悪女について

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悪女についての評価:

4.52/5点 レビュー 97件。 A ランク

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平均点4.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全176件 101〜120 6/9ページ
No.76
(5pt)

The悪女

27人が「悪女」と言われるある主人公についてエピソードを綴っています。
作品の完成度が高く、著者「有吉」さんは只者ではないと感じさせられました。いまあるサラっと仕上げた本ではく、これは文学作品だと思います。両親に聞くと「恍惚の人」を書いた和歌山出身の作者で、超有名な方との事。(納得)

あなたはこの主人公を悪女だと思いますか?
人生を自分の思い描くままに謳歌するこの女性に「会ってみたい!!」と強く思いました。
でも、なりたいとは思えない不思議な闇。
これが悪女かっ!
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.75
(5pt)

The悪女

27人が「悪女」と言われるある主人公についてエピソードを綴っています。
作品の完成度が高く、著者「有吉」さんは只者ではないと感じさせられました。いまあるサラっと仕上げた本ではく、これは文学作品だと思います。両親に聞くと「恍惚の人」を書いた和歌山出身の作者で、超有名な方との事。(納得)

あなたはこの主人公を悪女だと思いますか?
人生を自分の思い描くままに謳歌するこの女性に「会ってみたい!!」と強く思いました。
でも、なりたいとは思えない不思議な闇。
これが悪女かっ!
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.74
(5pt)

今読んでもおもしろい

語り手が章ごとにかわっていくインタビュー形式のお話です。
語り手が増えていくたびに一人の女の人生が肉付けされていく様子に読む手が止まりませんでした。
きっとどの彼女も本当であり嘘の姿だったんでしょうね。
最後まで読んでも悪女と思わせないのが本当の悪女である証なのかなと思います。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.73
(5pt)

今読んでもおもしろい

語り手が章ごとにかわっていくインタビュー形式のお話です。
語り手が増えていくたびに一人の女の人生が肉付けされていく様子に読む手が止まりませんでした。
きっとどの彼女も本当であり嘘の姿だったんでしょうね。
最後まで読んでも悪女と思わせないのが本当の悪女である証なのかなと思います。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.72
(5pt)

悪女の真理

破壊的ですが魅力的、唯一無二の才能を持つべきして持った女性が主人公です。
人間は誰しも仮面を被っている時間があると思いますが
主人公はそういうレベルではありません。
読み進める度に彼女への愛憎が深まり、
かと思うと、純粋に愛しさのみに感情が傾くほど他人を破壊させる能力があります。
意図の有無なんて、もはやなんの意味もありません。

病的なまでに自己に忠実であるが為に
繊細さとは紙一重にある、ある種の鈍感さが
傍から見ている読者に様々な感情を与えます。

近しい関係者の語りによって露わになってくる彼女の生き様。
しかしそれが全てではないもどかしさも募る一方。

現実世界に思いを巡らし、彼女のような「女」が身辺にいるか
対比してみたのですが残念ながらお見かけした事がありません。
いや、出会っても気付かないか・・・
しかし、有吉佐和子が描く「悪女」程
真っ当であり、周りを混乱させる女はこの世には居ないかもしれない。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.71
(5pt)

悪女の真理

破壊的ですが魅力的、唯一無二の才能を持つべきして持った女性が主人公です。
人間は誰しも仮面を被っている時間があると思いますが
主人公はそういうレベルではありません。
読み進める度に彼女への愛憎が深まり、
かと思うと、純粋に愛しさのみに感情が傾くほど他人を破壊させる能力があります。
意図の有無なんて、もはやなんの意味もありません。

病的なまでに自己に忠実であるが為に
繊細さとは紙一重にある、ある種の鈍感さが
傍から見ている読者に様々な感情を与えます。

近しい関係者の語りによって露わになってくる彼女の生き様。
しかしそれが全てではないもどかしさも募る一方。

現実世界に思いを巡らし、彼女のような「女」が身辺にいるか
対比してみたのですが残念ながらお見かけした事がありません。
いや、出会っても気付かないか・・・
しかし、有吉佐和子が描く「悪女」程
真っ当であり、周りを混乱させる女はこの世には居ないかもしれない。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.70
(5pt)

こんな悪女ならのめりこんでみたい

小説の中の「愛ですは愛」が全てかなと思います。
愛されることは美しいことだからこそ、愛してくれる人には誠実だった。
公子は言い寄って愛を与えた男には、それ以上の愛を与えていたと思います。
また、不快に思う美しくないことには、ものすごい拒否反応があったのかな・・。
そういう相手には徹底抗戦だったのかも。

黒革の手帳を手に入れて、搾取だけするドラマもありました。
周りに愛されず破滅型の女・・・。恐喝をする犯罪者です。
公子は黒革の人とは違い、もったいぶらず愛を与えていました。
結果として男の意思でざまざまなもを与えられました。
「愛」を与えられることで男は虜になった結果かと思います。

本当の悪女は、本人も周りも悪いと感じさないのかもしれません。

ちなみに次に映像化したら主役は、荻目慶子が適役かと。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.69
(5pt)

こんな悪女ならのめりこんでみたい

小説の中の「愛ですは愛」が全てかなと思います。
愛されることは美しいことだからこそ、愛してくれる人には誠実だった。
公子は言い寄って愛を与えた男には、それ以上の愛を与えていたと思います。
また、不快に思う美しくないことには、ものすごい拒否反応があったのかな・・。
そういう相手には徹底抗戦だったのかも。

黒革の手帳を手に入れて、搾取だけするドラマもありました。
周りに愛されず破滅型の女・・・。恐喝をする犯罪者です。
公子は黒革の人とは違い、もったいぶらず愛を与えていました。
結果として男の意思でざまざまなもを与えられました。
「愛」を与えられることで男は虜になった結果かと思います。

本当の悪女は、本人も周りも悪いと感じさないのかもしれません。

ちなみに次に映像化したら主役は、荻目慶子が適役かと。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.68
(5pt)

霧のように浮かぶモチーフ

とても好きな作品。芥川龍之介の「藪のなか」と同じ手法で、ひとりの女性の人生を
数々の証言で浮かび上がらせる。この女性の人生がどこまで本当でどこからウソなのか、そもそも証言が本当なのかもわからない。人によっては証言の行間に複雑な心情を感じる。でも、運命の女とはこういうものではないかしら。つかみどころがなくて、でもそのくせまわりに強烈な印象を残す。やっかみと嫉妬を受けてもさらりと受け流せるような器量も持つ女。女性とはさまざまな顔を持つナゾの存在なのだ。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.67
(5pt)

霧のように浮かぶモチーフ

とても好きな作品。芥川龍之介の「藪のなか」と同じ手法で、ひとりの女性の人生を
数々の証言で浮かび上がらせる。この女性の人生がどこまで本当でどこからウソなのか、そもそも証言が本当なのかもわからない。人によっては証言の行間に複雑な心情を感じる。でも、運命の女とはこういうものではないかしら。つかみどころがなくて、でもそのくせまわりに強烈な印象を残す。やっかみと嫉妬を受けてもさらりと受け流せるような器量も持つ女。女性とはさまざまな顔を持つナゾの存在なのだ。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.66
(4pt)

本当に悪女かな?

読み終わっての最初の感想は君子は果たして悪女なのか??でした。ここまでやれるバイタリティや努力って尊敬する。出来ないしよろしくないけどちょっとだけ憧れる生き方。
しかし初めて有吉佐和子さんの本を読みましたが大変面白かった。主人公目線からの描写がひとつも無いのに主人公が徐々に分かってくる、でも語り手の主観によりそれは確実ではない、というのが楽しかったです。
また何年かしたら読み直したい
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.65
(4pt)

本当に悪女かな?

読み終わっての最初の感想は君子は果たして悪女なのか??でした。ここまでやれるバイタリティや努力って尊敬する。出来ないしよろしくないけどちょっとだけ憧れる生き方。
しかし初めて有吉佐和子さんの本を読みましたが大変面白かった。主人公目線からの描写がひとつも無いのに主人公が徐々に分かってくる、でも語り手の主観によりそれは確実ではない、というのが楽しかったです。
また何年かしたら読み直したい
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.64
(5pt)

かわいい女性

富小路公子の周辺の人物からのインタビューで構成された物語。

彼女を憎む人、愛する人、様々な人からのインタビューで成り立っています。
こうした手法の本はよくありますが、
本人の語りなしで、ここまで人物像をくっきり浮き上がらせることができる本ははじめてです。

彼女を「嘘つき」「詐欺」と罵る人もいますが、
彼女は努力家でひたむき。
相手の望むことを実行し、望む言葉を言ってきただけ。人の気持ちを読むのが上手な人です。

彼女が亡くなった理由は本当に純粋。
こういう人を「天性の小悪魔」って言うのでしょうか。

とにかく、おもしろかったです。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.63
(5pt)

かわいい女性

富小路公子の周辺の人物からのインタビューで構成された物語。

彼女を憎む人、愛する人、様々な人からのインタビューで成り立っています。
こうした手法の本はよくありますが、
本人の語りなしで、ここまで人物像をくっきり浮き上がらせることができる本ははじめてです。

彼女を「嘘つき」「詐欺」と罵る人もいますが、
彼女は努力家でひたむき。
相手の望むことを実行し、望む言葉を言ってきただけ。人の気持ちを読むのが上手な人です。

彼女が亡くなった理由は本当に純粋。
こういう人を「天性の小悪魔」って言うのでしょうか。

とにかく、おもしろかったです。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.62
(4pt)

悪女と天使、娼婦と無垢、飽きないストーリー

本当の名前も、本当の親もある意味捨てた女ー鈴木君子(富小路公子)。
戦後の混乱期を才覚と悪智で巨万の富を得、TVでコメンテーターになっては多くの
崇拝者を得、最後の最後まで美しい女であることと、宝石をはじめとして美しいものに
固執した虚に満ちた人生を彼女を知る27人の語り部によって綴ったストーリーです。

彼女自身は語らない点と巨万の富を築いたプロセスが数人によって少しずつ、バラバラ
に明かされていく読者をワクワクさせる手法は圧巻でした。

「悪女について」という大胆な題名でありながら、悪女の間に天使の彼女が存在し、
娼婦の彼女と無垢な女が混在するため、最後の最後まで愉しめました。読み終わってから、
また前半に戻って悪女ぶりを読み返したほどです。

彼女自身が自分を告白することはないので、それぞれの語り部が彼女に対するそれぞれ
の思いを綴る(吐き出す)わけですが、人という複雑な多面性をうまく引き出している
と思います。彼女の苦悩は、極度の不眠症という生活習慣病だけに閉じ込められて
心情を伺うことは出来ません。幸せな一生だったのでしょうか?

実業家としての確かな才覚があっても、年齢だけは生涯嘘を突き通したところなど
可愛いものです。

また、昨今の美しい筋肉をつけたセクシーなボティへの流行とは異なり、柔らかい
体でいるため筋肉をつけないよう運動をしない努力なども、美への考察が違い
書かれた時代と現代の差を面白く思いました。

それに、手玉にとった男性より、養った男性が圧倒的に多い悪女だったようです。
それも才能ですね。
しかし、男性によって性生活においても全く異なる反応をみせるなど、大変な努力家
だと思います・・・脱帽。悪女にはなれそうにありません・・・・(笑)
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.61
(4pt)

悪女と天使、娼婦と無垢、飽きないストーリー

本当の名前も、本当の親もある意味捨てた女ー鈴木君子(富小路公子)。
戦後の混乱期を才覚と悪智で巨万の富を得、TVでコメンテーターになっては多くの
崇拝者を得、最後の最後まで美しい女であることと、宝石をはじめとして美しいものに
固執した虚に満ちた人生を彼女を知る27人の語り部によって綴ったストーリーです。

彼女自身は語らない点と巨万の富を築いたプロセスが数人によって少しずつ、バラバラ
に明かされていく読者をワクワクさせる手法は圧巻でした。

「悪女について」という大胆な題名でありながら、悪女の間に天使の彼女が存在し、
娼婦の彼女と無垢な女が混在するため、最後の最後まで愉しめました。読み終わってから、
また前半に戻って悪女ぶりを読み返したほどです。

彼女自身が自分を告白することはないので、それぞれの語り部が彼女に対するそれぞれ
の思いを綴る(吐き出す)わけですが、人という複雑な多面性をうまく引き出している
と思います。彼女の苦悩は、極度の不眠症という生活習慣病だけに閉じ込められて
心情を伺うことは出来ません。幸せな一生だったのでしょうか?

実業家としての確かな才覚があっても、年齢だけは生涯嘘を突き通したところなど
可愛いものです。

また、昨今の美しい筋肉をつけたセクシーなボティへの流行とは異なり、柔らかい
体でいるため筋肉をつけないよう運動をしない努力なども、美への考察が違い
書かれた時代と現代の差を面白く思いました。

それに、手玉にとった男性より、養った男性が圧倒的に多い悪女だったようです。
それも才能ですね。
しかし、男性によって性生活においても全く異なる反応をみせるなど、大変な努力家
だと思います・・・脱帽。悪女にはなれそうにありません・・・・(笑)
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.60
(4pt)

その凄まじい憎悪に、息苦しくなる

極貧というほどでもなく、天涯孤独でもなく、被差別というわけでもなく、おそらく当時としてはありふれた家庭で育った主人公。しかし彼女にはそれが許し難いものだった。
しみったれた生活にがさつな母親。この私がこんな境遇に置かれていいはずがない、こんな女が私の親などであるはずがない。
私は、高貴な筋の落し胤。裕福な家庭で上品な家族に愛され育った。美しいものだけに囲まれて。

そして彼女は現実の自分を根絶やしにしていく。
自身の出自に対する執拗なまでの憎悪を以って。

人を騙すには先ず自分から。そうするううちに妄想と現実との境目などなくなる。
他人が捏造呼ばわりしようが何を言おうが、自分がそう有りたいと望む世界だけが彼女にとっての真実となった。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.59
(4pt)

その凄まじい憎悪に、息苦しくなる

極貧というほどでもなく、天涯孤独でもなく、被差別というわけでもなく、おそらく当時としてはありふれた家庭で育った主人公。しかし彼女にはそれが許し難いものだった。
しみったれた生活にがさつな母親。この私がこんな境遇に置かれていいはずがない、こんな女が私の親などであるはずがない。
私は、高貴な筋の落し胤。裕福な家庭で上品な家族に愛され育った。美しいものだけに囲まれて。

そして彼女は現実の自分を根絶やしにしていく。
自身の出自に対する執拗なまでの憎悪を以って。

人を騙すには先ず自分から。そうするううちに妄想と現実との境目などなくなる。
他人が捏造呼ばわりしようが何を言おうが、自分がそう有りたいと望む世界だけが彼女にとっての真実となった。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194
No.58
(5pt)

続きが気になってしょうがない!

多くの人が生前の主人公について回想します。
主人公はどうやら悪女のようなのですが、読み終わっても、主人公が嘘をついて成りあがって行ったような悪女には思えず、なんだか私まで主人公に騙されたような気分です。
ドキドキしながら一気に読んでしまいました。
そして、読み終わってすぐに、もう一度読みたくなりました。
何度読んでも、色褪せません。
秀作です。
悪女について Amazon書評・レビュー: 悪女についてより
4103011122
No.57
(5pt)

続きが気になってしょうがない!

多くの人が生前の主人公について回想します。
主人公はどうやら悪女のようなのですが、読み終わっても、主人公が嘘をついて成りあがって行ったような悪女には思えず、なんだか私まで主人公に騙されたような気分です。
ドキドキしながら一気に読んでしまいました。
そして、読み終わってすぐに、もう一度読みたくなりました。
何度読んでも、色褪せません。
秀作です。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) Amazon書評・レビュー: 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))より
4101132194