。主人公の同僚研究者がその弟の言われる言葉がずっしりと感じられるあたりが最大の読みどころだった。
 未来を垣間見たひとたちの断片情報を集めて、未来像を共有情報とする場面では、未来の歴史が語られている。「オゾン層は大幅に減少していた」というリアルなものから、「ジョージ・ルーカスは〈スター・ウォーズ〉九部作をまだ完成させていなかった」というものまで。著者の知識と偏見が満ちた内容は楽しい。この数ページは継続的にウォッチして予言として検証してほしいものだ。
 終章で主人公の存在が体験する未来のビジョンが有名なシーンを彷彿とさせるは、やや興ざめではあった。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.25
(5pt)

主人公たちはみんなの未来をどうしたのか?、その指摘の言葉が重いです

一種の「タイムマシンもの」である。
 「タイムマシンもの」と言うと、興味は、(1)タイムトリップの原理、(2)タイムパラドックスの解消、というところに尽きると思う。本作品ではそこに、(3)未来を垣間見てしまった人々と見損ねた人々の意識や行動はどうなるか、という要素を加えて新機軸を打ち出している。
 現実に存在するヨーロッパ素粒子研究所CERNに勤務する量子物理学者を主人公に持ってくることで、リアリティーのある描写が続く。日本人女性が登場することや、複数のカップルの恋愛・結婚・離婚がからんでくることもSFとしては珍しいふくらませ方だと思う(後者は、かなりアメリカンな味付け)。
 (1)はヒッグス粒子研究の実験と自然現象の相乗効果ということで理論的には片付けられてしまう。
 (2)のパラドックスは元々は無い。ビジョンとしての未来しか存在しておらず、しかも未来は変更可能だということが次々と反証が上げられていく。
 (3)についてが重要で、むしろ哲学的な内容になっている(主人公は哲学的考察をけなすシーンがあったりするのだが)。主人公の同僚研究者がその弟の言われる言葉がずっしりと感じられるあたりが最大の読みどころだった。
 未来を垣間見たひとたちの断片情報を集めて、未来像を共有情報とする場面では、未来の歴史が語られている。「オゾン層は大幅に減少していた」というリアルなものから、「ジョージ・ルーカスは〈スター・ウォーズ〉九部作をまだ完成させていなかった」というものまで。著者の知識と偏見が満ちた内容は楽しい。この数ページは継続的にウォッチして予言として検証してほしいものだ。
 終章で主人公の存在が体験する未来のビジョンが有名なシーンを彷彿とさせるは、やや興ざめではあった。
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.24
(5pt)

誰もが同じ苦しみを味わったときは、悲劇を心から締め出し、そのことは忘れていき続けるしかない

主人公は二人。カナダ出身の研究者ロイド・シムコー。日本人女性ミチコは婚約者だ。
 そしてもう一人はロイドの共同研究者テオ・プロコビデス。
 二人が試みようとしているのは、ビッグバンの十億分の一秒後の宇宙の再現だ。これにより素粒子に質量をあたえるヒッグス粒子が発見されるのではないかと期待がかかっている。成功すればノーベル賞ものだ。
 そして実験開始の瞬間・・・・。
 目の前のすべてが変わってしまう。いったい何が起こったのか。
 次第に彼らの実験によって全世界の人類の意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでいたことが判明する。
 意識が飛んでいる間も、現実の世界では動くものが静止しているわけではなく、自動車は意識を失った人を乗せたまま壁に衝突し、着陸態勢にあった飛行機は墜落し、階段を歩く人は階段から転げ落ちていた。
 そしてミチコの前夫との間に生まれた最愛の娘もその悲劇によって命を失う。
 ロイドは婚約者ミチコとは別の女性と過ごしており、テオは何者かに殺害されているらしいことが明らかに。
 
「未来と現在と過去は、いずれも現実であり、いずれも動かしがたい」というのがロイドの考えだが、果たして本当に未来は、変えることができないのか。
 ソウヤーの作品はいずれも面白いですが、本作は特に凄いなあと感じさせられました。
 本作は知的好奇心をくすぐらせるSF小説としての面白さはもちろんのこと、前半がロイドと悲劇を乗り越えようとするミチコの物語でもあり、人間ドラマとしての面白さがあり、後半はロイドよりもテオが主役となり、犯人探しのミステリーとしての面白さがあります。
 まだ翻訳されていない新作が多くあり、ソウヤーの今後の作品もとても楽しみになります。
 
 
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.23
(5pt)

誰もが同じ苦しみを味わったときは、悲劇を心から締め出し、そのことは忘れていき続けるしかない

主人公は二人。カナダ出身の研究者ロイド・シムコー。日本人女性ミチコは婚約者だ。
 そしてもう一人はロイドの共同研究者テオ・プロコビデス。
 二人が試みようとしているのは、ビッグバンの十億分の一秒後の宇宙の再現だ。これにより素粒子に質量をあたえるヒッグス粒子が発見されるのではないかと期待がかかっている。成功すればノーベル賞ものだ。
 そして実験開始の瞬間・・・・。
 目の前のすべてが変わってしまう。いったい何が起こったのか。
 次第に彼らの実験によって全世界の人類の意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでいたことが判明する。
 意識が飛んでいる間も、現実の世界では動くものが静止しているわけではなく、自動車は意識を失った人を乗せたまま壁に衝突し、着陸態勢にあった飛行機は墜落し、階段を歩く人は階段から転げ落ちていた。
 そしてミチコの前夫との間に生まれた最愛の娘もその悲劇によって命を失う。
 ロイドは婚約者ミチコとは別の女性と過ごしており、テオは何者かに殺害されているらしいことが明らかに。
 
「未来と現在と過去は、いずれも現実であり、いずれも動かしがたい」というのがロイドの考えだが、果たして本当に未来は、変えることができないのか。
 ソウヤーの作品はいずれも面白いですが、本作は特に凄いなあと感じさせられました。
 本作は知的好奇心をくすぐらせるSF小説としての面白さはもちろんのこと、前半がロイドと悲劇を乗り越えようとするミチコの物語でもあり、人間ドラマとしての面白さがあり、後半はロイドよりもテオが主役となり、犯人探しのミステリーとしての面白さがあります。
 まだ翻訳されていない新作が多くあり、ソウヤーの今後の作品もとても楽しみになります。
 
 
フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424
No.22
(5pt)

誰もが同じ苦しみを味わったときは、悲劇を心から締め出し、そのことは忘れていき続けるし

主人公は二人。カナダ出身の研究者ロイド・シムコー。日本人女性ミチコは婚約者だ。
 そしてもう一人はロイドの共同研究者テオ・プロコビデス。
 二人が試みようとしているのは、ビッグバンの十億分の一秒後の宇宙の再現だ。これにより素粒子に質量をあたえるヒッグス粒子が発見されるのではないかと期待がかかっている。成功すればノーベル賞ものだ。
 そして実験開始の瞬間・・・・。
 目の前のすべてが変わってしまう。いったい何が起こったのか。
 次第に彼らの実験によって全世界の人類の意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでいたことが判明する。
 意識が飛んでいる間も、現実の世界では動くものが静止しているわけではなく、自動車は意識を失った人を乗せたまま壁に衝突し、着陸態勢にあった飛行機は墜落し、階段を歩く人は階段から転げ落ちていた。
 そしてミチコの前夫との間に生まれた最愛の娘もその悲劇によって命を失う。
 ロイドは婚約者ミチコとは別の女性と過ごしており、テオは何者かに殺害されているらしいことが明らかに。
 
「未来と現在と過去は、いずれも現実であり、いずれも動かしがたい」というのがロイドの考えだが、果たして本当に未来は、変えることができないのか。
 ソウヤーの作品はいずれも面白いですが、本作は特に凄いなあと感じさせられました。
 本作は知的好奇心をくすぐらせるSF小説としての面白さはもちろんのこと、前半がロイドと悲劇を乗り越えようとするミチコの物語でもあり、人間ドラマとしての面白さがあり、後半はロイドよりもテオが主役となり、犯人探しのミステリーとしての面白さがあります。
 まだ翻訳されていない新作が多くあり、ソウヤーの今後の作品もとても楽しみになります。
 
 

フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫 SF ソ 1-12) (ハヤカワ文庫SF)より
4150117438
No.21
(5pt)

誰もが同じ苦しみを味わったときは、悲劇を心から締め出し、そのことは忘れていき続けるし

主人公は二人。カナダ出身の研究者ロイド・シムコー。日本人女性ミチコは婚約者だ。
 そしてもう一人はロイドの共同研究者テオ・プロコビデス。
 二人が試みようとしているのは、ビッグバンの十億分の一秒後の宇宙の再現だ。これにより素粒子に質量をあたえるヒッグス粒子が発見されるのではないかと期待がかかっている。成功すればノーベル賞ものだ。
 そして実験開始の瞬間・・・・。
 目の前のすべてが変わってしまう。いったい何が起こったのか。
 次第に彼らの実験によって全世界の人類の意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでいたことが判明する。
 意識が飛んでいる間も、現実の世界では動くものが静止しているわけではなく、自動車は意識を失った人を乗せたまま壁に衝突し、着陸態勢にあった飛行機は墜落し、階段を歩く人は階段から転げ落ちていた。
 そしてミチコの前夫との間に生まれた最愛の娘もその悲劇によって命を失う。
 ロイドは婚約者ミチコとは別の女性と過ごしており、テオは何者かに殺害されているらしいことが明らかに。
 
「未来と現在と過去は、いずれも現実であり、いずれも動かしがたい」というのがロイドの考えだが、果たして本当に未来は、変えることができないのか。
 ソウヤーの作品はいずれも面白いですが、本作は特に凄いなあと感じさせられました。
 本作は知的好奇心をくすぐらせるSF小説としての面白さはもちろんのこと、前半がロイドと悲劇を乗り越えようとするミチコの物語でもあり、人間ドラマとしての面白さがあり、後半はロイドよりもテオが主役となり、犯人探しのミステリーとしての面白さがあります。
 まだ翻訳されていない新作が多くあり、ソウヤーの今後の作品もとても楽しみになります。
 
 

フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)より
4150113424