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大戦勃発
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大戦勃発の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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トムクランシーもすっかり筆力が落ちたな、という感じ。やたらとベッドシーンが出てきたり、同じ表現の使い回しや、引用がくどかったりというレベルではなくて、なんというか濃度が薄くなってしまった。しかし一番ひどいのはやはり翻訳。軍人に「○○しちゃう」「あ!○○なんだ」という間延びしたようなという場違いな言葉を話させたり、下位の者に「あなたは~ですか?」と不自然な言葉、最悪なのはこの翻訳者は、これの前の作品でずいぶん指摘されていた、退役したとはいえ一下士官が元艦長に「あんたは、~!」などと翻訳することをおかしいと感じてない軍事的なセンスがまだ続いていることです。。新潮文庫になってから確かにトムクランシーはつまらなくなったが、翻訳がそれに輪をかけている。いったいどうしてしまったんだろう。まぁ、いままでのキャラクターがたくさん出てきたので星を一つおまけ。それにしても、異様に性のシーンやそういう言葉が出てくるのには本当に違和感を覚えます。つまらなくなったー‥ | ||||
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本作のよい点は最後の爽快感です。いつものように最後に大逆転劇があります。しかも正義が悪を打ち負かします。 反面、本作の悪い点は、他のジャックライアンシリーズと同じワンパターンであるということと差別的表現です。本作のいいところでもあるわけですが、今回も正義が最後に大逆転するパターンです。また今回もヒーローは徹底的に善の存在へ、敵は徹底的に悪の存在へ仕立てあげられています。悪の存在であることを強調する手段として差別も用いています。アジアや時には日本を軽蔑する表現も所々で用いられます。 読者がジャックライアンシリーズに期待するにはまさにこういうパターンなんでしょうが、最後の爽快感も回を重ねればそれほど爽快ではなくなり、日本人である私にとっては差別表現の不快感が爽快感を埋め合わせてあまりあるようになって来ました。 結論、私ならジャックライアンシリーズは初めてか1作しか読んだことがない人にはお勧めしますが、2作以上読んだ人にはお勧めしません。(初めての方にはこちらより傑作「レッドオクトーバーを追え」がお勧めですが。。。) | ||||
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本作には正直がっかりしました。 長くなる一方のクランシー作品。ほとんどは前半に積み上げられる些かダルイふせんに費やされているのですが、その緻密さと知識に裏付けられた内容、そしてそれらが終盤に向かっていっきに収束、爆発していく語り口に最後は満足していたものでした。 しかし本作にはあまりに多くの小話や無知からくる差別的発言等、作品には不要と思われるクランシーの世界観とも言えるものがうっとうしいほどに顔をだし、気持ちよく読み終える事ができませんでした。 少なくともペーパーバック4冊分も払ってまで読む価値はないと思います。無駄を排して最初の3冊を2冊位にまとめてあればまた違ったレビューになっていたでしょう。 | ||||
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アジア人蔑視がエスカレートした感がある。 日本版ではその部分を抑えて訳しているが原著では、差別語の連発である。(中国人に対してSlant eyes, Yellow etc. 当然、ロシア人に対しては差別語は見られない) "日本人"エージェントの名前も訳者により変更されているが、原文に忠実な方が著者の他文化に対する理解の程度を表していてよかったかもしれない。小説中、黒人と白人の”和解”らしきものがあるが、これはアメリカ国内の読者対策であり本質的に彼は人種差別主義者なのか。 | ||||
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トムクランシー作品買いつづけているので購入したが 期待はずれの作品だった。 太平洋戦争前夜に生じていた日米、アジア諸国の軋轢をそのまま 米露中の対立構図に置き換えただけのように思えた。 日中の文化風俗の取り上げ方も薄っぺらだし。次回作は買うの控えようかと思っている | ||||
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相変わらずのジャック・ライアンものなのだけど、以前ののと比べると 少し違和感がある。もともとトム・クランシーもジャック・ライアンも 超右寄りなのだけど、それが更に増長しているのか。 とにかく、ロシアを含むヨーロッパは文化的で、それ以外のアジア、イスラム 圏は野蛮でなにを考えているかわからない、という風は最近のブッシュ大統領の言動を彷彿とさせる。 物語としては面白いかもしれないが、読んでいると不愉快に感じることも 多い。毛沢東の処女趣味やら云々は事実化どうかはともかくとして、 不愉快であろう。なお、続巻がつづくようであるが、1,2巻は淡々とどうでもいいような話が 続き、少々退屈にもなる。 | ||||
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