■スポンサードリンク


外事警察 CODE:ジャスミン



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

外事警察 CODE:ジャスミンの評価: 3.44/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

前作に比べ

若干足りない感がある
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.10:
(5pt)

ハッピーエンド

化かし合いの世界で翻弄される登場人物の幸せを心から願います。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.9:
(5pt)

初めての世界観

著者の出演していたTVを見て、“公安もの”に興味がわいたので購入しました。予想に違わぬ迫力とリアリティ性があって、今後はまりそうです。次は、同著者の「ZERO」を読んでみたいと思います。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.8:
(4pt)

ストーリーは面白かったが、現実はそんなに甘くない気もする。

興味深い作品だったが、終始なんとなく釈然としない感じが拭えなかった。というのは、登場人物設定、ストーリーなど、随所に、日本人にとって都合のよい説明(あるいはjustificationとでもいうべきか)が散見された気がするからだ。だが、それらの説明は、いわば、「お前が思うんならそうなんだろう、お前の中ではな」といった類のものであり、日本人以外からみると全く別の世界観や説明で物事が動いている部分も大きいかもしれないと思った。リュ・ドヨンの登場する「作業II」の章が特に面白かった。また、FBI(と作品中では描かれているが現実の元ネタでは別の機関かもしれないが)の動きの様相や日本警察とのやりとりは、読者によって、「驚き!予想をはるかに超えていて信じられない!」という感想と、「うーん、ここまでしか描かないのか・・・」という感想とに二分されるかもしれないと思った。
【2015年5月26日追記】
時間をおいて振り返ってみても、やはり、ストーリーが、国際インテリジェンス戦争からいえば周回遅れに見える。それは、作者の力量が無いからではない。日本の土壌に、厳しい現実を直視して戦う習慣が根付いていないからだ。願わくば、これからの世代を担う若い人には、通読後、このストーリーを批判的に裏読み検証するぐらいのひねくれた想像力も養ってほしい。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.7:
(4pt)

どんでん返しが・・・

テレビでも、外事警察のことがドラマ化されましたが、なかなかの迫力で迫るものがあります。
やはり、世の中は裏表のせめぎあいなのか???
面白かったです。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.6:
(5pt)

ジャスミン

麻生幾の本は、なかなか面白い。話題性もあり、読み応えはあった。続編をお願いしたい。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.5:
(4pt)

好き嫌いが分かれるんだろうね。

続編ということで、「外事警察」を読んでおかないと、人間関係がわからず面白みにかけます。
この方の本はこの2冊しか読んだことがないため、話の展開に新鮮さを感じました。ただ、毎回このパターンだとキツイかも。
物語が、「警察」というお仕事中心となっているため、人物の人間臭さというのはあまり感じられません。
感情移入したい人には事件簿にしか思えないかも。
個人的には偽変などの嘘をつく行動についてもう少し面白く書いてもらえればなあと。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.4:
(4pt)

第一級のエンタテイメント

第1作の外事警察の時もそうだったが読み出したら止まらない。

短い、歯切れの良い文章。

1つ1つの段落がわずかな数の文章で構成されていることも影響しているのかもしれない。

テンポ良く、ぐんぐんと作者の世界に引き込まれていく。

欧州、パキスタン、韓国と舞台も世界各地に飛び、

よくもこれだけ調べ上げ、もっともらしく書けるものだと驚嘆させられる。

全体の8割方を読み終えたところで、ジャスミンはおそらく・・と予想できた。

そしてそのとおりに小説が終わったことで、推理小説を途中で解き当てたような満足感を持って読み終えることが出来た。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.3:
(4pt)

情報的な側面では面白いが、登場人物にさほど魅力を感じないのが麻生作品の欠点!?

本書はNHK土曜ドラマ〈09.11.14〜12.19 O.A. 主演:渡部篤郎〉の原作となった『外事警察』の続編であり、この度の映画化〈2012年6月2日公開〉の原案となった諜報小説である(必ずしも映画のノベライズというワケではないようだ)。

 外事警察の内部資料流出事件によって明らかにされた〈協力者〉である女性:ジャスミン。
 彼女を巡って存在を隠蔽しようとする日本の外事警察と密かに追う韓国NIS(国家情報院)、FBI捜査官。その背景には核に関わる脅威が描かれており、前作以上に緊迫したサスペンス内容となっている。

 かつて住友の部下であり、今回の流出事件の調査任務となった松沢陽菜(現:公安警察巡査部長)、松沢の上司である倉田俊貴(警視正)、流出事件の〈協力者〉の情報に関心を寄せる作家・正岡剛也、正岡に情報を流して〈協力者〉を守ろうとする男・カナザワ(金沢涼雅、注:元外事3課で住本の元部下)、流出事件により、クローズアップされた〈協力者〉を監視する韓国NIS工作員・リュ・ドヨン、そして前回の任務で廃人同様となった外事3課の元主任・住本健司…。

 イスラム過激派組織『ハッカーニ・ネットワーク』による大量破壊兵器のテロ計画に関係するジャスミンに接触を求めて日・韓・米の工作部隊が暗躍する展開はスリリングで今回も徹底した取材をフルに活かして物語としては面白いのだが、どうも登場人物たちが頭に入ってこず(読み手の問題もあるのかもしれないが)、例えば、同じ軍事物を手がける福井晴敏氏の作品では著者ほどの取材量や情報量はなくとも人物や物語が自然と頭に入ってきやすいのだ(ジャンルは違えども東野圭吾氏や宮部みゆき氏にも同様の感想がいえる)。前作同様、今回も登場人物が多く出演するため誰が誰なのかを整理して読むのに苦労しており、事前にキャラ紹介をしてもらえると助かるのだが…。

 著者・麻生氏の作品は情報的な側面では多々面白いのだが、登場人物に関してはさほど人間味を感じさせないというか上記に挙げた著者たちほどの魅力は感じないのだ。その辺りが麻生作品の欠点かもしれない。

 追記…他の方も指摘されていたが、今回登場する作家・正岡剛也のモデルは著者自身なのだろうか、だとすると著者もこのような分野を手がけるにあたって物語同様、危険が付きまとっているのかも?と心配せずにはいられず、その意味では面白い。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.2:
(5pt)

最高のできばえ

マニア以外では、直情径行型の「三流作家」みたいな言われ方をしてきた麻生幾だが、「CODE ジャスミン」はこれまでにない最高のできばえと思う。相変わらず「ゆえに」がやたら多く出てくるし、間違いも時々出現するが、起承転結が明快になり、時系列も人物設定も解りやすくなった。予想外の展開と結末は見事で、一流サスペンスのレベルに達している。しかし、これまでの稚拙な文章やヘタな展開を差し引いても、麻生幾の魅力はディテールが「本物」であるという点で、これは誰も追随できない。この本に深く関わった複数の製作関係者が言うには、「CODE ジャスミン」は小説の形態を取っているが、多くの点が事実らしいとのことである。文中のマスコミの人間が麻生自身で、パラフィリアのヤスミン(ウルドゥ語読み)も外事警察官もFBIの人間も実在している。本になったいきさつも本に記載されているとおりとのことである。こんな本は他にはない。麻生幾の無事を祈らずにはいられない。
外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126
No.1:
(4pt)

外事警察の続編

公安警察内の機密情報の流出に続き、イスラムテロリストに繋がる姉妹の調査を依頼された、警視庁公安総務課巡査部長、松沢陽菜(ひな)。

調査を進めていくうちに、前作の事件で精神を病んでしまった元工作員住本に辿り着く。

一方、CIA、韓国の諜報機関も姉妹に重大な関心を寄せていた。国家秘密警察間での攻防が激しさを増す中、陽菜は事の真相を解明できるのか!

今作は、前作ほどの派手さはないが、現在のインテリジェンスの微妙な関係を粒さに描写すると共に、(いつものことだが)如何に、その世界が過酷かを描ききっている。

今までの同氏のファンの方は当然楽しめます。

装丁に女性の写真を載せてしまったのは残念。登場人物の先入観を作ってしまいますね。


外事警察 CODE:ジャスミンAmazon書評・レビュー:外事警察 CODE:ジャスミンより
4140056126

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!