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乙女の祈りに忠誠を
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乙女の祈りに忠誠をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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マッキノン兄弟三部作2作目(私は1・3作目は未読)。 エピソードが豊富で、女性作家が描いたヒストリカルロマンスの中では芯があって読み応えがある方だと思いました。 …ただ、いくつかの不自然さと過剰な美化で、読んでいて次第に冷めてしまった。 まずアマリ―の立ち位置の不自然さ。「戦争の前線の砦」にコネで滞在しているが、傷病兵の看護なんて途中からほとんどしていない。都合よくモーガンの看護にあたった以外は、バラの手入れや刺繍をしているだけ(そもそもそれが必要か?)。たまにちょっとだけ傷病兵の慰問。 この時代、独身の美しい女性がひとり、前線の猛者たちの中にいること自体おかしいし、それも優雅に腰掛け程度のことしかしていないなんて。 敵兵に捕らわれたモーガンの扱いも、途中から極端に変わる。捕虜なのにひらひらの服を着せてごちそうにワイン? …ありえない。 なんだかね――。 まあ、ロマンス小説ではありますが。 ホットシーンはなかなかで、ここは楽しめます。 それにしても、18世紀にフランスやイギリスは勝手にアメリカ大陸に乗り込んで、先住民たちを巻き込んで領土の奪い合い。 …ひどいことをしたものだ。 | ||||
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