不思議のひと触れ

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評判

不思議のひと触れの評価:

4.07/5点 レビュー 14件。 B ランク

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平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

孤独を終わらせる優しさ

ハヤカワ「奇妙な触合い」とは二編が重複。
 スタージョンは、アメリカでは、PKディックと並べて語られる重要作家として評価されている。
 より進化したSFをあたりまえのように読んでいたから、その目では、SFとして発想や表現が素朴と感じる部分があった。「『雷と薔薇』は『渚にて』よりも前に、核の冬を書いた」と解説で読んで初めて、すごさを察した。SFとしてはともかく、ふつうに小説として、短編として、味わいがあった。
 「どんな孤独にも終わりがある」という、まきこまれ型ストーリーの優しさに浸った。『もうひとりのシーリア』が忘れられないオチだった。
不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)より
4309621821
No.7
(3pt)

孤独を終わらせる優しさ

ハヤカワ「奇妙な触合い」とは二編が重複。
 スタージョンは、アメリカでは、PKディックと並べて語られる重要作家として評価されている。
 より進化したSFをあたりまえのように読んでいたから、その目では、SFとして発想や表現が素朴と感じる部分があった。「『雷と薔薇』は『渚にて』よりも前に、核の冬を書いた」と解説で読んで初めて、すごさを察した。SFとしてはともかく、ふつうに小説として、短編として、味わいがあった。
 「どんな孤独にも終わりがある」という、まきこまれ型ストーリーの優しさに浸った。『もうひとりのシーリア』が忘れられないオチだった。
不思議のひと触れ (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (河出文庫)より
4309463223
No.6
(5pt)

児戯に等しい単純なメロディーが・・・

『高額保険』を読んだ諸兄は軽い失望を覚えるに違いない。あ~、これがアメリカ文学史上最高の短編作家…。でも本を閉じるのはもう少し待ったほうがいい。そんな失望は『もう一人のシーリア』『不思議のひと触れ』がきっと忘れさせてくれるはずだし、『裏庭の神様』『ぶわん・ばっ!』はオールディーズのヒット曲のように楽しげに心に響いてくる。最初に話の種を明かしてなお読ませる『タンディの物語』、重いテーマを扱って感動的な『薔薇と雷』なんかは作者の力量を十二分に堪能する事が出来る。そして最後の『孤独の円盤』の結末にはSFファンならずとも唸ってしまうし、久しぶりに読み終わった後の寂しさを感じる…そんな一冊だった。
不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)より
4309621821
No.5
(5pt)

児戯に等しい単純なメロディーが・・・

『高額保険』を読んだ諸兄は軽い失望を覚えるに違いない。あ~、これがアメリカ文学史上最高の短編作家…。でも本を閉じるのはもう少し待ったほうがいい。そんな失望は『もう一人のシーリア』『不思議のひと触れ』がきっと忘れさせてくれるはずだし、『裏庭の神様』『ぶわん・ばっ!』はオールディーズのヒット曲のように楽しげに心に響いてくる。最初に話の種を明かしてなお読ませる『タンディの物語』、重いテーマを扱って感動的な『薔薇と雷』なんかは作者の力量を十二分に堪能する事が出来る。そして最後の『孤独の円盤』の結末にはSFファンならずとも唸ってしまうし、久しぶりに読み終わった後の寂しさを感じる…そんな一冊だった。
不思議のひと触れ (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (河出文庫)より
4309463223
No.4
(4pt)

不安をかき立てるテクニック

『人間以上』『きみの血を』などで知られるシオドア・スタージョンの短編を集めた選集。1938年のデビュー作「高額保険」から60年代の「タンディの物語」まで10編が収められている。 スタージョンの持ち味は、社会からはぐれかけた人間への優しい眼差しだと思うが、本書にも、ほっとするような作品が多い。ややもすると、スタージョンの作品は、アメリカ的な甘ったるいセンチメンタルや偽善的な温かい人間性に過ぎないようにも感じるが、SF的な設定があることで救われている。まあ、SF的ロマンスと言ってしまえば、それまでだが。 世界の破滅、宇宙人の飛来、人魚などがほのめかされることで、読者は不安をかき立てられ、その相乗効果で結末の(甘ったるい)カタルシスに同調することが出来る。
 実にテクニックのある作家だと思った。
不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)より
4309621821
No.3
(4pt)

不安をかき立てるテクニック

『人間以上』『きみの血を』などで知られるシオドア・スタージョンの短編を集めた選集。1938年のデビュー作「高額保険」から60年代の「タンディの物語」まで10編が収められている。 スタージョンの持ち味は、社会からはぐれかけた人間への優しい眼差しだと思うが、本書にも、ほっとするような作品が多い。ややもすると、スタージョンの作品は、アメリカ的な甘ったるいセンチメンタルや偽善的な温かい人間性に過ぎないようにも感じるが、SF的な設定があることで救われている。まあ、SF的ロマンスと言ってしまえば、それまでだが。 世界の破滅、宇宙人の飛来、人魚などがほのめかされることで、読者は不安をかき立てられ、その相乗効果で結末の(甘ったるい)カタルシスに同調することが出来る。
 実にテクニックのある作家だと思った。
不思議のひと触れ (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (河出文庫)より
4309463223
No.2
(5pt)

懐かしい!

スタージョンの名作が今翻訳されることは、どういうことなんだろう?老舗のブラッドベリとも多作のロアルド・ダールとも違う独特の懐かしさがある。SF、ファンタジー、ホラー、いずれのファンにもおすすめ。ひょっとしたらこういう静かなスタージョン・ブームはあっという間に消えてしまうかもしれない。
不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)より
4309621821
No.1
(5pt)

懐かしい!

スタージョンの名作が今翻訳されることは、どういうことなんだろう?老舗のブラッドベリとも多作のロアルド・ダールとも違う独特の懐かしさがある。SF、ファンタジー、ホラー、いずれのファンにもおすすめ。ひょっとしたらこういう静かなスタージョン・ブームはあっという間に消えてしまうかもしれない。
不思議のひと触れ (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 不思議のひと触れ (河出文庫)より
4309463223