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4.37/5点 レビュー 119件。 B ランク

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平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全283件 221〜240 12/15ページ
No.63
(5pt)

あらゆる「恋」の形

『無伴奏』で小池真理子という作家に興味を持った。この『恋』で小池真理子という作家が好きになった。彼女の作品はどれも独特の世界を持っている。中でも『恋』は彼女の世界を十二分に表現している。裕福で自由奔放な片瀬夫妻の存在で、物語は一見リアリティを失っているように見えるが、現実に起きた「浅間山荘事件」や主人公・布美子の暮らしぶりからリアルを感じることができる。物語の中で「恋」は様々な姿に形を変えて登場する。人間の醜く汚い部分を見せつつも、作品全体に美しさを残すあたりが作者の手腕であろう。読後は涙が止まらなかった。悔しさ、切なさ、喜び、悲しみ、怒り。「感動」という一言では言い表せない涙だった。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.62
(5pt)

あらゆる「恋」の形

『無伴奏』で小池真理子という作家に興味を持った。この『恋』で小池真理子という作家が好きになった。彼女の作品はどれも独特の世界を持っている。中でも『恋』は彼女の世界を十二分に表現している。裕福で自由奔放な片瀬夫妻の存在で、物語は一見リアリティを失っているように見えるが、現実に起きた「浅間山荘事件」や主人公・布美子の暮らしぶりからリアルを感じることができる。物語の中で「恋」は様々な姿に形を変えて登場する。人間の醜く汚い部分を見せつつも、作品全体に美しさを残すあたりが作者の手腕であろう。読後は涙が止まらなかった。悔しさ、切なさ、喜び、悲しみ、怒り。「感動」という一言では言い表せない涙だった。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.61
(4pt)

 タイトル通りの作品として受け取るにはあまりにも退廃的。 かつて、「浅間山荘事件」の陰でひっそりと行われた猟奇的な殺人。その犯人が死の間際にノンフィクションライターに語る真実。 快楽的なカオスの中に異分子が入り込むにより生じたピュアではあるが冷酷な感情。それを清算するために、彼女は全てを否定するために猟銃の引き金を引いた。 全てが終わり、長い年月が流れ、結局何が残ったのだろう・・・
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.60
(4pt)

 タイトル通りの作品として受け取るにはあまりにも退廃的。 かつて、「浅間山荘事件」の陰でひっそりと行われた猟奇的な殺人。その犯人が死の間際にノンフィクションライターに語る真実。 快楽的なカオスの中に異分子が入り込むにより生じたピュアではあるが冷酷な感情。それを清算するために、彼女は全てを否定するために猟銃の引き金を引いた。 全てが終わり、長い年月が流れ、結局何が残ったのだろう・・・
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.59
(4pt)

 タイトル通りの作品として受け取るにはあまりにも退廃的。 かつて、「浅間山荘事件」の陰でひっそりと行われた猟奇的な殺人。その犯人が死の間際にノンフィクションライターに語る真実。 快楽的なカオスの中に異分子が入り込むにより生じたピュアではあるが冷酷な感情。それを清算するために、彼女は全てを否定するために猟銃の引き金を引いた。 全てが終わり、長い年月が流れ、結局何が残ったのだろう・・・
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.58
(5pt)

最高に悲しくもロマンチック。

読みはじめた当初から、この本にはまっていく自分を感じました。「私好みの内容だ、、、」と感じました。お金持ちで魅力的な夫婦、美しい風景と恋愛の描写。そして、一気に読破した後は、悲しすぎる物語に涙が止まりませんでした。こんなに泣く本に出会ったことは、大人になってからありませんでした。それからも読み返しては涙、いつ思い出しても涙が浮かんできます。信太郎、雛子、布美子は、私の中で生きているようです。布美子は確かに幼い部分があるが、私は布美子を否定することはできません。彼女なりに悩んだ結果の出来事なのですから。宿命なのです。鎌倉での片瀬夫婦の今について描かれているのも良かったです。私の頭の中には、自由奔放で美しい時代の片瀬夫婦がいたので、今はこんな風に暮らしてるのか、、、とまた涙。ローズサロンの解説文に実は布美子への感謝が記されていたことに、また涙。最高に悲しくもロマンチックな物語です。特に私のような乙女にオススメしたい(笑)。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.57
(5pt)

最高に悲しくもロマンチック。

読みはじめた当初から、この本にはまっていく自分を感じました。「私好みの内容だ、、、」と感じました。お金持ちで魅力的な夫婦、美しい風景と恋愛の描写。そして、一気に読破した後は、悲しすぎる物語に涙が止まりませんでした。こんなに泣く本に出会ったことは、大人になってからありませんでした。それからも読み返しては涙、いつ思い出しても涙が浮かんできます。信太郎、雛子、布美子は、私の中で生きているようです。布美子は確かに幼い部分があるが、私は布美子を否定することはできません。彼女なりに悩んだ結果の出来事なのですから。宿命なのです。鎌倉での片瀬夫婦の今について描かれているのも良かったです。私の頭の中には、自由奔放で美しい時代の片瀬夫婦がいたので、今はこんな風に暮らしてるのか、、、とまた涙。ローズサロンの解説文に実は布美子への感謝が記されていたことに、また涙。最高に悲しくもロマンチックな物語です。特に私のような乙女にオススメしたい(笑)。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.56
(5pt)

最高に悲しくもロマンチック。

読みはじめた当初から、この本にはまっていく自分を感じました。「私好みの内容だ、、、」と感じました。お金持ちで魅力的な夫婦、美しい風景と恋愛の描写。そして、一気に読破した後は、悲しすぎる物語に涙が止まりませんでした。こんなに泣く本に出会ったことは、大人になってからありませんでした。それからも読み返しては涙、いつ思い出しても涙が浮かんできます。信太郎、雛子、布美子は、私の中で生きているようです。布美子は確かに幼い部分があるが、私は布美子を否定することはできません。彼女なりに悩んだ結果の出来事なのですから。宿命なのです。鎌倉での片瀬夫婦の今について描かれているのも良かったです。私の頭の中には、自由奔放で美しい時代の片瀬夫婦がいたので、今はこんな風に暮らしてるのか、、、とまた涙。ローズサロンの解説文に実は布美子への感謝が記されていたことに、また涙。最高に悲しくもロマンチックな物語です。特に私のような乙女にオススメしたい(笑)。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.55
(5pt)

乙女視点の学生運動もの

大江健三郎など男性作家の学生運動ネタは多々ありますが、これは女性が体験した学生運動ものです。登場人物の人物設定が多々乙女の都合良い妄想が入っている気がしますが(雛子が多くの男性に愛されているのに、信太郎が誰も抱かないなんて男として有り得ない気がします)、女性の感性として妥当かと。女性の感覚、を知りたい方の為の書。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.54
(5pt)

乙女視点の学生運動もの

大江健三郎など男性作家の学生運動ネタは多々ありますが、これは女性が体験した学生運動ものです。登場人物の人物設定が多々乙女の都合良い妄想が入っている気がしますが(雛子が多くの男性に愛されているのに、信太郎が誰も抱かないなんて男として有り得ない気がします)、女性の感性として妥当かと。女性の感覚、を知りたい方の為の書。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.53
(5pt)

乙女視点の学生運動もの

大江健三郎など男性作家の学生運動ネタは多々ありますが、これは女性が体験した学生運動ものです。登場人物の人物設定が多々乙女の都合良い妄想が入っている気がしますが(雛子が多くの男性に愛されているのに、信太郎が誰も抱かないなんて男として有り得ない気がします)、女性の感性として妥当かと。女性の感覚、を知りたい方の為の書。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.52
(5pt)

激しい愛。

女は、ここまで、人を愛して憎むことができる。きっと、男のひとは、驚くだろう、女を恐れるだろうけれど、それでも、わたしは…彼のひとを愛した女は、憎むように、自分を殺めるように、愛するのだ浅間山荘の連合赤軍事件の横で、生じていた愛憎は、まったく無関係なようでいて強くこの小説のスパイスとなりうる。大変に強い作品だった小池氏の文章力がそのエッセンスになっていることはいうまでもない。結末に、「あの事件のことを思い出したくもない」というような反応を、もし相手の雛子たちがいっていたなら、それは当然の反応とも思うが、そう思わなかったことに安心感を抱いたわたしがいるおそらくわたしもハッピーエンドを願う一人なのだろう。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.51
(5pt)

激しい愛。

女は、ここまで、人を愛して憎むことができる。きっと、男のひとは、驚くだろう、女を恐れるだろうけれど、それでも、わたしは…彼のひとを愛した女は、憎むように、自分を殺めるように、愛するのだ浅間山荘の連合赤軍事件の横で、生じていた愛憎は、まったく無関係なようでいて強くこの小説のスパイスとなりうる。大変に強い作品だった小池氏の文章力がそのエッセンスになっていることはいうまでもない。結末に、「あの事件のことを思い出したくもない」というような反応を、もし相手の雛子たちがいっていたなら、それは当然の反応とも思うが、そう思わなかったことに安心感を抱いたわたしがいるおそらくわたしもハッピーエンドを願う一人なのだろう。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.50
(5pt)

激しい愛。

女は、ここまで、人を愛して憎むことができる。きっと、男のひとは、驚くだろう、女を恐れるだろうけれど、それでも、わたしは…彼のひとを愛した女は、憎むように、自分を殺めるように、愛するのだ浅間山荘の連合赤軍事件の横で、生じていた愛憎は、まったく無関係なようでいて強くこの小説のスパイスとなりうる。大変に強い作品だった小池氏の文章力がそのエッセンスになっていることはいうまでもない。結末に、「あの事件のことを思い出したくもない」というような反応を、もし相手の雛子たちがいっていたなら、それは当然の反応とも思うが、そう思わなかったことに安心感を抱いたわたしがいるおそらくわたしもハッピーエンドを願う一人なのだろう。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.49
(5pt)

ラブミステリー!

 第114回直木賞受賞作品。 世間が浅間山荘事件に釘付けとなっていたその時に、同じ軽井沢で一人の女子大生が殺人事件を起こす。しかし、普通に考えた場合に彼女が殺したであろう人間と実際の被害者は違っていた。 彼女がなぜ実際の被害者に殺意を抱いたのかということについての真相は現在に至るまで闇の中であった… この事件は浅間山荘事件の陰に隠れてしまったが、女子大生が殺意を抱くようになった真相の奥深くには複雑で自由奔放な『恋』が絡んでいた… 一人の女子大生がいかにして殺人者となったのか。彼女を取り巻く環境の変化から、心の変化まで余すところなく綴る。 題名が『恋』だけに恋愛小説という第一印象を持ったが、実はミステリーの要素も多分に含んだ“ラブミステリー”ともいえる作品だと思います。 ソレデハ…
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.48
(5pt)

ラブミステリー!

 第114回直木賞受賞作品。 世間が浅間山荘事件に釘付けとなっていたその時に、同じ軽井沢で一人の女子大生が殺人事件を起こす。しかし、普通に考えた場合に彼女が殺したであろう人間と実際の被害者は違っていた。 彼女がなぜ実際の被害者に殺意を抱いたのかということについての真相は現在に至るまで闇の中であった… この事件は浅間山荘事件の陰に隠れてしまったが、女子大生が殺意を抱くようになった真相の奥深くには複雑で自由奔放な『恋』が絡んでいた… 一人の女子大生がいかにして殺人者となったのか。彼女を取り巻く環境の変化から、心の変化まで余すところなく綴る。 題名が『恋』だけに恋愛小説という第一印象を持ったが、実はミステリーの要素も多分に含んだ“ラブミステリー”ともいえる作品だと思います。 ソレデハ…
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.47
(5pt)

ラブミステリー!

 第114回直木賞受賞作品。 世間が浅間山荘事件に釘付けとなっていたその時に、同じ軽井沢で一人の女子大生が殺人事件を起こす。しかし、普通に考えた場合に彼女が殺したであろう人間と実際の被害者は違っていた。 彼女がなぜ実際の被害者に殺意を抱いたのかということについての真相は現在に至るまで闇の中であった… この事件は浅間山荘事件の陰に隠れてしまったが、女子大生が殺意を抱くようになった真相の奥深くには複雑で自由奔放な『恋』が絡んでいた… 一人の女子大生がいかにして殺人者となったのか。彼女を取り巻く環境の変化から、心の変化まで余すところなく綴る。 題名が『恋』だけに恋愛小説という第一印象を持ったが、実はミステリーの要素も多分に含んだ“ラブミステリー”ともいえる作品だと思います。 ソレデハ…
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166
No.46
(5pt)

少女はいったい誰に恋をしたのか

学生運動をさめた眼でみる1人の女子大生と,贅沢や奔放という世界に生きる1組の夫婦の奇妙な結びつきがやや現実離れしている気がするが,女子大生の心の変化は実にリアルで理解に及ぶため,何の迷いもなく物語の中に足を踏み入れられる。官能小説と言われているが決して肉体的な感覚ではなく,無垢な女子大生が踏み入れた片瀬夫婦との現実から逃避したような倒錯,甘美な世界が官能的な世界というべきであろう。物語と平行して進行する浅間山荘事件が官能や虚無感をよりリアルに写す。物語への導入方法,壮絶な終演,その後の長い沈黙の人生,そしてクライマックス。悲劇の主人公だと思っていた布美子に安らぎを感じながら本を閉じた。この本から小池真理子ワールドに足を踏み入れさせられたと言ってもいい。
恋 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152079630
No.45
(5pt)

少女はいったい誰に恋をしたのか

学生運動をさめた眼でみる1人の女子大生と,贅沢や奔放という世界に生きる1組の夫婦の奇妙な結びつきがやや現実離れしている気がするが,女子大生の心の変化は実にリアルで理解に及ぶため,何の迷いもなく物語の中に足を踏み入れられる。官能小説と言われているが決して肉体的な感覚ではなく,無垢な女子大生が踏み入れた片瀬夫婦との現実から逃避したような倒錯,甘美な世界が官能的な世界というべきであろう。物語と平行して進行する浅間山荘事件が官能や虚無感をよりリアルに写す。物語への導入方法,壮絶な終演,その後の長い沈黙の人生,そしてクライマックス。悲劇の主人公だと思っていた布美子に安らぎを感じながら本を閉じた。この本から小池真理子ワールドに足を踏み入れさせられたと言ってもいい。
恋 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 恋 (ハヤカワ文庫JA)より
4150306133
No.44
(5pt)

少女はいったい誰に恋をしたのか

学生運動をさめた眼でみる1人の女子大生と,贅沢や奔放という世界に生きる1組の夫婦の奇妙な結びつきがやや現実離れしている気がするが,女子大生の心の変化は実にリアルで理解に及ぶため,何の迷いもなく物語の中に足を踏み入れられる。官能小説と言われているが決して肉体的な感覚ではなく,無垢な女子大生が踏み入れた片瀬夫婦との現実から逃避したような倒錯,甘美な世界が官能的な世界というべきであろう。物語と平行して進行する浅間山荘事件が官能や虚無感をよりリアルに写す。物語への導入方法,壮絶な終演,その後の長い沈黙の人生,そしてクライマックス。悲劇の主人公だと思っていた布美子に安らぎを感じながら本を閉じた。この本から小池真理子ワールドに足を踏み入れさせられたと言ってもいい。
恋 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 恋 (新潮文庫)より
4101440166