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武器と女たち



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武器と女たちの評価: 4.75/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

やっぱ一流!

これは私の持論ですが、男性作家が女性を描く場合にもの足りなさや、
時に辛辣に言えば「アホか!」と思てまう描きようが見られます。
タイトルの通り女性たちが主役ともいえる物語であり、さまざまな背
景を持った女たち(少女も)が豪快に立ち回ります。
やっぱ、ウマイっすわぁ~レジナルドはん。ああ、亡くなられたのが
口惜しゅうございます。こんな、色とりどりの女を描き出すとはホン
マ一流ですわこの方。女たちの心の呟きに何度もニヤリとさせられます。
武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017107
No.3:
(5pt)

笑えたよ

エリーもいい光景だと感心したダフネーのすごい熱演、超おかしくてたまんなかった。ああいう自己犠牲えらいなあ。
武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017107
No.2:
(4pt)

ダルジールを圧倒する女たち

2000年に上梓された本作はダルジール警視シリーズの第16作。もうこんなに書いたのだからダルジールが活躍しない一冊があっても良いじゃないか、とヒルが思ったのかどうかはともかく、本作に登場する女たちは凄すぎる。ダルジールの影がすっかり薄くなってしまっている。パスコーもバカに見えるほどだ。アンチフェミニズムの方にはとてもおすすめできない。ただ、物語としては大変に面白いのだが、結末が見え見えすぎて、なんだかアクションでごまかされたような気がする。
武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017107
No.1:
(5pt)

女と武器と戦争と

「ダルジール&パスコー」シリーズの最新刊は、パスコーの妻エリーが主人公。世界的な麻薬と武器の密売組織の闘争に何故エリーが巻き込まれたのか? 題名のとおり、元レジスタンスの女闘士、テロリストの妹、マネーロンダリングのエキスパート、作家志望のリベラルフェミニスト、富裕階級の人妻、女刑事など、様々な「武器」を手にした女性たちが描き分けられて興味深い。終盤の女たちによる大活劇など、ヒルにしては派手なアクションが多く痛快だが、麻薬、武器密売、テロリズム、国家による自由の剥奪・拷問など、社会問題を散りばめながら最後にジェンダーについて新しい展望を示す手腕は、さすが社会派のヒルならでは。副題はエリーが執筆するかたちで挿入されるオデュッセイアの逸話の新解釈。これが傑作で、大いに笑い、泣かせてくれます。
武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:武器と女たち―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150017107

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