隻眼の少女

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評判

隻眼の少女の評価:

2.96/5点 レビュー 166件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 41〜60 3/6ページ
No.74
(1pt)

時間がもったいなかった

種明かしまで読むと、今まで読んでた全てが無駄になる作品です。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.73
(2pt)

これが日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞ダブル受賞なの?

本格ミステリとは「手がかりから理詰めで推理して真相を
割り出すこと」なんだそうだ。
本書は2部構成である。しかし舞台は同じさびれた山村。
1部で事件を解決したが、18年後にまた惨劇が起こる。

確かに主人公みかげは「不整合」をよく口にし、長口上も
理屈っぽい。
(当たり前だが)口上が長い。それが快刀乱麻を断つがごとく、
ならいいのだがなんだか物足りない。読んでいて退屈だ。
水干装束に隻眼、という演出があるのだから、それに伴うような
切り口で事件を解決してもらいたかった。
それに1部でも2部でも、こういうオチ?という感じは否めない。
特に2部だ。これが「日本推理作家協会賞」、「本格ミステリ大賞」の
W受賞なのか?
これでもいいのか?これをやっていいのか?

名探偵『御陵みかげ』は、栖苅村の生ける神『スガル様』と同じでは
ないか。どちらとも今の身分は親(親族)から継承されたものだし、修行も
しているし、作られたモノではないか。

読後感:なんだかなぁ......。という脱力感めいた感じ。
500ページにみっしりと詰まっていて、ボリュームもあったのに。
なんだかなぁ。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.72
(2pt)

これが日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞ダブル受賞なの?

本格ミステリとは「手がかりから理詰めで推理して真相を
割り出すこと」なんだそうだ。
本書は2部構成である。しかし舞台は同じさびれた山村。
1部で事件を解決したが、18年後にまた惨劇が起こる。

確かに主人公みかげは「不整合」をよく口にし、長口上も
理屈っぽい。
(当たり前だが)口上が長い。それが快刀乱麻を断つがごとく、
ならいいのだがなんだか物足りない。読んでいて退屈だ。
水干装束に隻眼、という演出があるのだから、それに伴うような
切り口で事件を解決してもらいたかった。
それに1部でも2部でも、こういうオチ?という感じは否めない。
特に2部だ。これが「日本推理作家協会賞」、「本格ミステリ大賞」の
W受賞なのか?
これでもいいのか?これをやっていいのか?

名探偵『御陵みかげ』は、栖苅村の生ける神『スガル様』と同じでは
ないか。どちらとも今の身分は親(親族)から継承されたものだし、修行も
しているし、作られたモノではないか。

読後感:なんだかなぁ......。という脱力感めいた感じ。
500ページにみっしりと詰まっていて、ボリュームもあったのに。
なんだかなぁ。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.71
(2pt)

瑕や無理が多い上に、複雑で分かりにくい

一部、推理過程に言及しますが、特にネタバレはありません。
 巫女のような水干を着た隻眼(片眼)の少女探偵みかげと、遭遇した種田静馬を主人公とした本格ミ
ステリー。つまり、犯人当てや謎解きを主体とした作品。
 1985年と2003年と二つの事件が描かれるのだが、人間関係が複雑(割と単純なのだが、似た
名前が多く混乱しやすい)だったり、説明の図がなかったりで、かなり分かりにくい。情景描写で明ら
かに間違っているところもあった。たとえば、同じく塀の「内側」という表現を逆の意味で2回使って
いるところもあり、まともに読むと混乱してしまう。これなどはちゃんと推敲すれば除去できるミスだ
ろう。軽く読み流せば気にならないかもしれないが、構成が複雑だから、見逃さないようにと集中して
いる読者は明らかに混乱してしまう。もしかしてこれは作者によるミスリードかと勘ぐったくらいだ。
 最終的な犯人が明かされるシーンはかなり衝撃的で、「どんでん返し」とも言えるのだが、それまで
につまらないミスや作者の独りよがりがあったりするため、白けてしまって説得力を欠く。たとえば、
「神棚台の右から腕を入れた理由」など、図で示したり、あるいはもっと厳密に書かない限り、人によ
って顔の向きは変わるはずなのに、作者はそれを一義的に決めつけている。
 とにかく長いばかりで、複雑で分かりにくい上に細かな瑕も多いため、少しも楽しめなかった。本当
なら☆1としたいところだが、受賞作ということに敬意を表して、☆2とした。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.70
(2pt)

瑕や無理が多い上に、複雑で分かりにくい

一部、推理過程に言及しますが、特にネタバレはありません。
 巫女のような水干を着た隻眼(片眼)の少女探偵みかげと、遭遇した種田静馬を主人公とした本格ミ
ステリー。つまり、犯人当てや謎解きを主体とした作品。
 1985年と2003年と二つの事件が描かれるのだが、人間関係が複雑(割と単純なのだが、似た
名前が多く混乱しやすい)だったり、説明の図がなかったりで、かなり分かりにくい。情景描写で明ら
かに間違っているところもあった。たとえば、同じく塀の「内側」という表現を逆の意味で2回使って
いるところもあり、まともに読むと混乱してしまう。これなどはちゃんと推敲すれば除去できるミスだ
ろう。軽く読み流せば気にならないかもしれないが、構成が複雑だから、見逃さないようにと集中して
いる読者は明らかに混乱してしまう。もしかしてこれは作者によるミスリードかと勘ぐったくらいだ。
 最終的な犯人が明かされるシーンはかなり衝撃的で、「どんでん返し」とも言えるのだが、それまで
につまらないミスや作者の独りよがりがあったりするため、白けてしまって説得力を欠く。たとえば、
「神棚台の右から腕を入れた理由」など、図で示したり、あるいはもっと厳密に書かない限り、人によ
って顔の向きは変わるはずなのに、作者はそれを一義的に決めつけている。
 とにかく長いばかりで、複雑で分かりにくい上に細かな瑕も多いため、少しも楽しめなかった。本当
なら☆1としたいところだが、受賞作ということに敬意を表して、☆2とした。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.69
(1pt)

史上最悪レベル

推理小説は数百冊は読んでいるが、その中でもこの屑はワースト3に入る
まるで中学生が初めて小説を書いたような無茶苦茶の設定。
この作者は人は死ねば硬直することすら知らないのだろうか?
私は本は比較的大事に扱い、決して古本屋に売ったりはしないが
このゴミは読んだ後叩きつけてしまった。
星なしでは投稿できないようなので一応1つはつけておいてやるがこんなもん星なしで十分!
何故こんなゴミが賞を取ったのか全く分からない!
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.68
(1pt)
※削除申請(2件)

史上最悪レベル

推理小説は数百冊は読んでいるが、その中でもこの屑はワースト3に入る
まるで中学生が初めて小説を書いたような無茶苦茶の設定。
この作者は人は死ねば硬直することすら知らないのだろうか?
私は本は比較的大事に扱い、決して古本屋に売ったりはしないが
このゴミは読んだ後叩きつけてしまった。
星なしでは投稿できないようなので一応1つはつけておいてやるがこんなもん星なしで十分!
何故こんなゴミが賞を取ったのか全く分からない!
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.67
(2pt)

ネタバレあり

正月休みの暇つぶしに本の分厚さのみで選んだので読む気にならず、レビューを見たら予想よりもレビューが多く、こんなマイナーそうな話と作者なのに(私は知りませんでした)賞まで貰っていると知りやっと読み始めました(笑)
第一部は結構面白く読めたのですが、第二部の娘編が娘の性格が地味でパッとしなくて話もグダグダで、後半になるにつれ、屁理屈ばかり言う人の言い訳を延々聞かされているようなウンザリした気持ちになってしまいました(笑)
レビューでは評価が低い第一部の少女ですが私は一部の性格の方が好きですね〜。
やっつけのような結末や記憶喪失ネタも結構好きかも。
私は和生が犯人だと思って最初から読んでいたのですが、犯人扱いされた和生の発言に爆笑してしまいました。
笑わせようとして書いてるのかな〜(笑)
対象年齢は中学生、ネタ探しの大人しか楽しめないと思いますが、この作者の作品をもう一冊くらいは読んでみようかと思う面白さはありました。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.66
(2pt)

ネタバレあり

正月休みの暇つぶしに本の分厚さのみで選んだので読む気にならず、レビューを見たら予想よりもレビューが多く、こんなマイナーそうな話と作者なのに(私は知りませんでした)賞まで貰っていると知りやっと読み始めました(笑)
第一部は結構面白く読めたのですが、第二部の娘編が娘の性格が地味でパッとしなくて話もグダグダで、後半になるにつれ、屁理屈ばかり言う人の言い訳を延々聞かされているようなウンザリした気持ちになってしまいました(笑)
レビューでは評価が低い第一部の少女ですが私は一部の性格の方が好きですね〜。
やっつけのような結末や記憶喪失ネタも結構好きかも。
私は和生が犯人だと思って最初から読んでいたのですが、犯人扱いされた和生の発言に爆笑してしまいました。
笑わせようとして書いてるのかな〜(笑)
対象年齢は中学生、ネタ探しの大人しか楽しめないと思いますが、この作者の作品をもう一冊くらいは読んでみようかと思う面白さはありました。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.65
(2pt)

期待してたのに・・・

麻耶さんも、本当に当たりハズレがある作家さんですね。 すべては最後のひっくり返しにかかってるのですが。 この作品は微妙でした。 長すぎる。 死人が多すぎる。 動機が訳分からなすぎる。 タイトルとか表紙などは魅力的なだけに、なんだかもったいない気分になりました。 これはこれで1つのトリックでしょうから完結してますが、続きとか書かないで欲しいと思います・・・。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.64
(2pt)

期待してたのに・・・

麻耶さんも、本当に当たりハズレがある作家さんですね。 すべては最後のひっくり返しにかかってるのですが。 この作品は微妙でした。 長すぎる。 死人が多すぎる。 動機が訳分からなすぎる。 タイトルとか表紙などは魅力的なだけに、なんだかもったいない気分になりました。 これはこれで1つのトリックでしょうから完結してますが、続きとか書かないで欲しいと思います・・・。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.63
(2pt)

荒唐無稽な物語

本格ミステリだと信じて期待して読んだのでいけなかったのだとは思いますが、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞とのW受賞作品だと聞いたら仕方が無いと思います。期待するなっていうほうが無理です。
まあ最後まではとりあえず読み通せたしそれなりに楽しんだ・・・楽しくは無かったです。
本格ミステリ風ドタバタ殺人劇というのが自分が読み終えて抱いた印象で、本格ミステリって書いた方も意図していたとは思えないような内容です。
それならそれで登場人物とかもう少し魅力的なら楽しめるだろうけれどヤラレル方もヤル方もなんとも印象の薄い魅力の乏しい方々でなんだか盛り上がりに欠けます。せめて少女探偵のみかげちゃんでももう少しキュートならこれはこういう作品なのだと割り切れて自分には不向きだったと諦めもつくのでしょうが。
こういう世界観を楽しめる人が読めば楽しいかもしれませんが本格ミステリを求める人にはとてもお勧めできません。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.62
(2pt)

荒唐無稽な物語

本格ミステリだと信じて期待して読んだのでいけなかったのだとは思いますが、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞とのW受賞作品だと聞いたら仕方が無いと思います。期待するなっていうほうが無理です。
まあ最後まではとりあえず読み通せたしそれなりに楽しんだ・・・楽しくは無かったです。
本格ミステリ風ドタバタ殺人劇というのが自分が読み終えて抱いた印象で、本格ミステリって書いた方も意図していたとは思えないような内容です。
それならそれで登場人物とかもう少し魅力的なら楽しめるだろうけれどヤラレル方もヤル方もなんとも印象の薄い魅力の乏しい方々でなんだか盛り上がりに欠けます。せめて少女探偵のみかげちゃんでももう少しキュートならこれはこういう作品なのだと割り切れて自分には不向きだったと諦めもつくのでしょうが。
こういう世界観を楽しめる人が読めば楽しいかもしれませんが本格ミステリを求める人にはとてもお勧めできません。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.61
(1pt)

うーん、なんとも言えない読後感

因習の残る村の閉鎖的な旧家で起こる連続殺人
確かに犬神家っぽいけど
身の回りの人を混乱に導く遺言を残す犬神佐平翁みたいな人がいるでなし
伝承とかをさほど生かしてない感じです
なんだかうーんと唸りたくなる事柄が多い印象
そんなに盛り込まない方がすっきりして読みやすいと思いますが
ただ作者独特の味付けを気に入れば楽しいのかなぁ
私には微妙でした
ヒロインにあんまり魅力感じなかったのもあるし
犯人の動機もへっ?という感じでした
他に「化石・・」も読みましたが小生意気な風変りな美少女
が好きなのかなぁ
リアルにいたら困りそうな女の子なんだよねぇ
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.60
(1pt)

うーん、なんとも言えない読後感

因習の残る村の閉鎖的な旧家で起こる連続殺人
確かに犬神家っぽいけど
身の回りの人を混乱に導く遺言を残す犬神佐平翁みたいな人がいるでなし
伝承とかをさほど生かしてない感じです
なんだかうーんと唸りたくなる事柄が多い印象
そんなに盛り込まない方がすっきりして読みやすいと思いますが
ただ作者独特の味付けを気に入れば楽しいのかなぁ
私には微妙でした
ヒロインにあんまり魅力感じなかったのもあるし
犯人の動機もへっ?という感じでした
他に「化石・・」も読みましたが小生意気な風変りな美少女
が好きなのかなぁ
リアルにいたら困りそうな女の子なんだよねぇ
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.59
(2pt)

ツンデレ探偵は嘘

私の推理は間違っていました→実はこうでした→やっぱり間違えでした、の繰り返しで、嫌になってきた所で斜め上をいく真犯人に消化不良で非常にもやもやしました。
私はミステリーで自分が推理することはあまりなく、探偵や刑事が語る推理や華麗な語り口を読むのが好きなのですが、この本は全く違いました。
最初から最後まで犯人が都合の良いことだけしか伝えてこない本だと結末を読んで思いました。

それでも犯人の動機や手口が、納得できれば帯や宣伝と違っても面白いと感じたでしょうが、犯人に同情できるような心理描写も少ない気がしますし、犯行手口も動機の割に残酷すぎです。

ただの猟奇殺人者としか思えませんでした。
それなのに、周りの人物はサラッと流している感じで気味が悪かったです。

誰も予期できない結末!ではあるのでしょうが、それに面白さを感じたかといえば私はノーでした。
印象に残る作品といえば、間違いないです。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.58
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ツンデレ探偵は嘘

私の推理は間違っていました→実はこうでした→やっぱり間違えでした、の繰り返しで、嫌になってきた所で斜め上をいく真犯人に消化不良で非常にもやもやしました。
私はミステリーで自分が推理することはあまりなく、探偵や刑事が語る推理や華麗な語り口を読むのが好きなのですが、この本は全く違いました。
最初から最後まで犯人が都合の良いことだけしか伝えてこない本だと結末を読んで思いました。

それでも犯人の動機や手口が、納得できれば帯や宣伝と違っても面白いと感じたでしょうが、犯人に同情できるような心理描写も少ない気がしますし、犯行手口も動機の割に残酷すぎです。

ただの猟奇殺人者としか思えませんでした。
それなのに、周りの人物はサラッと流している感じで気味が悪かったです。

誰も予期できない結末!ではあるのでしょうが、それに面白さを感じたかといえば私はノーでした。
印象に残る作品といえば、間違いないです。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.57
(1pt)

お勧めしない

2部構成となっている本書だが、そこまで話を持たせられるほどの魅力はない。
魅力ない、やたらとヒロインぶるキャラクター(ラストのためであろうと、魅力はない)
出てくる人物にも面白みがなく、作者は自分に酔う性格か。

映画の予告で面白そうに思ったが、とんだ駄作だ。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X
No.56
(1pt)

お勧めしない

2部構成となっている本書だが、そこまで話を持たせられるほどの魅力はない。
魅力ない、やたらとヒロインぶるキャラクター(ラストのためであろうと、魅力はない)
出てくる人物にも面白みがなく、作者は自分に酔う性格か。

映画の予告で面白そうに思ったが、とんだ駄作だ。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416329600X
No.55
(1pt)

犬神家?

土地の名士が住む館での殺人という状況設定やキャラクターの名前の付け方、あの人物が二人だった、などの要素から、
金田一シリーズの「犬神家の一族」を踏襲した作品だという印象です。

↓話の核心について触れるんで注意!

前半のヒロインが実は生きていた!というトリックですが、
犬神家の一族でも同じトリックが使われてます。
よって、私はトリックが意外というよりも、「これ犬神家じゃないの?」という疑念を感じました。
ただし、犬神家では状況証拠から、読者たちが件の人物が生存していることを推理できるように構成されてますが、
隻眼の少女の場合は、ヒロインが生存しているということの推察は不可能です。
警察が調べて死亡と断定してますし、実は生存しているというヒントが一切ないのですから。
「推理小説として読まなければ」という意見もありますが、「それなら推理小説として出すな」と言いたいです。

もう一つ、賛否両論の犯人の動機ですが、私は納得がいかない派です。
犯人の動機というものは、トリックの暴露と同じくらい大切な要素だと思います。
その大切な要素が、適当というか、心理描写が無理矢理なため、読み終わった後に残念な気分になりました。
動機については犬神家を基にせず、作者が完全オリジナルで考えてますが、
作者のオリジナルな部分だけが稚拙で、他に比べて浮いてしまっています。

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞とのことですが、
審査員はもっと他の推理小説を読んで勉強するべきです。
少なくとも、超有名な「犬神家の一族」の二次作品であることくらいは気付くべきでしょうに。
良い要素は犬神家からのオマージュ、悪い要素は作者のオリジナルということに気付いていたのなら、
賞を与えることはしなかったはずです。
最近の審査員の質の低下も浮き彫りになる作品です。
隻眼の少女 Amazon書評・レビュー: 隻眼の少女より
416783846X