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万能鑑定士Qの事件簿VIII
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万能鑑定士Qの事件簿VIIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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前作のVIIが結構面白かったので、期待て読んだのですが、これは外れでした。 あまりにも手抜きしすぎです。 粗製濫造で勉強不足と言われても仕方ありません。 まず最初に、外国語をトリックの材料に使うのは推理小説のルール違反です。推理小説のルールとは「書き手と読み手が対等であること」です。外国語をここに持ち込むと、外国語を知っている人と知らない人で推理に差がついてしまいます。今回は中国語だからまだいいのですが、これがスペイン語とポルトガル語だったらどうしますか? 誰も楽しめませんよね。 それともう一つ、このシリーズの特徴である実在の地名や実在のものを使うというルールがやぶられていることです。 今回はトリックとして「'頭」という地名が選ばれていますが、台湾の鉄道にはこのような駅名はありません。架空の地名をでっち上げて、それをトリックに使うのは完全なルール違反です。 「高鐵―台中站下車」「汽車―終點、'頭站下車」という言葉が出てきます。 中国語を知っている人ならばここで汽車がなにを指すかが分ります。 だいたい、台湾では鉄道の駅は「站」ではなくて「車站」と表示されます。ですからここは「台中車站」と台湾の人ならば書くはずです。GoogleMapでは「火車站」と表示されます。 中国の場合は北京駅は「北京站」と書きますから混同したのかも知れませんね。 バス停には「站」は付きません。ただの地名だけです。バス停は精確に指定する場合は「公用汽車站」です。 著者はこの「万能鑑定士Q」の読者はレベルの低い人ばかり、目の前で手品のようにいろいろな雑学を披露すると感嘆の声を上がる人ばかりだと思っているのでしょうか。 | ||||
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松岡圭祐の本は全て読んでいますが、初めてがっかりした作品でしたね。千里眼シリーズをはじめ、Qシリーズもこれ以外なら全てお奨めです。今までのファンが望んでいる展開と随分違います。 新しい読者はこれでいいのかもしれませんが、テンポの遅さ、テーマのスケール感の無さ、知的好奇心もまったくおきません。眠たくなってくるようなろ過システムの理屈などあまりにも面白くなかったので筆者に猛省を促すため敢えて辛口のコメントをします。 売り上げベースで本を発行しないでください。じっくりと待っていますから。 | ||||
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トリック自体に無理が有る。 ネタバレになるので詳しくは書かないが、今の時代初めての国に行くのに事前に調べなしで行く人間は居ない。 | ||||
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