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日米開戦



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【この小説が収録されている参考書籍】
日米開戦〈下〉 (新潮文庫)
日米開戦〈上〉 (新潮文庫)

日米開戦の評価: 3.73/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(2pt)

恐ろしく長い、長かった

やっと読み終えた、、もっぱらKindleで読むんだけどKindleの弱点は本の厚さがわからないこと
日米開戦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:日米開戦〈上〉 (新潮文庫)より
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No.10:
(4pt)

要体力

この作品を読むにあたって、体力が必要です。
文庫本としても分厚いし、作品としても濃いので
簡単に読破するのは難しいです。
できれば、1回で読み終わるのではなく、2回
3回と読んでいただきたいです。
旅客機の特攻は911テロで話題になりましたが、
それ以外にも、よく考えられた構成です。
日米開戦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:日米開戦〈上〉 (新潮文庫)より
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No.9:
(3pt)

お勧め

9.11を予告した作品ですね、思い返して英語で読みました、日本人の記述がおかしいですけど
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No.8:
(4pt)

アメリカでのかつてのベストセラー

昔20年ほど前に米国に行ったとき、飛行機でやたらに本作を読みふけっている人を見かけた記憶がある。同時に「レイプ・オブ・南京」も有名になっており、なんだか日本人としては肩身が狭かったことを記憶している。思わず原書で買ってしまった。
まだ当時は911前で、日本人の設計したNYのワールド・トレード・センターは屹立していた。
今になっても、アメリカ人一般の日本に対するイメージが大きく変わったとは言えないと思う。
そういう意味では、本作の、日本自動車リコールやNY証券取引所へのシステム攻撃など、インターネット以前の時代にしてはテロリズムを含めいろんな事象を先取りした、日本人にとっては若干神経を逆撫でされるような展開が、なんとも言えない印象を残す。
日米開戦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:日米開戦〈上〉 (新潮文庫)より
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No.7:
(5pt)

面白い!

キッカケは、この続編とも言える『合衆国崩壊』を読んで、是非読みたい!と思い購入。期待を裏切らない傑作でした!
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No.6:
(4pt)

人を呪わば穴二つ

本書を紹介する言葉として「人を呪わば穴二つ」という諺が、完全に当てはまる小説は他に無いというほど、幾つかの歴史的な重要な事件に大きな関りを持ち、悪い意味で世界の歴史を動かした小説です。

本書のあらすじは、既に"Wikipedia"の日米開戦の項目にあるので、あらすじにご興味のある方はそちらをご覧の上で購入の是非を検討されることをお勧めします。

本書は、出版当時にはアメリカの売れっ子テクノスリラー小説家が、日本を敵視する小説を出版し、さらにアメリカで大ヒットしたことから、非常なセンセーショナルを巻き起こし、今までトム・クランシーのジャック・ライアン・シリーズを出版してきた文芸春秋社から新潮社に出版社が変更され、さらに翻訳者も変わるなど作品の裏舞台でも大きな衝撃を与えました。

本書に大きな衝撃を与えたのは裏舞台だけでなく、本書のクライマックスの内容によって悪影響は世界に波及しました。

最初にその兆候が現れたのがエールフランス8969便ハイジャック事件がそれで、1994年12月24日、つまり本書が出版されたその年にエールフランスの旅客機が、アルジェリアの武装イスラム集団(GIA)によってハイジャックされたものの、フランス国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)によって迅速に鎮圧されました。この武装イスラム集団の最終目的は、8969便をエッフェル塔に突入させる計画だったことが後年確認され、その手法は本書の影響を受けた可能性が濃厚だったにも拘らず、事件が迅速に処理されてしまったため、あまり注目もされず、2001年に本件の重要さを理解されるまで忘れ去られることになりました。

本書の悪影響それに留まらず、日米の外交関係にも暗い影を落とした可能性もあります。

本書の日本に対する敵愾心が横溢した内容とその小説が大ヒットに衝撃を受けた日本大使館は、アメリカ人の対日深層心理調査を実施しました。その手法は、複数のアメリカ人に日本をテーマにして自由に討論をしてもらうというもので、既存の世論調査とは大きく異なる方法でした。そして、その結果はアメリカ人は極めて強い悪感情を日本に抱いている言が判明し日本大使館に激しい衝撃を与えました。問題は、その結果ではなく、調査内容が機密扱いもされることなく一般に公表されたことでした。

これは評者の推論ですが、1990年代、中国の国家指導者である江沢民は父親が日本軍協力者であった負い目から共産党内での自己保身のため、反日主義を全面に押し出してましたが、この調査内容を元にアメリカ国内でも反日主義を進める情報工作の契機になった可能性があります。即ち、アイリス・チャンによる「レイプ・オブ・南京」がそれで、時あたかも、中国との黒い噂が囁かれるクリントン夫妻がアメリカの大統領と実質的な顧問としてホワイトハウスの主となっており、中国によるアメリカ国内での反日情報工作は大成功を収め、アメリカによる経済的な対日封じ込め政策を採らせる大きな推進剤になった可能性が高いと言えるでしょう。

最後に決定的で明らかな本書の悪影響が、アメリカを襲いました。2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件がそれで、このアルカーイダによる犯行手法を見た著者トム・クランシー自身が本書の影響をうけた模倣犯であることを認めています。

本書の原題は、"Debt of Honor"、直訳すると「名誉の負債」。トム・クランシーが同盟国に対して安易に敵意を向けた「空想の負債」は、無関係な多くの人々の血と涙によって償われるという最悪の結末を迎えました。

本書は、インターネットが未発達でマスコミによって流された歪んだ情報により、同盟国同志が憎しみを募らせる狂った時代の証言者としては、また世界史に悪い意味で影響を及ぼした歴史的価値を知る上では極めて興味深い内容であります。そういった意味で本書を読むことを強くお勧めしたいところですが、純粋にテクノスリラーとしての面白さを問われると、以前のジャック・ライアン・シリーズから面白いとは言い難く、星5つと3つの間を取って、星4つとさせて頂きました。
日米開戦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:日米開戦〈上〉 (新潮文庫)より
4102472010
No.5:
(4pt)

中古ですが程度は良いです

商品は中古(了解済み)でしたが、程度もよく満足できる取引でした。

日米開戦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:日米開戦〈上〉 (新潮文庫)より
4102472010
No.4:
(4pt)

何度か読んでようやく分かった

一度読んだときはあまりピンと来なかったが、2度、3度と読んでいるうちに徐々におもしろさが分かってきた。
 ピンと来ない原因は、幾つかあるが、一つは、日本が対米戦を仕掛けると言うことが現実的でなくてピンと来ないこと、二つは、対米戦という名前であっても専ら戦争らしい戦闘行為がないこと、辺りかなぁと思う。

 しかし、金融システムへのそれと見えないサイバーアタックで、金融システムが麻痺する件は迫真である。
 FRBが公定歩合を1%ポイント上げたことで、株価が下落する。中でも銀行株が急落したときに、エキスパートシステムという名の株式の自動発注システムは、次にくる事態を予測して株式を売却することになっており、この結果、市場全体に影響が増幅し、市場はパニックに陥った。そのとき、株券振替決済会社では、取引の記録がなされていないことが発覚した。これにより株式市場が麻痺に陥るが、実は、後ろで糸を引いていた人間がいるという話である。
 
 「北方資源地域」すなわりロシアを狙う日本の意図に気づいたゴロフコがライアンに助力を請うシーンがあり、アメリカ人は溜飲を下げるのであろうが、それって自国の国家安全保障が失敗したことを示すわけだから、そんなにすんなり頼むことなんてあるのかなぁという印象を持った。

 日本が降伏してすんなりいくかと思うとそれはそうはいかない。9/11テロがここから発想されたという噂もあながち嘘でないのではないかと思えるような迫真のエンディングである。

 なお、ライアンは証券マンであったが、上巻の冒頭にあるように、国家安全保障問題担当補佐官としてダーリング大統領にホワイトハウスに呼び戻される。
 エド・キールティ副大統領の性的スキャンダルで空席となった、このポストに懇請されて着任した後に、この惨劇が起こったということである。
 

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4102472010
No.3:
(5pt)

Debt of Honor

待ちに待ったクランシーの新作をやっと日本語で読める!と思って手にしたのは何年前だろうか。待ちきれずに原作を取り寄せて先に読んだがすばらしかった。本当に感動した。 今回は日本がアメリカと戦火を交えることになる。当然アメリカ人が主人公ですから日本人は敵役なのだが、クランシーの作品すべてに言えることは敵だから悪い、問答無用とは決してしないところ。
むしろ敵役である矢又がここまでやりぬく背景を丁寧に、納得できる形で書いている。そして(敵役なのに)矢又なりの Debt of Honorを帰し終わったときには読者は一緒に涙してしまうのだ。
そう、この物語はまさにタイトル通りDebt of Honorなのだ!日本の、アメリカのDebt of Honorであり、クラークのDebt of Honoでもある。
このクラークにDebt of Honorをアメリカにきちんと返させるあたり実に実に巧みであまりのうまさに寒気がしてしまった。なおB2ステルス爆撃機は重要な任務を果たしますが、下巻の表紙に出ているF117は作品に出てきません。
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4102472010
No.2:
(3pt)

日本が再びアメリカに戦いを挑む?

言わずと知れたテクノスリラー第一人者トム・クランシーの”ジャック・ライアン”シリーズ第6作.家族と平和に暮らしたい思いとは裏腹に出世してしまい,大統領補佐官として国を守ることになったライアン.今度の相手は日本.最近は仕事が増えて練文の時間がないのか,いささか筆が乱れている気もしますが(翻訳の影響もあるかもしれません),それでもクランシーの小説は一級品.できればライアン・シリーズを順に読むことをお薦めします.
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4102472010
No.1:
(3pt)

愛すべき主人公ライアンの活躍

軍事・経済の両面から打撃を受けたアメリカだが,ライアンは意外なところで反撃のヒントを手に入れた!クランシーならではの説得力に富んだ詳細な描写と息を飲む展開は健在.愛すべき主人公ライアンとその出世もシリーズの楽しみの一つなので,できればライアン・シリーズをはじめから順に読むことをお薦めします.
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4102472010

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