折れた竜骨

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

折れた竜骨の評価:

3.87/5点 レビュー 97件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.87pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全101件 101〜101 6/6ページ
No.1
(3pt)

もう少し「異世界」に踏み込んで欲しかった

12世紀の、まだ「魔法」が生きていた時代。閉ざされた孤島に住む領主が謎の死をとげる。その死の影に魔術を使う<暗黒騎士>の存在を疑った放浪の騎士は、残された手がかりと論理をもとに、<暗黒騎士>と、その傀儡である<走狗>を追いつめようとするが・・・。舞台設定は魅力的であり、読者への挑戦こそないものの「名探偵、すべて揃えて『さて』と言い」と<問題編><解答編>(ととれる章立て)を準備するあたり、かなりの力の入れよう。論理展開も悪くない。ただ、「特殊設定下のミステリ」とするには、もうひとつ「魔法」の扱いが弱い印象を受けた。あとは真相(犯人)。後から読み返すと、確かにすべてのヒントはばらまかれている。しかし、この真相には一瞬唖然とした。プロデビュー前に書かれた「ハイファンタジー世界でのミステリ」をリライトした作品だという。できれば、もっとガチガチに作り込まれていたであろう<異世界>での展開を読みたかった気がする。
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)より
4488017657