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特等添乗員αの難事件I



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【この小説が収録されている参考書籍】
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)

特等添乗員αの難事件Iの評価: 4.14/5点 レビュー 50件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 41~41 3/3ページ
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No.1:
(5pt)

斬新

人の死なないミステリ、Qシリーズの姉妹編です。
冒頭から葉山、小笠原、そして莉子と登場し、
いつものように展開するので、Qの読者にもすんなり入り込めます。
この著者お得意の、既存の読者にも新規の読者にも読ませるという
工夫は今回も健在なので、もちろんQを読んでいない人にも大丈夫です。

莉子は瀬戸内からロジカル・シンキングを学んでいて、
「理由を一つに絞れ」と教わりました。フリーディスカッションのように
たくさんの案を出すのはダメとも教わっていました。
絢奈のラテラル・シンキングはそれと対照的で、
根拠がなくとも自由な発想で思いつきます。水平思考はどちらかと言えば
詐欺師とか犯人のほうの思考なのですが、それを身につけているからこその
「ひらめきの小悪魔」です。

根拠がないのにどうやって犯人を落とすのか…そこで彼女の斬新なワザが
冴えます。本来、ロジック重視の推理小説において、絢奈の謎解きは
非常に斬新でワクワクさせられます。Qのノリはビブリア等模倣も出てきてますが
アルファの斬新さは、ちょっと他ではお目にかかれないと思います。

絢奈、壱条、能登という新たなキャラも魅力的です。とにかく面白い。夢中になって楽しめました。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)Amazon書評・レビュー:特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
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