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プリズム



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【この小説が収録されている参考書籍】
プリズム
プリズム (幻冬舎文庫)

プリズムの評価: 3.23/5点 レビュー 139件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全72件 41~60 3/4ページ
No.32:
(5pt)

私は引き込まれました

評価的に好き嫌いが結構分かれていますが、私的には新鮮で且つ聡子の駆け引き的な心情に同感してしまう自分もいました。
多重人格の個々の気持ちや思いがそれぞれに存在し段々それが明るみに出てくるにしたがって悲しみや苦しみ切なさでいっぱいになりました。確かに最後はあまりスッキリとした終わり方ではなかったかもしれませんがこう言ったショッキングな本に少なくとも私は新鮮でした。読み終わった後はかなり精神的にショックを受けましたがこの本に出会えて良かったと思います。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
4344020642
No.31:
(5pt)

哀愁、でも素敵なラスト

私の全然知らなかった世界観だったので、衝撃を受けた作品でした。読み終えた後も解離性同一性障害に関することを調べてみたり、著者の作品によって色々と為になりました。特にラストシーンには毎回感動させられます。期待通りの面白さに感謝したいです。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
4344020642
No.30:
(4pt)

題材と、最後の一行

素晴らしいアイデアの作品を、作文みたいな文章で書いちゃう、ものすごくもったいない作家さん。
私にとって百田さんはそういう人です。

多重人格ものは多々ありますが、その中の一人と恋愛をし、人格が統合(治癒)されることで彼が消えていってしまう。
これは切ないですねえ。ラスト一行は本当に効きました。

他の作品もそうですが、途中で、多重人格とは何かという大マニュアル情報がはいります。わかりやすい説明なのでありがたいですが、その間、小説の進行はストップ。

ここも小説っぽく書いてくれたら、「アルジャーノンに花束を」のような作品になったのかもしれないのに。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
4344020642
No.29:
(5pt)

面白い

良い本です。
百田尚樹氏の才能にほれぼれです。
次回作が楽しみです。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.28:
(5pt)

設定の不条理を超えた、心理の邂逅に拍手

ヒロインの設定に疑問があるのは男性から見ても同じなのですが、
少し読み替えて、何か「やむを得ない事情」がある二人の大人が、
心理世界で邂逅したと読むと、作者の描写が全く別に見えてきます。
社会的立場と個人の世界の分裂を、一人の女性の心と身体を通して
描いた佳篇。ただの多重人格ものとは、一味違う小説です。
現代の一見裕福な、しかしさまよえる大人を分析するのに、参考に
なるかもしれません。
後半、一瞬ですが「虚数」というキーワードが出てきます。主人公を比喩
しているかのようです。
さまよえる精神を持った大人なら、少し深読みできる作品です。
もちろん若い人にも。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.27:
(5pt)

人格の三変化が絶妙

フィクショウンとはいえ人格の三変化の絶妙なストーリーに感動しました。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.26:
(4pt)

感情移入する人は限られるけれど、私は楽しめました。

多重人格者と人妻の恋愛物語と片付けてしまうとなかなか感情移入できるが少なく賛否両論別れているのかなと思います。
聡子が、美人でもないしひねくれているしっていうところが好かれない原因でしょうね・・
聡子のようなひねくれている?というか、物事疑いから入るタイプが、
解離性同一性障害に最初は疑いを持ちながらも、最後は全てを信じ、その人格ひとりに恋をする。
読者も最初は「そんなバカな」と信じられない気持ちから、読むうちにこの病気を理解して設定として受け入れていく。
そのプロセスを楽しめました。
私は人妻(子なし)なので自分に置き換えて涙してしまいました。卓也さん素敵です^^;
とってもおもしろいけれど映画化などは難しいだろうなぁと思いながら最後は読んでました。
ひとり5役。。純也になったり、卓也になったりしたところを聡子は見て「卓也だ・・・!」とか言いますが
映像ではどんなに演技力のある役者さんでも難しいだろうな〜
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.25:
(5pt)

私は正直面白かった!です!

人様のレビューを拝見して、やはり人によって感想は様々なんだと思いました。

百田さんの作品を人にすすめられて読み始めたのですが、先に借りていた「モンスター」はなかなか出だしで引き込まれなかったのでもう一冊の「プリズム」を読んでみることに。
多重人格と言う設定の本を読んだことの無い私には新鮮で引き込まれました。
最初はサスペンスかと思いながら読んだので、まさかの恋愛と言う予想外の展開に少し驚きました。
恋愛ものが苦手な人は嫌いかもしれませんね。
余り私も恋愛小説を読んだりしませんが、出だしがそんな雰囲気が無いので知らない間に引きずり込まれていた感じです。

多重人格の男性が魅力的に表現されていて、私は主人公の女性の心情や行動に共感してしまいました。読んでいてとても楽しかったしやはり泣いてしまいました。
現実味が無い分、二次元のアニメや漫画と同じように楽しめる作品だと思います。

「モンスター」も好き嫌いせず再度読み進めたいと思います。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.24:
(4pt)

話題性に富んだ作品

主人公の女性と解離性同一性障害者の多重人格の一つが恋愛するという、サスペンス物語です。
取り扱う題材がミステリアスで、物語の後段になると、多重人格の一つ「卓也」が、障害者本人である「広志」のために消えゆく己を犠牲にして”生きる”姿と、主人公「聡子」との愛を全うしようとする男らしさとに、引き付けられます。
その、消えゆく「卓也」は、例えば米国映画「ブレードランナー」のアンドロイドのようでもあり、また、ストーリー展開は、村上春樹の世界(例えば、1Q84)を彷彿させる神秘性のようなものがあって、外国人受けしそうな話題性に富んだ作品だと感じました。
百田作品に共通した”人間性の追求”がテーマになっていますが、そうした意味でちょっと違った角度から”人間とは何か”を考えさせられた作品です。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.23:
(5pt)

不思議な世界でした。

どこからどこまでが自分自身なのか、自分というものは何なのか、
同時に内面というものの曖昧さ、
人間というもののはかなさ、奥深さ、
恋愛というもののどうしょうもない感情、などなど、
人格というものの不完全さと美しさを同時に味わえたような
一冊でした。
百田尚樹のミラクルワールドまたひとつ発見!です。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
4344020642
No.22:
(4pt)

結末は読めるが面白かったです。

帯に「このラストが書きたかった」との見出しで購入。
「解離性同一性障害者」と「人妻」との恋愛物と分かり結末が読めてしまったが、
百田さんの魅力でもある、専門的知識が自然とついていく面白さがあり一気読みしました。
「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」ほどの没入感は得られなかったが、買って損した気分にはなりません。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.21:
(5pt)

おもしろい

どんどん引き込まれてあっという間に読んでしまった。百田ワールドはすばらしい!!
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.20:
(4pt)

多重人格という難題

隔離性同一性障害という重たくもシリアスで難しいテーマを描いた一冊。難題である。
その病、いわゆる精神疾患に対しての作者の知識はとても豊富で描写は濃密であり、脱帽さえしてしまう。まさにエンタメという枠を超越した小説であるように感じる。
幼少期の心的外傷がどれだけ人の心を傷つけ、自我の形成に関わるかということを理解しなければならないと改めて思った。
卓也という存在しない多重人格のひとつに恋した聡子。聡子はその病気の複雑怪奇なものに興味津々、好奇心から彼に徐々に歩み寄る。
そのうちに卓也という人格、聡明で思慮深い彼に惹かれていき、その病を理解しようとするのだが。
恋という「病」に陥った聡子は理性より、感情に流れて自己に対して都合の良い解釈をするようになる。聡子の心理描写を読むなかで、人は誰しも多重人格のような性質を抱えている事も分かる。
心の病というテーマに恋が融合する事で、物語は様々な意味で切ない。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.19:
(5pt)

興味あり!

百田ファンで購入したものの、整形してまで・・・という思いから、読むのをためらっていましたが、動画インタビューを見て、読んでみよう!と思いました。今までに味わったことのない結末が楽しみです。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.18:
(5pt)

AmazonDragon

百田氏の才能には、驚かされます。探偵ナイトスクープから、このプリズムまであらゆることを掘り下げて、表現する力は今一番でしょう。「何とかHるき」とかいう作家の中身の薄いこと、N賞をうまく立ち回ってもらった「何とかKN三郎」の訳のわからぬ書き物に比して、いや、比すること自体が失礼かもしれません。
ナイトスクープは中途半端な探偵には腹を立てておりましたが!?限られた時間内に収めるには使用の無いことかもしれませんが、最近話題になる面白いちょっとしたことなど、何年も前にナイトスクープが取り上げていることが多々あり、百田氏の感性には今の作家の右に出るものはありません。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.17:
(5pt)

いい

たいへん、おもしろかったたです!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.16:
(5pt)

綿密な調査に基づくリアリティ

この作者の本は何を読んでもその専門的な内容の深さに感心する。作品は色々な分野に多岐にわたるが、例えば「モンスター」なら美容整形について、「風の中のマリア」ならスズメバチの生態について、そして「プリズム」では解離性同一性障害についてよくもまあここまで調べたものだとただただ感心する。そして物語としても非常に面白く、どれも読み始めたら一気に読んでしまう。結局は作家として本当に読者を大切にしているのではないか。今後も百田尚樹さんの世界から逃れられないだろう。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
4344020642
No.15:
(4pt)

特異なストーリーがユニーク

人妻の不倫物語は珍しくないが、不倫相手が日本ではほとんど実態が知られていない多重人格者(の中の1つの人格)という設定がユニークで面白かった。結末は、悲恋ではなく、多重人格(解離性同一性障害)という病気が治ったのだからよかったと思う。
ただ、かなりの部分が解離性同一性障害の原因・症状と治療に関する記述だったので、「この本は解離性同一性障害の解説書なの?」と思ったこともあった。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.14:
(4pt)

ややこしい

多重人格という、興味あるテーマを恋愛物語にうまくからめ著者らしい描きかたで、面白く読ます。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.13:
(4pt)

縁日のエピソードがとてもよかった

全体としては、多重人格について、よく調べて、よく考えて作られた作品だと感心しました。但し、「どうしてもこのラストシーンが書きたかった」という作者の意図は感じられませんでした。読者の私が、主人公の女性に好感が持てないからでもありますが、そもそもこのお話、どこが悲恋なのでしょうか?多重人格だから悲恋という図式は、通俗的で、実態と違うもどかしさを感じてしまいます。無理矢理作られた悲恋のドラマ。主人公の思いがうるさく空回りしてばかり。でも、そんな中、小説のちょうど真ん中あたりの2ページはよかった。縁日の夜に、幼い兄と妹が、お金とたこ焼きを落としてしまったエピソードです。この2ページの部分だけは、何度も読み返しては、何度も目頭が熱くなりました。いい話です。とてもいい。このエピソードを生かすために、この小説全体があるのではないか、と思えるほど深く心に残りました。個性的な感想かもしれませんが、そういう楽しみ方もあっていい、と思える作品です。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
4344020642

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