数学的にありえない

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評判

数学的にありえないの評価:

3.74/5点 レビュー 77件。 B ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全171件 81〜100 5/9ページ
No.91
(5pt)

偉大なる才能の登場

オリジナルは2005年、翻訳は2006年8月25日リリース。筆者のアダム・ファウアーは1970年生まれ、年少時に病気で視力を一度失うとともに少年時代の多くを病院で過ごした経歴を持っている。

素晴らしい才能だ。そして今までのどのミステリ作家にも似ていない。似ていないが次々と爆発するスピード感溢れる筆致に僕はジェフリー・ディーヴァーを連想した。そしてもう一人連想したのは荒木飛呂彦だ。この作者の持つイマジネーションは荒木飛呂彦に似たものがあると思う。

ケインが『すべてのとき』にアクセスする時、それは荒木飛呂彦の創り出したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが創り出す『何処にも決して到達しない』と同じ感覚なのでは、と思った。間違いなく今世紀を代表するであろう偉大なる才能の登場だ。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.90
(5pt)

偉大なる才能の登場

オリジナルは2005年、翻訳は2006年8月25日リリース。筆者のアダム・ファウアーは1970年生まれ、年少時に病気で視力を一度失うとともに少年時代の多くを病院で過ごした経歴を持っている。

素晴らしい才能だ。そして今までのどのミステリ作家にも似ていない。似ていないが次々と爆発するスピード感溢れる筆致に僕はジェフリー・ディーヴァーを連想した。そしてもう一人連想したのは荒木飛呂彦だ。この作者の持つイマジネーションは荒木飛呂彦に似たものがあると思う。

ケインが『すべてのとき』にアクセスする時、それは荒木飛呂彦の創り出したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが創り出す『何処にも決して到達しない』と同じ感覚なのでは、と思った。間違いなく今世紀を代表するであろう偉大なる才能の登場だ。
数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.89
(3pt)

思ったほどではないけど

ハイデルベルグの不確定性理論や未来予知、ラプラスの魔など物理学。数学、統計学の知識をちりばめたサスペンス。

上下巻にもかかわらず、あっという間に読み終えた。読みやすく、全然難しくはないんだけど、あまり読後感は残らないな。

荒唐無稽だけど、それほど突飛という感じはしない。まぁまぁかな。
数学的にありえない〈下〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈下〉より
4163253203
No.88
(3pt)

思ったほどではないけど

ハイデルベルグの不確定性理論や未来予知、ラプラスの魔など物理学。数学、統計学の知識をちりばめたサスペンス。

上下巻にもかかわらず、あっという間に読み終えた。読みやすく、全然難しくはないんだけど、あまり読後感は残らないな。

荒唐無稽だけど、それほど突飛という感じはしない。まぁまぁかな。
数学的にありえない〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)より
4167705761
No.87
(5pt)

BLACK SWAN頻出SF

タレブのいうBLACK SWAN(極めてまれにしか起きない現象)頻出の
スピディーなSFアクション。著者自身が統計学者のため、統計学者のケインが
かっこよく書かれている。その背景にあるのはラプラスの魔と集合的無意識と
いう物理学と心理学上のテーマ。今までにこのようなテーマがSFに顔を出した
ことがあるのでしょうか。言語遊びは訳しにくいのでしょうがよく工夫されています。


数学的にありえない〈下〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈下〉より
4163253203
No.86
(5pt)

BLACK SWAN頻出SF

タレブのいうBLACK SWAN(極めてまれにしか起きない現象)頻出の
スピディーなSFアクション。著者自身が統計学者のため、統計学者のケインが
かっこよく書かれている。その背景にあるのはラプラスの魔と集合的無意識と
いう物理学と心理学上のテーマ。今までにこのようなテーマがSFに顔を出した
ことがあるのでしょうか。言語遊びは訳しにくいのでしょうがよく工夫されています。


数学的にありえない〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)より
4167705761
No.85
(3pt)

ラプラスの魔とスピード感のある展開が魅力

「世界16カ国を興奮させた2006年最大の電撃サスペンス」を歌い文句に「確率論と未来予知」をテーマにした知的サスペンス。その分野への興味が湧く面白い作品でした、展開が早く、上下巻合わせても文章量は多くないので一気に読める作品だと思います。

 ダヴィンチコードを凌駕するという評価ですが、ダン・ブラウンの作品で言うならダヴィンチコードよりかは、「デセプションポイント」と比べるべきだと思います、そしてこの「数学的にありえない」はそれには及ばないと思います。その理由は以下です。

 ダン・ブラウンの作品と比べると、展開と視点ごとに短い章でくぎるのは同じなのですが、上巻から中盤にかけては展開が幅を広げるので、「読みにくい、解かりにくい、飛びすぎ」という印象を受けるかも知れません、そこは読書力や想像力や知識力によると思うので個人差があると思いますが、問題なのは「広げた展開が終盤にあっけなくまとまってしまう」点にあります、これは「ラプラスの魔の力だから」と言う理由では片付けられない尻つぼみ感があり、ラストでもっとドンデンして欲しかったなあと思います。ただ、逆に言えばダン・ブラウンは別格だということを改めて証明しているとも思います。

 
 批判しましたがその点を差し引いたとしても充分に面白い作品だと思います、ダン・ブラウンの作品が宗教や科学への興味を誘い出す効果があったように、この本には数学や物理への興味を誘い出す効果があると思うのでそういう意味では学校の授業に退屈している中学生にお勧めしたいと思う。文字どおり「未来に確かなことはなく選択肢は無限にある」ということを楽しくレッスンしてくれる。また、この作品は所々「人間味」もあるのでそれが面白いとも言えると思う。映画化するときっと面白い作品になると思います。

 最後に。アダムが失明の恐怖を抱きながらの闘病生活を救ってくれたのは、「医師や両親でさせ与えてくれなかった”逃避”を与えてくれる唯一のもの」というエンターテイメント小説だ、と訳者あとがきに書いてある。確かにこの作品はそれを実現していると思う。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.84
(3pt)

ラプラスの魔とスピード感のある展開が魅力

「世界16カ国を興奮させた2006年最大の電撃サスペンス」を歌い文句に「確率論と未来予知」をテーマにした知的サスペンス。その分野への興味が湧く面白い作品でした、展開が早く、上下巻合わせても文章量は多くないので一気に読める作品だと思います。

 ダヴィンチコードを凌駕するという評価ですが、ダン・ブラウンの作品で言うならダヴィンチコードよりかは、「デセプションポイント」と比べるべきだと思います、そしてこの「数学的にありえない」はそれには及ばないと思います。その理由は以下です。

 ダン・ブラウンの作品と比べると、展開と視点ごとに短い章でくぎるのは同じなのですが、上巻から中盤にかけては展開が幅を広げるので、「読みにくい、解かりにくい、飛びすぎ」という印象を受けるかも知れません、そこは読書力や想像力や知識力によると思うので個人差があると思いますが、問題なのは「広げた展開が終盤にあっけなくまとまってしまう」点にあります、これは「ラプラスの魔の力だから」と言う理由では片付けられない尻つぼみ感があり、ラストでもっとドンデンして欲しかったなあと思います。ただ、逆に言えばダン・ブラウンは別格だということを改めて証明しているとも思います。

 
 批判しましたがその点を差し引いたとしても充分に面白い作品だと思います、ダン・ブラウンの作品が宗教や科学への興味を誘い出す効果があったように、この本には数学や物理への興味を誘い出す効果があると思うのでそういう意味では学校の授業に退屈している中学生にお勧めしたいと思う。文字どおり「未来に確かなことはなく選択肢は無限にある」ということを楽しくレッスンしてくれる。また、この作品は所々「人間味」もあるのでそれが面白いとも言えると思う。映画化するときっと面白い作品になると思います。

 最後に。アダムが失明の恐怖を抱きながらの闘病生活を救ってくれたのは、「医師や両親でさせ与えてくれなかった”逃避”を与えてくれる唯一のもの」というエンターテイメント小説だ、と訳者あとがきに書いてある。確かにこの作品はそれを実現していると思う。
数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.83
(5pt)

やはりお薦めできる

冒頭は一気に伏線が張られます。
しかし、退屈しない語り口であり、時折はさまれる面白数学講義等のお陰でサクサク読んでいけます。
中盤からは壮絶なスピードと内容の濃さに圧倒されます。パズルのピースがカチリと合わさる感覚は最高。
物語としても、簡単な科学史としても最高度の完成度です。

「神は沈黙せず」を楽しく読めた方ならこの本は買いです。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.82
(5pt)

やはりお薦めできる

冒頭は一気に伏線が張られます。
しかし、退屈しない語り口であり、時折はさまれる面白数学講義等のお陰でサクサク読んでいけます。
中盤からは壮絶なスピードと内容の濃さに圧倒されます。パズルのピースがカチリと合わさる感覚は最高。
物語としても、簡単な科学史としても最高度の完成度です。

「神は沈黙せず」を楽しく読めた方ならこの本は買いです。
数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.81
(5pt)

偉大なる才能の登場

オリジナルは2005年、翻訳は2006年8月25日リリース。筆者のアダム・ファウアーは1970年生まれ、年少時に病気で視力を一度失うとともに少年時代の多くを病院で過ごした経歴を持っている。

素晴らしい才能だ。そして今までのどのミステリ作家にも似ていない。似ていないが次々と爆発するスピード感溢れる筆致に僕はジェフリー・ディーヴァーを連想した。そしてもう一人連想したのは荒木飛呂彦だ。この作者の持つイマジネーションは荒木飛呂彦に似たものがあると思う。

ケインが『すべてのとき』にアクセスする時、それは荒木飛呂彦の創り出したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが創り出す『何処にも決して到達しない』と同じ感覚なのでは、と思った。間違いなく今世紀を代表するであろう偉大なる才能の登場だ。
数学的にありえない〈下〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈下〉より
4163253203
No.80
(5pt)

偉大なる才能の登場

オリジナルは2005年、翻訳は2006年8月25日リリース。筆者のアダム・ファウアーは1970年生まれ、年少時に病気で視力を一度失うとともに少年時代の多くを病院で過ごした経歴を持っている。

素晴らしい才能だ。そして今までのどのミステリ作家にも似ていない。似ていないが次々と爆発するスピード感溢れる筆致に僕はジェフリー・ディーヴァーを連想した。そしてもう一人連想したのは荒木飛呂彦だ。この作者の持つイマジネーションは荒木飛呂彦に似たものがあると思う。

ケインが『すべてのとき』にアクセスする時、それは荒木飛呂彦の創り出したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが創り出す『何処にも決して到達しない』と同じ感覚なのでは、と思った。間違いなく今世紀を代表するであろう偉大なる才能の登場だ。
数学的にありえない〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)より
4167705761
No.79
(5pt)

偉大なる才能の登場

オリジナルは2005年、翻訳は2006年8月25日リリース。筆者のアダム・ファウアーは1970年生まれ、年少時に病気で視力を一度失うとともに少年時代の多くを病院で過ごした経歴を持っている。

素晴らしい才能だ。そして今までのどのミステリ作家にも似ていない。似ていないが次々と爆発するスピード感溢れる筆致に僕はジェフリー・ディーヴァーを連想した。そしてもう一人連想したのは荒木飛呂彦だ。この作者の持つイマジネーションは荒木飛呂彦に似たものがあると思う。

ケインが『すべてのとき』にアクセスする時、それは荒木飛呂彦の創り出したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが創り出す『何処にも決して到達しない』と同じ感覚なのでは、と思った。間違いなく今世紀を代表するであろう偉大なる才能の登場だ。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.78
(5pt)

偉大なる才能の登場

オリジナルは2005年、翻訳は2006年8月25日リリース。筆者のアダム・ファウアーは1970年生まれ、年少時に病気で視力を一度失うとともに少年時代の多くを病院で過ごした経歴を持っている。

素晴らしい才能だ。そして今までのどのミステリ作家にも似ていない。似ていないが次々と爆発するスピード感溢れる筆致に僕はジェフリー・ディーヴァーを連想した。そしてもう一人連想したのは荒木飛呂彦だ。この作者の持つイマジネーションは荒木飛呂彦に似たものがあると思う。

ケインが『すべてのとき』にアクセスする時、それは荒木飛呂彦の創り出したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが創り出す『何処にも決して到達しない』と同じ感覚なのでは、と思った。間違いなく今世紀を代表するであろう偉大なる才能の登場だ。
数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.77
(5pt)

やはり西洋的。。。

面白かったです。購入後、3ヶ月位ツンドク状態でしたが、何気なく手にとって読み始めると、これがなかなかよくできた作品で、しっかり半徹してしまいました。底流にある思想?思考?は、なんともキリスト教的な世界観であり、それはそれで面白かったです。次回作が楽しみな作家に出会えたと思います。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.76
(5pt)

やはり西洋的。。。

面白かったです。購入後、3ヶ月位ツンドク状態でしたが、何気なく手にとって読み始めると、これがなかなかよくできた作品で、しっかり半徹してしまいました。底流にある思想?思考?は、なんともキリスト教的な世界観であり、それはそれで面白かったです。次回作が楽しみな作家に出会えたと思います。
数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.75
(3pt)

集合的無意識ってあるの?

あんまり数学の知識がなかったので、ふだんの生活と数学の確立をリンクして考えられることが新鮮でした。事象を100パーセントの確立にすること、すなわち未来を予言することは、全ての情報を手に入れること自体が無理なのでできないのが当たり前のことですが、なんとなくがっかりしてしました…。笑。
 SFとかでよく見るシーンですが、未来に起こりうる様々なバリエーションをみる(繰り返す?)場面がいつみても怖い…。サスペンスとして楽しめました。

数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.74
(3pt)

集合的無意識ってあるの?

あんまり数学の知識がなかったので、ふだんの生活と数学の確立をリンクして考えられることが新鮮でした。事象を100パーセントの確立にすること、すなわち未来を予言することは、全ての情報を手に入れること自体が無理なのでできないのが当たり前のことですが、なんとなくがっかりしてしました…。笑。
 SFとかでよく見るシーンですが、未来に起こりうる様々なバリエーションをみる(繰り返す?)場面がいつみても怖い…。サスペンスとして楽しめました。

数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.73
(3pt)

アメリカのテレビドラマだと思えば・・・

伏線につぐ伏線、マイケル・クライトンばりのノンストップ・サスペンス!だそうですが
上手い手品を見せられたときのような気持ちのいい騙されかたではなく、どろくさいという
か、必要な情報を読者に与えてないから読者は誘導されるだけ、という感じ。そういう意味
で24っぽい。

そういや、描写が視覚的だし、ドラマ映えしそうです。作者紹介のところによると、作者は
子供の朗読テープを濫読していたそうなので、文章が映像的なのは納得できます。

特に上巻のほうは、まだ登場人物たちがバラバラに行動していて、それぞれのキャラの行動
がかわるがわる分断されて説明されていくので、無数に枝分かれしていた過去の出来事が一
つに束ねられて現在、未来に繋がっていくという話の進め方は、主人公の能力と重ね合わせ
た演出なのかなぁと思ったのですが、うがちすぎでしょうか。

ハイデルベルグの不確定原理などを持ち出して、主人公の能力に説得力を持たせようとして
ますが、やっぱりトンデモ科学な感じがして読んでて気持ちがしぼみました。ミステリー・
サスペンスもので、非現実の要素が入ってきてしまうのは好みではないからだと思います。

読みやすいし、特にお話が展開されていく上巻は楽しめたのでまぁよしとします。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)より
4167705753
No.72
(3pt)

アメリカのテレビドラマだと思えば・・・

伏線につぐ伏線、マイケル・クライトンばりのノンストップ・サスペンス!だそうですが
上手い手品を見せられたときのような気持ちのいい騙されかたではなく、どろくさいという
か、必要な情報を読者に与えてないから読者は誘導されるだけ、という感じ。そういう意味
で24っぽい。

そういや、描写が視覚的だし、ドラマ映えしそうです。作者紹介のところによると、作者は
子供の朗読テープを濫読していたそうなので、文章が映像的なのは納得できます。

特に上巻のほうは、まだ登場人物たちがバラバラに行動していて、それぞれのキャラの行動
がかわるがわる分断されて説明されていくので、無数に枝分かれしていた過去の出来事が一
つに束ねられて現在、未来に繋がっていくという話の進め方は、主人公の能力と重ね合わせ
た演出なのかなぁと思ったのですが、うがちすぎでしょうか。

ハイデルベルグの不確定原理などを持ち出して、主人公の能力に説得力を持たせようとして
ますが、やっぱりトンデモ科学な感じがして読んでて気持ちがしぼみました。ミステリー・
サスペンスもので、非現実の要素が入ってきてしまうのは好みではないからだと思います。

読みやすいし、特にお話が展開されていく上巻は楽しめたのでまぁよしとします。
数学的にありえない〈上〉 Amazon書評・レビュー: 数学的にありえない〈上〉より
4163253106