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4.37/5点 レビュー 119件。 B ランク

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平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全283件 141〜160 8/15ページ
No.143
(5pt)

最高に面白い! でも、もし実話だったら・・・

初めて、小池真理子さんの小説を読みました。
「恋」というネーミングは、かなり大胆です。
相当の自信作だったのだろうと思います。

かなり分量のある本ですが、最初から、引き込まれました。
随所に、布石が打たれており、推理小説のようです。
きびきびとした文体、無駄のないストーりー展開です。
(阿刀田高氏の解説に、もともと「ハヤカワミステリワールド」の中の1冊との記載があり、納得!)

私は、片瀬信太郎・雛子夫妻と女子大生ふうこ(布美子)の関係を、抵抗なく受け入れることができたので、どんどん読み進めることができました。
そして、結末で救われた思いがあります。

最高に面白い、よくできた小説だと思います。
でも、もし、これがノンフィクションだったとしたら、ふうこの人生はなんだったんだろう と考え込んでしまいます。
(171)
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.142
(4pt)

淀みのない文章、そこに描かれたのは男女の倒錯した愛

浅間山荘事件(1972年2月)に世間の耳目が注がれる中、軽井沢の別荘である事件が起きた。事件に関与したのは英文学専攻の大学教授である片瀬夫妻(信太郎と雛子)、そこで翻訳のアルバイトに雇われたM大学の学生、矢野布美子、そして地元の電気店の従業員、大久保勝也。事件の内容は布美子が勝也を銃殺、信太郎も撃たれ重傷。犯行現場には雛子もいた。

布美子はこの事件で服役するが、45歳で癌で死亡。ノンフィクション作家、鳥飼がこの事件に関心をもち、布美子をつきとめ、彼女が亡くなる直前の病床で事件の顛末を聞き取りる。その話の一部始終がこの小説の核である。布美子は信太郎の翻訳の作業を手伝っているうちに恋愛感情が芽生える。片瀬夫妻、すなわち信太郎と雛子はお互いの浮気(異性関係)を認めあう異常な関係。そこに布美子が割り込み、彼女にとっては片瀬夫妻に精神的にも、セックスでものめり込んでいく。

そこに大久保という25歳の男性が現れ、雛子は彼に惹かれ、夫、信太郎との離婚も考えるようになる。そんななか布美子は信太郎から意外な事実を知る。それは雛子と信太郎とは腹違いの兄弟だということであった。雛子は二階堂という元子爵の娘で、その子爵がお手伝いさんに産ませた子が信太郎であった。

話はここから一気に軽井沢の別荘に。布美子が別荘に赴き、憑かれたようにかつて信太郎に手ほどきを受けた猟銃で勝也を射殺。次いで狙われた雛子をかばった信太郎に弾があたり重傷。現場は一転して凄惨な地獄となった。

終章で鳥飼は翻訳の「ローズマリー」を出版したH出版の編集長に会い、片瀬夫妻との橋渡しを依頼するが、叶わない。しかし、編集長から手渡された片瀬夫妻の写真に写っていたマルメロの木に気がつき(それは布美子がかつて片瀬夫妻と別れる決意をしたときに植木屋でもらい、軽井沢の別荘に植えられていたものだった)、通行人のよそおって、片瀬夫妻宅を訪れる。淀みのない文章、そこに描かれたのは男女の倒錯した愛の世界、しかし当事者だけが知る真実の世界である。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.141
(4pt)

淀みのない文章、そこに描かれたのは男女の倒錯した愛

浅間山荘事件(1972年2月)に世間の耳目が注がれる中、軽井沢の別荘である事件が起きた。事件に関与したのは英文学専攻の大学教授である片瀬夫妻(信太郎と雛子)、そこで翻訳のアルバイトに雇われたM大学の学生、矢野布美子、そして地元の電気店の従業員、大久保勝也。事件の内容は布美子が勝也を銃殺、信太郎も撃たれ重傷。犯行現場には雛子もいた。

布美子はこの事件で服役するが、45歳で癌で死亡。ノンフィクション作家、鳥飼がこの事件に関心をもち、布美子をつきとめ、彼女が亡くなる直前の病床で事件の顛末を聞き取りる。その話の一部始終がこの小説の核である。布美子は信太郎の翻訳の作業を手伝っているうちに恋愛感情が芽生える。片瀬夫妻、すなわち信太郎と雛子はお互いの浮気(異性関係)を認めあう異常な関係。そこに布美子が割り込み、彼女にとっては片瀬夫妻に精神的にも、セックスでものめり込んでいく。

そこに大久保という25歳の男性が現れ、雛子は彼に惹かれ、夫、信太郎との離婚も考えるようになる。そんななか布美子は信太郎から意外な事実を知る。それは雛子と信太郎とは腹違いの兄弟だということであった。雛子は二階堂という元子爵の娘で、その子爵がお手伝いさんに産ませた子が信太郎であった。

話はここから一気に軽井沢の別荘に。布美子が別荘に赴き、憑かれたようにかつて信太郎に手ほどきを受けた猟銃で勝也を射殺。次いで狙われた雛子をかばった信太郎に弾があたり重傷。現場は一転して凄惨な地獄となった。

終章で鳥飼は翻訳の「ローズマリー」を出版したH出版の編集長に会い、片瀬夫妻との橋渡しを依頼するが、叶わない。しかし、編集長から手渡された片瀬夫妻の写真に写っていたマルメロの木に気がつき(それは布美子がかつて片瀬夫妻と別れる決意をしたときに植木屋でもらい、軽井沢の別荘に植えられていたものだった)、通行人のよそおって、片瀬夫妻宅を訪れる。淀みのない文章、そこに描かれたのは男女の倒錯した愛の世界、しかし当事者だけが知る真実の世界である。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.140
(4pt)

淀みのない文章、そこに描かれたのは男女の倒錯した愛

浅間山荘事件(1972年2月)に世間の耳目が注がれる中、軽井沢の別荘である事件が起きた。事件に関与したのは英文学専攻の大学教授である片瀬夫妻(信太郎と雛子)、そこで翻訳のアルバイトに雇われたM大学の学生、矢野布美子、そして地元の電気店の従業員、大久保勝也。事件の内容は布美子が勝也を銃殺、信太郎も撃たれ重傷。犯行現場には雛子もいた。

布美子はこの事件で服役するが、45歳で癌で死亡。ノンフィクション作家、鳥飼がこの事件に関心をもち、布美子をつきとめ、彼女が亡くなる直前の病床で事件の顛末を聞き取りる。その話の一部始終がこの小説の核である。布美子は信太郎の翻訳の作業を手伝っているうちに恋愛感情が芽生える。片瀬夫妻、すなわち信太郎と雛子はお互いの浮気(異性関係)を認めあう異常な関係。そこに布美子が割り込み、彼女にとっては片瀬夫妻に精神的にも、セックスでものめり込んでいく。

そこに大久保という25歳の男性が現れ、雛子は彼に惹かれ、夫、信太郎との離婚も考えるようになる。そんななか布美子は信太郎から意外な事実を知る。それは雛子と信太郎とは腹違いの兄弟だということであった。雛子は二階堂という元子爵の娘で、その子爵がお手伝いさんに産ませた子が信太郎であった。

話はここから一気に軽井沢の別荘に。布美子が別荘に赴き、憑かれたようにかつて信太郎に手ほどきを受けた猟銃で勝也を射殺。次いで狙われた雛子をかばった信太郎に弾があたり重傷。現場は一転して凄惨な地獄となった。

終章で鳥飼は翻訳の「ローズマリー」を出版したH出版の編集長に会い、片瀬夫妻との橋渡しを依頼するが、叶わない。しかし、編集長から手渡された片瀬夫妻の写真に写っていたマルメロの木に気がつき(それは布美子がかつて片瀬夫妻と別れる決意をしたときに植木屋でもらい、軽井沢の別荘に植えられていたものだった)、通行人のよそおって、片瀬夫妻宅を訪れる。淀みのない文章、そこに描かれたのは男女の倒錯した愛の世界、しかし当事者だけが知る真実の世界である。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.139
(5pt)

もっと早く読めばよかった

「恋」というタイトルから、私には合わない恋愛ものだと決めつけていましたが、最近になって読んだ「無伴奏」があまりにも素晴らしくて、こちらも読んでみることにしました。読み始めてすぐ、これは来たな、という感触が。とにかく文章が素晴らしくて、その時代の空気が如実に伝わってきます。
妻が他の男と肉体関係を結んでも平気な夫、そんな夫婦の両方を愛してしまう女子大生……、読み進めるうちに、すべての登場人物の心情がしっかりと伝わってきて、共感さえ覚えてしまう。そんな書き方ができる作家を私は他に知りません。
本当に、本当に素晴らしい小説。もっと早く読みたかった。今になって読めてよかった。最後の最後まで心にしみました。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.138
(5pt)

もっと早く読めばよかった

「恋」というタイトルから、私には合わない恋愛ものだと決めつけていましたが、最近になって読んだ「無伴奏」があまりにも素晴らしくて、こちらも読んでみることにしました。読み始めてすぐ、これは来たな、という感触が。とにかく文章が素晴らしくて、その時代の空気が如実に伝わってきます。
妻が他の男と肉体関係を結んでも平気な夫、そんな夫婦の両方を愛してしまう女子大生……、読み進めるうちに、すべての登場人物の心情がしっかりと伝わってきて、共感さえ覚えてしまう。そんな書き方ができる作家を私は他に知りません。
本当に、本当に素晴らしい小説。もっと早く読みたかった。今になって読めてよかった。最後の最後まで心にしみました。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.137
(5pt)

もっと早く読めばよかった

「恋」というタイトルから、私には合わない恋愛ものだと決めつけていましたが、最近になって読んだ「無伴奏」があまりにも素晴らしくて、こちらも読んでみることにしました。読み始めてすぐ、これは来たな、という感触が。とにかく文章が素晴らしくて、その時代の空気が如実に伝わってきます。
妻が他の男と肉体関係を結んでも平気な夫、そんな夫婦の両方を愛してしまう女子大生……、読み進めるうちに、すべての登場人物の心情がしっかりと伝わってきて、共感さえ覚えてしまう。そんな書き方ができる作家を私は他に知りません。
本当に、本当に素晴らしい小説。もっと早く読みたかった。今になって読めてよかった。最後の最後まで心にしみました。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.136
(5pt)

傑作

小説に限らず、物語にはクライマックスというものがあり、それで全てが決まるといっても過言ではない。この作品は僕の少ない読書歴の中で最高傑作の一冊であるが、その理由はクライマックスにある。「クライマックスを盛り上げる」と口で言うのは簡単だが、実際にそうするのは難しい。この小説にはクライマックスが二つあるように思えた。まず、あの事件。ここで面白いと思ったのが、最初の方で事件について詳細が語られ、そこに収束していく形で物語が進行していく点である。否応なしに高まる期待以上の展開に痺れた。そして、最終章。僕は基本的にハッピーエンドが好きではないが、あまりの救われなさにいたたまれなくなっていた。しかし、最終章でのささやかなどんでん返し。何故全体がこういう構成になったのかもわかった気がした。巻末の筆者と解説者のやり取りも秀逸。文句なしの傑作。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.135
(5pt)

傑作

小説に限らず、物語にはクライマックスというものがあり、それで全てが決まるといっても過言ではない。この作品は僕の少ない読書歴の中で最高傑作の一冊であるが、その理由はクライマックスにある。「クライマックスを盛り上げる」と口で言うのは簡単だが、実際にそうするのは難しい。この小説にはクライマックスが二つあるように思えた。まず、あの事件。ここで面白いと思ったのが、最初の方で事件について詳細が語られ、そこに収束していく形で物語が進行していく点である。否応なしに高まる期待以上の展開に痺れた。そして、最終章。僕は基本的にハッピーエンドが好きではないが、あまりの救われなさにいたたまれなくなっていた。しかし、最終章でのささやかなどんでん返し。何故全体がこういう構成になったのかもわかった気がした。巻末の筆者と解説者のやり取りも秀逸。文句なしの傑作。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.134
(5pt)

傑作

小説に限らず、物語にはクライマックスというものがあり、それで全てが決まるといっても過言ではない。この作品は僕の少ない読書歴の中で最高傑作の一冊であるが、その理由はクライマックスにある。「クライマックスを盛り上げる」と口で言うのは簡単だが、実際にそうするのは難しい。この小説にはクライマックスが二つあるように思えた。まず、あの事件。ここで面白いと思ったのが、最初の方で事件について詳細が語られ、そこに収束していく形で物語が進行していく点である。否応なしに高まる期待以上の展開に痺れた。そして、最終章。僕は基本的にハッピーエンドが好きではないが、あまりの救われなさにいたたまれなくなっていた。しかし、最終章でのささやかなどんでん返し。何故全体がこういう構成になったのかもわかった気がした。巻末の筆者と解説者のやり取りも秀逸。文句なしの傑作。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.133
(5pt)

ぐっと来る感じ

大人な恋。恋焦がれるとか恋しいとかそういう”恋”ではなく、もっと濃厚なディナーな感じ
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.132
(5pt)

ぐっと来る感じ

大人な恋。恋焦がれるとか恋しいとかそういう”恋”ではなく、もっと濃厚なディナーな感じ
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.131
(5pt)

ぐっと来る感じ

大人な恋。恋焦がれるとか恋しいとかそういう”恋”ではなく、もっと濃厚なディナーな感じ
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.130
(5pt)

ハヤカワ文庫のあとがきと解説は必読

ハヤカワ文庫での「文庫版あとがきに代えて」と
巻末の、阿刀田高さんの解説は、たいへん面白く感じました。
詳細をここに書いてしまうと、「ネタバレ」になりますので遠慮しますが
阿刀田さんの解説中の「指摘」に対して
小池さんが、文庫版あとがきに代えて、の中の「付記」で
きちんと回答をなさっております。
このやり取りは興味深く、小池ファンにとっては見逃せません。
ふうちゃんと雛子、信太郎の3人の関係は、恋愛と官能が複雑に絡み合う
一見あり得ないものですが、読み進んでもうっとうしさを感じない
実に爽やかな「三角関係」でした。
「このような関係も悪くない」と、それを肯定する気持ちが湧いてきた
さすが、小池さんの作品です。
作品中に、軽井沢の自然描写がいろいろ出てきますが
マルメロの樹が、最後に重要な役割を果たすのは、予想外でした。
このあたりの描き方も、さすが、小池さん。
作品もあとがきも、解説も、文句なしの「星5つ」です。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.129
(5pt)

ハヤカワ文庫のあとがきと解説は必読

ハヤカワ文庫での「文庫版あとがきに代えて」と
巻末の、阿刀田高さんの解説は、たいへん面白く感じました。
詳細をここに書いてしまうと、「ネタバレ」になりますので遠慮しますが
阿刀田さんの解説中の「指摘」に対して
小池さんが、文庫版あとがきに代えて、の中の「付記」で
きちんと回答をなさっております。
このやり取りは興味深く、小池ファンにとっては見逃せません。
ふうちゃんと雛子、信太郎の3人の関係は、恋愛と官能が複雑に絡み合う
一見あり得ないものですが、読み進んでもうっとうしさを感じない
実に爽やかな「三角関係」でした。
「このような関係も悪くない」と、それを肯定する気持ちが湧いてきた
さすが、小池さんの作品です。
作品中に、軽井沢の自然描写がいろいろ出てきますが
マルメロの樹が、最後に重要な役割を果たすのは、予想外でした。
このあたりの描き方も、さすが、小池さん。
作品もあとがきも、解説も、文句なしの「星5つ」です。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.128
(5pt)

ハヤカワ文庫のあとがきと解説は必読

ハヤカワ文庫での「文庫版あとがきに代えて」と
巻末の、阿刀田高さんの解説は、たいへん面白く感じました。
詳細をここに書いてしまうと、「ネタバレ」になりますので遠慮しますが
阿刀田さんの解説中の「指摘」に対して
小池さんが、文庫版あとがきに代えて、の中の「付記」で
きちんと回答をなさっております。
このやり取りは興味深く、小池ファンにとっては見逃せません。
ふうちゃんと雛子、信太郎の3人の関係は、恋愛と官能が複雑に絡み合う
一見あり得ないものですが、読み進んでもうっとうしさを感じない
実に爽やかな「三角関係」でした。
「このような関係も悪くない」と、それを肯定する気持ちが湧いてきた
さすが、小池さんの作品です。
作品中に、軽井沢の自然描写がいろいろ出てきますが
マルメロの樹が、最後に重要な役割を果たすのは、予想外でした。
このあたりの描き方も、さすが、小池さん。
作品もあとがきも、解説も、文句なしの「星5つ」です。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.127
(5pt)

珠玉の恋愛小説

実は日本の女性の恋愛小説は苦手なのですが、これは面白かったです。
途中で飽きてきましたが、飽きたときにはもう引き返せないところまで読んでいました。
最後まで読んでよかったです。
倒錯的な生活を送る三人の物語。
やがて一人の男があらわれ、三人の平和が壊される。そのとき…。
そんなお話です。
ものすごく耽美な内容ですが、この作品のどこが面白いかと言われると、正直なところ答えずらいです。
「感性がいい」としか答えられません。
文章もそう華美ではなく、とても平板。
内容が耽美的なので、もっと華美な文章でもよかったと思いますが、そうなるとこの作者の作品にはならないのですよね。
でも、とても面白かったです。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.126
(5pt)

珠玉の恋愛小説

実は日本の女性の恋愛小説は苦手なのですが、これは面白かったです。
途中で飽きてきましたが、飽きたときにはもう引き返せないところまで読んでいました。
最後まで読んでよかったです。
倒錯的な生活を送る三人の物語。
やがて一人の男があらわれ、三人の平和が壊される。そのとき…。
そんなお話です。
ものすごく耽美な内容ですが、この作品のどこが面白いかと言われると、正直なところ答えずらいです。
「感性がいい」としか答えられません。
文章もそう華美ではなく、とても平板。
内容が耽美的なので、もっと華美な文章でもよかったと思いますが、そうなるとこの作者の作品にはならないのですよね。
でも、とても面白かったです。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.125
(5pt)

珠玉の恋愛小説

実は日本の女性の恋愛小説は苦手なのですが、これは面白かったです。
途中で飽きてきましたが、飽きたときにはもう引き返せないところまで読んでいました。
最後まで読んでよかったです。
倒錯的な生活を送る三人の物語。
やがて一人の男があらわれ、三人の平和が壊される。そのとき…。
そんなお話です。
ものすごく耽美な内容ですが、この作品のどこが面白いかと言われると、正直なところ答えずらいです。
「感性がいい」としか答えられません。
文章もそう華美ではなく、とても平板。
内容が耽美的なので、もっと華美な文章でもよかったと思いますが、そうなるとこの作者の作品にはならないのですよね。
でも、とても面白かったです。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.124
(5pt)

★五つが最高評価であることが狂おしく思える

あらすじは省略するとして。矢野は片瀬夫妻に出会わなければ罪を犯すことはなく、平々凡々な女としての一生を終えたのだろう―――そうは思うものの、矢野がわずか儚い時間でも、生まれてきた意味に巡り合ったならばどんな悲劇が巻き起ころうが、出会いは宝なのだ。事件後の夫妻の関係、彼ら三人以外の社会の反応に好奇心を大きく擽られた。それを架空のものだと、何度も忘れそうになった。恋愛小説と呼ぶにはあまりにも性モラルのない奔放な世界に投げ出されるが、文字を追うだけで私の想像の中に彼らの過ごした夏が映画のように描きだされた。つまり小池真理子が上手いのである。同著「望みは何と訊かれたら」は浅間山荘事件後からスタートが切られるが、本作は同じタイミングで終焉を迎える。何にしろ、あの事件がひとつの時代を集約し、ピリオドを打ったことを改めて感じさせられた。★五つが最高評価であることが狂おしく思える。今まで読んだ、もしくはこれから出会う作品と並べたとしても本作は間違いなく高く秀でるだろう。読み始めてからは、まるで自身のレベル倍ほどモンスターに遭遇してしまったような、そんなトンデモなさが沸き上がる。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630