ドゥルシネーアの休日

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評判

ドゥルシネーアの休日の評価:

4.00/5点 レビュー 5件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

登場しない人物の過剰な神格化に違和感

ミステリや警察小説の雰囲気を見せたかと思えば,少女たちの壊れやすい内側を描き,
さらにはハードボイルドやアクションと,帯の謳い文句通りに様々な面を見せる展開は,
シリアスながらエンタメの雰囲気も漂わせており,こちら側を惹き付けるものがあります.

ただ,人や事件,物語に影響を与える『名探偵』と呼ばれる人物はまるで姿を見せず,
犯人をはじめ,多くの行動原理にもなる人物であり,主人公のような立ち位置でしたが,
その名が出るほどにモヤモヤとし,盛り上がるにつれて却って落ち着いて見てしまいます.

加えて,登場はないのに強い印象を残し,物語を動かすやり方は面白いと思いますが,
過去作でも名前だけ,それも一度の人物をあれほど神格化することに違和感は拭えず….

序盤に見られた刑事の,また中盤から終盤での信仰心に絡めた少女たちの心理描写も,
いささか中途半端に感じてしまい,特に後者については知識が無いためによくわからず,
一人の少女の巡る罪と罰と赦し,そして幕の引き方もゾッとはしますがスッキリしません.
ドゥルシネーアの休日 Amazon書評・レビュー: ドゥルシネーアの休日より
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No.1
(3pt)

登場しない人物の過剰な神格化に違和感

ミステリや警察小説の雰囲気を見せたかと思えば,少女たちの壊れやすい内側を描き,
さらにはハードボイルドやアクションと,帯の謳い文句通りに様々な面を見せる展開は,
シリアスながらエンタメの雰囲気も漂わせており,こちら側を惹き付けるものがあります.

ただ,人や事件,物語に影響を与える『名探偵』と呼ばれる人物はまるで姿を見せず,
犯人をはじめ,多くの行動原理にもなる人物であり,主人公のような立ち位置でしたが,
その名が出るほどにモヤモヤとし,盛り上がるにつれて却って落ち着いて見てしまいます.

加えて,登場はないのに強い印象を残し,物語を動かすやり方は面白いと思いますが,
過去作でも名前だけ,それも一度の人物をあれほど神格化することに違和感は拭えず….

序盤に見られた刑事の,また中盤から終盤での信仰心に絡めた少女たちの心理描写も,
いささか中途半端に感じてしまい,特に後者については知識が無いためによくわからず,
一人の少女の巡る罪と罰と赦し,そして幕の引き方もゾッとはしますがスッキリしません.
ドゥルシネーアの休日 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ドゥルシネーアの休日 (光文社文庫)より
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