紙の月

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

紙の月の評価:

3.79/5点 レビュー 162件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全71件 61〜71 4/4ページ
No.11
(3pt)

なかなかのリアリティ

良かった点としては、光太が「若い」というだけで特別な魅力もない、
ごく普通の若造だって事。
これが逆に何か特別な魅力があったりすると、リアリティが何段も
下がってしまう。

その辺にいくらでも居る若造。
それが時として、人生を変えうる黄金の輝きを放つ錯覚に陥るのは、
ありそうな話でストンと腹に落ちる。

ただどうしても気になってしまう事がある。
物語にさほど影響しない登場人物がなんとも邪魔なのだ。
唐突に【山田和貴】と話が展開しても、「山田和貴って、えぇっと…」と、
気持ちよく本流を読み進めているリズムが分断されてしまう。

その山田和貴が欠かせないキーパーソンならまだいい。
ただ正直、この登場人物が居なくても本筋に影響は無いのだ。
買い物や装う事に依存していく事例を幾つかシンクロさせているのだが、
本筋に帰結するならまだしも、サイドストーリーなら一つで十分。
無駄に複数シンクロしてると、リズムが狂い正直邪魔。

読みやすさやリズムはエンターティメント小説に欠かせない要素だと
思っているので、削ぎ落とせるパーツは削ぎ落としてほしかった。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.10
(3pt)

ドラマを見た人へ

ドラマの方が面白いです。

私は、ドラマのドロドロ感が好きでした。

原作は、もう少しあっさりしています。

海外の描写が、ドラマに比べると、多めかな?

つまらなくはないけれど、これはドラマにも言えるけど、
キャラクターに「何で?」って思うことは多々あります。

ただ、筆者は、その辺を描きたかったようです。

評価は3にしましたが、実際は2.5くらいかな。

ドラマよりも少し多めに背景を知ることができるので、
さらっと読んでみるのもいいかもしれません。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.9
(3pt)

ドラマを見た人へ

ドラマの方が面白いです。

私は、ドラマのドロドロ感が好きでした。

原作は、もう少しあっさりしています。

海外の描写が、ドラマに比べると、多めかな?

つまらなくはないけれど、これはドラマにも言えるけど、
キャラクターに「何で?」って思うことは多々あります。

ただ、筆者は、その辺を描きたかったようです。

評価は3にしましたが、実際は2.5くらいかな。

ドラマよりも少し多めに背景を知ることができるので、
さらっと読んでみるのもいいかもしれません。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.8
(3pt)

中年女性、あるいは人間の孤独感にフォーカスした作品だが、いささか、フェアでない。

作家が女性であるために、いささかフェアでない。主人公の横領行為を正当化したいがために無理もある。一億円を横領した主人公を軸に、買い物依存症が原因で離婚した友人の女、節約に異常に日々勤しみ、家族にもそれを押しつける女。中年の主人公の女の、孤独感、茫漠とした虚無感や、満たされたい、他者から必要とされたいと、日々強く願うため、その思考に、がんじがらめとなり、ついには、銀行の顧客のカネに手をつけるのである。主人公の夫は、妻と向きあっているとは言い難いが、酷い夫過ぎる、とは言えない。仕事は出世コースで、海外転勤もあり、重要なポストで、いいセクションを任されている。仕事に打ち込み、カネにだらしないわけでもない、給料もきちんと入れ、一戸建ての家も建て、ローンも支払い、愛人がいるわけでもない、妻に暴力をふるうわけでもない。妻の精神深部に無関心ではあるが、気遣う面もあり、二人で外食し、妻にプレゼントもする。現実とフィクションを比べるのもナンセンスであるが、これまでやって、妻に横領事件を起こされる夫がいささか哀れだった。主人公は、他人のカネを、それこそ、自転車操業的に繰り返し、繰り返し、証書偽造までして、着服し、湯水の如く使い、焦りを募らせ、矛盾や恐怖をかかえながら、あくまでも疑似的な充足感を得ていくのである。主人公は裕福な事業家の家に産まれ、結婚以前の学生時代から、自分の存在価値についてや他者に必要とされる事を渇望する傾向が見られ、10代らしい、頑なな正義感や、明るい性格ながら、突き詰めて考える、生真面目な点があり横領と言う結果になったのは必然だったかも知れない。横領してまで演じた虚構、その先には破滅しかない。実質的な意味でなく、主人公が突き進んだその道に、そこで得たもの、その先に、結局何もなく、更なる、深い虚無感の、負のループが待っていると言う事に気づくからである。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.7
(3pt)

中年女性、あるいは人間の孤独感にフォーカスした作品だが、いささか、フェアでない。

作家が女性であるために、いささかフェアでない。主人公の横領行為を正当化したいがために無理もある。一億円を横領した主人公を軸に、買い物依存症が原因で離婚した友人の女、節約に異常に日々勤しみ、家族にもそれを押しつける女。中年の主人公の女の、孤独感、茫漠とした虚無感や、満たされたい、他者から必要とされたいと、日々強く願うため、その思考に、がんじがらめとなり、ついには、銀行の顧客のカネに手をつけるのである。主人公の夫は、妻と向きあっているとは言い難いが、酷い夫過ぎる、とは言えない。仕事は出世コースで、海外転勤もあり、重要なポストで、いいセクションを任されている。仕事に打ち込み、カネにだらしないわけでもない、給料もきちんと入れ、一戸建ての家も建て、ローンも支払い、愛人がいるわけでもない、妻に暴力をふるうわけでもない。妻の精神深部に無関心ではあるが、気遣う面もあり、二人で外食し、妻にプレゼントもする。現実とフィクションを比べるのもナンセンスであるが、これまでやって、妻に横領事件を起こされる夫がいささか哀れだった。主人公は、他人のカネを、それこそ、自転車操業的に繰り返し、繰り返し、証書偽造までして、着服し、湯水の如く使い、焦りを募らせ、矛盾や恐怖をかかえながら、あくまでも疑似的な充足感を得ていくのである。主人公は裕福な事業家の家に産まれ、結婚以前の学生時代から、自分の存在価値についてや他者に必要とされる事を渇望する傾向が見られ、10代らしい、頑なな正義感や、明るい性格ながら、突き詰めて考える、生真面目な点があり横領と言う結果になったのは必然だったかも知れない。横領してまで演じた虚構、その先には破滅しかない。実質的な意味でなく、主人公が突き進んだその道に、そこで得たもの、その先に、結局何もなく、更なる、深い虚無感の、負のループが待っていると言う事に気づくからである。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.6
(3pt)

秀れた人間観察だと思うけれど

出だしがインパクトあるだけに、中盤からのヒロイン?の実態が明らかになるにつれ、ドキドキ感は増しても、凡庸な展開になってしまう。
ヒロインと同じ年齢の女性や男性の想いも、どう収拾つけるのかと期待させるが、やはり結果的にとってつけたようなハンパさが否めない。
お金の怖さを描いたという点では、どんなホラーよりも怖い。
こういう怖さを書かせたら、この作家は抜群である。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.5
(3pt)

秀れた人間観察だと思うけれど

出だしがインパクトあるだけに、中盤からのヒロイン?の実態が明らかになるにつれ、ドキドキ感は増しても、凡庸な展開になってしまう。
ヒロインと同じ年齢の女性や男性の想いも、どう収拾つけるのかと期待させるが、やはり結果的にとってつけたようなハンパさが否めない。
お金の怖さを描いたという点では、どんなホラーよりも怖い。
こういう怖さを書かせたら、この作家は抜群である。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.4
(3pt)

週刊誌の小説的な

下世話さがあるので面白くないことはないけど、この著者の作品はどれも好きじゃないんだよな
登場人物が嫌いってのもあるけど何か共通して不快なものを感じる
こういう小説を面白がって読む自分が嫌なのかな
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.3
(3pt)

週刊誌の小説的な

下世話さがあるので面白くないことはないけど、この著者の作品はどれも好きじゃないんだよな
登場人物が嫌いってのもあるけど何か共通して不快なものを感じる
こういう小説を面白がって読む自分が嫌なのかな
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.2
(3pt)

一人の一般女性の物語

主人公は、梅澤梨花という女性。
彼女は結婚している。
元々は、正義感の強い女性だった。
結果として、彼女は銀行員(営業)という立場を利用し、1億円ものお金を横領した。

本作は、彼女の高校時代の同級生たちの現状も交えつつ、彼女が何故犯罪者となっていったのかを描いている。

人は誰しも、彼女が当初感じていたような「今の場所は本当に自分が居るべき場所か?」という疑問を感じる時があると思う。
そういう点で、誰しも彼女のように犯罪に走る危険性はあると思う。
(ほとんどの人は、どこかで自分に歯止めを掛けると思うが・・・)

大金を得て、彼女は幸せになれたのか?
愛人といるときに、彼女は幸せだったのか?
逃亡の果てに、彼女が思うことは何か?

後読感は悪い。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.1
(3pt)

一人の一般女性の物語

主人公は、梅澤梨花という女性。
彼女は結婚している。
元々は、正義感の強い女性だった。
結果として、彼女は銀行員(営業)という立場を利用し、1億円ものお金を横領した。

本作は、彼女の高校時代の同級生たちの現状も交えつつ、彼女が何故犯罪者となっていったのかを描いている。

人は誰しも、彼女が当初感じていたような「今の場所は本当に自分が居るべき場所か?」という疑問を感じる時があると思う。
そういう点で、誰しも彼女のように犯罪に走る危険性はあると思う。
(ほとんどの人は、どこかで自分に歯止めを掛けると思うが・・・)

大金を得て、彼女は幸せになれたのか?
愛人といるときに、彼女は幸せだったのか?
逃亡の果てに、彼女が思うことは何か?

後読感は悪い。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905