連続殺人鬼 カエル男

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評判

連続殺人鬼 カエル男の評価:

3.67/5点 レビュー 256件。 A ランク

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平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 41〜45 3/3ページ
No.5
(3pt)

生活空間の死角

首都圏のベッドタウンで発生する連続殺人事件。
現場となったのは空き部屋だらけで廃墟化した高層マンションや外国人が働く自動車解体工場や地元の人も殆ど利用しない公園など、郊外の町の生活圏では見覚えがあるような所ばかり
日常生活に潜む戦慄。自分の生活圏でこんな得体の知れない殺人鬼が現れたら、なんて考えながら読んでいて手に汗握った。
物語は後半に二転三転し、驚愕のラストも用意されてますが、自分は真相を知れば知るほど醒めて行った。カエル男の正体も、取ってつけたような動機も、そして驚愕のラストさえも蛇足に思えた。
もっと日常生活の死角に潜む謎の猟奇殺人鬼にもっと浸りたかった。
小説として破綻するかも知れないが、都市型ホラーに徹した方が良かったように思いました。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896
No.4
(3pt)

リアリティがない

全体的にはまぁ、なんとか読めるミステリー作品という感じでしょうか。 長所と短所が極端という印象。長所は他の方がおっしゃっているのとほぼ同感。 最大の不満は民衆の描写にリアリティがないこと。まず一人二人が異常な殺され方をしただけでそこまで危機感を持つのか?自分には想像できませんでした。 それから作中でも触れられてますが、現実の多くの日本人はどんな危機的状況でも淡々と冷静に行動します。それがあれだけの行動にでるには、それこそ犯人の作為的な誘導があった等の理由がなければ全くリアリティがない。気持ちわるくて、早くなんとかしてくれって思いながら読んでました。 不満の二点目は、真犯人のトリックに関して。 不安定な人間の精神を操ってあんなに都合よくことが運ぶのかということ。まあだからあのラストになるんでしょうが。 あとこれは個人的好みですが動機も期待はずれ。それなら単なる猟奇殺人の方がすっきりします。 三つ目は他の方もかかれてますが、作中何度か出てくる乱闘、シーン冗長で飽きます。 最後はステレオタイプな表現が目についたこと。これもリアリティをなくすのに一役買ってると思います。 作者さんの成長を期待しています。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896
No.3
(3pt)

うわぁ だらぁ〜 ?

前半は引き込まれました。 中盤は だらけました。 警察署の市民と警官の攻防は いらないと思いました。後半は ちょっと ありえない感じで終わった。 犯人? 無理矢理やし(笑 でも 面白く読めました。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896
No.2
(3pt)

〜ネタバレ含みます〜 力作です

最後まで読ませる筆力は中々です。
乱闘シーンは、少し冗長な気がしました。


 
 
 
 
 
**ここからネタバレ含みます。

最初の暴行シーンにて、被害者の性別が明確に書かれていないことと、
女性でも男性でも取れるような表現で描かれていることで、もうオチが読めてしまいました。
どんでん返し、流行ってますが残念ながら読者もそれだけ目が肥えちゃってます^^;

一発芸のようなからくりに囚われず、人物表現や、事件を起こした側の細かいプロセスなど、
何度でも読んで楽しませるようなお話を書いてほしいなと思いました。

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896
No.1
(3pt)

テーマが霧散して消化不良の感が......

幼い子供がカエルを弄ぶように、被害者を残忍非道な方法で「吊るす」、「潰す」、「解剖する」、「焼く」という連続殺人を犯す通称「カエル男」を扱った小説。これに幼少期のトラウマ、イジメ問題、知的障害及び社会復帰問題、刑法第39条問題、"恐怖"が人間心理に及ぼす影響などを重層的に描いた作品。描写力も確かで特に前半は読み応えがあった。社会・心理問題に関する調査も行き届いていて、上記の筆力と相まって作家的力量を感じる。特に、身近な"恐怖"が日常を狂気に変えるという趣向が目を引いた。4件の猟奇的殺人が市全体をパニックに陥れるという着想を掘り下げれば、より充実した作品になったと思う。

しかし、私はてっきり連続殺人事件よりも、上記の社会・人間心理問題に焦点を絞った作品なのかと思ったのだが、ミステリ的趣向にも意を用いていたようだ。これが後半のドタバタ感を招いていると思う。作者は"恐怖"、特に狂気がもたらす"恐怖"を主題としたサスペンスとドンデン返しを狙ったようだが、サスペンスと言うよりはファースの趣きが強かったし、ミステリ的アイデアはクィーンとクリスティの著名作品をべースにした印象を免れない。結末もW.カッツの著名作品を想起させる。主人公の刑事の思考力が余りにも幼く、その代わり肉体はマクレーン刑事並みと言う設定も頂けない。折角の問題提起や筆力が活きていないと思う。

一つの作品に多量の要素を持ち込もうとして消化不良になってしまった感がある。メインテーマが霧散している。特に、ミステリ的趣向に関しては工夫の余地が大いにあると思う。冒頭で述べた様に、問題提起力・作家的力量はあるのだから、テーマの絞り方や構成を練る事で今後が楽しみな作家だと思う。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896