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4.37/5点 レビュー 119件。 B ランク

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全283件 21〜40 2/15ページ
No.263
(4pt)

精神的な結びつきがテーマ

学生紛争が活発な70年代、女子大生が犯した殺人事件の発生から顛末までを追った作品。

知人の紹介で大学助教授夫婦の元へアルバイトとして通う主人公。いつしか性的に奔放な夫婦への愛情が芽生えていく。妻が数多くの愛人を持ちながら、それを喜んで許容する夫。妻が真実の恋をした時、三人に大きな溝が生まれることになる。

本作品は、歪んだ夫婦の物語とかたづけることはできません。安直な不倫ものではなく、肉体を超えた精神の結びつきがテーマである。その奥深さに感銘を受けた。夫婦の真の秘密はなくて良いかも。

ある程度の年齢にならないと理解に至らないかも。【直木賞】
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.262
(5pt)

愛の真実、その定義

これは、紛れもなく純粋な愛の物語である。
本作で起こる事件と、浅間山荘事件とは、まったく無関係なのだが、あの時代の空気感、多くの若者の熱狂を象徴する浅間事件を同時に挿入することで、主人公・布美子と、片瀬夫妻の異質さがより際立ち、くっきりと濃い翳を読者の胸に落としていく。
この光と影/表と裏の取合せの妙、構成力が非常にドラマティックで、物語の大きな魅力のひとつになっている。
表の世界(身近に学園紛争やデモがある)に暮らす布美子が、片瀬夫妻との出会いによって、非日常の影の世界に誘われていく姿にも不自然さはないが、ある時、思いがけずドアの隙間から目にしてしまったものが、魔的であるが故に甘美で、布美子と共に翳に呑まれるようにしてページを繰り、気づけばドアの内側に自分が立ちいって「秘密」を共有することとなる。
何より重要なのは、この作品が、愛について、決まりや正しさを求めるのではなく、どの愛が、誰にとっての真実だったか、という点だ。
物語として、布美子の真実は提示されるが、読む人によっては、見出される「真実」は異なるように思う。
小池真理子氏の美しい文章を味わうには、最適な作品であると同時に、愛を問うというテーマにおいて、いつの時代にも旧びることのない傑作。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.261
(5pt)

愛の真実、その定義

これは、紛れもなく純粋な愛の物語である。
本作で起こる事件と、浅間山荘事件とは、まったく無関係なのだが、あの時代の空気感、多くの若者の熱狂を象徴する浅間事件を同時に挿入することで、主人公・布美子と、片瀬夫妻の異質さがより際立ち、くっきりと濃い翳を読者の胸に落としていく。
この光と影/表と裏の取合せの妙、構成力が非常にドラマティックで、物語の大きな魅力のひとつになっている。
表の世界(身近に学園紛争やデモがある)に暮らす布美子が、片瀬夫妻との出会いによって、非日常の影の世界に誘われていく姿にも不自然さはないが、ある時、思いがけずドアの隙間から目にしてしまったものが、魔的であるが故に甘美で、布美子と共に翳に呑まれるようにしてページを繰り、気づけばドアの内側に自分が立ちいって「秘密」を共有することとなる。
何より重要なのは、この作品が、愛について、決まりや正しさを求めるのではなく、どの愛が、誰にとっての真実だったか、という点だ。
物語として、布美子の真実は提示されるが、読む人によっては、見出される「真実」は異なるように思う。
小池真理子氏の美しい文章を味わうには、最適な作品であると同時に、愛を問うというテーマにおいて、いつの時代にも旧びることのない傑作。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.260
(5pt)

愛の真実、その定義

これは、紛れもなく純粋な愛の物語である。
本作で起こる事件と、浅間山荘事件とは、まったく無関係なのだが、あの時代の空気感、多くの若者の熱狂を象徴する浅間事件を同時に挿入することで、主人公・布美子と、片瀬夫妻の異質さがより際立ち、くっきりと濃い翳を読者の胸に落としていく。
この光と影/表と裏の取合せの妙、構成力が非常にドラマティックで、物語の大きな魅力のひとつになっている。
表の世界(身近に学園紛争やデモがある)に暮らす布美子が、片瀬夫妻との出会いによって、非日常の影の世界に誘われていく姿にも不自然さはないが、ある時、思いがけずドアの隙間から目にしてしまったものが、魔的であるが故に甘美で、布美子と共に翳に呑まれるようにしてページを繰り、気づけばドアの内側に自分が立ちいって「秘密」を共有することとなる。
何より重要なのは、この作品が、愛について、決まりや正しさを求めるのではなく、どの愛が、誰にとっての真実だったか、という点だ。
物語として、布美子の真実は提示されるが、読む人によっては、見出される「真実」は異なるように思う。
小池真理子氏の美しい文章を味わうには、最適な作品であると同時に、愛を問うというテーマにおいて、いつの時代にも旧びることのない傑作。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.259
(5pt)

言葉にならない心理を描いているところに面白さと感動をおぼえました

映画を見終わった後しばらく席を立てない時のように、読み終わりはしばらく動けませんでした。その時代の風景や空気感が感じられ、登場人物が乗っている117クーペはどんな車なのか、とか、マルメロはどんな花木なのか、とか、女子大生タバコ吸いすぎじゃない?とか(笑)、色々興味も広がりました。説明のつかない、言葉にならない心理を描いているところに面白さと感動をおぼえました。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.258
(5pt)

言葉にならない心理を描いているところに面白さと感動をおぼえました

映画を見終わった後しばらく席を立てない時のように、読み終わりはしばらく動けませんでした。その時代の風景や空気感が感じられ、登場人物が乗っている117クーペはどんな車なのか、とか、マルメロはどんな花木なのか、とか、女子大生タバコ吸いすぎじゃない?とか(笑)、色々興味も広がりました。説明のつかない、言葉にならない心理を描いているところに面白さと感動をおぼえました。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.257
(5pt)

言葉にならない心理を描いているところに面白さと感動をおぼえました

映画を見終わった後しばらく席を立てない時のように、読み終わりはしばらく動けませんでした。その時代の風景や空気感が感じられ、登場人物が乗っている117クーペはどんな車なのか、とか、マルメロはどんな花木なのか、とか、女子大生タバコ吸いすぎじゃない?とか(笑)、色々興味も広がりました。説明のつかない、言葉にならない心理を描いているところに面白さと感動をおぼえました。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.256
(5pt)

人間の恋の奥深さ。

主人公の「先生」の歪な夫婦関係。それに翻弄される主人公の悲哀。最後は悲しい結末で終焉するのだが、主人公の内的心理を作者は見事に描出させている。読み堪えのある一冊だった。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.255
(5pt)

人間の恋の奥深さ。

主人公の「先生」の歪な夫婦関係。それに翻弄される主人公の悲哀。最後は悲しい結末で終焉するのだが、主人公の内的心理を作者は見事に描出させている。読み堪えのある一冊だった。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.254
(5pt)

人間の恋の奥深さ。

主人公の「先生」の歪な夫婦関係。それに翻弄される主人公の悲哀。最後は悲しい結末で終焉するのだが、主人公の内的心理を作者は見事に描出させている。読み堪えのある一冊だった。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.253
(4pt)

スムーズに読める。評価している。

上記に同じ。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.252
(4pt)

スムーズに読める。評価している。

上記に同じ。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.251
(4pt)

スムーズに読める。評価している。

上記に同じ。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.250
(5pt)

楽しく読ませさていたしております。

楽しく読ませさていたしております。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.249
(5pt)

楽しく読ませさていたしております。

楽しく読ませさていたしております。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.248
(5pt)

楽しく読ませさていたしております。

楽しく読ませさていたしております。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.247
(5pt)

ミステリー調で意外性に惹かれて読み進んだ。

細かい観察力が文面に表現されている。テンポ良い展開で飽きさせず、読者の興味をそそり、巻き込んでゆく。読み終えて、現実にもどり納得する。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.246
(5pt)

ミステリー調で意外性に惹かれて読み進んだ。

細かい観察力が文面に表現されている。テンポ良い展開で飽きさせず、読者の興味をそそり、巻き込んでゆく。読み終えて、現実にもどり納得する。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.245
(5pt)

ミステリー調で意外性に惹かれて読み進んだ。

細かい観察力が文面に表現されている。テンポ良い展開で飽きさせず、読者の興味をそそり、巻き込んでゆく。読み終えて、現実にもどり納得する。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.244
(5pt)

小池ワールド

再掲

図書館本

1972年 浅間山荘事件の年
学生運動という政治運動?革命期待?あるいはエネルギーを爆発させるための祭り?
最新作の「ふたりの季節」2008年も同じ年代の青春物語であるが、この「恋」が書かれた1995年当時の小池さんと明らかに文章の柔らかみが違うことに気が付きます。
本書の解説には「倒錯」とか「奔放」とかの言葉が使われていますが、果たして、倒錯や奔放という文脈が正しいのだろうかと思います。
あるいはモラルであるとか道徳あるいは倫理という文脈は誰がどのような思想の基に作り上げられたのだろうか?
男と女あるいは両性具有であろうが、ヒトが生きる限りおいて出会いがあり別離があり生老病死がある。
小池さんの筆によって描きだされる人物が実は人間の本質を正確にあるいは人間の普遍な姿なのだと思いながら読んでいたら、時間も忘れ最後まで一気に進んでしまった。
登場人物の中に自分と同じ心象を程度の差はあるにせよ感じるからだろう。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166