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探偵・日暮旅人の失くし物
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探偵・日暮旅人の失くし物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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良くみるタイプのヒロインだってことは、こういう女性を魅力的に感じる人が一定数いるってことなんだろうなぁ。 なんにでも首を突っ込んで騒動を大きくする迷惑女子のおかげで 物語に集中できなかった。 | ||||
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テレビドラマの原作を読んでみたくてダウンロードした。読み始めると、夢中とまでは言わないが、ダラダラと読み続け、気づいたらもう読み終えていた。 | ||||
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シリーズの2作目です。 4つのエピソードからなる連作集です。 たくさんのエピソードを繰り返しながら、メインとなるストーリーを少しずつ進めていくスタイルのようです。 この巻でようやく旅人の過去へ本格的に切り込んでいきます。 また、旅人は五感だけでなく、良心も失っているのではと感じる描写もあります。 もはや狂気。 いったい、このシリーズはどのような結末を迎えるのでしょうか。 | ||||
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最初の3編はほぼ独立したストーリー。最後の短編で、旅人や彼を取り巻く人たちの生い立ちが次第に明らかになるストリーが始動します。探偵・日暮旅人の探し物 (メディアワークス文庫)でひいた伏線を少しづつ回収しつつ、新たな伏線もそれ以上にはられていきます。今後が楽しみです。 | ||||
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物に込められた想いが見える風変わりな探偵・日暮旅人の物語・第二弾。今回も連作短編四本を収録 前巻で「良い話」を続けた上でやや剣呑な雰囲気を漂わせた「引き」を使った事に違和感を感じましたが 今回収録された短編のうち二作が前巻のほのぼのムードとは打って変わってモロに犯罪に関る話であり しかもそこに旅人の闇の部分を匂わすダークな雰囲気の作品だったので「ああ、こう展開させるための『引き』だったのか」と ある意味納得させられました 前巻同様のほのぼのムードな短編二作はシリーズの持ち味である「人と人の絆」に軸足を置いた 旅人の「想い」を見る能力を通じて料理人同士、あるいはシングルマザーとその娘の「想い」のすれ違いを 「探し物」を通じて解決するという「良い話」であり前作のムードが気に入った方なら満足させられるタイプの 作品であったと思います ただ、前述したようにもう二作は前巻の「引き」で匂わされた旅人の裏を描いた作品であり、前作のムードを 壊されたくない人には評価が分かれそうな雰囲気でした。犯罪者四人組の駆け引きに旅人が巻き込まれる 物語では旅人が善人には決して見せないであろう、酷薄ともいえる面が描かれています。確かに悪人にビジネスライクに 接するのは私立探偵の習いなのでしょうが、世俗の倫理観を遥に飛び越える様は前巻で受けた旅人の印象を あっさりとひっくり返す強い印象を受けました。そしてもう一編は旅人が視覚以外の感覚を失った事件に 直結しそうな物語なのですが…ほのぼのでもなく、酷薄でもなく、モロに殺意を見せる旅人の姿が怖い! 雪路やテイの過去もチラ見させて、更に警察や市長も巻き込んだ巨大な犯罪も匂わせる「引き」で締めるオチは 腹立たしいけど、やっぱり続きを読まなくては気が済まない終わり方でしたね。作者の掌の上で転がされてるみたいだw | ||||
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視覚以外の五感を失った代わりに、その感覚を視覚で把握できる能力に目覚めている日暮旅人と、彼に関わる人々を描く物語。連作短編になっており、今回は「老舗の味」「死体の行方」「母の顔」「罪の匂い」を収録している。1本目と3本目は前巻の雰囲気に近いけれど、2本目と4本目は少し暴力の香りがする。 老舗の味は街の小さな洋食屋に関わる、母の顔はシングルマザーに関わる、親と子の物語という共通点がある。また、死体の行方と罪の匂いには、友人同士の関係という共通点があると思う。こう考えると、人と人の関係がテーマと言えるかもしれない。 旅人が彼の持つ能力を使って、物事の善悪・大きさにかかわらず解決していく過程で、彼が過去に出会った、五感を失くした事件にかかわる事実が少しずつ浮かび上がって来るという構成になっている。 前巻よりアクションが多くなった印象があるので、前巻の雰囲気が特に好きだった人には少し違和感があるかもしれない。しかし、旅人が被害にあった事件に元々バイオレンスの要素がある様なので、今回の雰囲気がこの物語のデフォルトなのかもしれない。 | ||||
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探偵・日暮旅人シリーズ第2弾です。 まず、前巻「〜探し物」を読んでいないと消化不良になるので、 未読の方はそちらからどうぞ。 さて、「〜失くし物」ですが、 前巻が旅人たち主要な登場人物の紹介編だったのに対し、 今巻はそこから旅人・灯衣・雪路らの背景に少し分け入っています。 特に、旅人がどのようにして四つの感覚を失うにいたったのか? という点に触れている巻でもあり、見過ごせません。 そして、その事件の背後にはより大きな事件の匂い…。 偶然にも、作中に起こったある事件のおかげで、 旅人の中では彼の目的へ大きく前進しました。 それが今後の物語の重要な部分になることは間違いないでしょうが、 旅人以外の人物たちも一筋縄ではいかない過去があるようで、 彼らの今後にも注目です。 各人それぞれの意外な一面にも出会え、 色んな意味で目が離せない一冊です。 | ||||
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