隻眼の少女
評判
隻眼の少女の評価:
2.96/5点 レビュー 166件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21〜40 2/3ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
隻眼の少女の評価:
2.96/5点 レビュー 166件。 B ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
一つは、探偵の観察・調査能力が卓越しているために、探偵が読者(正確には語り手、「ワトソン役」)の気づかない証拠の存在に気づいていて、謎解きのシーンでそれが初めて明かされて「そうだったのか」となるタイプ。探偵の推理は、主に探すべき証拠の目星をつけるために用いられます。またこのタイプは、犯人が現行犯やそれに準ずるような客観的に明白な形で明らかにされることが多いのも特徴です。これは「客観探偵」タイプと呼ぶことができるでしょう。伝統的な推理小説では、ポーやコナン・ドイルの作品がどちらかというとこのタイプです。作者の視点からは、決定的証拠を謎解きシーンまで隠しておくタイプということもできます。
もう一つは、探偵の推測力・想像力が卓越しているために、探偵が読者の想像のつかないような出来事の経過の可能性に気づいていて、謎解きのシーンでその推理が明かされて「そうだったのか」となるタイプ。またこのタイプは、犯人が自白や証言などの主観的証拠に頼った形で明らかにされることが多いのも特徴です。これは「主観探偵」タイプと呼ぶことができるでしょう。伝統的な推理小説では、クリスティやクイーンがどちらかというとこのタイプです。作者の視点からは、そもそも決定的証拠を作らないタイプということもできます。
一般に、客観探偵タイプでは、捜査中に読者にネタが割れることを気にせず物証がたっぷり使えるので、探偵役は謎解きシーンにおいて、必然性の高い推理、つまり「証拠に照らすとほとんどこれしか考えられない」ようなスキのない推理を披露することになります。反対に、主観探偵タイプでは物証に乏しいので、探偵役は謎解きシーンにおいて、必然性の低い推理、つまり「そういう可能性は確かにありうるが、そうでない可能性も考えられる」ようなスキの多い推理を披露することになります。
このように比較すると客観探偵の方がいいようですが、ご承知の通り、推理界のトレンドは実際には客観探偵より主観探偵の方にあります。日本で本格推理に分類されるような探偵小説も、このトレンドの上にあります。どうしてそうなったか。それは、一つは、主観探偵には物証が少ないので、その分大詰めで話をひっくり返すような大技を繰り出す自由度が高いこと。もう一つには、推理小説を真相当てゲームのように考える人が増えたため、探偵が得た証拠は直ちに読者にも開示しなければ「フェアでない」と考える人が増えたこと。これらが主要な理由と考えられます。
さてこの『隻眼の少女』ですが、一言で言えば、主観探偵のいいところと悪いところが凝縮されたような話です。いやどちらかというと、悪いところの方がより凝縮されているようにも思われます。しかしそれをどう評価するかには悩ましいところがあります。この話は上で述べたような主観探偵の欠点を皮肉る話だと解釈する余地もあるからです。もしそうでないなら単にナンセンスな話です。そこを判断するにはこの作者の他の作品を調べてみる必要がありますが、私は今のところ読んだことがありません。
もう少し細かいところにも触れておきます。この話は2部構成になっていますが、まず、読み物としてみたとき、進行を急ぎすぎたのか、第1部の話の出来があまりよくなくて退屈なのは明らかな欠点です。この部分はプロットもキャラクターもダメです。また、2部で明かされる真相が、テーマ面から言えばナンセンスなのも問題です。アリストテレスが言うように、フィクションの意義は、ある面では、ある出来事が起こりうるものであるということを示すこと、シリアスドラマの場合はとりわけ現実に潜む危険性について指摘し警鐘を鳴らすことです。ところが、ここでは具体的に言えませんが、この話の真相は、推理小説のお約束を前提として初めて成り立つもので、現実にはあり得ないので、このような危険性を指摘することにほとんど意味がありません。