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吸涙鬼-Lovers of Tears-
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吸涙鬼-Lovers of Tears-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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透明感のあるお話で、心が浄化されるような気がしました。 | ||||
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市川拓司さんのファンです。頑張ってください。 | ||||
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再掲 図書館本 久々に市川さん(1962-)の作品を読んだ。 「いま、会いにゆきます」「その時は彼によろしく」「恋愛寫眞 もうひとつの物語」は読んだし、映画化された作品も見せていただいた。 市川ワールドとも言うべき、ある意味、独特な空間のある作品という感想を持っている。 現実社会に居たと思うと次の瞬間は異次元な展開なのだ。 ただ、いつも思うのだが、どちらかといえばマイノリティーに属すかもしれない病弱であったり特異体質な主人公設定は今回も同じだ。 あらすじは書かないが、16-17歳という青春時代の少女と少年の心の切ない感情と感性の描写はいつもながら凄いと思う。 たまに高校生に戻ってみるのも悪くないと思うのである。 二度と経験できない、あの夏休みの様に。 | ||||
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非常に良いと書かれているものを購入するようにしているのですが、実際はそうではないものが多く、今回も擦れなどが気になりました。 | ||||
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中学生の時に一度読んでとても感動した覚えがあります。ふとまた読みたくなって購入しました。 とても繊細な文章なのに心に響いてきます。結末を知りたくないけど、ページを捲る手が止まりません。最後は良い意味でなんとも言えなかったです。悲しいけど、幸せそうな二人を見ていいのかな、なんて思いました。 | ||||
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離れることがとてもつらく、難しい。 でもお互いをおもうからこそ手放さなきゃいけない。 この物語にでてくる登場人物は皆繊細で心が丸裸のような状態に思えます。 だからこそこんなに清らかで、優しくて切ない世界観になるのかな。 とても静かな読後感でした。 (でも人によってはめちゃめちゃ引きずるかも。) ツインソウルとの出逢いを追体験してしまえば、そりゃツラくなるってもんです。 精神的にキツくなってしまったので星は4つにしました(笑) すみません。 | ||||
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初めて市川さんの本を買って読みました 読めば読むほど次はどうなるんだろう? 主人公達の思いは? と考え思いながら時間を忘れるほど読みました このつまらない世界でこういう物語に出会えたことに嬉しかったです 感動して涙が止まりませんでした それに、切ない気持ちになりましたけど何処か温かな気持ちもあります 読んだ後に、あの時の二人の時間が永遠に止まって欲しいとも思いました また市川さんの作品が出たら買います 様々な本にはハッピーエンドも バッドエンドありますけど その他とは違う感情の付けられない本も良いですね | ||||
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市川さんの作品は初めて読みました。というか、普段から本を読む方ではないんですが… 読んでいる最中、また読後も、温かくて苦しいなんとも言えない気持ちになりました。 人間の、理屈を超えた心体の深い繋がりをひしひしと感じます。 本能が、運命が、相手を求める気持ちには抗えない。そこにどんな障壁があったとしても。 愛する人の幸せを願う淀みのない想いを目にして、ただ自分の現実を問うてみたくなりました。 私は周りの人々を愛せているだろうか。 見返りを求めない、純粋な心を忘れてはいないだろうか。 いつもハッピーエンドではないけれど、痛みを抱えて生きてゆく。苦しいけれどもまた読みたくなる、透明で美しい小説だと思います。 | ||||
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久々に市川さん(1962−)の作品を読んだ。「いま、会いにゆきます」「その時は彼によろしく」「恋愛寫眞 もうひとつの物語」は読んだし、映画化された作品も見せていただいた。市川ワールドとも言うべき、ある意味、独特な空間のある作品という感想を持っている。現実社会に居たと思うと次の瞬間は異次元な展開なのだ。ただ、いつも思うのだが、どちらかといえばマイノリティーに属すかもしれない病弱であったり特異体質な主人公設定は今回も同じだ。あらすじは書かないが、16−17歳という青春時代の少女と少年の心の切ない感情と感性の描写はいつもながら凄いと思う。たまに高校生に戻ってみるのも悪くないと思うのである。二度と経験できない、あの夏休みの様に。 | ||||
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切なくて最後には涙が自然と出てきました。弱いふたりが自分たちの愛を貫く。今の自分の恋を考えさせられました。 | ||||
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高二の美紗は自分を生んですぐに亡くなった母と同じように幼い頃より病弱で自分も母と同じく二十歳までは生きられないだろうと未来を夢見ることもなく他者とのかかわりを避け孤独に暮らしていた。唯一夢だった学校の屋上庭園の美化委員になり植物の管理をすることに喜びを得、日々静かに過ごしていた。そんなある日、冬馬がクラスに転校してきた。不自然なほど整った容貌、何気ない仕草や振舞いもひどく異質で人の目を引かずにおかない。女子は惹かれ男子は排除しようとした。しかし、彼はどんなに激しい暴力を振るわれても翌日にはかすり傷一つ残さず登校した。彼もまた孤立していた。そんな二人が惹かれあい・・・。冬馬は自分の持つ不思議な力で死期の近づいた美紗の身体を生まれ変わったように再生させた。しかし、この力こそが冬馬を孤独にさせ逃走の日々を送らせていた。歳を取らない彼らを利用しようとするエージェントの追手。彼は吸血鬼ならぬ吸涙鬼だった。冬馬は美紗をこの先ずっと自分と同じように追われる生活をさせたくないと別れを決める。「日の当たる場所で幸せに、健やかに。それが僕の幸せだ。」と。それから十年・・・。 | ||||
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私は、市川さんの書かれた物は全て読んでいるほどのファンで、市川さんの新作を、ずっと待ち望んでいました。でも、今回の『吸涙鬼』は今までの市川さんの作品とは少し風変わりした気がします。いつものごとく、主人公達は弱くて、世の中にうまく順応できない人間。そんな彼等は互いの弱さに惹かれあい、いつしか恋に落ちていく。これらはいつものパターンで、そこが市川さんの作品らしさともいえる、私の好きな部分でもあるのですが……今回の作品は、読み終えた後、不思議な涙が出ました。感動なのか…悲しみなのか…これが、市川さんの求めていた物なのなら、理解できますが、なんだか泣いている自分に納得がいきませんでした。でも、こうやって再び市川さんの作品を読めて、うれしく思っています。 | ||||
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5年ぶりの長編ということで早速読ませていただきました。私の個人的な感想を。題名だけで心が惹かれてしまいます。ひとりの人とあれほど愛し愛されたなら、どれほど幸福なのだろうと思わずにはいられない作品です。しかしさすが市川先生。そこに誰も体験しえぬ哀しみを纏わせてきます。そんな市川先生らしい作品です。市川先生の作品を一度でも読んだ方は、手にとってみてはいかがですか? | ||||
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