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陽だまりの彼女
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陽だまりの彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 41~52 3/3ページ
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2007年ハードカバーで発売時は5000部程度で重版さえかからなかった本作はしかし、昨年文庫本化されるや17万部を超える勢いで 売れているそうだ。 作家の佐藤優はこの本を薦めているが、文庫本化されてからの売れ行きを彼は「3/11以後の日本人の意識に変化が起きた」と語る。 それはこの作品でははからずも仏教で言うところの『輪廻』に触れている。 震災で愛する人を失い「生まれ変わって会えるのだろうか」と考える人々の気持ちを受け止める部分があるという。 運命の再会と無上の愛に満ちた夫婦生活。しかし.... 私も泣かされてしまったのだが、落ち着いて読み直すと、実はこれ、作家が男性である事からか、相当「都合のいい理想の女性像」過ぎる。 あれほどバカだったのに自力で頑張る。それも全て浩介に再会する為の努力で、結局仕事も出来る女として再会する。 一途で、一人の男性を追い求め処女のまま再会するーーちょっとこれは男性の理想過ぎると感じた。 また、なんで12才の人間からスタートするのかも作者都合だし、ビーチボーイズの曲も無理矢理過ぎる。もっと因果があってもいい。 ラストはハッピーエンドにする為なので是非を問わないが、案外読み直すと雑な部分に気付かされ、この本を読んで理想を抱いた男性は 結婚できないんじゃない!?と心配になりました。その意味でやはり5000部の質だったのかもしれません。 | ||||
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最初はそれなりに面白く読み始めましたが、途中からこれはおばさん向けではないなあ・・・。 最後はこれなんなんだ〜・・、いまいちの落ちで50代以上のかたにはおすすめできませんね。 しかし、時間つぶしにはいいでしょう。あっという間に読めますから・・。 | ||||
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ほんわりと暖かい、そして・・・のお話です。 何方かが「ファンタジ−ノベル」と表現されていましたが、まさに それですね・・・・ 真緒が可愛くて、浩介も良い奴で・・ 出会いから再会まで出来すぎで、面白いですが・・・、素敵な恋話しなのですが・・ もう少し何かが欲しい、違う何かが欲しいと思ってしまいました。。 でも、気持ちが暖かくなります・・ ネタばれになりますが、・・・好きには堪らない話しです。。 浅田次郎さんも、この手を使いますが・・ちょっとズルイですね。。 浩介と一緒に、取り残されてしまったような気分です・・・ 春を待つ貴方に「陽だまり」で読んで欲しい お・は・な・し でした^^^ | ||||
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初めて越谷オサムさんの作品を読みました。 なかなか評判が良いようでしたので、一度読んでみようと思い、手にとりました。 もう少し深い人間ドラマがあるのかと勘違いして読んでいたので、ラストの落ちは最後のほうまで分かりませんでした。 表紙のイメージどおりの甘くて少し切ないファンタジックなラブストーリーです。 ファンタジック話だとは全く思っていなかったので、私の期待していたものとはずれがあり、いくつか納得いかない点が残ってしまいましたが、気軽に読める甘いラブストーリーを読むつもりであれば期待通りではないでしょうか。 こう言った話であれば、いっそのこともっとヒロインのキャラを際立たせても良かったのではないかと思いました。そうすればアニメ化も近いですw | ||||
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三度目のエジプト旅行である(2月5日出発)。今回はゲーテ「ファウスト」を持って来ているが、さすがに空港での時間つぶしには重い。空港の本屋で本書を見つけて買う。原則として流行の本は読まない。しかも切ない恋愛小説は、私にとって一種のタブーである。しかし、思わせぶりな新聞広告が気になっていた。ロビーで読み終えてしまう。中継地イスタンブールの雪で、離陸が2時間以上も遅れたためだ。 この作品はある意味で予想どおり、厳しく見れば想像以下の出来であった。しかし読後感が何となく「打ちのめされた」感じであるのは、やはり私の弱点を衝かれたからであろう。まんまと作者の術中に嵌ったといえる。私はこういう小説に、単純に「弱い」。 読者を特定の感傷に導く昨今のライトノベルの一つだといえばそれまでである。しかしそれだけの感想では、わざわざ中年過ぎのおやじが読む意義がない。遅れている飛行機を待ちながら考える。恋愛、結婚、新婚の蜜月を経て、子どもができ、子育てに奔走し、互いに年を取るとともに夫婦は淡々とした(しばしばそれ以下の)関係に変化し、大半の場合、単なる同居人に移行する、私はそれを悲しい風化だと思っていた。しかし本書を読んで気付く。それは自然の摂理ではないか。蜜月の幸福が突然断ち切られる悲しみ、幸福だった過去を永遠に追憶することの甘く激しい痛みに、たとえば私は耐えられるように作られていない。恋愛感情が年月とともに失せることは、いわば神慮、自然の粋な計らいなのではないか。 大人のための童話だと思えば、お手軽な恋愛小説と両断するに忍びない。しかし、物語として欠陥が目立つことも事実である。しかも細野不二彦の「Gu-Guガンモ」を最後まで読んだ人は、ある種の表面的な類似性を見出すと思う(偶然の一致だろうか)。なお、真緒の立場からみた感想もいろいろとあるが、内容に踏み込む必要があるので割愛する。 | ||||
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普通の恋愛小説だと思って買ったのに途中からファンタジーになりましたε(*'・ω・)з そして、まさかのラスト(;'∩`)あのラストだとつじつまが合わなくなる所が多々あります。 登場人物がみんな魅力的だし、リアリティがある内容だったので余計にガッカリε(*'・ω・)з | ||||
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某新聞の書評で二度も登場。昨日はあの元外務省の佐藤優氏までもが言及していたため、読みました。 なんというか新ジャンルなのは間違いないような気がしました。 そういう意味で思い出したのはカズオイシグロ氏の「私を離さないで」ですね。 設定があり得ないけど、人間関係に関してはありふれた、でも幸せな恋愛(たぶん初恋)と結婚を書いてます。 でもイシグロ氏ほどの緊迫感とか微に入り細に入る気持ちの描写とかはなし。 いわゆるオチがあるのだけど、タイトルをふくめ伏線が張り巡らされていて勘のいい人は途中で気づきます。 個人的にはなんか中途半端な感じがして好みではなかったです。 もっともっと、短編にして、無駄をそぎ、オチの部分もあえてあいまいにしてくれれば、スタイリッシュなんだけどなあ。 とくにオチにいたる最終章は中学生の作文的展開で作者の年齢を思わず確かめたくなります。 でも、このゆるさが逆に新鮮で一般受けするんでしょうか。 あえて素人臭い話をへたうま感覚で書いて、ゆるさを醸し出しているんなら、作者の計算は大当たりです。 この、ゆるさと彼女の真実を内包したタイトルのセンスはすごいです。絶賛! | ||||
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女の子が男の子に読んでほしい、という啓文堂書店のコピーにつられて買いました。 私は男の子です。 内容自体はベタベタで、恋愛気分を味わうにはとってもいいと思います。 でも、これ、女の子的にはどう感じるんだろう?と思いました。女の子からの批評みたいなものが読んでみたいです。 正直、こんな恋愛は女の子が理想とするもんじゃないんじゃないかなあ、と。 むしろ、男の子が妄想するような都合のいい恋愛なんじゃないかなあ、と思いました。 | ||||
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起承転部分、終盤までは甘々のLove Story 「リア充爆発しろ」と思いながら読み進めていてふと思ったのは、 30代のオッサンなら誰もが知っている、「BOYS BE・・・」と言う妄想白書もとい恋愛白書コミックを思い出させる内容です。 構成力も筆力もあるので、ぐいぐい読めるが、伏線の張り方がちと強引かも。 結の部分は、俺って間違えてライトノベル買ったっけ?な終わり方。 ハイスクール奇面組の最終回を読んだ時並の破壊力。 あれはあれでアリなんでしょうけど、人によっては最後の方で読むのを投げ出したくなるかもしれません。 ハードカバーの定価で購入したなら、星1つ付けた所ですが、文庫版の定価なら相応でしょう。 | ||||
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読み進めていると、気になる幼馴染から新婚夫婦へと移り変わっていく過程を描いた小説、という 印象でしたが、少しづつ、それだけではない「何か」を感じ、 ラストの展開でいろんな意味でハラハラしました。 まだお読みでない方のためにも詳しくは述べませんが、 「姿が変わっても永遠に愛している」、というメッセージが、家族へ、恋人へ、 十分に込められている作品でした。 | ||||
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この著者の作品は初めて読んだのですが、文章の読みやすさに驚きました。 しかし、このエンディングは本当に必要だったのか。 たしかに真相が解明されたときは「なるほど!」と思いましたが、それならもっと伏線を隠す努力ができたと思います。 初めて読んだ私でも、本書の最後に書かれるだろうことが予想できてしまいました。 途中まではすごくのめり込んで読んだ作品だったが為に、後半の申し訳程度の展開がもったいなく思います。 ただ文章に関しては非常に達者だと思うので、これからもこの著者の本を読んでみたいと思う事ができました。 | ||||
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序盤から中盤までの流れは非常に良かったです。 吸い寄せられるような過去話、コミカルな会話や場面、真緒のキャラクター性等非常に魅力的で、先がどんどん読みたくなる文章は素晴らしいものです しかし、中盤から露骨な複線が目立ち、まさか…って思ったら、やはり世にも奇妙な物語エンドでした。 他の小説やノベルゲームで同じバッドエンドを過去に見ました。良く見るありきたりなオチです。 帯に『秘密を知ったとき前代未聞のハッピーエンドへ』と書かれてましたが、前代未聞でもなければバッドエンドという詐欺られっぷり 最終的に主人公は○○に恋をする哀れな人になり、取引先の会社の人や自社の人に狂人扱いされてしまいます。 いっそ最後は帰ってこないで清々しく終わらせてもらいたかったですし、自分としては複線張ったがそれはブラフだと一蹴する展開を期待したのですが オチを何とかできれば名作になれたのでは、と非常に残念です あと中盤の恋話が多少くどすぎました | ||||
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