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愛国者のゲーム
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愛国者のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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とても、面白かったです。直ぐに読み終えました。また、いい本があれば、教えてください。 | ||||
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とても、面白かったです位。直ぐに読み終えました。また、いい本があれば、教えてください。 | ||||
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91~92ページに親指大の引きちぎったような欠損があった。どうにか最終行と最初の行が読める程度だったので返品はしなかったが残念だ。 | ||||
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わしにゃあ、字が小さすぎて内容もムズイ!! 失敗した。やっぱ本は本屋じゃねえ。 | ||||
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トムクランシーの大ファンで「レットオクトーバーを追え」からすべて読んできました。 当然この「愛国者のゲーム」も読んでいたのですが、その本を紛失してしまったようなので、 再度手元に置きたくて購入しました。中古本ですが程度は満足できるものでした。 また機会がありましたら宜しくお願いします。 | ||||
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家族と共にロンドンへ休暇旅行中だったアメリカ海軍士官学校教員ジャック・ライアンは、街中でテロリスト犯による襲撃現場に偶然に遭遇、咄嗟の行動でテロリストの犯行を阻止したがライアンだったが重傷を負って病院へ運ばれる。入院中に知ったのだがライアンが助けたのは英国皇太子夫妻であった。マスコミは彼をヒーローとして注目する。テロ事件はIRA(アイルランド共和軍暫定派)の中でも異端で謎の多いグループULA(アルスター解放軍)の犯行と思われた。 傷も順調に回復したライアンは病院を退院と同時にアメリカへ帰国。再び兵学校教師の仕事に復帰する。アイルランド人テロ・グループは今まで合衆国内でテロ行為を起こさなかった。しかし、ライアンに恨みを持つULAはこの掟を破ろうとしていた。 ジャック・ライアンって、学校の先生だったんですね。だけど元海兵隊員で戦闘訓練も受けている。退役して民間人になってからもCIAにコンサルティングとして情報資料作成の仕事をしている。CIA上層部がジャック・ライアンという人材に注目していた。そして今回偶然にもテロ襲撃事件に遭遇し自分自身がテロの標的になってしまうという人生最悪のアクシデント。自分というよりも愛する家族の命を守る為にも世界最高の情報網機関であるCIAで、自分の情報分析能力をフル活用して謎のテロリスト・グループの手掛かりを何とかして探していく。彼がCIA分析官になるのはやはり必然だったのでしょう。 どっしりと腰を据えたようなストーリー展開が味わいがあるトム・クランシーだが、脇役達それぞれの性格の描写も絶妙にうまい。やや気になる点と言えば、あまりにも勧善懲悪すぎる世界観か。活躍する軍関係者などの中に嫌な奴はひとりもいない。善側のダークサイドは一切描かない主義なのか。主役J・ライアンは家族思いの家庭人で、テロ組織殲滅を実行する軍行動に自分の情報分析が役立った事について自分は殺人計画に加担したような気分になり少しばかり悩んだりもする。強くあるべきがヒーローとすれば、はずしたヒーロー像であるが、これさえもクランシーの計算ずくとさえ思えてくる。 いや、でもクランシーにはついていきます! | ||||
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映画「パトリオット・ゲーム」で知っている人も多いだろう。出版後日がたつが、古さを感じさせない迫真でスリリングな作品である。 ロンドンで起こった英国の皇族の襲撃にライアンが立ち向かったことから幕を開ける。襲撃したのは、IRA(と想像される組織)から独立したULAであった。この襲撃は、正確な情報を基に綿密に計画されたテロであった。 この後は、実は「インテリジェント・ゲーム」ともいえる内容で、国対国ではなく、国対テロ組織という現在を先取りしたようなゲームが繰り広げられる。CIAの書類管理や秘密管理について触れるシーンがあるが、アクセス権限の付与なんて、パソコンなんかが充実していない時期にどうやってそんな厳重な管理ができたのだろうと思う。インテリジェンス活動はこういうインフラなしには現実性を帯びないと思うが、日本の組織でそこまでできているところはあるのだろうかなんて感想を持った。 秀逸なシーンは、映画でも印象的であったが、リビアの砂漠にあるテロ組織を特殊部隊が急襲するのだが、これを衛星の赤外線センサーを通じて遠隔でライアンが見るシーンである。現実的にそこまで可能かどうかは知らないが、強烈である。 あと、最終盤はこれまた漫画チックというか映画チックなシーンで、テロリストにライアンらが反撃に出る。陰鬱に進行した下巻の雰囲気を吹き飛ばす爽快さがある。 | ||||
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トム・クランシーの3作目は、デビュー作の主人公であるジャック・ライアンが再び活躍する作品です。物語の時期的には『レッド・オクトーバー』よりも前の出来事で、ライアンがCIAに入るきっかけとなった事件が描かれています。映画化もされているのでストーリーは知ってる人が多いと思いますが、北アイルランドのテロリストがイギリスの皇太子を暗殺しようとするのをたまたま居合わせたライアンが食い止め、その為にテロリストはライアンに恨みを抱いて彼を襲うというものです。この物語は、アメリカではテロは起きないということを大前提としています。北アイルランドのテロ集団はアメリカのアイルランド系住民から寄附を得ているのでアメリカではテロ活動をしないのだそうです。アラブ系などの他のテロ集団も事情は同じとのこと。この小説はテロが起きないはずのアメリカでもしテロが起きたら、ということを描いているわけなのですが、2001年の同時多発テロにより、この前提は脆くも崩れてしまいました。正に事実は小説よりも奇なりというわけです。同時多発テロ以降にこの小説を読むには、その辺りを割り引いて読むとより楽しめると思います。 | ||||
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僕はかなりたくさんの本を読むほうだし、またその種類も多いと思うが今まで読んだ中でトムクランシーほどのすばらしい作家を読んだことはない。おそらくトムクランシーを単なる兵器や諜報といった、テクノスリラーといったカテゴリーで見ている人は分からないだろうが全然そうではない。以前クランシーの作品を評して差別意識が…と書いていた人もいるがそれも表層だけしか読んでいない誤った見方である。彼ほど敵(役となっている)の兵士や敵役となっている人間の内面の苦しみや葛藤を、そうせざるを得ないと言ってもいい背景を書ききっている作家はいないと思う。 さてこの作品だが私は当初はそれほど好きではなかった。彼の作品には珍しくハードウェアらしきものはほとんどでてこない。しかし何回か読み直しているうちに人間を書くという彼の本質がいかんなく発揮されていることに気付く。イギリスとIRAの関係、王室、MI5,シークレットサービス…すべての参加者が真剣でかっこいい!脇役も素晴らしい!たった一場面しか出てこない人物にどうしてここまで書き込めるのだろう?そしてまたそれがみなすばらしく物語を引き締めている。オーインズ、エヴァンス、ブレッケンリッジ、すべてしびれるような表現で描かれてある。彼らの軍務への忠誠心、磨き上げられた兵器そのものとなった、だが人間性豊かな生き方を感じて欲しい。なお映画のPatriot gamesとは全く別物です。クランシーの作品に関して断言できることは映画と本は全くの、別物だと思ってください。原作を読んだ方なら分かりますが映画の方は単なるドタバタアクションに対し本は深みが全く違います。ぜひ買いです! | ||||
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著者トム・クランシーの第三作であり、主人公ジャック・ライアンをハリソン・フォードが演じる、映画「パトリオット・ゲーム」の原作でもある。「レッド・オクトーバーを追え」でCIA情報分析官であったジャック・ライアンが、「レッド・オクトーバー・・」以前のCIAに入るきっかけとなった物語である。本書以後、ジャック・ライアンが米国の頂点に立つまでの一連の物語の原点でもあり、非常に大きな影響を与えるため、ジャック・ライアンシリーズでは絶対に欠くことの出来ない作品である。著者が兵器、戦術、戦略、軍隊組織などの軍事ものだけではなく、人間を中心とした物語においてもクォリティが非常に高い作品を書くことが出来るのを証明した作品でもある。トム・クランシーがFBIやCIAといった米国の組織!のとどまらず、MI5、SAS、はたまた英国王室といった幅広い組織に精通している事を伺わせる。主人公ジャック・ライアンの非凡な才能、正義感あふれる行動力、けっして悪には屈しない強い精神力に、強い魅力を感じるのは私だけではないはずだ。是非ご一読を。上下間で構成される作品の上巻。 | ||||
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