わたしを離さないで

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わたしを離さないでの評価:

4.11/5点 レビュー 714件。 B ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,119件 381〜400 20/56ページ
No.739
(5pt)

”声高ではない”作家の叙述力(=^・^=)

海外の現代文学に疎いボクは、著者の本を初めて読みました。些か情緒主義的な(決して悪いわけではありません…)日本の文学書とは違って、叙述は淡々としていて、扱っているテーマにしては静かすぎるようで読んでいて少し奇異な感じさえしましたが、終盤の第22章で描かれたトミーの<奔流>にこの作家の主張を<身体ごと>揺さぶられるように感じました。”声高に”人権尊重を叫ぶよりも、読者に判断を委ねる堅実な叙述力に、腹の底から生命の重みを感じさせてくれた大きな1冊でした。出会えて良かった(=^・^=)
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.738
(5pt)

”声高ではない”作家の叙述力(=^・^=)

海外の現代文学に疎いボクは、著者の本を初めて読みました。些か情緒主義的な(決して悪いわけではありません…)日本の文学書とは違って、叙述は淡々としていて、扱っているテーマにしては静かすぎるようで読んでいて少し奇異な感じさえしましたが、終盤の第22章で描かれたトミーの<奔流>にこの作家の主張を<身体ごと>揺さぶられるように感じました。”声高に”人権尊重を叫ぶよりも、読者に判断を委ねる堅実な叙述力に、腹の底から生命の重みを感じさせてくれた大きな1冊でした。出会えて良かった(=^・^=)
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.737
(5pt)

声高ではない作家の主張(=^・^=)

海外の現代文学に疎いボクは、著者の本を初めて読みました。些か情緒主義的な(悪いわけではありません…)日本の文学書とは違って、叙述は淡々としていて、扱っているテーマにしては静かすぎるようで奇異な感じさえしましたが、終盤の第22章で描かれたトミーの<奔流>にこの作家の主張を身体で感じました。声高に人権尊重を叫ぶよりも、読者に判断を委ねる堅実な叙述に、腹の底から生命の重みを感じさせてくれた大きな1冊でした。出会えて良かった(=^・^=)
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.736
(4pt)

人間本性の空恐ろしさで心が揺さぶられる

直接的な記述はほとんど無いのに、常に強い恐怖感で心が不安定に活性される。
かつて自分の周りで実際に起きた暗黒事件かのように、輪郭のとがった心象イメージとして長く記憶に残りそう。
出会えて良かった一冊である。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.735
(5pt)

声高ではない作家の主張(=^・^=)

海外の現代文学に疎いボクは、著者の本を初めて読みました。些か情緒主義的な(悪いわけではありません…)日本の文学書とは違って、叙述は淡々としていて、扱っているテーマにしては静かすぎるようで奇異な感じさえしましたが、終盤の第22章で描かれたトミーの<奔流>にこの作家の主張を身体で感じました。声高に人権尊重を叫ぶよりも、読者に判断を委ねる堅実な叙述に、腹の底から生命の重みを感じさせてくれた大きな1冊でした。出会えて良かった(=^・^=)
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.734
(4pt)

人間本性の空恐ろしさで心が揺さぶられる

直接的な記述はほとんど無いのに、常に強い恐怖感で心が不安定に活性される。
かつて自分の周りで実際に起きた暗黒事件かのように、輪郭のとがった心象イメージとして長く記憶に残りそう。
出会えて良かった一冊である。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.733
(5pt)

驚愕…そして、淋しい

人道的にはありえない設定。しかし、もしそんな未来があったら…
最後まで、どうなるかハラハラし、読み終わるのが惜しい気持ちで一杯だった。
ラストは、なんとも言えない。神様は…いないのか。と思った。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.732
(5pt)

驚愕…そして、淋しい

人道的にはありえない設定。しかし、もしそんな未来があったら…
最後まで、どうなるかハラハラし、読み終わるのが惜しい気持ちで一杯だった。
ラストは、なんとも言えない。神様は…いないのか。と思った。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.731
(4pt)

声高に訴えるより強い表明

文体が柔らかいのでスムーズに読み進められるものの、細かな描写で描かれるキャシーの記憶ばかりで進んでいく。何だか本質に触れないまま伏線だけをインプットしていくようで空を掴むような妙なまどろっこしさがあったかな。
とはいえ、特殊な環境下で育つキャシー達生徒の世界がその独自の価値観、世界観も含めきっちりと構成されていて、現実には無い世界でありながら景色の色彩や匂いまで感じさせる。リアル。

不条理さを訴えずに不条理さを痛感させるというか、穏やかながら効果のあるアプローチ。
例えば提供者の死は死亡とは言わず使命を終えたとし、ルースやトミーが提供したのがどの臓器なのか、具体的にどのような状態なのかは触れていない。血生臭さが描かれていない分、読み手は染み込むような物悲しさだけを感じとっていく。声高に訴えるより強いテーマの表明と言える。沈黙は金なりですね。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.730
(4pt)

声高に訴えるより強い表明

文体が柔らかいのでスムーズに読み進められるものの、細かな描写で描かれるキャシーの記憶ばかりで進んでいく。何だか本質に触れないまま伏線だけをインプットしていくようで空を掴むような妙なまどろっこしさがあったかな。
とはいえ、特殊な環境下で育つキャシー達生徒の世界がその独自の価値観、世界観も含めきっちりと構成されていて、現実には無い世界でありながら景色の色彩や匂いまで感じさせる。リアル。

不条理さを訴えずに不条理さを痛感させるというか、穏やかながら効果のあるアプローチ。
例えば提供者の死は死亡とは言わず使命を終えたとし、ルースやトミーが提供したのがどの臓器なのか、具体的にどのような状態なのかは触れていない。血生臭さが描かれていない分、読み手は染み込むような物悲しさだけを感じとっていく。声高に訴えるより強いテーマの表明と言える。沈黙は金なりですね。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.729
(5pt)

未来の現実なのか

ノーベル文学賞受賞で、ブームに乗って「日の名残り」に続いて読んだ。読み進めるうちに、切なさと恐怖が私を包み込んだ。
クローンの概念は、SF映画や小説で理解しているつもりだったが、人一人の命を「使命」という言葉で表現することが怖かった。
 他者の命を救うためだけに生きる人間の存在を考えると、未来に現実として存在するのかもしれない。自分自身のためではない
「命」とは何かという疑問を持った。深くて怖い小説だった。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.728
(5pt)

未来の現実なのか

ノーベル文学賞受賞で、ブームに乗って「日の名残り」に続いて読んだ。読み進めるうちに、切なさと恐怖が私を包み込んだ。
クローンの概念は、SF映画や小説で理解しているつもりだったが、人一人の命を「使命」という言葉で表現することが怖かった。
 他者の命を救うためだけに生きる人間の存在を考えると、未来に現実として存在するのかもしれない。自分自身のためではない
「命」とは何かという疑問を持った。深くて怖い小説だった。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.727
(5pt)

特別な人達の話でなく、三角関係の話

イシグロさん、ノーベル文学賞おめでとうございます。
この小説の中で一番印象的な言葉は、芸術作品にはその人の個性が現れる、というトミーの言葉です。臓器移植でないと治らない病気、臓器移植することが最善の方法の病気は多数あり、クローン人間から臓器を取り出せばよいという考えの世界だったらというフィクション、医療と道徳に関することかと思っていました。
そうなったら、自分はクローン人間をどう見るか。医療材料として使われる人間に個性を教える必要がないと考えるかもしれない自分自身が怖い。
人として生まれたのなら、個性を尊重させたい。この小説の世界は技術的には可能なので、やがて訪れる可能性がある。
また、自分は芸術作品を作っていないので、個性の無駄遣いをしているのではないか。学校教育の美術の時間をもっと頑張ればよかった、トミーのように卒業してからギャラリーに出展させる美術作品を作ることにする。この長い小説を読みきることができたから、製作することもできそうです。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.726
(5pt)

特別な人達の話でなく、三角関係の話

イシグロさん、ノーベル文学賞おめでとうございます。
この小説の中で一番印象的な言葉は、芸術作品にはその人の個性が現れる、というトミーの言葉です。臓器移植でないと治らない病気、臓器移植することが最善の方法の病気は多数あり、クローン人間から臓器を取り出せばよいという考えの世界だったらというフィクション、医療と道徳に関することかと思っていました。
そうなったら、自分はクローン人間をどう見るか。医療材料として使われる人間に個性を教える必要がないと考えるかもしれない自分自身が怖い。
人として生まれたのなら、個性を尊重させたい。この小説の世界は技術的には可能なので、やがて訪れる可能性がある。
また、自分は芸術作品を作っていないので、個性の無駄遣いをしているのではないか。学校教育の美術の時間をもっと頑張ればよかった、トミーのように卒業してからギャラリーに出展させる美術作品を作ることにする。この長い小説を読みきることができたから、製作することもできそうです。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.725
(4pt)

あまりにも切ない

主人公キャシーの視点から語られる物語。彼女の回想は、親友のルースやトミーと共に生まれ育った、施設「ヘールシャム」の奇妙な実態を明らかにしていく。文章は緻密で、淡々とした中にも、迫力のようなものがある。あまりにも悲しい運命を背負わされたキャシー達の姿に、本当の命の大切さとは何か、と考えさせられる。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.724
(5pt)

一切の「ネタばれ」がない状態で読んでほしい本です

ノーベル文学賞受賞をきっかけに作者を知り、テレビドラマや映画が在った事も知らずにこの作品に巡り合えました。
読み始めは「全読書人の魂を揺さぶる」って何のことかが全く分からないくらい謎だらけで霧に包まれたような描写です。
英語のニュアンスがそのままなのかが分からないが日本語訳はとても淡々した文体です。
章が進むにつれて前半部分のもやっとした情景が晴れ渡ってくると全体像が鮮明になってきて物語の中に引き込まれたような感じになります。
あらすじの紹介など一切触れずに、まずは通しで読むのがこの本の楽しみ方なんだと感じました。

その後、テレビドラマが深夜に再放送になり観ました。
こちらを見る前に本に触れられて良かったです。
テレビだと映像と音声がある分、謎だらけで霧に包まれたような描写ができないですからね。
本であらすじを知っていなかったとしてもテレビでは最初から何となく想像ができてしまったのだろうと想います。
テレビは初回放送は非常に視聴率が低迷していたと聞いてますが扱っている題材が題材なだけに映像と音声でそれが増幅されすぎて分かるような気がします。
それでも全編を通して観るとテレビドラマとしても心に残るドラマだったと感じます。

そして全ての謎が解けたあとに再読してみると最初の読書のときに気付かなかった細かい描写に気付かされます。
感想はもっと書きたいところですが、この本に限っては、一切の「ネタばれ」がない状態で読んでほしいのでこの程度にしておきます。
英語は得意ではないですが、原文のニュアンスってどんなだろうって思うので、いつかは読んでみたいと思わせてくれる作品でした。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.723
(4pt)

あまりにも切ない

主人公キャシーの視点から語られる物語。彼女の回想は、親友のルースやトミーと共に生まれ育った、施設「ヘールシャム」の奇妙な実態を明らかにしていく。文章は緻密で、淡々とした中にも、迫力のようなものがある。あまりにも悲しい運命を背負わされたキャシー達の姿に、本当の命の大切さとは何か、と考えさせられる。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.722
(5pt)

一切の「ネタばれ」がない状態で読んでほしい本です

ノーベル文学賞受賞をきっかけに作者を知り、テレビドラマや映画が在った事も知らずにこの作品に巡り合えました。
読み始めは「全読書人の魂を揺さぶる」って何のことかが全く分からないくらい謎だらけで霧に包まれたような描写です。
英語のニュアンスがそのままなのかが分からないが日本語訳はとても淡々した文体です。
章が進むにつれて前半部分のもやっとした情景が晴れ渡ってくると全体像が鮮明になってきて物語の中に引き込まれたような感じになります。
あらすじの紹介など一切触れずに、まずは通しで読むのがこの本の楽しみ方なんだと感じました。

その後、テレビドラマが深夜に再放送になり観ました。
こちらを見る前に本に触れられて良かったです。
テレビだと映像と音声がある分、謎だらけで霧に包まれたような描写ができないですからね。
本であらすじを知っていなかったとしてもテレビでは最初から何となく想像ができてしまったのだろうと想います。
テレビは初回放送は非常に視聴率が低迷していたと聞いてますが扱っている題材が題材なだけに映像と音声でそれが増幅されすぎて分かるような気がします。
それでも全編を通して観るとテレビドラマとしても心に残るドラマだったと感じます。

そして全ての謎が解けたあとに再読してみると最初の読書のときに気付かなかった細かい描写に気付かされます。
感想はもっと書きたいところですが、この本に限っては、一切の「ネタばれ」がない状態で読んでほしいのでこの程度にしておきます。
英語は得意ではないですが、原文のニュアンスってどんなだろうって思うので、いつかは読んでみたいと思わせてくれる作品でした。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.721
(4pt)

ノーベル文学賞おめでとうございます

2017年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの作品です、早速読んでみたいと思っております有難うございました。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.720
(4pt)

ノーベル文学賞おめでとうございます

2017年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの作品です、早速読んでみたいと思っております有難うございました。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196