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プリズム
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プリズムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 21~40 2/4ページ
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百田さんて、本当に掛け値なしでチャレンジングな作家なんだなぁ。 ・・・本作を読みながら、改めてそのことを強く感じさせられました。 ありとあらゆるジャンルに果敢に挑み続け、最高のエンターテインメントを提供し続ける。 その執筆姿勢は、デビューから今に至るまで、全く変わってはいないと思います。 逆に言うと、そういった部分において、自らの意思を頑なに貫いておられるのかも知れませんよね。 ・・・取り上げる題材は都度違えども、とにかく面白いストーリーを書き上げてみせる、という。 という訳で、本作で取り上げられているのは、多重人格者です。 多重人格と言えば、個人的にはヒッチコックの「サイコ」なんかがすぐに頭に浮かんで来たりするのですが、この題材を通じて物語を作ろうとした時、そういったかつての名画などが想起されるように、比較的犯罪サスペンスの方向に振れてしまいがちになる場合が多くなるのではないかという気はします。 しかしながら、ここでは犯罪ではなく恋愛が主テーマとなり物語は進んで行きます。 ひとりの大人の女性_「聡子」_の心理状態をつぶさに追いかけて、その禁断の恋の行方を見届けていくという内容です。 言うなれば、異形のラヴ・ストーリーといったところでしょうか。 しかもこのラヴ・ストーリーは、とてもじゃありませんが純愛路線と呼べるものではなく、非常に背徳性に満ち溢れたものになっていて、読み進めていく内に得も言われぬ不可思議な心持ちにさせられたりもしてきます。 かと思えばその反面、もう一人の主人公である「広志」の悲壮な生い立ちと想像を絶する苦悩、そしてその克服という極めてポジティヴなドラマも同時進行していくもう一本の流れも存在しています。 この辺りのストーリー展開の妙というのは、百田作品ならではのものと言ってもいいのかもしれませんよね。 舞台設定といい物語の構成といい、流石の読みごたえを備えた作品だと思いました。 ただ、登場キャラの個性がやや弱いのかなというのは感じました。 聡子にしても広志にしても、イマイチ感情移入できないまま、最後のページを迎えてしまったという印象ですね、個人的には。 ストーリー自体は文句ナシで面白かっただけに、その辺が少しだけ残念だったかな。 | ||||
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これまでの百田尚樹の作品とはまた違うものの、読み応えがある力作。 | ||||
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いつもこの方の作品は一気読みです。途中でやめられないものがあります。 | ||||
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百田さんの作品はすべて好きですが、この本がNO1です 多重人格者が実存するという事実もショックでしたが、あのラストシーンは何度読み返しても涙、涙。 読後1ヶ月くらいは、主人公が愛した彼に自分もずっと恋していました。。 | ||||
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解離性同一性障害、つまり多重人格のお話。 よく調べられていて多重人格の小説としてはよく描かれています。 ただ、ISHに関することだけが間違っています。 ISH以外の交代人格が本能で行動しているのに対して、 ISHは理性が人格化してようなもので菩薩のような神仏のような存在です。 ですから恋愛感情や性欲が存在しません。 もしISHに恋をしても優しくたしなめられるだけです。 その点だけは間違っているのですが多重人格を知る上では良い本です。 ISHが自分の理想像だというのが目新しかったです。 私の場合は一番位の高いISHが男性なので 理想の男性像なんだなぁと思いました。 余談ですが、相手が多重人格と知ったら 好奇心で「代わってみて!」と言われるのが常です。 それでは小説としては面白くないので 当初は懐疑的に描かれている点が面白かったです。 ちなみにある程度コントロールできる人は自分の意志で人格交代が出来ます。 それで相手をビビらせたらしいです(笑)。 | ||||
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私が初めて読んだ百田尚樹の作品は、有名な永遠の0ではなくこの本でした。 普段あまり読書をしないので前置きが長いように感じましたが、後半は展開が気になって一気に読んでしまいました。 ラストは言葉では表せないほど感動し、涙しました。 多重人格のお話なのですが、読み終わった後に参考文献のページを見ると、多くの資料の名前が記されていて、たくさん勉強して書いた本なんだなと感心してしまいました。 長めのお話ですが もう一度ラストの感動を味わいたいので、何度も読み返してしまいます。 | ||||
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お元気ですか? 私は元気です。 貴方が憎い! 刺激のない日常から、私を解き放ち、愛し、愛される想いをくれた貴方は、今、いずこにいらっしゃるの? 貴方が、私の前からいなくなって幾月、私は、嫌いになりたいのに、今でも貴方を愛しています。 何時の日か、再びお会いできればと、切に願うばかりです。 | ||||
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百田さんの小説は中に入り易く、流れがとても良い、大好きです。 | ||||
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解離性同一性障害を取り扱った小説では、最高傑作だと思います。 これだけ詳細にかつ的確に調査し、この切り口で小説を執筆できるのは、百田尚樹しかいません。 (1)医師との会話の中で、さりげなく解離性同一性障害について、詳細に説明がなされている。 (2)解離性同一性障害を持った人(その中の1つの人格)との恋愛は成り立つかについて問題提起して物語が展開されている。 | ||||
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表記通りの状態で問題ありませんでした。_______________ | ||||
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面白い。あっという間に読んでしまった。この本を読んでから、人の人格について、もっと観察してみたい、接する中で読み取れる事があるんじゃないかと、重大な気付きを得られた気がする。良い本でした。感動。 | ||||
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前半は読んでいくうちに解離性同一性障害についてハマッていきましたので、スムーズに読むことができましたが、後半に過激なシーンが増え俗語も増えていったところでちょっとひきました ですが、最終的によく出来た小説だと思いました! 俗語をぬかせば、こーゆーのも有りだと思います! | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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おもしろかったです。読書が苦手な私が次が気になって気になってスルスル読めました!一気に一冊読めるなんて自分でもびっくりです。それだけ惹き込まれるものがあったと思います。多重人格…という病気にとても興味深いものを感じましたし、精神疾患とはと考えさせられしました。全然本は読まないので評価はできませんが、正直面白かったです^ ^ | ||||
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ニちらでは評価は荒れてますが、楽○さんではなかなか評価よかったしっ本。時代背景などの小説的な部分がない分、サラサラして読みやすかったです。 二重人格とは、についても登場人物が説明していたりと読みやすく、しっかり勉強なさっているなと感じました。 よって小説的なものの描写などを求める人は不向きかなと。さーっと読んでしまいたい人向きです。内容がはしょって薄い部分は確かにありますが、それが逆に読みやすいです。一週間あれば大体よめるのではないのでしょうか。 | ||||
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どうも、「殉愛」騒動で百田さんに批判が集中していますね。☆ひとつとは、よほどひどに小説でなければなかなかつけないと思うのですが…。 さて、私としては、こんなに面白い小説を立て続けに書ける小説家はなかなかいないのではないかと思っています。プリズムの☆4つも、百田さんの中では4つかなということで、そうでなければ☆5つの作品です。「フォルトゥナの瞳」と同様にラストに行くまでの盛り上がりがなかなか凄いです。 百田さんの文体に対して作文的と言っておられる方がいますが、それは「夢を売る男」の中に答えがあります。彼は、あえて細かい比喩を使わずにストレートな言葉で文にスピード感と力強さを出しています。回りくどい表現を彼自身が主人公に託して批判しています。 「海賊と呼ばれる男」「永遠のゼロ」「影法師」「風の中のマリア」「ボックス」「幸福な生活」のどれをとっても面白い。こんなにどの作品も裏切らない小説家はすごいと思います。「輝く夜」と「モンスター」は個人的に少し落ちますが、それとて、そこらの小説の比較したらはるかに面白いです。百田さんにつまらない小説なしという気持ちです。ただ、「殉愛」は批判されているので、今一つ読む気が起きないのですが…。今は、「錨を上げよ」を読みだしていますが、すでに書き出しから面白くて先が楽しみです。 | ||||
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恋愛について、多重人格の視点で、改めて考えさせられた作品でした 人の中には誰でも様々なキャラクターがある、自分の愛する人でも、全てを愛しているかといえば、そうではない。パートナーの欠点を見つけることは良くあること。どこかに折り合いをつけて、相手を理解していくのが恋愛でしょう。完璧ではないから、人間といえる。 聡子はこれから、広志の中の卓也を見出し、欠点や弱点にも向き合いながら、彼と人生歩むのだと思います。 好きだから会いたいし、肌を重ねたいと考える聡子の心理は、女として全然違和感ありませんでした。 酷評が多かったですが、私はラブストーリーとして満点を付けます | ||||
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普段、無機質な研究書を読んでばかりいる私にとっては、結構楽しめました。 百田さんの作品は『永遠の0』、『海賊と呼ばれた男』、『風の中のマリア』を詠みましたが、 個人的に『プリズム』は『永遠の0』の次にランクインします。 主人公に感情移入した場合、とても心地いい作品です。 | ||||
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とてもきれいでした。新品と差がないくらいです。内容も面白くおすすめですね。ただ文芸的な小説に比べると、時代背景などがなく、浅いように感じますが、その分、さらりと読めます。 | ||||
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