幸福な食卓

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評判

幸福な食卓の評価:

3.95/5点 レビュー 168件。 C ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全338件 161〜180 9/17ページ
No.178
(5pt)

きらりと輝く書き出 ぐっとつかまれた

この本の書き出しが大好きです。
象徴的で刺激的で。

少しずつずれた一家を描くお話。
すこしつなぎとつなぎが「粗い」感は否めないが
その辺りは大人の都合もあるだろうし。

3話目か4話目あたりの
直ちゃんのせりふが素晴らしい
集団の仕事を誰かが効率よく全てこなせば、
最初はみんな感謝するかもしれない。

しかし、それが集団の中で「当たり前」になってしまえば、もはや感謝することはない。
むしろ、役割を奪われたその他の人は、コミットメントが下がったり、反感を抱くようになるのではないだろうか。

数年前から気になっていたことをこんなにうまく表現してくれるなんて素晴らしい。
学校の先生だから書けることなのだろうか。

役割からの逸脱と役割によってもたらされるモティベーション。時には誠実に時には思い切ってはずれて見ることも大事だ。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.177
(5pt)

きらりと輝く書き出 ぐっとつかまれた

この本の書き出しが大好きです。
象徴的で刺激的で。

少しずつずれた一家を描くお話。
すこしつなぎとつなぎが「粗い」感は否めないが
その辺りは大人の都合もあるだろうし。

3話目か4話目あたりの
直ちゃんのせりふが素晴らしい
集団の仕事を誰かが効率よく全てこなせば、
最初はみんな感謝するかもしれない。

しかし、それが集団の中で「当たり前」になってしまえば、もはや感謝することはない。
むしろ、役割を奪われたその他の人は、コミットメントが下がったり、反感を抱くようになるのではないだろうか。

数年前から気になっていたことをこんなにうまく表現してくれるなんて素晴らしい。
学校の先生だから書けることなのだろうか。

役割からの逸脱と役割によってもたらされるモティベーション。時には誠実に時には思い切ってはずれて見ることも大事だ。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.176
(5pt)

こういう家族、現実にあるかもしれないですね。

大浦君が亡くなってしまったのはショックでした。
家族が少しずつ元通りになって、直ちゃんはヨシコと良いパートナー関係を築き、佐和子と大浦君も
…と思っていましたので。
「お話」なのですから、これくらいのビックリを描いていないといけないのかもしれませんね。
家族の気持ちが離れていったり何かがきっかけで意思の通い合いがあったりというのは、日常的に
あることのようで、佐和子のところのような家族は私の周りにもあるような気がしています。

会話文に「えっと」が何度か使われていて、気になりました。
話のきっかけをつかみたいときや言葉に詰まったときなど、確かに私たちは何か発しているはず
なのですが、「えっと」とは少々違う感じがしています。
作者の癖なのかしら…。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.175
(5pt)

こういう家族、現実にあるかもしれないですね。

大浦君が亡くなってしまったのはショックでした。
家族が少しずつ元通りになって、直ちゃんはヨシコと良いパートナー関係を築き、佐和子と大浦君も
…と思っていましたので。
「お話」なのですから、これくらいのビックリを描いていないといけないのかもしれませんね。
家族の気持ちが離れていったり何かがきっかけで意思の通い合いがあったりというのは、日常的に
あることのようで、佐和子のところのような家族は私の周りにもあるような気がしています。

会話文に「えっと」が何度か使われていて、気になりました。
話のきっかけをつかみたいときや言葉に詰まったときなど、確かに私たちは何か発しているはず
なのですが、「えっと」とは少々違う感じがしています。
作者の癖なのかしら…。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.174
(4pt)

青春?家族?小説

中学校の教師であった著者、瀬尾さん。
独自のみずみずしい感覚やテンポを持っていて、ある種の読者の心をぎゅっとつかむだろう。
私にとってはさらりと読めて、可もなく不可もなくの作品だった。
後半の急展開には違和感を感じた。

全体的に、健全で平和であたたかい雰囲気が漂っていて、朝のひかりのような
清らかなオーラを感じる作品である。
悪い意味ではないが、視点に教員らしさが垣間見えるところが結構ある。
不良になっても、どこまでも健全の域を出ない不良というか。
みんながいい人で、善良だ。


私のように、リアルな、人間心理のダーク・サイドに惹かれる人には、
多分、それほど目を引く作品ではないけれど、
健やかな気持ちが描かれた作品が好きな人には
物語の運びも筆致も、ぴったりなのではなかろうかと思う。


幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.173
(4pt)

青春?家族?小説

中学校の教師であった著者、瀬尾さん。
独自のみずみずしい感覚やテンポを持っていて、ある種の読者の心をぎゅっとつかむだろう。
私にとってはさらりと読めて、可もなく不可もなくの作品だった。
後半の急展開には違和感を感じた。

全体的に、健全で平和であたたかい雰囲気が漂っていて、朝のひかりのような
清らかなオーラを感じる作品である。
悪い意味ではないが、視点に教員らしさが垣間見えるところが結構ある。
不良になっても、どこまでも健全の域を出ない不良というか。
みんながいい人で、善良だ。


私のように、リアルな、人間心理のダーク・サイドに惹かれる人には、
多分、それほど目を引く作品ではないけれど、
健やかな気持ちが描かれた作品が好きな人には
物語の運びも筆致も、ぴったりなのではなかろうかと思う。


幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.172
(5pt)

家族って大切ね〜。大事にしなきゃ!

家族の大切さを感じるこの作品。
父や母や兄、そして佐和子。
それぞれの気持ちや生き方が
日常の中から見えてくる。

いろいろな出来事を経験した家族が
どうなっていくのかと、
先へ先へ読みたくなる作品でした。

映画化された作品も是非観てみたいです♪

幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.171
(5pt)

家族って大切ね〜。大事にしなきゃ!

家族の大切さを感じるこの作品。
父や母や兄、そして佐和子。
それぞれの気持ちや生き方が
日常の中から見えてくる。

いろいろな出来事を経験した家族が
どうなっていくのかと、
先へ先へ読みたくなる作品でした。

映画化された作品も是非観てみたいです♪

幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.170
(4pt)

瑞々しい佳作

家族ものの小説はテーマが重くなりすぎて、ブラックホールに行ってしまうか、あまりにも平凡で印象に残らないものが少なくない。
 本書は後半のどんでん返しも含め、重いテーマを扱いながらも、登場人物の優しさがさりげなく描かれ、読後感がちょうど良い。このバランス感覚が作者の腕なのだろう。
 佳作と思う。(映画はちょっといただけなかったが)
 特に、主人公・佐和子が食卓で普段言わないようなひどい発言をした後で、兄の直ちゃんのフォローにはちょっとやられました。「かわいそうに。佐和子はそんなことを言うほど傷ついていたんだね」 ヤバイです。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.169
(4pt)

瑞々しい佳作

家族ものの小説はテーマが重くなりすぎて、ブラックホールに行ってしまうか、あまりにも平凡で印象に残らないものが少なくない。
 本書は後半のどんでん返しも含め、重いテーマを扱いながらも、登場人物の優しさがさりげなく描かれ、読後感がちょうど良い。このバランス感覚が作者の腕なのだろう。
 佳作と思う。(映画はちょっといただけなかったが)
 特に、主人公・佐和子が食卓で普段言わないようなひどい発言をした後で、兄の直ちゃんのフォローにはちょっとやられました。「かわいそうに。佐和子はそんなことを言うほど傷ついていたんだね」 ヤバイです。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.168
(4pt)

誰かに守られてるってこと。

どんなにつらいことがあっても
傷は時間が過ぎて癒されていく。
日常があるから。
誰かに守られている当たり前の日常が。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.167
(4pt)

誰かに守られてるってこと。

どんなにつらいことがあっても
傷は時間が過ぎて癒されていく。
日常があるから。
誰かに守られている当たり前の日常が。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.166
(5pt)

泣いてしまいました。

感情移入して泣いてしまいました。

いい大人になってから泣くほどの本に出会ってなかったので驚きました。

本当にいい本だと思います。

瀬尾さんの本には超破天荒なキャラクターが出てくるのですが、

そこがまたいいです。

おススメ本です。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.165
(5pt)

泣いてしまいました。

感情移入して泣いてしまいました。

いい大人になってから泣くほどの本に出会ってなかったので驚きました。

本当にいい本だと思います。

瀬尾さんの本には超破天荒なキャラクターが出てくるのですが、

そこがまたいいです。

おススメ本です。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.164
(5pt)

読後、やさしい気持ちになれるはず。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」


という衝撃のひとことから始まるこの小説。
普通なら、なんと無責任なことを!となりかねないこのひと言も、
この本のなかだと実にさらりと受け止められる。
家族でも、恋人でも、友人でも、
距離感というのは大切なものであるなあとつくづく思う。
その距離感を保つために、バランスを保つために、
母親はアパートに一人暮らしをし、父親は父親を辞め、
直ちゃんはマイペースに、佐和子は流れるままに暮らしている。


彼らは脆くて、とても不器用なんだと思う。
でも、不器用な彼らのやさしさはほっこりするぐらい温かい。
「気付かないところで中原っていろいろ守られてるってこと」
っていう坂戸くんのことばを読み返して、
ほんとうにその通りだと思った。


やさしい笑いも、おおきな切なさも、たくさん含んでいるけれど
冬から春になるような小さな希望と、温かさのある小説。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.163
(5pt)

読後、やさしい気持ちになれるはず。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」


という衝撃のひとことから始まるこの小説。
普通なら、なんと無責任なことを!となりかねないこのひと言も、
この本のなかだと実にさらりと受け止められる。
家族でも、恋人でも、友人でも、
距離感というのは大切なものであるなあとつくづく思う。
その距離感を保つために、バランスを保つために、
母親はアパートに一人暮らしをし、父親は父親を辞め、
直ちゃんはマイペースに、佐和子は流れるままに暮らしている。


彼らは脆くて、とても不器用なんだと思う。
でも、不器用な彼らのやさしさはほっこりするぐらい温かい。
「気付かないところで中原っていろいろ守られてるってこと」
っていう坂戸くんのことばを読み返して、
ほんとうにその通りだと思った。


やさしい笑いも、おおきな切なさも、たくさん含んでいるけれど
冬から春になるような小さな希望と、温かさのある小説。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.162
(5pt)

幸福な食卓

これが新人による作品なんて信じられない完成度。
ドラマチックな設定や会話にも関わらず、なぜかとてもリアルな家族像。
日常の悲しみや温かさがダイレクトに伝わってくる。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.161
(5pt)

幸福な食卓

これが新人による作品なんて信じられない完成度。
ドラマチックな設定や会話にも関わらず、なぜかとてもリアルな家族像。
日常の悲しみや温かさがダイレクトに伝わってくる。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.160
(4pt)

物語の底に流れる リアルな人の心のものがたり

現実ではありえないような、キャラクターをもつ兄、父、母、現実ばなれした生活展開、そして物語にお決まりのナイスタミングの死。
こんなにも「物語でしかありえない」ベタな具材なのに、妙な共感をもちながらすらすら先を求めて読めてしまうのは、私たちが日常で潜在的に感じている、「役割」に対する「ズレ」の感覚を、やさしく浮上させてくれるから。
「なんだかズレているような気がするけど、なんとなく隠して生活している」感覚だったり、
「なんだかうまくいってないのわかっているんだけど、表面的にはきちんと役割を演じてみたりする」感覚を浮上させてくれるから。
リアルな世界では「役割」の違和感や、「何かが自分の中でズレてきていること」に関する違和感を感じつつも、心の押入れに押し込みながら日常をやりこなしてしまう。
この物語の家族(兄・父・母)は、その違和感を、ちゃんと表に出して、ちゃんと感じて、感じすぎてちゃんと壊れてくれて、
(日常的に私たちが壊れるのは勇気がいるが)、その先の再生の物語を紡いでくれる。

また、主人公が大切な人を失ったときの描写は、私たちの誰もが体験する喪失の悲しみをうまく表現している。
現実には、この物語のような「ありえない的ドラマティックな」死の体験をしていなくとも、私達の心の中には誰でもこういった喪失体験がある。
そしてその喪失の苦しみを「家族への帰還」という水路に繋げたところにこの小説の一番の「仕事」を感じる。

蛇足ではあるが、舞台はおそらく「ケータイ」を持たない中高生の時代を想定していると思われる。大変ノスタルジックな仕上がりとなっている。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.159
(4pt)

物語の底に流れる リアルな人の心のものがたり

現実ではありえないような、キャラクターをもつ兄、父、母、現実ばなれした生活展開、そして物語にお決まりのナイスタミングの死。
こんなにも「物語でしかありえない」ベタな具材なのに、妙な共感をもちながらすらすら先を求めて読めてしまうのは、私たちが日常で潜在的に感じている、「役割」に対する「ズレ」の感覚を、やさしく浮上させてくれるから。
「なんだかズレているような気がするけど、なんとなく隠して生活している」感覚だったり、
「なんだかうまくいってないのわかっているんだけど、表面的にはきちんと役割を演じてみたりする」感覚を浮上させてくれるから。
リアルな世界では「役割」の違和感や、「何かが自分の中でズレてきていること」に関する違和感を感じつつも、心の押入れに押し込みながら日常をやりこなしてしまう。
この物語の家族(兄・父・母)は、その違和感を、ちゃんと表に出して、ちゃんと感じて、感じすぎてちゃんと壊れてくれて、
(日常的に私たちが壊れるのは勇気がいるが)、その先の再生の物語を紡いでくれる。

また、主人公が大切な人を失ったときの描写は、私たちの誰もが体験する喪失の悲しみをうまく表現している。
現実には、この物語のような「ありえない的ドラマティックな」死の体験をしていなくとも、私達の心の中には誰でもこういった喪失体験がある。
そしてその喪失の苦しみを「家族への帰還」という水路に繋げたところにこの小説の一番の「仕事」を感じる。

蛇足ではあるが、舞台はおそらく「ケータイ」を持たない中高生の時代を想定していると思われる。大変ノスタルジックな仕上がりとなっている。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737