探偵・日暮旅人の遺し物



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    初公開日(参考)2015年10月
    分類

    長編小説

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    探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)

    2015年10月24日 探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)

    目に見えない物を“視る”ことで事件を解決する探偵・日暮旅人が、待望の帰還!旅人に内緒で子猫を拾った灯衣ちゃんの日々―『テイちゃんと子猫と七変化』。旅人の高校時代。そこには旅人に寄り添った優しき兄妹との時間と、切ない恋の物語があった―『君の音』。ほか、洋館の像の呪いに旅人が挑む『像の殺意』、廃校の謎を紐解く、『畢生の接ぎ』、旅人が五感を失わなかった世界を描く『愛の夢』など、本編では語られなかったエピソード全5編を収録した番外編。(「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (5pt)

    日暮旅人の遺し物

    単行本より文庫本の方が持ち安く、ちょうどいいサイズです。
    早く届くので子供も喜んでいます。
    探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)より
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    No.4:
    (5pt)

    ゆっくり読んでます

    今は忙しくあまり時間がとれないので、半身浴の時に少しづつ読み進めています
    探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)より
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    No.3:
    (4pt)

    ある意味作者の実験場的短編集。本編ではやれなかった事をガッツリと試してみた異色作揃いの一冊

    本編では過去との決着を付けて、それまで唯一残された「目」を失う代わりに、幼少時に失った物を取り戻した探偵・日暮旅人の物語
    今回はボーナストラック的短編集。思い返せば結構長い事付き合って来たシリーズだったな、と過去を振り返りつつ拝読

    「像の殺意」
    とある富豪が溺愛する孫娘に遺した洋館で起きる「動く甲冑」を巡る事件。旅人が珍しく探偵している(ミステリでこれはどうよ、と思わんでも無いが)
    ただし旅人はある意味傍観者的な立場で描かれており、あくまで主体となるのは屋敷を残した富豪の家族と、屋敷を守り続けある種の怪物と化した
    老僕となっている。珍しく、旅人が負けを宣言。人間の情念の怖さみたいな物がガッツリ盛り込まれたホラーチックな要素の強い一遍

    「畢生の接ぎ」
    田舎の集落に残された古い校舎の解体を巡る物語。シリーズ初期の旅人がブラックな面を見せない「物に遺された人の想い」を見る探偵として
    活躍していた頃を思い出す様な良い話。教師を定年した後も用務員として学校に残り続け集落の皆から「大先生」と親しまれながら大往生した
    教師の想いが残った校舎と、老教師に世話になりながら解体工事の指揮を取らなければならなくなった元教え子の葛藤が描かれている
    「良い話」だけに終わらず、最後の最後で校舎に隠されていた物が明かされる部分は賛否両論を呼びそう

    「テイちゃんと子猫と七変化」
    本作随一の変化球。あとがきにもあるけど、いきなり本文の語り口調が絵本チックになったのには驚かされた。旅人の養女である灯衣が
    子猫を拾って、育て、飼い主としての責任感に目覚め、そして子猫を探す母猫の元に返さねばならないという別の責任を受け入れるまでの物語
    ドラッグデザイナーである母親と共にいられない灯衣と子猫を重ねて描き、灯衣の年相応の面と、年齢に見合わない厳しい状況に晒されてきた面の
    両側面を描き出した中々面白い一遍。旅人がしっかりとパパ役を演じているのが微笑ましい

    「愛の夢」
    IFの話。様々なすれ違いから登場人物の運命が狂い、悲劇に巻き込まれていった本編だったけど、もし何かの加減で山田手帳が人の運命を狂わさず
    悲劇が起きなかったら、という仮定の上で描かれる「もしかしたら彼ら、彼女たちはこうなったかもしれない」という話。灯衣の母親灯果が
    ドラッグデザイナーの仕事から抜け出せていたら、雪路兄弟が仲違いせずユキジの兄・勝彦が自殺していなければ、陽子先生と旅人が幼馴染のまま
    成人出来ていれば…という幸福な世界が描かれている。幸福な世界が描かれている分、本編の「残念ながらそれはそうならなかった」という悲劇性が
    より高まる様な印象を受ける作品。これもかなりの変化球

    「君の音」
    高校卒業を目前に控えた旅人と、「一見良い人間と思えるが人を全く寄せ付けない」と知りながら付き合って来た男子学生・良太が
    旅人に想いを寄せながら事故死した良太の妹・智世の遺したメッセージを探す物語。音楽の才が無いと知っていながらトランペットを諦めきれず
    同様に旅人への想いを諦めきれなかった智世と、「にいちゃん」として妹の遺した想いを旅人に伝わらないと知っていながら諦められなかった
    良太の姿が非常に切ない。唯一本編終了後の世界にダイレクトに繋げる展開が非常に巧い。「目」を失った旅人がどんな形で世界を受け止めているかが
    描かれているだけに本編を読まれてきた方は必読

    変化球の多い短編集だが、作者が本編で出来なかった事を試してみた、という意図はよく伝わって来た。それぞれの話に賛否が分かれる部分は多いが
    個人的にはなかなか楽しく読ませて貰った。あとがきによれば二巻もあるとの事で、そっちも期待する
    探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)より
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    No.2:
    (2pt)

    微妙

    そういえばセカンドシーズンのあとがきに、短編集を出すかもなんて書かれていましたっけ。
    忘れた頃にやってきました。
    5つの短編で構成されており、一つはパラレルワールドのお話で、
    正直、やっちまったなぁという印象です。
    他の4つのエピソードは良かったです。
    特に最後のエピソードは。
    あとがきによると第2弾が出るそうです。
    今回、パラレルエピソード以外では陽子先生が出てこなかったりと、
    物足りなかったので次に期待します。
    探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)より
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    No.1:
    (4pt)

    ちょっとだけ、不満。

    本編の続編ではなく、番外編。
    ifの、世界のお話もあり、旅人の過去の話もあって。色々詰め込んだ感じ。面白く読めましたが。特に、テイちゃんのお話好きでした。

    本編の、続編を読みたいなぁと思います。

    『旅人をこれ以上苦しめたくない』と作者さんは書かれてましたが、苦しめなくていい、日常のほのぼのでもいいから。
    旅人さんと陽子さんの未来、テイちゃんの未来、いっぱいみたいです。
    探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の遺し物 (メディアワークス文庫)より
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