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警視庁情報官
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警視庁情報官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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本書は大半が警察組織、公安の仕事内容の解説で占められている。 小説というよりは、「公安とはどんなとこか」という入門書のように感じられた。 人間の心情の変化、スリルや劇的な展開が好きな方など、ストーリーを楽しみたい方にとって、本書はあまりおもしろいと感じないだろう。 最後の章で少し問題が起きる程度で、あとは主人公が円滑に仕事を進めて行く起伏に乏しいサクセスストーリーだ。 まず、解説のせいでなかなかストーリーが進まない上、1〜4章のうち2〜3章はなくてもストーリーに問題はない。 多分伏線のようなものも存在しないし、あっても間に入る解説が多くて覚えていられない。 また、登場人物が多いのに似たような名前、役職(仕方ないが)、人柄ばかりで、キャラ付けが弱い。 「こいつ誰だっけ?どんな奴だっけ?」と読み返すことも何回かあった。 個々のエピソードもとってつけたような状態になってしまっている。 警察に悪いイメージを持たせないため、主人公の人脈の広さを描写するため、上下関係・昇進事情を描写するためには仕方ないのかもしれないが。 さらに恋愛要素も中途半端。正直、入れる必要はあったのだろうか。 警察に興味があり、警察小説が好きな私でも、以上の点を踏まえて2とさせてもらった。 | ||||
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警察物サスペンスとして期待して購入しましたが、どうも話の脈絡が乱れるなぁと思っていたら或る警察人の人生の要約なのでした。マニアであれば興味そそられる警察の組織の内情を知れる話かもしれませんが、普通の読み手としては退屈で、一体、なんでこんなサスペンスに関連のなさそうな或る人の人生がつらつら書いてあるのかと思ったらどうやら著者自身の自伝的な回顧のようでした。サスペンスとして期待して購入する人は少し立ち読みしてからの方がいいかもしれません。自伝、という意味では警察組織の内部を知りたい人にはいいかもしれませんが、単なる「ちょっとできのよかった官僚」の話です。個人的には、東大卒ではなく中央大という官僚の世界ではハンディを背負った著者が、警察官僚という組織の中でそもそも持っているものと努力で開花していったという話を通してどうしてもぬぐえなかった著者の学歴に対するコンプレックスの鎮魂歌意外の何物でもないと感じ、出版して人に読ませる類のものではないような気がしました。サスペンスっぽい売り方にも反感を覚えました。 | ||||
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佐藤優氏が激賞していたので読みました。 確かに警察(警視庁)の説明書としては、判りやすいですが、 小説としてはイマイチです。 これ程、完璧な主人公黒田がいたら、東大閥が潰しにかかるでしょう、普通。 何故、彼だけが誰にも、何もされないのか不思議です。 都合良すぎな内容。佐藤氏、小遣い稼ぎが過ぎませんかね。 | ||||
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