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特等添乗員αの難事件I
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特等添乗員αの難事件Iの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 41~41 3/3ページ
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人の死なないミステリ、Qシリーズの姉妹編です。 冒頭から葉山、小笠原、そして莉子と登場し、 いつものように展開するので、Qの読者にもすんなり入り込めます。 この著者お得意の、既存の読者にも新規の読者にも読ませるという 工夫は今回も健在なので、もちろんQを読んでいない人にも大丈夫です。 莉子は瀬戸内からロジカル・シンキングを学んでいて、 「理由を一つに絞れ」と教わりました。フリーディスカッションのように たくさんの案を出すのはダメとも教わっていました。 絢奈のラテラル・シンキングはそれと対照的で、 根拠がなくとも自由な発想で思いつきます。水平思考はどちらかと言えば 詐欺師とか犯人のほうの思考なのですが、それを身につけているからこその 「ひらめきの小悪魔」です。 根拠がないのにどうやって犯人を落とすのか…そこで彼女の斬新なワザが 冴えます。本来、ロジック重視の推理小説において、絢奈の謎解きは 非常に斬新でワクワクさせられます。Qのノリはビブリア等模倣も出てきてますが アルファの斬新さは、ちょっと他ではお目にかかれないと思います。 絢奈、壱条、能登という新たなキャラも魅力的です。とにかく面白い。夢中になって楽しめました。 | ||||
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