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特等添乗員αの難事件I



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【この小説が収録されている参考書籍】
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)

特等添乗員αの難事件Iの評価: 4.14/5点 レビュー 50件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 41~50 3/3ページ
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No.10:
(5pt)

シリーズ最高傑作

初登場のメイン二人のコンビがいいです。
Qシリーズと比べて”なるほど”と感心させられる事件が多くてとても楽しめました。
この本を読んでいると自分も勉強したいという気持ちが高まってきます。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)Amazon書評・レビュー:特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028
No.9:
(5pt)

推理劇と難事件

推理劇の巻末予告から楽しみにしていましたら予想以上の面白さでした。
確かにミステリーとしては謎解きが淡白な感じもしましたが、あっという間に最後まで読ませるストーリーと爽快感はたまらないですね。
今後も明るいミステリーを松岡先生にお願いします。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)Amazon書評・レビュー:特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028
No.8:
(5pt)

既存ファンでも楽しめます

万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)で登場した浅倉絢奈が主人公となる、Qシリーズ初の姉妹作です。
推理劇Iを先に読んだ方がベターですが、こちらから読んでも問題ありません。

ロジカル・シンキングを用いる凜田莉子に対し、ラテラル・シンキングを用いる浅倉絢奈、というツインヒロインの作りになっています。
ただし、今作の主人公はあくまでも浅倉絢奈で、凜田莉子もそれなりに登場しますが「事件簿・推理劇」ほど登場・活躍する訳ではありません。
その点で言えば、生粋の凜田莉子ファンが100%満足できるかどうかは不明です。

しかし、莉子が感じてきた「ロジカル・シンキングのある種の限界」をラテラル・シンキングが解決するという気持ちよさ、ラテラル・シンキングに親しみのない既存読者に対するわかりやすい解説、莉子同様に秀才ではなかった絢奈の苦悩や軌跡など、莉子ファンがかつて通った道をもう一度歩むことが出来るので、成長しきってしまった莉子では味わえない楽しさがあります。
私自身も莉子が主役でないことに対する不安はありましたが、文句なしで楽しめました。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)Amazon書評・レビュー:特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028
No.7:
(5pt)

ラテラル・シンキングで事件解決

主人公の浅倉絢奈は中卒で就職すらできないニート。
出来すぎの姉のためにいつも肩身の狭い思いをしている。

ある出来事をきっかけに、ラテラル・シンキングを駆使して事件を解決していく。

現実のラテラル・シンキングはこのお話ほどの便利な能力ではありませんが、小気味よく解決していく姿は読んでいるとスッとします。

絢奈が解決するちょっとしたトラブルのコネタがクイズになっていてタメになります。

お話の中でもラテラル・シンキングを「ずるい考え方」だとする描写もありますが、料理人の包丁と同じで使い方次第で善にも悪にもなるということは賛成です。
詐欺師の思考法というのは、ちょっと言い過ぎかも知れませんが・・・。

今回は軽い紹介程度でしょうから、次回以降の頭がよくなりそうなストーリー展開に期待します!
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4041002028
No.6:
(4pt)

面白いけど悲しい。

新シリーズで莉子がかませ犬に・・
面白いけど悲しい。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)Amazon書評・レビュー:特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028
No.5:
(4pt)

思考の見本として最適

「まんまと忍び込んだのに何も盗まない泥棒」「連絡船から消えた少女」
この謎をさらりと解いた手法は、ラテラルシンキングというよりアームチェアディテクティブの小説を読むようだった。
キャラクターが魅力的で、一気に読ませるところはさすが松岡さん。
このひとは、キャラクターの創出力が優れていると思う。
ただ、カレー港で莉子と綾菜が始めて出会うシーンがあり、これは「万能鑑定士Qの推理劇」に同じシーンがあったのを
綾菜の立場から再掲したものだが、そこで小笠原が「なぜ僕達がバスに乗ると分かったんだろう」
という疑問に解答がなかったのが不満。

でもおもしろい。
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4041002028
No.4:
(5pt)

理想的なWヒロイン体制

お話自体今までと違う切り口面白いのですが
今回一番良かったと感じた所は
莉子と絢奈の個性の違いがはっきりしている事です。

今後は事件の性質によって二人の内相応しい方が前に出て問題を解決する
展開になると思いますが、弱点があっても二人で補える事で
話の展開が今まで以上に広がりそうな期待感があり今後が楽しみに感じた作品でした。
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4041002028
No.3:
(5pt)

「新シリーズ旗揚げ作品」としては及第点でしょう!

さて、いきなりタイトルが上から目線になってしまいました(苦笑)

 でも、正直タイトルにあるのが私なりの実感です。というのも、今までの莉子であるならば、彼女のロジカル・シンキングを駆使して「これが『紛れもない』真実」としてあるところを、今シリーズの主人公になる浅倉絢奈の思考方法がラテラル・シンキングであるために、肝心の推理が「これが真実『であろう』」ということが示されるのみであるためです。
 根も葉もない言い方をするのであれば、容疑者が一人いて、犯人がその人である疑いが強い場面があったとします。そういう場面では、「Qシリーズ」の莉子は「あの人は怪しいけれどアリバイもあるし…」と、アリバイを崩すための証拠探しに尽力するでしょう。しかし、新シリーズの主人公である絢奈は「証拠はないけど、こうやればあなたにもできるからあなたが犯人」と面と向かって発言してしまうでしょう。
 要するに「根拠もない推論(それが真実であろうと考えられる推論ではありますが)を述べ、それに焦った犯人の自滅を待つ」ことが絢奈の強みですね。物的証拠も何もない場面から、犯人を推測できるのは素晴らしいですけれど、それを支える根拠となるものが無いに等しい(これは作中で絢奈が実際に口にしていますが)ですから、ミステリーとしてはどこか物足りなくなるかもしれませんね。

 あと「Qシリーズ」のように物語の中心に「大きな謎」がどんと据えてある訳では無かったので、どちらかといえば読み切り小説を読んでいる感覚に近かった、というのが本音ですね。とはいえ、タイトルにも有ります通り新シリーズの旗揚げ作品としてこの作品を捉えるのであれば、物語の中心となる「大きな謎」よりもキャラクターの性格付けが重要だったでしょうから、其処の辺りは2巻に注目したいと思います。
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4041002028
No.2:
(4pt)

面白くないかと言われると、面白いんだけど…

万能鑑定士Qの方は、謎やカラクリが細々とした伏線を紐解きながら、豊かなトリビアを組み合わせて答えにたどり着くのですが、この特等添乗員αでは、少々「天下り」感と「ご都合主義」感が強過ぎに思います。
いや、とても面白いのですが…
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4041002028
No.1:
(5pt)

斬新

人の死なないミステリ、Qシリーズの姉妹編です。
冒頭から葉山、小笠原、そして莉子と登場し、
いつものように展開するので、Qの読者にもすんなり入り込めます。
この著者お得意の、既存の読者にも新規の読者にも読ませるという
工夫は今回も健在なので、もちろんQを読んでいない人にも大丈夫です。

莉子は瀬戸内からロジカル・シンキングを学んでいて、
「理由を一つに絞れ」と教わりました。フリーディスカッションのように
たくさんの案を出すのはダメとも教わっていました。
絢奈のラテラル・シンキングはそれと対照的で、
根拠がなくとも自由な発想で思いつきます。水平思考はどちらかと言えば
詐欺師とか犯人のほうの思考なのですが、それを身につけているからこその
「ひらめきの小悪魔」です。

根拠がないのにどうやって犯人を落とすのか…そこで彼女の斬新なワザが
冴えます。本来、ロジック重視の推理小説において、絢奈の謎解きは
非常に斬新でワクワクさせられます。Qのノリはビブリア等模倣も出てきてますが
アルファの斬新さは、ちょっと他ではお目にかかれないと思います。

絢奈、壱条、能登という新たなキャラも魅力的です。とにかく面白い。夢中になって楽しめました。
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4041002028

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