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【北國浩二】
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リバースの評価:
3.64/5点 レビュー 14件。 B ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.64pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
ミステリ小説として読むか、青春小説として読むか
微妙
あらすじ紹介だけではわからないが、読み始めてすぐに、「登場人物全員が信頼できない語り手」であることが、読者には明確にわかる仕組みになっている。
「誰が嘘をついているのか?」
「どこに真実が隠されているのか?」
読み手は、自分で推察しながら読むことになる。
だから、ミステリの作法に忠実な、さまざまな伏線の張り方と、その回収に注目すれば、ジャンルミステリ的な読み方が可能になる
一方、その部分を重視せず、全体に流れている複雑な暗いトーンや、論理では制御できない部分、そこからの再生――という部分に注目すれば、これは青春小説、あるいは人間の一内面をとらえた小説として、やはり面白い。
謎解きの部分に注目してジャンルミステリとして読むか、青春小説として読むか。その視点の違いによって、読者には「違う姿の小説」に見えてくるような気がする。タイトルの〈リバース〉という言葉は、そういう意味でも非常に興味深い。